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「芝生に雑草が生えない!」を叶える神アイテムとは? プロも実践する簡単メンテ術でラクラク雑草対策

「芝生に雑草が生えない!」を叶える神アイテムとは? プロも実践する簡単メンテ術でラクラク雑草対策

ふかふかとした緑の絨毯が広がる芝生の庭。見た目に美しいのはもちろん、リラックスできるアウトドアリビングとして活躍したり、地温の上昇を防ぐ効果など、メリットがたくさんあります。その反面、雑草対策や生き生きとした状態の維持など、管理にやや手がかかるのがデメリット。雑草対策に追われることなく、手軽に美しい緑が広がる芝生を楽しめたら嬉しいですよね。そんな願いを叶えるのが、簡単に雑草対策ができる「芝生用除草剤」。今回は、プロのガーデナーも実践する芝生の雑草対策としておすすめの除草アイテムをご紹介します。芝生をキレイに保ちたい方、必見です!

芝生の庭はメリットがたくさん

芝生の庭
地面が明るい芝生の緑の効果で周囲に咲くバラや草花の色が一層映える神奈川・元木邸の庭。

芝生の庭は、何と言っても青々と広がる美しい緑が魅力。踏圧に強く、芝生の上を踏んでも大丈夫なので、庭に腰を下ろしてリラックスしたり、ランチを楽しんだり、アウトドアリビングとしても活躍します。また、芝生の緑があることで植栽の花々も一層引き立ちます。広いスペースはもちろん、植栽スペースと通路の隙間などの狭いスペースにも芝生を使ってガーデンデザインをより際立たせることができます。

芝生の庭
芝生の緑に美しいバラがいっそう引き立つ。

神奈川県の自宅の庭で、数々のバラを楽しむローズライフコーディネイター・元木はるみさんも、そんな芝生の魅力を実感しているガーデナーの一人。「青々とした芝生のグリーンは、庭を明るくし、周囲のバラや草花を引き立ててくれるので、庭がもっと素敵になります。土がむき出しのままだと、水やりや雨が降った後などには、靴に泥が付着してドロドロになってしまいますが、芝生があると靴の汚れを軽減できるのも嬉しいですね」。

芝生の庭
WDnet Creation/Shutterstock.com

そしてもう一つ、温暖化が進む近年に嬉しいのが、芝生には地温を下げる効果があること。砂利敷きやアスファルト、コンクリートなど、植栽がない部分は真夏の直射日光にさらされることで50℃以上まで温度が上昇することもあります。一方、植物は葉から水分を放出する蒸散を行い、周囲の温度を下げる効果があります。芝生の庭があることで家の周囲の気温が低下し、冷房効率もアップ。ちなみに、管理が必要なく手軽な人工芝には水分を蒸発させて地温を下げる効果はないため、アスファルトなど同様に温度が上昇することもあります。

芝生の庭のお悩み&お手入れポイント

芝生の庭の手入れ
damiangretka/Shutterstock.com

そんな魅力的な芝生の庭ですが、デメリットもあります。それがお手入れ。実際に芝生のある庭を丹精する元木さんも、「芝生の間に雑草が生えて、雑草取りが大変なところは芝生管理のデメリット。基本は手で雑草をこまめに取っているのですが、雑草を抜くときに芝生の根を切ってしまうことがあります。かといってそのままにしてしまうと、雑草が成長して芝生に日光が当たらなくなり、芝生が生育不良を起こしたり、枯れてしまうこともあります」と話します。

雑草
芝生に生える主な雑草には、メヒシバやスズメノカタビラなどの一年生イネ科雑草、ヒメジョオンやオオイヌノフグリなどの一年生広葉雑草、タンポポやカタバミ、スギナなどの多年生広葉雑草があります。

芝生の手入れとしてよくイメージされる作業に芝刈りがありますが、このようにじつはお悩みの多くは雑草対策がメインです。絨毯のようにきめ細かく地面を覆う芝生には、ある程度の雑草抑制効果がありますが、少し油断するとその隙間から顔を出すのが雑草。雑草はそのままにしておくとあっという間に茂って美観に影響し、放置すれば荒れた印象の庭になってしまいます。

雑草
Jasmine Sahin/Shutterstock.com

芝生に生える雑草は手で抜くのが基本。ですが、細かい雑草を1本ずつ取り除くのは、想像以上に大変な作業です。かといって一般的な除草剤をまいてしまえば、せっかく元気に育っている芝生へのダメージが心配です。
そんな芝生の雑草対策にお悩みの時に重宝するのが、芝生用除草剤です。

芝生用除草剤とは?

