スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中! 2026年10月5日発売の書籍第3弾『小さな空間を生かす立体ガーデニング 玄関から始める花のある暮らし』(発行/KADOKAWA)発売中!
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スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中! 2026年10月5日発売の書籍第3弾『小さな空間を生かす立体ガーデニング 玄関から始める花のある暮らし』(発行/KADOKAWA)発売中!
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おすすめ植物(その他)

【1月の庭花】新年の幕開けを飾る花! 1月に咲く人気の花20選
フクジュソウキンポウゲ科多年草/主な花色:黄/開花期:2~4月 pote-poteco/Shutterstock.com 昔から北海道〜本州に自生してきた山野草で、寒さに強く丈夫な性質です。漢字で「福寿草(ふくじゅそう)」と書くおめでたい名前から、お正月に飾る縁起植物として愛されてきました。本来の開花期は2~4月の早春ですが、年末年始にかけては鉢花がよく出回ります。鉢花を購入した場合、根が切られていることが多いので、大きな鉢などに植え替えて根を回復させましょう。草丈20〜30cmの落葉性の多年草なので、一度植え付ければ毎年花を咲かせてくれます。落葉樹の足元や午前中のみ日が差す場所など、明るい半日陰を選び、水はけ、水もちのよい土壌に植え付けましょう。フクジュソウの花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」などです。 スイセンヒガンバナ科多年草/主な花色:白・黄・オレンジ・複色/開花期:11月中旬〜4月 写真/前田満見 春まだ浅い時期にラッパのような形の花を咲かせ、早春から春の庭を明るく彩ってくれるスイセン。一度植え付ければ毎年開花してくれる息の長い球根植物で、濃厚な甘い香りも楽しめます。品種によって開花期が異なり、早咲きのものは11月中旬から、ラッパズイセンなどは3~4月に開花します。球根の植え付けの適期は10〜11月です。球根は、持ち重りのするもの、表面に凹凸や汚れのない締まったものを選ぶようにしましょう。植え付け後、一定期間低温を経験すると開花が促されます。花後は葉が枯れるまでそのままにしておき、球根を太らせます。スイセンの花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」などです。 ツバキツバキ科高木/主な花色:白・ピンク・赤・複色/開花期:12~4月 High Mountain/Shutterstock.com 日本人にとって古くから馴染みのあるツバキは、万葉集にも登場する日本原産の花木です。高さが15mにも達する常緑高木で、光沢のあるしっかりとした葉を持ち、生け垣としてもよく利用されています。江戸時代には選抜や育種が進んで数多くの品種が生まれ、また近年では、花形や花色、香りなどに特徴のあるさまざまな原種が栽培されています。よく似た花にサザンカもありますが、ツバキはサザンカから少し遅れて冬になってから咲き始め、基本的に葉に産毛がなく、花は丸ごとぽたりと落ちるように散るなどの違いがあります。木の寿命が長く丈夫で、土壌や日当たりを選ばず育ちますが、花つきをよくするには、寒風の当たらない半日陰の環境がベスト。西日を避けられる建物の東側か南側で、乾燥しすぎない場所を選びましょう。害虫として、毛に毒があるチャドクガが発生しやすいので、栽培の際は注意しましょう。ツバキの花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」などです。 センリョウセンリョウ科低木/主な花色:白/開花期:6月 High Mountain/Shutterstock.com 寒い季節に鮮やかな実をつけるセンリョウは、古くから縁起物として、お正月飾りなどに用いられてきました。お金にちなんだ名前を持つ植物は、千両(センリョウ)以外に、万両(マンリョウ)、百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドオシ)などがありますが、なかでもセンリョウは上向きにまとまってつく実がよく目立ち、冬に華やかなので、庭にもよく植えられます。小ぶりで育てやすく、明るい日陰を好むセンリョウは、シェードガーデンにもおすすめ。東アジア原産で環境に馴染みやすい植物ですが、西日が差し込んで暑い場所や、寒風が吹きつける場所は避けましょう。センリョウの花言葉は「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」などです。 パンジー&ビオラスミレ科一年草/主な花色:赤・ピンク・オレンジ・黄・白・紫・複色 /開花期:10月下旬~5月中旬 写真/3and garden 冬の花壇や寄せ植えの定番、パンジー&ビオラは非常に種類が豊富で、また可愛らしい新品種が登場するので、毎年育てていても飽きることなく楽しめます。一年草ですが、丈夫で育てやすく、晩秋から初夏までたっぷり咲いてくれるコストパフォーマンスも高い植物。長く楽しむために、こまめに花がらを摘み、必要に応じて追肥をするとよいでしょう。摘心すると、よりこんもりと花数も多くなります。パンジーの花言葉は「もの思い」「私を思って」などです。 ナンテンメギ科低木/主な花色:白/開花期:6~7月 写真/海野美規 紅葉が美しく、晩秋に艶やかな赤い実をつけ、お正月にも欠かせないナンテン。のど飴でもおなじみの植物です。名前が「難を転ずる」に通じることからも、古くから庭木として愛されてきました。ナンテンの実や葉には微量ながら有毒成分が含まれるので、口にはしないように注意しましょう。葉はごく微量であることから、殺菌効果を期待してお弁当などにのせることもあります。土質を選ばずよく育ち、地植えであればほとんど手をかけなくても育ってくれますが、強い西日の差す場所は避けましょう。半日陰を好みますが、日当たりが悪すぎると実付きが悪くなることがあります。ナンテン全般の花言葉は「私の愛は増すばかり」です。 ハボタンアブラナ科多年草/主な花色:黄/開花期:3~4月 Sann von Mai/Shutterstock.com 冬に美しいカラーリーフが楽しめるハボタン。原産地はヨーロッパで、二年草、多年草に分類されています。葉色は白、紫、淡いピンク、斑入りなど、葉姿は丸葉、縮れ葉、切れ葉など、バリエーションが豊富。近年は寄せ植えに使いやすいミニサイズも多く出回っています。春になると花茎を伸ばして、菜の花のような黄色い花を咲かせます。日当たり・風通しのよい場所を好み、冬も戸外で管理できますが、強い霜や寒風を避けたほうがきれいな状態を保てます。水やりは表土が乾いたらたっぷりと。巻いた葉の中に水がかかると蒸れやすいので、地面を狙って水やりするとよいでしょう。ハボタンの花言葉は「祝福」「物事に動じない」「利益」などです。 ロウバイロウバイ科低木/主な花色:黄/開花期:12~2月 backpacking/Shutterstock.com 12~2月に、まるでロウ細工のような光沢のある、透き通った黄色い小花を、ややうつむき加減に咲かせます。特徴は、なんといってもその香りのよさ。寒さの中で芳しい香りを放つロウバイは、冬の花として古くから人々に親しまれてきました。庭植えはもちろん、鉢植えでも育てることができます。植え付けの適期は、真冬を除いた落葉期である11~12月、または2月中旬~3月。移植を嫌うので、場所をよく吟味してから植え付けましょう。ロウバイの花言葉は「慈愛」「慈しみ」「ゆかしさ」「先見」などです。 カランコエベンケイソウ科多年草/主な花色:赤・黄・オレンジ・白・ピンク/開花期:1〜5月 Moskwa/Shutterstock.com 一重や八重のカラフルな花を咲かせ、冬の窓辺を彩る鉢花として、昔から愛されてきたカランコエ。たくさんの花をつけることから、縁起のよい植物としても重宝されてきました。本来の開花期は1~5月ですが、開花調整されたものを一年中手に入れることができます。肉厚な葉をもつ多肉植物で、体内に水分を溜め込むため乾燥に強い反面、過湿に弱いので注意が必要。