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リボベジとは? 再生野菜でキッチン菜園&節約を楽しもう【おすすめ野菜10選と育て方】

リボベジとは? 再生野菜でキッチン菜園&節約を楽しもう【おすすめ野菜10選と育て方】

Daria Minaeva/Shutterstock.com

ニンジンのヘタ、ネギの根元、小松菜の茎……。いつもなら捨ててしまう“野菜くず”が、実はもう一度よみがえるって知っていましたか? 「リボベジ(再生野菜)」は、家庭のキッチンで簡単にできるエコ&節約アイデア。水と容器があれば今すぐスタートでき、成長する姿に癒やされる人も続出中です。本記事では、リボベジにおすすめの野菜10選とともに、育て方のコツ、よくある失敗を防ぐポイントまでを徹底解説します!

いま話題の「リボベジ」とは?

リボベジ

いま話題の「リボベジ」という言葉をご存じですか? リボベジは「リボーン(生まれ変わる)」と「ベジタブル(野菜)」を組み合わせた造語で、「再生野菜」という意味。日常の料理で出た野菜の切れ端を再び育てる方法で、ちょっとした家庭菜園気分を楽しめる人気のアイデア。SNSでも「#リボべジ」の投稿が目に留まります。

リボベジ
KingTa/Shutterstock.com

種子や苗をわざわざ購入することなく、普段は捨ててしまう野菜のヘタや根元などを使って栽培がスタートできるので、とても手軽! 容器と水だけ用意すれば、すぐに挑戦できます。ヘタや根元がある野菜であれば、ほとんどリボベジに挑戦できます。本来捨てるはずだった生ゴミから、収穫まで楽しめるエコな節約術で、子どもの自由研究にもおすすめですよ。また、キッチンの片隅で健気に育つ植物たちの存在は、暮らしに癒やしも与えてくれます。

リボベジ
Ja Crispy/Shutterstock.com

リボベジの魅力

リボベジ
Sandy Randy/Shutterstock.com
  1. 【手軽】始めるのに特別な道具がいらない
    ・野菜くず+水+容器(小皿やコップなど)だけでOK!
    ・ベランダや地植えの庭がなくても、キッチンの窓辺などで育てられる
  2. 【エコ】食品ロスを減らせる
    ・生ゴミを食材に変換できる
  3. 【節約】再収穫してちょっとした料理の彩りやトッピングに使える
    ・葉ネギや三つ葉など、買い足さずにちょこっと使える
    ・少量ながらいつでも野菜が手に入る
  4. 【癒やし】植物の成長を見ると気持ちが和む
    ・捨てるはずだった部分から成長する植物の逞しさに感動!
    ・水を替えたり、伸びた葉を観察したり、植物を育てる楽しさが味わえる
リボベジのニンジン
レースのように繊細で可愛らしい、ヘタから育てたニンジンの葉。Pundapanda/Shutterstock.com

リボベジの基本の育て方

リボベジ
Kalinkina Svetlana/Shutterstock.com

リボベジの基本はたったこれだけ! 誰でも気軽にスタートできます。

<用意するもの>

  • 容器(コップ・浅いお皿・プラスチックトレイなど)
  • 育てたい野菜の切れ端

<育て方>

  • 容器に浅く水を入れ、野菜の切れ端を入れる
  • 毎日水替えをする
  • 育ったら収穫して料理に
リボベジのダイコン
kariphoto/Shutterstock.com

【リボベジのポイント1】
■直射日光は避け、明るい日陰で管理を

リボベジは置き場所に注意が必要! 植物が育つためには光が必要ですが、特に夏は直射日光に当てると葉が焼けてしまったり、水の温度が上がって野菜が傷みやすくなったりします。直射日光の当たらない、明るい日陰の場所で育てるのがベストです。また湿気がこもるとカビが発生しやすいので、風通しのよい環境に置きましょう。

【リボベジのポイント2】
■水の量と水替えが成功のカギ

容器に入れる水は少なめでOK! 水の量が多すぎると腐って失敗してしまう可能性が高くなります。ニンジンやダイコンなどの根菜類のヘタなら切り口が水に浸る程度、ネギやコマツナなどの葉物類の根元なら、根が水に浸かる程度に調整しましょう。清潔さを保つため、毎日の水替えも忘れずに!

【リボベジのポイント3】
■旬の野菜がおすすめ

旬の野菜はちょうど生育が旺盛になっているため、成功しやすくおすすめです。手に入りやすいのもポイント!

