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【楽しい家庭菜園】トマトやナスなど、人気の果菜類の上手な育て方

【楽しい家庭菜園】トマトやナスなど、人気の果菜類の上手な育て方

最近、家庭菜園が注目されています。なかでも、トマトやナスといった野菜が人気です。大切に育てて収穫し、もちろん美味しく食べる…魅力いっぱいの家庭菜園に挑戦しませんか?​​​​​​​​​​

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果菜類を上手に育てよう!

Q.果菜類とは?

A.果実や種の部分を食べる野菜のこと
果菜類とは果実や種の部分を食べる野菜のことで、ナス科やウリ科、マメ科などの野菜が含まれます。彩り豊かな果実は見ていても楽しく、ベジタブル・ガーデンには欠かせません。

Q.苗選びのポイントは?

A.連作障害が起こりにくい接ぎ木苗を!
ナス科、ウリ科、マメ科は連作障害が出やすい野菜。3~5年は同じ場所での連作を避けたほうがいいと言われています。ところが、果菜類人気ベスト8の野菜は、ナス科、ウリ科、マメ科のものがほとんど。育てたいけれど、輪作するにはスペースが足りない場合に有効なのが、接ぎ木苗。割高ですが、連作障害や病気を防いでくれます。できるだけ接ぎ木苗を使ってください。

Q.育て方のポイントは?

A.実を充実させるために、わき芽かきや摘心をします
主枝や親づるの生長を促し、実を実らせるために、わき芽や子づる(つる性植物のわき芽)を摘みとる「わき芽かき」という作業が必要になります。わき芽をすべて摘みとると「1本仕立て」。主枝のほかにわき芽を2つ残すことを「3本仕立て」といいます。また、味をよくするために、支柱を超えるほどに育った主枝の先端を切り詰める「摘心」を行うことも。

Q.おすすめの資材は?

A.誘引が必要。支柱やネットが欠かせません
支柱に茎を結びつけたり、つる性の野菜を上に向かって誘導することを誘引といいます。トマトやナス、ピーマンは、実がつくと重みで自立できなくなるので、支柱を立てて誘引する必要があります。キュウリやエンドウなどのつるが伸びる野菜は、誘引のためにネットが必要です。

コンパニオンプランツを活用しよう!

コンパニオンプランツとは…

病気や害虫は野菜づくりにはつきものですが、家でつくるからには、農薬は使わないで安心な野菜を育てたいもの。そこで、コンパニオンプランツを利用しましょう。
コンパニオンプランツとは、複数の植物同士が助け合って育つ共栄植物のこと。例えば、トマトなどのナス科の野菜とマリーゴールドの組み合わせ。マリーゴールドの花に虫が集まってきて受粉を助けてくれるうえ、土の中に発生するセンチュウという害虫を防ぐ効果があります。ほかにも、香りで害虫を遠ざけるハーブ類、ナス科の野菜とネギやニラなどを組み合わせると、生長を促進しあうことが知られています。

コンパニオンプランツ

 

受粉を助けるハーブ類

カボチャ、スイカなど雄花と雌花が咲く野菜が実をつけるには、確実な受粉が必要。ハチやチョウが好むコリアンダー、ラベンダー、レモンバームなどを一緒に植えると、実がつきやすくなります。

病害虫を予防し、生育を促進

トマト、ナス、ピーマンなどナス科の野菜には、ニラが連作障害を防ぎます。ほかにキュウリやカボチャなどウリ科の野菜にはネギがツル割れ病を防ぎます。

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