水やりは控えめにし、乾燥気味に管理しましょう。冬に開花期を迎えるものの寒さには弱く、10℃を下回るようになると生育に影響が出ます。11~5月は室内の明るい窓辺などに移動しましょう。また短日植物なので、室内でも夜は照明が届かない暗い場所で管理します。カランコエの花言葉は「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」などです。 クリスマスローズキンポウゲ科多年草/主な花色:白・ピンク・黄・緑・紫・茶・黒・複色/開花期:12~3月 写真/3and garden うつむき加減に咲く清楚な風情と、バラエティーに富んだ花姿で、多くのガーデナーに愛されるクリスマスローズ。花の少ない冬から早春にかけてガーデンに色を添えてくれる、頼りになる存在です。1株ごとに花色や模様などが微妙に異なるので、自分だけの花選びも楽しめます。寒さに強く植えっぱなしで年々大株に育ち、こぼれ種でも増える丈夫な植物なので、ガーデニング初心者にもおすすめ。花のように見える部分はガクなので、長く楽しめます。夏の暑さや強い日差しは苦手で、木の株元などの日陰でもよく咲きます。クリスマスローズ全般の花言葉は「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」などです。 シクラメンサクラソウ科多年草/主な花色:白・赤・ピンク・紫・黄・複色/開花期:10~3月 写真/平田ナーセリー 花の少なくなる晩秋から年末にかけてはシクラメンがよく出回り、冬の鉢花の代表的な存在。比較的耐寒性があり、温暖な地域では地植えでも冬越し可能なガーデンシクラメンも人気が高く、冬から春の寄せ植えや花壇を彩ってくれます。最近ではブルー系やクリーム系の色の品種も登場。くるりと反り返った花だけでなく、葉色の美しさも魅力です。うまく夏越しさせれば、翌年も花が楽しめますよ。鉢花のシクラメンは寒さに弱いので、15~25℃程度の日当たりのよい場所で管理しましょう。シクラメンの花言葉は「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」などです。 オキザリスカタバミ科多年草/主な花色:白・ピンク・紫・黄・オレンジ・複色/開花期:11~3月(種により異なる) Iva Villi/Shutterstock.com やや光沢のある筒状の5弁花を太陽に向かって開き、日がかげると花を閉じるオキザリス。身近な野草カタバミの仲間で、球根を持つものや多肉質なものなど、南アフリカや中南米を中心に800種類以上が分布しています。ガーデンでも人気の花で、多くは宿根草で毎年咲いてくれます。花色も豊富で、開花期もさまざま。品種を組み合わせれば、一年中楽しむこともできますが、日本では11~3月に咲くタイプがよく出回っています。オキザリスの花言葉は「輝く心」「喜び」「母の優しさ」「決してあなたを捨てません」などです。 シンビジウムラン科多年草/主な花色:白・ピンク・オレンジ・黄・緑・茶・複色/開花期:12~4月 Nadya So/Shutterstock.com シンビジウムはランの仲間で、花が豪華で開花期が長いことから、コチョウランと同様に贈答用としても人気があります。ランとしてはとても丈夫で、寒さにも強く育てやすい種類です。葉の根元にバルブと呼ばれる膨らんだ部分があり、そのバルブに生育や開花に必要な栄養を蓄えることができ、状況が整うとバルブの横から花茎を伸ばして開花します。真冬以外は屋外で管理できますが、日当たり・風通しともによい場所に置きましょう。植え付けの際は洋ラン専用に配合された培養土などが便利です。シンビジウムの花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」などです。 プリムラ・ジュリアンサクラソウ科一年草/主な花色:紫・黄・オレンジ・赤・ピンク・白・青・複色/開花期:11~4月 Nnattalli/Shutterstock.com 初秋から春先にかけて彩りの少ない時期に、とてもカラフルで愛らしい花を咲かせます。花壇や鉢植え、寄せ植えに欠かせない花として愛されるプリムラには、ジュリアン、ポリアンサ、マラコイデス、シネンシスといった種類があり、それぞれ耐寒性や耐暑性が異なりますが、冬から春のガーデニングでは、コンパクトに育つプリムラ・ジュリアン(プリムラ・ポリアンサ)がよく利用されます。本来は多年草ですが、暑さに弱いため日本では基本的に一年草扱いとされています。蒸れに弱いので、風通しよく育てましょう。プリムラの花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」などです。 ユリオプスデージーキク科低木/主な花色:黄/開花期:11~5月 BOULENGER Xavier/Shutterstock.com マーガレットによく似た、明るい黄色の花を咲かせるユリオプスデージー。冬から初夏まで次々と開花して、輝くような花色で庭を彩ってくれます。シルバーグリーンの繊細な葉も美しく、カラーリーフプランツとしても魅力的。苗のうちは草花のように見えますが、じつは低木で、数年育てていると大きく育ってゴツゴツとした太い幹になります。霜などの降りない、日当たりのよい場所を好みます。ある程度耐寒性はありますが、地植えで越冬できるのは関東以南の地域。寒冷地では冬は鉢植えにし、凍結しない場所に移動して管理しましょう。乾燥には強い反面、多湿が苦手なので、水はけのよい土壌で育てましょう。ユリオプスデージーの花言葉は「円満な関係」「夫婦円満」「明るい愛」などです。 ヒューケラユキノシタ科多年草/主な花色:白・ピンク・赤・緑/開花期:5~6月 claire norman/Shutterstock.com 冬も楽しめる常緑性のカラーリーフの代表格、ヒューケラ。赤やオレンジ、黄、黒、シルバー、ブロンズ、斑入りなど、葉色のバリエーションが非常に豊富で、他の草花とも合わせやすい多年草です。寒冷地では冬はやや葉が少なくなりますが、強い霜の降りない地域であれば葉を茂らせたまま越冬し、冬の庭を彩ってくれます。初夏には花茎を立ち上げて穂状の花が咲きます。丈夫で育てやすい反面、直射日光で葉焼けすることがあるので、シェードガーデンにおすすめ。しかし、冬の日差しであれば日向でも十分育てられるので、玄関前の寄せ植えにも向きます。花がらや枯れ葉は早めに取り除き、株まわりをすっきりと保ちましょう。ヒューケラの花言葉は「穏やか」「あなたを支える」などです。 カレンデュラ(キンセンカ)キク科一年草/主な花色:黄・オレンジ・複色/開花期:12~5月 Elena Koromyslova/Shutterstock.com カラフルな花を咲かせ、明るい印象のカレンデュラ。黄金色でさかずき(盞)のような形の花を意味する、キンセンカという和名でも親しまれています。一年草や多年草がありますが、高温多湿が苦手で夏越しが難しいことから、日本では基本的に一年草として扱われます。皮膚や粘膜の修復作用、抗菌作用、抗酸化作用などがあるハーブとして、化粧品にも利用されています。こぼれ種で増えるほど丈夫なので、ガーデニングビギナーにもおすすめ。日当たり・風通しのよい場所を好みます。寒さには強いですが、霜が降りる地域ではマルチングをして寒さ対策をするとよいでしょう。カレンデュラの花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」などです。 ノースポールキク科一年草/主な花色:白(花心は黄)/開花期:12~5月 kazzpix/Shutterstock.com ノースポールは、マーガレットを小ぶりにしたような花姿で、白い花弁と黄色い花心のコントラストが美しい小花を咲かせます。草丈30cmほどなので花壇の前方におすすめ。開花期が長く、ガーデニング初心者向きの育てやすい花です。可憐な姿はどんな花とも合わせやすく、主役でも脇役でも活躍してくれます。こぼれ種でも増える丈夫な性質で、種まきからでも簡単に育てられます。旺盛に開花するので、こまめに花がらを摘み、株姿が乱れてきたら切り戻しをすると長く花を楽しめます。ノースポールの花言葉は「誠実」「高潔」「冬の足音」などです。 マンサクマンサク科低木/主な花色:黄・赤・オレンジ・茶/開花期:1月下旬~3月 billysfam/Shutterstock.com マンサクはまだ雪の残る早春に、2cmほどの黄色い紐状の花をいち早く咲かせる花木です。