【リボベジのポイント4】
■新鮮な切り口を用意しよう

レタスの芯
Tio Hakim/Shutterstock.com

水に浸かる面が乾燥などで傷んでいると、うまく水を吸い上げることができません。レタスの芯などをリボベジに利用する場合、表面を薄く切り落として新しい切り口を用意すると成功率がアップします。

【応用編】
■土に植えるとさらに元気に

リボベジ
The little paint/Shutterstock.com

器に水を入れるだけという手軽さが魅力のリボベジですが、小さな植木鉢などを使って土に植えれば、より大きく生育し、市販の野菜と変わらないほどに成長してくれるものもありますよ! 地植えであれば、ブロッコリーやキャベツなど、栽培に時間がかかる野菜も収穫できます。根付いてしまえば日々の水やりだけでOKなので、水替えの手間も軽減し、腐る心配もほとんどありません。ただし、なかなか根が出ないと水を吸えず、根付く前に腐ってしまうこともあります。初めに水に浸けて根を出させてから土に植えてもよいでしょう。

また、野菜の切れ端だけでなく、トマトやナス、パプリカ、スイカなどから種子を採って種まきすることも可能です。

リボベジのメリット・デメリット

リボベジ
Ja Crispy/Shutterstock.com

メリット

  1. 捨ててしまうヘタや切れ端から再収穫できるので、お得で節約に。
  2. 水&容器だけでOK! 肥料なしでも成長します。
  3. 土を使わない水耕栽培なので、キッチンでも清潔。
  4. 残り物を使うので、失敗を気にせず挑戦しやすい!
  5. 日々の成長が目に見え、観葉植物のように育てる喜びが味わえます。
  6. 今まで捨てていた野菜くずを有効活用でき、生ゴミの削減に。

デメリット

  1. こまめな管理が必須。水替えや容器の洗浄をしないと雑菌が繁殖しやすくなり、カビが生えることも。特に気温が高い時期は失敗しやすく注意が必要です。
  2. 野菜によって再生回数に違いがありますが、一般的には再生は1~2回程度が限度。繰り返すと生育も鈍るので、新しいものに替えましょう。大量収穫は期待しすぎないのが吉。
  3. リボベジで育てた野菜は、衛生面から火を通すのがおすすめ。炒め物やボイルなどに利用するとよいでしょう。

リボベジにおすすめの野菜TOP10

リボベジ
pundapanda/Shutterstock.com

リボベジできる野菜の特徴

リボベジに向くのは根元がついた葉物野菜。ニンジンやダイコンなどの根菜類も、リボベジでは葉を収穫するために栽培しましょう。種まきをすれば根を収穫できますが、切れ端から育てるリボベジの場合は、根を収穫するためには土に植える必要があり、栽培にも時間がかかります。リボベジにおすすめの野菜を10種ご紹介します。

豆苗

豆苗
kariphoto/Shutterstock.com

リボベジ野菜の代表格といってもいい豆苗。購入時のパッケージにも、大抵再生栽培のやり方が記載されているほどで、成長が早くすぐに葉が伸び、再生させてもたっぷり収穫できます。リボベジに使うのは、豆がついている根元部分。生育が鈍るまで、2~3回は繰り返して収穫を楽しめますよ。

<育て方>

豆苗の豆部分を容器に入れ、根が浸かる程度の水を入れます。この時、脇芽を落とさないよう茎をやや長めに残すのがポイント。脇芽が残っているとそこから伸び、再生までの時間が短くなります。豆まで水に浸かると腐りやすくなるので、水は根が浸かる程度に浅めに入れましょう。水がなくならないように注意すれば、1週間~10日ほどで収穫できます。2回ほど収穫が楽しめますよ。

小ネギ(万能ネギ)

小ネギ
kariphoto/Shutterstock.com

栽培スタートの翌日から少し葉が伸びているのが分かるほど再生力が高く、根つきで販売されていることが多い小ネギは、リボベジデビューにもイチオシ! 繰り返して収穫することもでき、キッチンに少量あると毎日の料理に便利です。リボベジに使う部分は、根元部分。輪ゴムなどでまとめられていたら外さずにそのまま使うと、倒れたりばらけたりしにくく扱いやすいです。

<育て方>

栽培はコップに水でOK。成長して背が高くなると倒れやすくなるので、深さのある容器がおすすめです。5cm程度を残して根元を切り、根を下にして水を入れたコップに入れましょう。水は根の部分が浸かる程度にし、毎日水替えを。1週間ほどで収穫できるサイズまで成長します。

三つ葉

三つ葉
KOHUKU/Shutterstock.com

スポンジ付きで販売されていることも多い三つ葉は、上品な香りをプラスしてくれるので、キッチンに少量あると嬉しい存在。リボベジに使うのは根元部分で、スポンジごとリボベジに利用できます。育てた葉はおつゆや卵とじなどに。

<育て方>

根から4〜5cmを残してカットします。脇芽を残しておくと再生が早くなりますよ。成長すると倒れやすくなるので、やや深さのある容器がおすすめです。水の量は根、またはスポンジが半分ほど浸かる程度が目安。根の全体が水に浸かると傷みやすくなります。数日で葉が開き始め、1週間~10日ほどで収穫できます。土に植えてもよく育ちます。

