樹木が綺麗にライトアップされていると、つい見とれてしまいませんか?夜の暗闇にライトアップされて浮かびあがる樹木って本当に綺麗ですよね。でも樹木って大きいし、ライトアップするのってなんだか難しそう……、ライトアップしたら綺麗だけど、どこからどのように光を当てたらいいの? と思う方も多いはず。
だけど、大きくて存在感のある樹木だからこそ、ライトアップしてあげると一気に外観や庭の雰囲気は変わるんです。

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1本だけでもライトアップされた樹木は引き立っていて、目が行きますよね。

たくさんの樹木をライトアップすると、こんなに明るく華やかな印象になりますよ。少しのコツが分かれば、夜の庭は美しく彩られます。今回は、樹木のライトアップ方法についてお話していきます。

光の当て方の種類

樹木をライトアップするのには、案外たくさんの手法があります。

アップライティング

■樹木の基本的なライトアップの手法で、とっても綺麗♪

下から照らすアップライティングは、樹木の一般的な照らし方です。樹木の種類や高さにあったものを使うことで枝葉の美しさを浮かびあがらせ、昼とはガラッと印象が変わります。樹木のライトアップについて初心者の方は、まず下から照らすアップライティングからトライしてみてはいかがでしょうか?

同じ樹木でもライトアップすることで昼とは雰囲気が変わって、幻想的に♪

シャドーライティング

■樹木を利用して影をつくり出す手法

まず、影をつくりたいと思う壁面に向かって光を向けるイメージで樹木をライトアップします。アップライティングと同じように下から樹木を照らしあげましょう。樹木の影が壁面に浮かびあがります。ライトアップされた樹木と、壁面の樹木の影がとても綺麗で神秘的ですよね。

シルエットライティング

■光を隠すように置いて対象物のシルエットを強調することで落ち着いた印象に

シルエットライティングは、アップライティングやシャドーライティングのように直接照らすのではなく、見せたい対象物のシルエットが浮かぶように後ろの壁からライトアップします。対象物を直接照らすよりも落ち着いた印象になりますよ。

クロスライティング

■樹木をどこから見ても同じ明るさに

樹木を一つのライトで照らすのも綺麗ですが、光が当たるところと当たらないところでは、どうしても樹木自体に明暗が出てしまいます。どの方向から見ても同じ明るさで照らしたいという時は、クロスライティングがオススメ♪クロスライティングは、一つの樹木に何個かのライトを当てる手法です。そうすることで一つのライトの時よりも明るく華やかに、どこから見ても均一にライトアップされます。同じライトを使用することで、色合いが揃って違和感のないクロスライティングになりますよ。

ムーンライティング

月明かりのような穏やかなライティング

月明かりのような影が地面にできて、自然に近い状況をつくるので落ち着いた空間に。月明かりのような穏やかな光は、リラックスしたい時にも効果的♪樹木の内側から自然に影をつくってあげるようにライトを設置するとよいですよ。このような空間があると、庭に出たくなりますね♪

樹木の種類に合わせた照らし方

樹木を綺麗にライトアップする手法を紹介してきましたが、ここでは樹木の種類や大きさによって照らし方を変えることで、樹木をより綺麗に見せるテクニックを紹介していきます。

一般的な落葉広葉樹

落葉広葉樹は枝葉の密度が薄いため、光が樹冠の中をよく通ります。ライトの位置をできるだけ幹に寄せ、若干外向きに照らすことで樹冠の上部まで光が通ります。一方、株立ちのものは幹にさえぎられることが少ないので、器具設置側の反対側の枝葉を照らすことで、樹冠全体に光が行き渡ります。

株立ちの広葉樹

株立ちの広葉樹は幹にさえぎられることが少ないので、設置したライトの反対側にある枝葉を照らすことで、樹冠全体に光が行き渡ります。

常緑広葉樹

外側から照らすことで、綺麗に樹冠全体をライトアップできます。この場合、ライトから樹木まで、ある程度の距離が必要になります。

針葉樹

針葉樹も常緑のものは常緑広葉樹同様、枝下から照らしても光が抜けません。樹形が円錐形に整ったものであれば、アウトラインをなめるように照らすことで効率よく綺麗に照らせます。

 

樹木一つをとっても、ライトアップの方法はたくさんあります。照明の当て方、角度、色みが変わると雰囲気が変わります。樹木のライトアップを工夫して、夜のお庭を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

Credit

写真&文/LEDIUS Lighting Lab.

『LEDIUS Lighting Lab.』は、庭に快適な光を計画・提案する〝ライティングデザインチーム〟庭に新たな光を考え、創造する〝商品企画チーム〟庭に最適な照明器具を形にする〝開発チーム〟庭の光の価値を伝える〝セールスプランチーム〟からなる屋外照明のプロフェッショナル集団。

エクステリア、ガーデン、商業施設などあらゆる空間に合った照明器具デザイン、空間デザインを通して光の価値、重要性を考え、新しさ、ワクワクする光の提案を行っていきます。

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