日本に自生しているものは黄色ですが、品種によっては濃赤色やオレンジ色、茶色の花もあり、また甘さのある香りも漂わせます。まだほかの樹木が冬枯れている時期に、一足早く明るい黄色の花を咲かせることから、縁起のよい植物として愛されてきました。耐寒性が強く、病害虫も少ないので、庭木としてもおすすめです。日本にも自生している植物なので、特に手入れをせずとも育てやすいですが、極端な乾燥には弱いため、植え付け直後や夏に乾燥が続く場合は、しっかりと水やりをしましょう。鉢植えであれば、夏は半日陰で管理するとよいでしょう。マンサクの花言葉は「呪文」「魔力」「霊感」「ひらめき」などです。 プリムラ・マラコイデスサクラソウ科一年草/主な花色:紫・赤紫・ピンク・白・青・黄緑・複色/開花期:1~4月 fpdress/Shutterstock.com サクラソウ属の仲間は500~600種もあるといわれ、中国原産のプリムラ・マラコイデスもその一つ。ガクや葉の裏などに白い粉をつけるため、和名では化粧桜(ケショウザクラ)とも呼ばれ、12月上旬から出回ります。整った形の小さめの花が段を作るようにたくさん開花し、愛らしい咲き姿に。小輪品種は耐寒性が強く、寒風を避ければ戸外で冬越しができます。大輪品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように注意し、室内で管理するとよいでしょう。プリムラ全般の花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」などです。 1月に見頃を迎える人気の植物を育てよう! Petra Schueller/Shutterstock.com 今回は、1月に見頃を迎える人気の草花や樹木を20種類ご紹介しました。ここでご紹介した以外にも、寒さに耐えて咲く冬の花や、まだ遠い春の気配をほのかに感じさせてくれる早咲きの早春花は、冬枯れの庭に貴重な彩りを添えてくれます。寄せ植えや花壇、インドアガーデンに取り入れて、1月のガーデニングを楽しんでくださいね。
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育て方

1月の庭仕事をチェック! ガーデニングカレンダー January
一年のガーデン計画を立てましょう 今年はどんな庭にしましょう。一年を通じて花と緑が絶えないように、いつ頃どんなものを買って、植え、咲かせるのか、年間の計画を立ててみましょう。年間プランがあれば、衝動買いが少なくなり、庭や花壇も美しく整いますよ。ポイントは「どんな庭にしたいか」だけを考えるのではなく、あなたが庭にかけられる時間と体力、お財布とも相談すること。どんなに素敵なガーデンを思い描いてみても、それを実現するためには日々のお手入れがあってこそ。 Andrey Sayfutdinov/shutterstock.com 今のあなたのライフスタイルに合わせて無理なくガーデニングができるように、好きか嫌いかだけでなくメンテナンスの面も考えて花選びをしましょう。今はちょっと手間がかかりすぎて育てられそうにない花も、憧れとして未来の自分ためにとっておくのも夢があるものです。メンテナンスにあまり労力を割かずに美観を保つコツは、「常緑」の植物を入れること。そしてときにはプロの手を借りることも選択肢の一つです。 ガーデンダイアリーをつけてみよう ガーデン計画とともに、庭や植物のことをあれこれ記入する専用のダイアリーをつけてみましょう。ベランダガーデンでも鉢植えガーデンでも、いつどんな植物を買って、植え、どんな風に成長していったか、また肥料をやったり、植え替えをしたりといった作業内容、そしてあなたが感じたことも書き付けておきましょう。どんな参考書より、あなた自身のダイアリーがあなたの庭づくりの一番の参考になります。翌年以降、そのダイアリーを見返しながら庭仕事をすると、どんどんガーデニング上手になりますよ。 ガーデンファニチャーや構造物の点検を 写真/前田満見 植物が眠りについているこの時期は、フェンスやアーチ、ガーデンファニチャーなどの構造物を点検しましょう。風雨にさらされ、錆びたり朽ちたりすることがあるので、一通り見回って、壊れそうなものは修理したり取り替えたりしましょう。また、壊れていなくても、塗装で雰囲気をガラリと変えるのはこの季節がチャンス。新しく塗り替えた色に合わせて植栽プランを立ててみるのも楽しいですよ。 写真/前田満見 冬は畑の土づくりの季節です Oleksii Synelnykov/shutterstock.com 寒さを利用して、この季節には昔から畑の土づくりが行われてきました。土を深く耕すことで土中の害虫や病原菌を駆除する「天地返し」という作業です。土をひっくり返すように深く耕し、小山を築いて一冬寒風にさらしておくと、固い土も春にはサラサラになります。なかなか骨の折れる作業ですが、毎年この作業をやっていくと畑の土は年々ふかふかになり、美味しい野菜がつくれますよ。畑の土もあなたの手で育てましょう。 クリスマスローズの買い時 クリスマスローズの開花株が店頭にたくさん並ぶ時期です。咲いている花を確認して購入することができるので、じっくり株選びを楽しんでください。開花している株の中には、温室で育てられたものもあり、買ってきてすぐに庭植えにすると霜に当たって弱ってしまう場合があります。春までは鉢植えで霜の当たらない場所で育てた方が安心です。庭植えにする場合には、3月かその年の秋まで待った方がよいでしょう。鉢植えで育てる場合には、買ってきたままの鉢は小さいことが多いので、一回り大きな鉢に植え替えましょう。 窓辺の花に注意してあげましょう Kristi Blokhin/shutterstock.com コチョウランや多肉植物など、窓辺に植物を置いている場合は、夜間の温度に気をつけて。昼間は日が差して暖かい窓辺も、夜間はグッと温度が下がります。できれば最低最高温度計を使って、植物を置いている場所の最低気温と最高気温を確認しておくとよいでしょう。コチョウランなど熱帯地域の植物は15℃以下になると成長が停滞し、5℃以下が続くと枯れてしまうことがあります。一軒家では夜間の窓辺の温度はしばしば10℃を下回ることがあるので、夜だけでも窓から離して、できるだけ暖かいところへ移動させましょう。ただし、暖房の風が直接当たる場所は避けて。 鉢植えの宿根草・球根花に水やりを 芽が出る日を楽しみに、球根や宿根草を植えた鉢への水やりを忘れずに。Tikhonova_Marina/shutterstock.com 地植えの場合は水やりの必要はありませんが、鉢植えの宿根草や球根花は、今花が咲いていなくても根は生きています。地上部に何もないと水やりを忘れがちですが、極度に乾燥させると枯れてしまうので、1週間に1度は水やりを。 バードフィーダーを置いて庭で野鳥観察 部屋の窓から見える場所にバードフィーダーを設置すれば、野鳥を驚かすことなく観察できます。庭にやってくるのは、胸にネクタイのような模様があるシジュウカラや、茶褐色の体に白いほっぺのヤマガラ、美しい抹茶色のメジロ、ベージュの体に太いクチバシのシメなど。よく観察していると、平地でも10種類くらいの野鳥を見ることができます。 【果物が好物の野鳥】一番人気の果物は、カキ。ヒヨドリ、ヒレンジャク、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリなどが好んで食べます。リンゴやミカンも人気。食べやすいように半分に切って設置しましょう。【落花生が好物の野鳥】キジバト、シジュウカラ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメなどが好みます。塩味のついていない殻付きを選び、殻の両端を切っておきましょう。
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宿根草・多年草

【高貴な花】菊をきれいに咲かせる育て方のコツは? 特徴や種類も知っておこう