芝生用除草剤とは、芝生は枯らさず、その中に生える雑草だけをピンポイントで枯らす除草剤。除草成分が特定の雑草だけに作用するので、芝生の庭にそのまま使ってOK! という、芝生の管理にとても手軽で便利な資材です。主に扱いやすく長く効く粒剤タイプ、希釈不要で手軽に使えるシャワー剤タイプ、希釈して広い範囲に使え、即効性も高い液剤タイプがあり、ニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。

【注意】

芝生用除草剤を使う際は、事前に自庭の芝生の種類をよく確認しておきましょう。芝生には日本芝と西洋芝があり、国内向けの芝生用除草剤の多くは、日本芝用になっています。西洋芝の場合は西洋芝に対応しているものを使うか、除草剤の散布を避けましょう。自宅の庭の芝生の種類に対応しているか、購入前に適用表のチェックをお忘れなく。

●主な日本芝/野芝・高麗芝・姫高麗芝・TM9
●主な西洋芝/バミューダグラス(ティフトン芝)・センチピードグラス・シーショアパスパラム(シースプレー)・ケンタッキーブルーグラス・ペレニアルライグラス・トールフェスク・クリーピングベントグラス

芝生にダメージを与えない! 芝生用除草剤に新ブランド「マイターフシリーズ」登場

マイターフシリーズ

今年、芝生にやさしく、芝生の中に生えた雑草を根っこから対策できる芝生用除草剤の新ブランドが登場しました。それが、従来品よりも少ない量でもしっかり効くように改良された、KINCHO園芸の「マイターフ」。「ピンポイントで素早く枯らしたい」「なるべく長く効いてほしい」など、庭の状況や要望に合わせてチョイスできる3種類の芝生用除草剤がラインナップされた新シリーズです。みずみずしい芝生をデザインした爽やかなパッケージで好評発売中です!

芝生の庭
芝生用除草剤を使用する場合、子どもやペットが誤って触れないよう、散布中および散布後(最小限その当日)は該当区域に立ち入らないように注意しましょう。
マイターフシリーズ
必要に応じ手袋と散布容器が付属しているので、準備の手間なく開封後そのまま使えて便利!

およそ半年効果が続く! 手軽に長期間対策できる「マイターフ シバニードロング粒剤」

「マイターフ シバニードロング粒剤」
振り出すだけで簡単に使える散粒ボトル(700g)と、大容量の1.4㎏容器(散布容器・手袋付き)の2サイズ。

なるべく散布の手間を減らしたい! という方におすすめなのが、「マイターフ シバニードロング粒剤」。容器からそのまま振り出すだけのお手軽粒状タイプで、3種類の有効成分を組み合わせた処方により、約6カ月間と長く効果が続きます。芝生に生えるしつこい雑草にお悩みの方も、これがあれば管理もラクラク、きれいな芝生づくりに役立ちます。

【ここがすごい! マイターフ シバニードロング粒剤】

★芝生の中に生えた雑草の根まで枯らす。
★まだ生えてない土中の雑草のタネの発芽予防効果もある。
★一度の散布で約6カ月間効果が持続するため散布の回数が削減できる。
★一年生のイネ科雑草から広葉雑草、多年生の広葉雑草まで、芝生に生えるいろいろな雑草に幅広く効く。

「マイターフ シバニードロング粒剤」
振り出すだけで散布できる手軽な散粒ボトル。

※散布の際は手袋・長袖・マスクを着用し、散布後はよく手を洗いましょう。
※植え付け後や更新作業後は薬害が発生しやすいので使用を控えましょう。
※同一箇所には年間2回以内使用可能。

雑草対策をしながら芝生を元気に! 肥料プラスで一石二鳥の簡単ケア「マイターフ シバニードグリーン粒剤」

「マイターフ シバニードグリーン粒剤」
逆さにして振るだけで簡単に使える散粒ボトル(700g)と、大容量の1.4㎏容器(散布容器・手袋付き)の2サイズ。

「どうせなら雑草対策と一緒に肥料の散布も済ませたい」という忙しいガーデナーの要望に応えるのが、肥料入りの「マイターフ シバニードグリーン粒剤」。2種の雑草対策成分に加え、芝生を生き生きと保つために最適な肥料成分も配合されているので、芝生が生育を始める時期に合わせてこれを散布すれば基本のお手入れは完了! 持続期間も最長約5カ月としっかり長く、長期間雑草を予防してくれます。

【ここがすごい! マイターフ シバニードグリーン粒剤】

★雑草対策と芝生への施肥が1回で済む。
★一度の散布で約5カ月間効果が持続するため、散布の回数が削減できる。

「マイターフ シバニードグリーン粒剤」
「マイターフ シバニードグリーン粒剤」
大容量容器も、すくって計量&散布ができる散布容器と手袋つきなので、使い方カンタン!