ニンジン

ニンジン
kariphoto/Shutterstock.com

ニンジンもリボベジで栽培できます。リボベジに使うのはニンジンのヘタで、再生するのは葉の部分。根を収穫することはできませんが、ニンジンの葉は栄養価が高く、みそ汁の実や炒め物などに利用できますよ。葉が大きくなりすぎると硬くなるので、ある程度育ったら収穫しましょう。

<育て方>

ニンジンのヘタを水に浸けて栽培します。ニンジンのヘタは2cm程度と厚めに切ることがポイント。切り口を下にし、切り口から水を吸わせて栽培します。その際、もう1つのポイントが水を少なめにすること。水が多すぎると腐りやすいので、切り口だけが水に触れるようほんの少しでOK。毎日水替えをし、その際にぬめりが生じていたら洗い流すと腐りにくくなります。2週間ほどで収穫できるサイズに成長します。

大根

大根
kariphoto/Shutterstock.com

大根もニンジン同様に、根ではなく葉の栽培に挑戦できます。リボベジに使うのはヘタで、再生するのは葉の部分。周囲の茎は取れてしまいますが、中心部分の葉が伸びていきます。

<育て方>

大根のヘタを水に浸けて栽培します。根の部分は2~3cm、葉が付いている場合は葉の部分も2~3cm残して利用しましょう。切り口を下にして水を入れた容器に入れましょう。切り口から水を吸わせて栽培します。水が多すぎると腐りやすいので、切り口だけが水に触れるよう水は少なめに。つまようじを刺して容器の縁に掛け、大根を浮かせるように栽培してもよいでしょう。毎日水替えをし、その際にぬめりが生じていたら洗い流すと腐りにくくなります。10日~2週間ほどで収穫できるサイズに成長します。

チンゲン菜

チンゲン菜
dwimulyani/Shutterstock.com

チンゲン菜もリボベジにおすすめの野菜の1つ。ミニサイズのチンゲン菜を収穫できます。リボベジに使うのは根元部分。中心にある小さな新芽を残すと再生しやすくなるため、1~2枚残しておくのがおすすめです。

<育て方>

3cmほど残して根元をカットします。根元を下にして容器に入れ、少しだけ浸かる程度に水を入れます。1~2週間ほどで新しい葉が伸び始め、1カ月ほどで収穫できるサイズになります。周囲の茎から溶けるように傷みやすいので、傷んできたら栽培を終了しましょう。土に植えてもよく育ちます。

小松菜

小松菜
yoshi0511/Shutterstock.com

いろいろな料理に使えて何かと便利な小松菜も、リボベジで楽しめます。リボベジに使うのは根元部分。中心から新しい葉が伸びるので、周囲の茎はぽろっと取れてしまっても大丈夫です。

<育て方>

3~5cm残して根元をカットします。根元を下にして容器に入れ、根の部分が少しだけ浸かる程度に水を入れます。背が高くなるので、ある程度深さのあるよう気がおすすめ。数日で新しい葉が伸び始め、3週間ほどで収穫できます。土に植えてもよく育ちます。

レタス(リーフレタス)

レタス
Mehriban A/Shutterstock.com

いろいろな種類があるレタスですが、基本的に根元があればどんなレタスでもOK。結球レタスは芯の部分、リーフレタスは根元を利用します。サニーレタスやリーフレタスが育てやすくおすすめです。土に植えるとさらによく生育します。

<育て方>

結球レタスは芯の部分、リーフレタスは根元を10cm程度残して使います。水に触れる部分を薄く切り落とし、新鮮な切り口を用意してあげると水の吸い上げがよくなります。水の量は、切り口が5mmほど浸かる程度が目安です。5日ほどで新しい葉が現れ、10日〜2週間ほどで収穫できます。

セロリ

セロリ
Heike Rau/Shutterstock.com

根元付きで販売されていることが多い香味野菜のセロリも、リボベジにおすすめ。中心部分から新しい葉が伸びてきます。独特の香りが少量でも料理のアクセントになりますね。リボベジには根元部分を使います。

<育て方>

セロリの根元を5cmほど残し、容器に水を入れて栽培します。根元部分だけが浸かるよう少なめに水を入れましょう。成長して背が高くなると倒れやすくなるので、深さのある容器がおすすめです。5日ほどで新しい葉が伸び始め、20日ほどで収穫できます。

キャベツ

キャベツ
Lisic/Shutterstock.com

水耕栽培で育てる場合、通常のキャベツのように結球するまで成長させることは難しいですが、伸びた葉をスープの具材などに利用できます。リボベジに使うのは芯の部分。ほかの野菜に比べて栽培に時間がかかるので、やや上級者向け。