菊とは? 身近な植物の菊ですが、どのような特徴や性質を持っているのでしょうか。ここでは、菊の概要についてガイドします。 基本情報 foto_molka/Shutterstock.com 菊は、キク科キク属の多年草です。原産地は中国で、暑さや寒さに強く、一年を通して戸外での栽培が可能です。日本へは奈良〜平安時代に伝わったとされています。園芸文化が花開いた江戸時代には品種改良が盛んに行われ、人気を博しました。日本から海外へ持ち出され、さらに欧米で品種改良が進み、洋菊のジャンルも確立されています。 菊の開花期は9〜11月。花色は赤、オレンジ、黄、白、紫、緑、茶、複色などさまざま。花姿もポンポン咲きや丁子咲き、スプーン咲きなど枚挙に暇がなく、選ぶ楽しみがあります。品種が多種多様で、草丈は15〜100cmと幅広いため、庭やベランダの広さにマッチするか、苗を購入する前にラベルなどで草丈の確認をしておくとよいでしょう。 菊の花と重陽の節句との関係 F_studio/Shutterstock.com 9月9日は重陽の節句で、旧暦では菊が開花する時期であることから、「菊の節句」ともいわれています。中国から伝わった五節句の一つで、ほかに1月7日の人日 (七草)の節句、3月3日の上巳(桃)の節句、5月5日の端午(菖蒲)の節句、7月7日の七夕(笹)の節句があります。菊は薬草として用いられた歴史があり、重陽の節句には健康や不老長寿を願って菊の花を浮かべた菊酒をいただいたり、菊の花びらを浮かべた湯船に入ったりといった風習があります。 菊の種類 菊は昔から親しまれてきた植物で、江戸時代から品種改良が盛んに行われてきました。そんな歴史を持つことから、その種類をここですべてはご紹介しきれませんが、主なものについて解説します。 古典菊 MasterChefNobu/Shutterstock.com 盛んに品種改良が行われていた江戸時代に生み出された品種。東京の江戸菊、京都・嵯峨野で作出された嵯峨菊、美濃地方で生まれた美濃菊、熊本で育種された肥後菊、伊勢地方で完成した伊勢菊、松坂菊などがあります。 大菊 inomasa/Shutterstock.com 一輪の花のサイズが18cm以上になる、大きな花を咲かせる菊のことです。花弁が鱗状に幾重にも重なって咲く厚物、長くて太い管状の花弁が集まってこんもりと咲き、外側の花弁は外へ流れるように広がる厚走り、花弁が管状になっている菅物(くだもの)、平たい花弁が放射状に伸びて一重咲きとなる一文字(いちもんじ)などがあります。 中菊 mimi-TOKYO/Shutterstock.com 花のサイズが9〜18cmくらいになる、中型サイズの菊のことです。古くは古典菊の江戸菊を指す呼び方でしたが、今では洋菊もこのサイズにおさまるものは含まれることもあります。 小菊 livebear chen/Shutterstock.com 花のサイズが9cm未満の、小型の菊のことです。盆栽向きとして、文人菊と呼ばれることもあります。小菊は洋菊も含まれ、種類が多彩で育てやすいのが特徴です。 洋菊 Inga Locmele/Shutterstock.com 日本で盛んに栽培されていた菊が欧米に渡り、現地で品種改良が進んだ結果生まれた菊の系統。スプレー咲きになるスプレーマム、コンパクトな丸い花姿になるクッションマム、鉢植え用として小さくまとまるポットマムなどがあります。 菊の育て方のポイント7つ ここまで、菊の基本情報や種類などについてご紹介してきました。では、ここからはガーデニングの実践編として、菊に適した栽培環境や植え付け、水やりや施肥、日頃の管理、増やし方など、育て方について詳しく解説していきましょう。古典菊や大菊の栽培には専門的な知識が必要なので、ここでは一般家庭でも庭やベランダでカジュアルに栽培できる中・小菊、洋菊の栽培方法に絞っています。 栽培に適した環境 crystaldream/Shutterstock.com 【地植え】 一日を通してよく日が当たり、風通しのよい場所を好みます。日当たりの悪い場所では花つきが悪くなり、ひょろひょろと徒長気味に伸びて軟弱な株になるので注意しましょう。水はけのよい環境を好むため、10〜30cmほど土を盛って周囲より高くしたり、レイズドベッドや傾斜地に植え付けたりするのも一案です。 暑さにも寒さにも強いので取り立てて対策を講じる必要はなく、一年を通して戸外で植えっ放しにしてかまいません。 【鉢植え】 一日を通してよく日が当たり、風通しのよい場所に置いて管理します。開花期は、日当たりがよく、雨の当たらない軒下やベランダで管理すると、花が傷みにくく長く楽しめます。暑さにも寒さにも強いので、一年を通して戸外で管理してかまいません。 土づくり funnyangel/Shutterstock.com 【地植え】 植え付けの約2週間前に、腐葉土や堆肥、緩効性肥料を混ぜ込んでよく耕し、有機質に富んだ水はけ・水もちのよい土壌をつくります。土づくりをした後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 市販の草花用培養土を利用すると手軽です。 植え付け・植え替え Nataly Studio/Shutterstock.com 植え付け・植え替えの適期は、3〜5月です。ただし、それ以外の時期にも苗は出回っているので、花苗店などで入手したら早めに植え付けるとよいでしょう。 【地植え】 土づくりをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、根鉢をくずして植え付けます。最後にたっぷりと水を与えましょう。複数の苗を植える場合は、20〜40cmの間隔を取っておきます。草丈が高くなる種類は支柱を立てておき、生育と共に支柱に誘引して倒伏を防ぎます。水やりや降雨時の泥はねによって病気が発生するのを防ぐために、表土にバークチップなどを敷いておくとよいでしょう。 地植えにしている場合は、数年は植えたままにしてもかまいません。しかし、大株に育って込み合ってきたら、掘り上げて株分けして植え直し、株の若返りをはかるとよいでしょう。 【鉢植え】 鉢で栽培する場合は、6〜7号の鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてから草花用の培養土を半分くらいまで入れましょう。苗を鉢の中に仮置きして高さを決めたら、根鉢を軽くほぐし、少しずつ土を入れて、植え付けます。水やりの際にすぐあふれ出さないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取っておいてください。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。草丈が高くなる種類は支柱を立てておき、生育と共に支柱に誘引して倒伏を防ぎます。水やりや降雨時の泥はねによって病気が発生するのを防ぐために、表土にバークチップなどを敷いておくとよいでしょう。最後に鉢底から水が流れ出すまで、十分に水を与えます。 鉢植えで楽しんでいる場合、成長とともに根詰まりして株の勢いが衰えてくるので、1年に1度は植え替えることが大切です。植え替え前に水やりを控えて土が乾いた状態で行うと、作業がしやすくなります。鉢から株を取り出して根鉢をくずし、新しい培養土を使って植え直します。もっと大きく育てたい場合は、元の鉢よりも大きな鉢を準備し、軽く根鉢をくずす程度にして植え替えてください。 水やり wavebreakmedia/Shutterstock.com 水やりの際は、株が蒸れるのを防ぐために茎葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えてください。 真夏は、気温の高い昼間に水やりをすると、すぐに水の温度が上がり、株が弱ってしまうので、朝か夕方の涼しい時間帯に行うことが大切です。 また、真冬は、気温が低くなる夕方に水を与えると凍結の原因になってしまうので、十分に気温が上がった真昼に行いましょう。 【地植え】 根付いた後は、地植えの場合は下から水が上がってくるのでほとんど不要です。ただし、雨が降らない日が続くようなら水やりをして補います。 【鉢植え】 日頃の水やりを忘れずに管理します。ただし、いつも湿った状態にしていると根腐れの原因になるので、与えすぎに注意。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えましょう。茎葉がしおれそうにだらんと下がっていたら、水を欲しがっているサイン。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイントです。特に開花期間中は水を欲しがるので、水切れしないように管理しましょう。