※散布の際は手袋・長袖・マスクを着用し、散布後はよく手を洗いましょう。
※植え付け後や更新作業後は薬害が発生しやすいので使用を控えましょう。
※同一箇所には年間3回以内使用可能。

生えてしまった雑草を即効対策! 小さな場所でも使いやすい「マイターフ シバニードシャワーDX」

「マイターフ シバニードシャワーDX」
ピンポイントで狙った雑草を枯らすことができるジェットトリガー採用のスプレー容器(900ml)と、大容量の2ℓ容器の2サイズ。

すぐに雑草を枯らしたいときなど、即効性を求める場合は、希釈せずにそのまま使える手軽なシャワー剤タイプの「マイターフ シバニードシャワーDX」を。芝生の中ですでに成長している雑草を見つけたときや、ちょっとしたスペースに散布するときにおすすめです。広葉雑草には最短3日で効き始めるなど、伸びた雑草にも素早く効き、さらに最長3カ月間再生を抑制する効果も。散布後に雨が降ると薬剤が流れてしまうので、お天気が続くときに使うと効果的です。

【ここがすごい! マイターフ シバニードシャワーDX】

★伸びた雑草にもしっかり効く。
★効果は最長3カ月。
★ピンポイントで雑草を狙える。

「マイターフ シバニードシャワーDX」
小さなスペースや狙った雑草を枯らすのにぴったりのスプレー容器。
「マイターフ シバニードシャワーDX」
キャップを回してそのまま散布できるシャワータイプの大容量容器も便利。

※植え付け後や更新作業後は薬害が発生しやすいので使用を控えましょう。
※同一箇所には年間3回以内使用可能。
※育てている植物にかからないよう注意しましょう。

雑草対策はまさに今がねらい目!

芝生の庭
Fedotova Olga/Shutterstock.com

草むしりのため庭に出るのもためらわれる近年の猛暑ですが、夏は雑草の生育も盛んになり、放っておくとすぐに雑草だらけになってしまう季節。そこで、雑草が伸びはじめる春~初夏の今のうちに、効き目が長く続く芝生用除草剤を散布しておくのがおすすめです! 秋ごろまで効き目が続くものを選べば、夏の間は効果が持続して雑草を抑制してくれるので、雑草が日々旺盛に成長する夏場にも、雑草退治に追われることなく快適に緑の芝生を楽しむことができます。また、芝生用除草剤は、雑草が大きくなりすぎると効果が出にくくなり、夏場の高温期には薬害の発生リスクも高まるので、雑草対策は春~初夏がねらい目です。

これで安心! 芝生対策Q&A

Q. どこで買える?

「マイターフシリーズ」は、お近くのホームセンターや園芸店で購入できます。また、オンラインストアからも購入することができます。

Q.いつまけばいい?

除草剤の種類によって、使いどきの適期が異なります。

① 雑草が生える前~伸びはじめの時期/粒剤タイプの「マイターフ シバニードロング粒剤」「マイターフ シバニードグリーン粒剤」がおすすめ。これらは効果が表れるまで多少時間がかかるので、雑草の繁茂する少し前(夏前と秋頃)、雑草が生える前~伸びはじめの時期に散布するのが効果的です。特に「マイターフ シバニードグリーン粒剤」は肥料を含むので、芝生が成長を始める時期に合わせてまくのがおすすめです。

② 雑草が出揃った時期/茎葉に直接かけることで効果が表れるシャワータイプの「マイターフ シバニードシャワーDX」がおすすめ。既に雑草が発芽し、出揃っている成長期に使用しましょう。発芽前に土にまいても雑草を抑制する効果はありません。
除草剤は、植え付け直後や6~8月の高温期に散布すると薬害が出やすくなることがあるので、使用を避けたほうがよいでしょう。

Q.芝生以外に使える?

基本的には芝生用ですが、「マイターフ シバニードロング粒剤」はつつじ類にも使用できます。その際、つつじ類の枝葉に薬剤が付着した場合は払い落としましょう。

Q.どのくらいの量でどれだけ使える?

「マイターフ シバニードロング粒剤」
1㎡あたり10~20gの散布が目安。散粒ボトルの場合、下向き斜め45°の角度で1回振ると約1.5gが出るので、6~14回程度振りましょう。散粒ボトル1本(700g)で35~70㎡、10坪の芝生1~2回分。

「マイターフ シバニードグリーン粒剤」
1㎡あたり20~40gの散布が目安。散粒ボトルの場合、中身を振り出すように下向きに70回振ると20~40g出ます。散粒ボトル1本(700g)で17.5~35㎡、10坪の芝生1/2~1回分です。

「マイターフ シバニードシャワーDX」
雑草の表面が濡れる程度に、1㎡あたり3~12秒の散布が目安。スプレー容器の場合は2~5プッシュ程度行いましょう。2ℓ入ボトルで10~40㎡、約3~12坪分です。

Q.どんな芝生にも使える?

「マイターフシリーズ」は日本芝専用です。西洋芝には使用できません。

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