<育て方>

キャベツの芯を切り出して利用します。芯の上部から葉が伸びて再生するため、上部を切り落としてしまわないように注意しましょう。中心の葉を少し残しておくと、再生までの時間を短縮できます。水に触れる部分を薄く切り落とし、新鮮な切り口を用意してあげると水の吸い上げがよくなります。切り口だけが浸かる程度に少なめに水を入れ、ぬめりが生じていたら洗い流しながら栽培します。早ければ3〜5日で新しい葉が出始め、1カ月ほどで収穫できます。

【リボベジ早分かりリスト】

野菜名リボベジに使う部分再生する部位・特徴収穫までの目安栽培のポイント
豆苗豆がついている部分新しい葉が伸びる1週間~10日明るい場所で育ちやすい。
小ネギ(万能ネギ)白い根元(5~10cm)上に葉が伸びる約1週間コップに水でOK。輪ゴムがついていたらそのままのほうが便利。
三つ葉根付き部分葉が出る1週間~10日新芽を残すのがポイント。土に植え替えても。
ニンジンヘタ部分(2cm程度)葉が伸びる(食用・飾りに)2週間ほどぬめりをぬぐうと腐りにくい。土に植えるとさらに育つ。
大根上のヘタ部分(2~3cm程度)葉が伸びる(炒め物などに)2週間ほど葉がついている場合は葉も2~3cm残す。
チンゲン菜根元(2~3cm)葉が伸びる1カ月ほど再生は早いが長期はNG。土に植え替えても。
小松菜根元(5cm程度)葉が伸びる3週間~1カ月ほど水の量は根元が少し浸かる程度。土に植え替えても。
レタス(リーフレタス)芯または根元(10cm程度)中心から新しい葉が出る10日~2週間ほどサニーレタスが育てやすくおすすめ。
セロリ根元(5cm程度)葉が伸びる20日ほど日当たりがあると◎。
キャベツ芯+中心の葉の根元葉が出る1カ月ほど芯の上部を落とさないように注意。葉は再び丸くはならない。

失敗しないために! よくあるQ&A

リボベジ
Mehriban A/Shutterstock.com

臭くなった/ぬめった/カビが出た…などのトラブル対策

リボベジ野菜が傷むよくある理由は、水替えをしていないこと。毎日水替えをし、水温が高くなりやすい夏場はできれば1日2回水を替えると安心です。また、リボベジ野菜にぬめりがついていたら、水替えの際に拭きとるか洗い流しておきましょう。傷んだ部分があればこまめに取り除きます。特に葉物野菜は外側部分から傷んでいくので、日々のメンテナンスは欠かせません。

葉が伸びてこない

リボベジに挑戦する際、ギリギリまで調理に使った残りだと、新しく葉が伸びてこないことがあります。ヘタを使う場合は厚めに、根元を使う場合は長めに残して切るのがコツ。

何度も収穫できる?

リボベジは、野菜の切れ端に残った栄養と水だけで育てるので、基本的に長く収穫することはできません。生育も鈍り、何度も再生させると傷みやすくなります。野菜にもよりますが、1~2度の再生で終わりにするとよいでしょう。

肥料を使ったほうがいい?

リボベジでは基本的に水だけでOK。液体肥料をごく薄く入れると生育はよくなりやすいですが、その反面傷んだりカビが発生したりといったトラブルが起きやすくなり、結果として失敗のリスクが上がってしまいます。管理が難しいので、手軽にトライしたいリボベジでは水だけで育てるのがおすすめです。栽培に慣れてきたら肥料を試してみるのもいいでしょう。

栽培に向く季節は?

リボベジはいつでも栽培スタートできますが、成功率が高いのは、気温がそれほど高くない春。気温が高い夏は野菜が腐りやすく、反対に気温が低い冬は成長が遅く、収穫できるサイズになるまで時間がかかるため、その間に傷んでしまうこともあります。

夏は、キッチンなど育てている場所が常にクーラーが効いていて明るい部屋なら成功します。しかし、夜間はクーラーを切っている時間が長いなどの場合は、水が腐ったり葉が傷んだりしやすいので注意。人が過ごしやすい温度に維持されている室内なら栽培が可能です。

まとめ

リボベジ
pundapanda/Shutterstock.com

根元やヘタなど、再生できる部分があれば、ほとんどの野菜で可能な再生野菜「リボベジ」。捨ててしまうはずの野菜の切れ端から新しく葉が伸びる様子はお世話をしていても楽しく、エコ&節約にもつながります。地植えにしてもっと大きく育てたり、根元からだけでなく種まきに挑戦してみたり、いろいろな形で楽しめますよ。「育てて楽しい」「食べてうれしい」リボベジ栽培にチャレンジして、暮らしをもっと楽しく豊かにしてみましょう!

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