また、冬は葉を落として休眠しますが、鉢内がカラカラに乾燥することのないように、適宜水やりを続けてください。 肥料 New Africa/Shutterstock.com 【地植え】 3〜10月までの成長期に、緩効性化成肥料を月に1度を目安に施します。 【鉢植え】 3〜10月までの成長期に、緩効性化成肥料を月に1度を目安に施します。9〜11月の開花期は、株の状態に勢いがないようであれば、液肥も与えて様子を見るとよいでしょう。 必要な作業・お手入れ Andrii Zastrozhnov/Shutterstock.com 【摘心・切り戻し】 小菊や洋菊は特に、苗が幼いうちに茎の先端を切り取る「摘心」または深めに切り取る「切り戻し」を行うと、よく分枝してこんもりと茂ります。適期は4月から7月にかけて。枝葉が増えることで、花数も増えるので、ひと手間かけておくことをおすすめします。 【花がら摘み】 終わった花は早めに摘み取りましょう。まめに花がらを摘んで株まわりを清潔に保つことで、病害虫発生の抑制につながりますよ! また、いつまでも花がらを残しておくと、種をつけようとして株が消耗し、老化が早まって花数が少なくなってしまうので注意。花がらをまめに摘み取ると、次世代を残そうとして次から次に花がつき、長く咲き続けてくれます。 【刈り取り】 秋が深まると地上部を枯らして休眠するので、地際で刈り込んでおきましょう。枯れた茎葉をそのまま残しておくと病害虫の越冬地となってしまうので、株まわりをきれいにしておきます。また、晩秋からロゼット状になって冬を越す芽が出てくることがありますが、寒さに当たることで春からの成長につながるので、過保護にして室内に取り込むことのないようにしてください。 増やし方 Kunlanan Yarist/Shutterstock.com 菊は、「株分け」と「挿し芽」で増やすことができます。 【株分け】 株分け適期は3〜5月です。株を植え付けて数年が経ち、大きく育ったら株の老化が進むので、「株分け」をして若返りをはかります。株を掘り上げて数芽ずつ付けて根を切り分け、再び植え直しましょう。それらの株が再び大きく成長し、同じ姿のクローンが増えていくというわけです。 【挿し芽】 挿し芽とは、茎葉を切り取って地面に挿しておくと発根して生育を始める性質を生かして増やす方法です。植物の中には挿し芽ができないものもありますが、菊は挿し芽で増やせます。 菊の挿し芽の適期は、5〜6月です。新しく伸びた茎を2節以上つけて、切り口が斜めになるように切り取ります。採取した茎(挿し穂)は、水を張った容器に1時間ほどつけて水あげしておきましょう。その後、水の吸い上げと蒸散のバランスを取るために下葉を2〜3枚切り取ります。黒ポットを用意して新しい培養土を入れ、水で十分に湿らせておきます。培養土に穴をあけ、穴に挿し穂を挿して土を押さえてください。発根するまでは明るい日陰に置いて乾燥させないように管理します。発根後は日当たり・風通しのよい場所に移動し、十分に育ったら植えたい場所へ定植しましょう。挿し芽のメリットは、親株とまったく同じ性質を持ったクローンになることです。 注意すべき病害虫 muroPhotographer/Shutterstock.com 【病気】 菊が発症しやすい病気は、白さび病や灰色かび病などです。 白さび病は、カビによる伝染性の病気です。葉の裏に白く小さな楕円形の斑点が現れます。この斑点は、やや細長くイボ状に突起するのが特徴です。症状が進むと斑点が破れ、中から粉のように細かい胞子を飛ばします。発症すると株が弱り、枯死することもあるので注意。梅雨や秋の長雨の時期に発生しやすくなります。茎葉が茂りすぎたら適宜間引いて風通しよく管理しましょう。発病した葉は見つけ次第切り取って処分し、適用のある薬剤を散布して防除します。 灰色かび病は花や葉に発生しやすく、褐色の斑点ができて灰色のカビが広がっていきます。気温が20℃ほど、かつ多湿の環境下にて発生しやすい病気です。ボトリチス病、ボト病などとも呼ばれています。風通しが悪く込み合っていたり、終わった花や枯れ葉を放置していたりすると発生しやすくなるので注意。花がらをこまめに摘み取り、茎葉が込み合っている場合は、間引いて風通しよく管理しましょう。 【害虫】 キクに発生しやすい害虫は、アブラムシ、ハダニなどです。 アブラムシは、3月頃から発生しやすくなります。2〜4mm程度の小さな虫で繁殖力が大変強く、発生すると茎葉にびっしりとついて吸汁し、株を弱らせるとともにウイルス病を媒介することにもなってしまいます。見た目もよくないので、発生初期に見つけ次第こすり落としたり、シャワーではじいたりして防除しましょう。虫が苦手な方は、スプレータイプの薬剤を散布して退治するか、植え付け時に土に混ぜ込んで防除するアブラムシ用の粒状薬剤を利用するのがおすすめです。 ハダニは、葉裏に寄生して吸汁する害虫です。体長は0.5mmほどと大変小さく、黄緑色や茶色い姿をしています。名前に「ダニ」がつきますが、クモの仲間です。高温で乾燥した環境を好み、梅雨明け以降に大発生しやすいので注意が必要。繁殖力が強く、被害が大きくなると、葉にクモの巣のような網が発生することもあります。ハダニは湿気を嫌うため、高温乾燥期には葉裏にスプレーやシャワーなどで水をかけて予防するとよいでしょう。 こまめなお世話で美しい菊を咲かせよう Piyapong Wongkam/Shutterstock.com 菊は古くから日本人に親しまれて家庭でも栽培されてきただけに、環境に馴染みやすく放任しても育ちやすい植物です。秋に庭を華やかに彩り、切り花として飾っても花もちがよく重宝します。ぜひ庭やベランダに迎え入れてはいかがでしょうか。
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外構事例

【庭のリフォーム事例】雑草に困っていた庭をおしゃれなアウトドアリビングへ大変身!
子どもが遊んだ芝生の庭から大人のための庭空間へ 施工前の庭。 周囲の田園風景を生かし、大きなヤシをシンボルツリーにして、芝生の広がるリラックスした庭づくりをしていた本間邸。これまでは子どもたちや愛犬が走り回り、バーベキューをしたり、楽しい家族の思い出をたくさん紡いできました。 「でも、10年以上が経過すると子どもたちも大きくなり、雑草取りに苦労する広い芝生の必要性も薄れてきました。そこで、今の自分たちのライフスタイルにもっと合うように、庭をリフォームすることにしたんです」と施主の本間さんは話します。 既存のヤシの木とソテツを活かしつつ、生まれ変わった庭は、雑草の手入れがほとんど必要なくローメンテナンス。 庭を大人が楽しめる空間にしたいという本間さん夫妻が選んだのは、ポーチを取り入れることです。 「ちょうど庭のリフォームを考えていた頃にコロナ禍になり、通おうと思っていたジムにも行けなくなってしまったんです。だったら、庭にそういうスペースができたらいいなと思い選んだのが、オールグラスポーチです」(本間さん) 複数のポーチとデッキを組み合わせた快適なアウトドアリビング オールグラスポーチⅡとホームヤードルーフⅡ、パティオムーブを組み合わせ、さまざまな機能を持たせた快適なアウトドアリビング。ポーチ内の壁には、デザインパネルⅡユーカリ リーフをアクセントに飾って南国感を演出。 オールグラスポーチは、前面と側面がガラス戸で構成された屋根付きのポーチで、戸を閉めればサンルームのような個室として、開ければ屋外とつながる開放的な空間になるのが特徴です。設計・施工を担当した近藤建材店の宮坂達也さんは、本間さんの希望を受け、オールグラスポーチを中心にポーチとデッキを複数組み合わせ、庭をさまざまな機能を持ったアウトドアリビングへと生まれ変わらせました。 コンセプトは以前と同様、リゾート風。「主人が北海道の出身で、南国の温かで開放的な雰囲気に憧れがあったので、なるべくそういう雰囲気に近づくよう庭づくりを頑張ってみたこともあったんですが、やっぱり難しくて」という奥さま。その希望どおり、大きく育ったヤシの木とソテツは生かし、ポーチのガラス戸は南向きに配置し、光をいっぱい取り込むようにしました。おかげで冬は日差しがよく入り、日中はエアコンなしでも暖かく過ごせます。ポーチは住宅の外壁に接して設置されており、外壁の黒色とマッチするよう床面もグレーのタイルでシックな統一感を演出しました。 虫の音、風のそよぎに耳を傾けお酒を嗜むバーカウンター ポーチの一角には「アートボードガーデンカウンターシンク」と「ファーロハイチェア」を組み合わせたバーカウンターが。 住宅の勝手口とつながる場所には、お酒が好きというご夫妻のためにシンク付きのバーカウンターを設置。カウンターのすぐ背後がリビングへつながる扉で、料理を運んだり片付けをしたり、室内との行き来がしやすい動線になっています。 カウンターにはビールサーバーも完備。 網戸は、オールグラスポーチの快適性を高める必須アイテム。たたんでもコンパクトに収納でき、デザインを邪魔しません。 「ガラス戸には網戸もついているので、夏も虫の心配なく快適に過ごせます。ここは結構、田んぼからの涼しい風が抜けるので、夜は虫の声を聞きながらお酒を飲むのが気持ちいいんですよ。このアウトドアリビングのおかげで、コロナ禍でどこにも出かけられない間もストレスを感じずに過ごせました」(本間さん) プライベートジム、仕事場、客間として多彩に活躍するポーチ 天井にはエバーアートボード®️の「ジャラ ダークブラウン」を、壁にも同商品のシックシリーズ「オールドコンクリート」採用し、温かみと落ち着きを。 通りから見えにくい奥のスペースにはトレーニング器具を置き、ご主人のプライベートトレーニングジムに。エアコンも完備しているので、夏でも快適に過ごせます。一番眺めのよい場所にはソファを置き、くつろぎスペースに。ここは事業を営む夫妻の仕事場としても活用しており、仕事のお客さまのほか、子どもたちの友人もしばしば遊びに訪れると言います。「家の中を通らず庭からそのままご案内できるので、ゲストもこちらも気軽なのがいいですよね。娘の友人なんかは、しばしばここで写メしてSNSに載せてますね(笑)」(奥さま) ガラス戸に取り付けたロールスクリーンを下げれば、外からの視線も夏の強い日差しも遮ることができます。 手入れの楽な人工木のウッドデッキで家事もスムーズ デッキは人工木の「エバーエコウッドリアル」。ルーバーで開閉する天井つきの「パティオムーブ」と組み合わせて快適性も追求。 ガラス戸にL字形で囲われたエリアはウッドデッキのテラスにして開放感を演出。ルーバーで開閉する天井つきのポーチを設置してあるので、雨でも天井を閉めればソファやテーブルが濡れる心配がありませんし、夏の強い日差しも避けられます。このデッキは木製に見えて、じつは天然木の風合いを忠実に再現した人工木ウッドデッキ。耐候性に優れ、塗料の剥がれや木材の傷みなどのケアが必要ありません。「掃除も楽だし、うちには犬が2匹いるので木のささくれでケガする心配もなく安心です」(奥さま) バーカウンター側のもう一つのデッキは、リビングの掃き出し窓へと細長く伸びるようにL字に設置されています。掃き出し窓の前のスペースは幅が狭くデッドスペースになりがちですが、デッキを伸ばし洗濯物干しとしてスペースを有効活用しました。このデッキは2匹の愛犬たちのお気に入りのエリアでもあり、ここから降りた芝生のエリアと行き来し元気に走り回って遊んでいます。 庭で遊ぶ愛犬のミニーちゃんとプリンちゃん。 モダンな家とスタイリッシュなオールグラスポーチが調和する外観。 玄関のデザインに合わせて、門袖はアートボードウォールセット「ブラウンエボニー」を採用。木調のシックなデザインで、インターホンや表札、ポストなどがついて多機能。 設計を担当した近藤建材店の宮坂達也さん(右)と工事を担当した西村雅士さん(左)は、庭に非日常感を演出することと、暮らしの快適性を両立させることを追求したと話します。 「リゾートという非日常を演出しながらも、実際ここは住宅街の中で庭は公道に面しているので、プライバシーの確保とのバランスに配慮しながらポーチの向きや組み合わせを吟味しました」(宮坂さん) 「気持ちよく過ごしていただくためには、電源や給排水など見えない設備部分の充実も不可欠です。弊社ではエクステリアだけでなく、土木や給排水工事、電気配線工事なども行いますので、住まいに影響しないよう庭は庭でインフラの整備をし、快適性を高めました」(西村さん) 極上のリラックスタイムを演出するライトアップ 忙しく仕事をする夫妻のために、庭は極力ローメンテナンスで済むようにし、2人が一日の終わりにリラックスできる夜の空間演出にもこだわりました。ポーチ内はダウンライトにして明るさを抑え、落ち着いた雰囲気に。さらに、ウッドデッキにはライン状のLEDバーを、ヤシとソテツにはスポットライトを使用するなど、多彩な照明を駆使して昼間とは違うドラマチックな庭の表情を引き出しています。 デッキでくつろぐ本間さんと愛犬のミニーちゃん。 「どこか遠くへ出かけなくても、室内から一歩出れば開放感あふれるこの空間があるので、オンとオフの切り替えがとてもしやすくなりました。夫婦2人で、いいときも悪いときもともに仕事をして、同じ家に帰ってくるわけですから、私たちにとっては、それがとても大事なことですね」(本間さん) 生まれ変わった庭で、新たな家族の思い出とかけがえのない時間が紡がれていきます。 協力/近藤建材店 素敵な庭・外構事例はこちら↓https://www.takasho-lp.com/deck-terrace/?gardenstory3
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樹木

庭木におすすめ! お正月の縁起植物「センリョウ」の特徴と育て方
センリョウとはどんな植物か 日本では昔から冬を彩る庭木として親しまれてきたセンリョウは、どんな植物なのでしょうか。ここではその特徴についてご案内します。 センリョウの原産地 High Mountain/Shutterstock.com センリョウの原産地は、日本、朝鮮半島、中国、マレーシアなど、東アジアの温暖な地域です。したがって、暑さには強いものの、寒さには弱い性質を持っています。地植えにするなら関東以西がよく、寒さが厳しい地域では鉢植えにして、冬は暖かい場所に移動して管理するとよいでしょう。低木で、落葉樹や常緑樹の足元など林床地に自生してきた植物なので、直射日光は苦手。日向よりもチラチラと木漏れ日が差すような半日陰の環境を好みます。 センリョウの特徴 Takayuki Ohama/Shutterstock.com センリョウは、センリョウ科センリョウ属の低木で、樹高は70〜100cm。「株立ち」の樹形で、地際から細い枝をたくさん立ち上げて生育します。常緑樹で、葉を落とさずに瑞々しいグリーンを保つので、冬でも寂しくなりません。また、冬に赤い実をたくさんつけて、明るい雰囲気にしてくれます。 センリョウの開花・観賞時期 Varts/Shutterstock.com センリョウの開花期は6月頃で、頂部に小さな白い花がつきます。そうはいっても花はほぼ目立つことはなく、観賞価値はむしろ実のほうにあります。実の観賞期は10〜2月で、直径5mmほどの小さくて丸い実が葉の頂部にまとまってつきます。艶やかなグリーンの葉色とのコントラストも美しく、大変可愛らしい姿です。実の色は赤のほか、黄、オレンジ、白などがあります。 センリョウが縁起物とされる理由 センリョウは、お正月に床の間などに飾られる縁起植物として親しまれてきました。昔からの風習として、当たり前のように受け継がれていますが、どうしてセンリョウが縁起植物になったのかをご紹介します。 センリョウの名前の由来 Woorooroo/Shutterstock.com センリョウは、もともと「仙蓼」という漢字でしたが、江戸時代になって「千両」へと変化しました。語呂合わせもあるのでしょうが、「両」は昔のお金の単位で、大金や富をイメージさせることから、縁起をかついでめでたい名前とし、重宝されるようになったのです。同じように赤い実をつける「マンリョウ」に比べ、実つきがやや少なめなので、「千両」という位置づけになったようです。 センリョウの花言葉 TAGSTOCK1/Shutterstock.com センリョウの花言葉は、「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」などがあります。冬も葉を落とさず常緑であり、また寒い時期にもかかわらず豊かに実ることから、子孫繁栄や富、才覚をイメージさせる言葉が与えられたのでしょう。 センリョウの種類 Y_Hirosan/Shutterstock.com センリョウは縁起植物として昔から愛されてきただけに、意外にバラエティーに富んでいます。ここでは、センリョウの種類についてご紹介します。 キミノセンリョウ キミノセンリョウは、漢字で書くと「黄実千両」。文字通り黄色い実をつけ、赤い実よりも明るい雰囲気をもたらします。また黄色は金をイメージさせるため、金運につながる縁起のよい実色として好まれているようです。 ムラサキセンリョウ 漢字では「紫千両」と書き、別名「黒葉千両(クロバセンリョウ)」「烏葉千両(カラスバセンリョウ)」とも呼ばれます。実は赤色、葉がブロンズカラーで、シックな雰囲気をもっています。品種では‘ダークショコラ’が出回っています。 斑入りセンリョウ 葉に白やクリーム色の斑が入る種類で、実は赤。斑入り葉が、庭をより明るく彩ってくれます。 センリョウに名前が似ている植物 お金の名前を持つ植物は、千両(センリョウ)以外に、万両(マンリョウ)、百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドオシ)があります。江戸時代、寛政年間の園芸ブームにより、斑入り葉や変わり葉は高い値段で売買され、お金を生む木として「金生樹」と呼ばれました。諸説ありますが、「百両」「十両」は取引値段が由来といわれています。お正月の飾り物として「千両、万両、有り通し」の語呂合わせで寄せ植えなどを作り、お金に恵まれる一年を願ったそうですよ! マンリョウ Doikanoy/Shutterstock.com 別名は、ハナタチバナ。常緑低木で樹高は30〜80cm。実の観賞期間は11〜2月。実は葉の下につくので、センリョウと見分けがつきます。実の色は、赤のほかにピンク、黄、白があります。赤と白の実を用いて紅白で飾っても縁起がよさそうですね。葉の斑入り種も多く出回っています。 ヒャクリョウ shepherdsatellite/Shutterstock.com 別名は、カラタチバナ。常緑低木で樹高は20〜50cm。実の観賞期間は11〜2月。実の色は、赤、黄、白。斑入り葉や縮れ葉など、60種ほどがあるそうです。 ジュウリョウ Khun Ta/Shutterstock.com 別名は、ヤブコウジ。常緑低木で、樹高は10〜20cm。実の観賞期間は10〜2月。実の色は赤、白があります。斑入り葉が多種多様に揃い、60種ほどがあることからも江戸時代の園芸熱がいかほどだったかがうかがえますね。 イチリョウ 別名は、アリドオシ。枝に1〜2cmの鋭いトゲを持ち、「蟻を刺し通すようだ」として「蟻通し」という名前がつきました。常緑低木で、樹高は30〜60cm。実の観賞期間は11〜2月。実の色は赤で、斑入り葉が少々あります。 センリョウを上手に育てるコツ センリョウは、主に東アジアを中心に自生してきた植物で、環境に馴染みやすく育てやすい植物です。ここでは、センリョウの栽培のポイントについて解説していきます。 センリョウが好む環境 tamu1500/Shutterstock.com センリョウの栽培は、明るい日陰が最適です。なぜなら、もともと落葉樹や常緑樹の足元などに自生してきた植物で、チラチラと木漏れ日が差す程度の林床地を好むからです。強い直射日光が当たる場所や、夏に西日が差し込んで暑い場所などは苦手で、葉焼けしたり、枝が枯れ込んだりと生育が悪くなりがち。あまり日当たりのよくないシェードガーデンで重宝する植物です。かといって極端に暗い日陰では、実つきが悪くなってしまいます。 また、温暖な地域が原産地なので、暑さには強い一方で、寒さに弱い性質をもっています。栽培適地は関東地方以西で、植え付ける際は、冬に寒風が吹きつけないような場所を選びましょう。寒さが厳しい地域では、最初から鉢栽培にするか、冬前に地植えから鉢上げして移動し、凍結の心配がない暖かい場所で管理してください。 センリョウは適度に水はけ、水もちのよい、ふかふかとして腐植質に富んだ土壌を好みます。乾燥が苦手なので、乾きやすい砂質土などでは、植え付け前に有機質資材を投入して土壌改良しておくとよいでしょう。 植え付けの時期と方法 Jurga Jot/Shutterstock.com センリョウの植え付け適期は4〜5月です。これ以外の時期にも、花苗店などでは苗木が流通しているので、入手したら早めに植えたい場所に定植してください。お正月用に鉢物として入手した場合には、ひと通り観賞を楽しんでから、適期の4〜5月に定植するとよいでしょう。 【地植え】 植え付けの2〜3週間前に、直径、深さともに50cm程度の穴を掘りましょう。掘り上げた土に腐葉土や堆肥、緩効性肥料などをよく混ぜ込んで、再び植え穴に戻しておきます。粘土質などの水はけの悪い土壌であれば、腐葉土や堆肥を多めにすき込んで土壌改良し、土を盛って周囲よりも高くしておくとよいでしょう。肥料などを混ぜ込んだ後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 あらかじめ土作りをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、軽く根鉢をほぐして植え付けます。しっかりと根づくまでは、支柱を立てて誘引し、倒伏を防ぐとよいでしょう。最後にたっぷりと水を与えます。 【鉢植え】 用土は、樹木用にブレンドされた市販の培養土を利用すると手軽です。 鉢で栽培する場合は、8〜10号鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてから樹木用の培養土を半分くらいまで入れましょう。苗木をポットから取り出して軽く根鉢をくずし、鉢に仮置きして高さを決めたら、少しずつ土を入れて植え付けます。水やりの際にすぐあふれ出さないように、土の量は鉢縁から2~3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取るとよいでしょう。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。センリョウがしっかりと根づくまでは支柱を立てて誘引し、倒伏を防ぎましょう。最後に、鉢底から流れ出すまで、十分に水を与えます。 鉢植えで楽しんでいる場合、センリョウは成長とともに根詰まりしてくるので、2年に1度は植え替えることが大切です。植え替えの適期は、4〜5月。植え替え前に水やりを控えて土が乾いた状態で行うと、作業がしやすくなります。鉢から木を取り出し、根が詰まっていたら、根鉢をくずして古い根などを切り取りましょう。根鉢を1/2〜1/3くらいまで小さくして、元の鉢に新しい培養土を使って植え直します。もっと大きく育てたい場合は、元の鉢よりも大きな鉢を準備し、軽く根鉢を崩す程度にして植え替えてください。 水やり cam3957/Shutterstock.com 水やりの際は、木の幹や枝葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えてください。真夏は気温の高い昼間に水やりすると、水がすぐにぬるま湯になって木が弱ってしまうので、朝か夕方の涼しい時間帯に与えることが大切です。反対に、真冬は気温が十分に上がった日中に行います。夕方に水やりすると凍結の原因になるので避けてください。 【地植え】 植え付け後にしっかり根づいて茎葉をぐんぐん伸ばすようになるまでは、乾いたら水やりをしましょう。根づいた後は、地植えの場合は地中から水が上がってくるので、ほとんど不要です。ただし、晴天が続いてひどく乾燥する場合は水やりをして補いましょう。 【鉢植え】 日頃から水やりを忘れずに管理します。センリョウは乾燥を嫌うので、水切れには注意。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えましょう。また、茎葉がややだらんと下がってきたら、水を欲しがっているサインです。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイント。特に真夏は高温によって乾燥しやすくなるため、朝夕2回の水やりを欠かさないように注意します。冬は生育が止まり、表土も乾きにくくなるので、株の状態を見ながら控えめに与えるとよいでしょう。 肥料の与え方 New Africa/Shutterstock.com センリョウに肥料を与えるのに適したタイミングは、2月頃です。 【地植え・鉢植えともに】 センリョウはあまり多肥を好まない性質です。与えすぎると樹勢のバランスが崩れて枝葉ばかりが勢いよく伸び、花や実がつかなくなることもあります。あまり生育に勢いがないようであれば、適期に緩効性化成肥料を与え、様子を見てください。 剪定のタイミングと注意点 Andrii Zastrozhnov/Shutterstock.com センリョウの剪定適期は12〜3月です。 センリョウは、根元から多くの枝が立ち上がる、株立ち状の樹形をしています。込み合っている部分や、枯れ枝を地際から切り取る「すかし剪定」が基本。2年以上経った古い枝や細い枝には実がつかなくなるので、それらを優先して切り取ります。実がついている枝葉は、翌年には実がつかないので、切り取ってお正月などの飾りに利用するとよいでしょう。寒い時期に株の半分以上も切り取ると、株が弱ってしまうので、込み合っている部分をすかすのみの弱剪定を心がけてください。 発生しやすい病害虫 Decha Thapanya/Shutterstock.com 【病気】 センリョウは特に病気の心配はない植物ですが、まれに立ち枯れ病が発生することがあります。 立ち枯れ病は、地際からカビの一種の病原菌が入り、まず根から被害が進む病気です。根から水を吸い上げる力が弱くなり、地上部へ水や養分が送られなくなって、下葉から枯れ始めます。やがて株全体が枯れ込んでしまうので注意が必要です。発生したら株を抜き取り、周囲に病気が蔓延しないように土ごと処分するとよいでしょう。 【害虫】 センリョウは特に害虫の心配はない植物ですが、まれにカイガラムシが発生することがあります。 カイガラムシは、ほとんどの庭木に発生しやすい害虫です。枝や幹などについて吸汁し、だんだんと木を弱らせていきます。硬い殻に覆われて薬剤の効果があまり期待できないので、ハブラシなどでこすり落として駆除するとよいでしょう。 センリョウの増やし方 センリョウを種から育てる方法 Mila Naumova/Shutterstock.com センリョウの実が熟したら種を採取し、その種を播いて増やすことができます。種は乾燥したら発芽しなくなるので、採取後すぐに植え付けます。黒ポットに新しい培養土を入れて十分に水で湿らせ、種を播いたら、薄く土をかけて明るい日陰で管理。発芽後、本葉が3〜4枚ついたら勢いのある苗を1本のみ残し、ほかは間引いて育苗します。根が回るくらいに成長したら、植えたい場所に定植しましょう。 センリョウを挿し木や株分けで増やす方法 OlegDoroshin/Shutterstock.com 【挿し木】 挿し木とは、枝を切り取って地面に挿しておくと発根し、生育を始める性質を生かして増やす方法です。植物の中には挿し木ができないものもありますが、センリョウは挿し木で増やすことができます。 センリョウの挿し木の適期は、5〜6月です。その年に伸びた新しい枝を2〜3節つけた長さで切り取ります。採取した枝(挿し穂)は、水を張った容器に1時間ほどつけて水あげしておきましょう。その後、吸い上げと蒸散のバランスを取るために先端の葉を3〜4枚残して下葉を取ります。残した葉も縁から1/3ほど切り取って蒸散する面積を小さくしておきましょう。3号くらいの鉢を用意してゴロ土を入れ、新しい培養土を入れて水で十分に湿らせておきます。培養土に植え穴をあけ、穴に挿し穂を植えて土を押さえてください。明るい半日陰に置いて管理し、大きく育ったら植えたい場所に定植しましょう。挿し木のメリットは、親株とまったく同じ性質を持ったクローンになることです。 【株分け】 センリョウの株分け適期は4〜5月。株を掘り上げると、地下茎を増やしてそこから出る芽も増えていることが分かります。ハサミで地下茎を数芽つけて切り分け、再び植え直しましょう。大株に育って窮屈そうになっていたら、掘り上げて株分けすることで、株の若返りにつながります。 縁起木のセンリョウは、育てやすく初心者にもおすすめ tamu1500/Shutterstock.com センリョウは、昔からお正月飾りに欠かせない馴染み深い植物です。瑞々しいエバーグリーンを保ち、10~2月にかけて鮮やかな赤や黄色の実をつけ、寂しい冬の庭を彩ってくれます。日本に自生してきた丈夫で育てやすい植物なので、ぜひ庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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樹木

エリカってどんな花? 育て方やお手入れの方法を知って楽しもう!
エリカはどんな花? 小さな花をたっぷりと咲かせるエリカは、どんな特徴や性質を持っているのでしょうか。この項目では、エリカの基本情報や花言葉についてガイドしていきます。 特徴 HalinaPalina/Shutterstock.com エリカは、ツツジ科エリカ属の低木です。原産地はヨーロッパ、北アフリカ、南アフリカで、分布する範囲が広く、種類も600種以上にのぼるとされています。そのため、原産地の気候によって耐寒性や耐暑性、開花期に違いがあるのが特徴です。日本ではピンク色の花を咲かせるジャノメエリカが最もポピュラーで、40〜50種ほどが流通しています。春咲き、夏〜秋咲き、冬咲きなど開花期は種類によって異なり、ジャノメエリカは冬から春にかけて開花する冬咲きの花として人気。樹高は15〜300cmとされていますが、日本で主に流通しているものは20〜100cmくらいです。常緑のため、冬でもみずみずしい枝葉を保ちます。花色は種類によって赤、ピンク、オレンジ、黄、白などがあり、花姿も筒形やベル形、球状など多様です。 花言葉 footageclips/Shutterstock.com エリカの花言葉には「孤独」「寂しさ」などがあります。これは英名の「ヒース」を由来としており、イギリスでは荒れ地に自生する耐寒性の強い野草のイメージが強いため。ほかに植物の姿が見えない荒れ地で、寂しく咲く姿を表現しているようです。お祝いごとのプレゼントなどには、ちょっと向いていないかもしれませんね。 エリカの栽培方法 ここまで、エリカの基本情報についてご紹介してきました。ここからはガーデニングの実践編として、育て方の解説に移りましょう。適した環境、土作り、植え付けに始まり、水や肥料の与え方、気をつけたい病害虫、切り戻しなどの日頃の管理、増やし方まで、詳しくガイドしていきます。 栽培する環境 Peter Turner Photography/Shutterstock.com エリカの栽培には、日当たり、風通しのよい場所が最適です。高温多湿が苦手で、粘土質の土壌や、水場に近くて低い場所など、水はけが悪くジメジメとした環境は向いていません。エリカを地植えにして栽培する場合は、水はけ・水もちがよくバランスのとれた土壌作りがポイントです。有機質資材をすき込んでふかふかとした土壌にし、周囲より少し土を盛って高くしておくと水はけがよくなります。また、ツツジ科の植物で弱酸性の土壌を好むため、植え付け前にピートモスを施しておくとよいでしょう。 また、エリカは蒸れに弱いので、夏の管理がポイント。やせ地を好むため、肥料の与えすぎには注意します。 エリカの種類が多様なことは前述の通りですが、ヨーロッパが原産のものは、寒さに強いものの、夏の暑さに弱い性質を持っています。一方で、南アフリカ原産のものは、比較的夏の暑さにも耐えますが、冬の寒さが苦手です。エリカは生育分布が広く、原産地の気候によって耐暑性や耐寒性に差があります。手に入れたエリカの原産地を苗についているラベルなどで確認し、真夏や真冬の厳しい気候のもとではどのようなメンテナンスが必要なのかを把握しておくとよいでしょう。 用土 funnyangel/Shutterstock.com エリカは弱酸性の土壌を好むので、ピートモスを土に混入することがポイントです。 【地植え】 植え付けの2〜3週間前に、直径、深さともに50cm程度の穴を掘りましょう。掘り上げた土に腐葉土や堆肥、ピートモスなどをよく混ぜ込んで、再び植え穴に戻しておきます。水はけの悪い土壌であれば、腐葉土や堆肥を多めにすき込み、土を盛って周囲よりも高くしておくとよいでしょう。肥料などを混ぜ込んだ後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 ツツジ用にブレンドされた、市販の培養土を利用すると手軽です。自身で配合土を作りたい場合は、赤玉土4、鹿沼土4、ピートモス2の割合でブレンドしてください。 植え付け Caterina Trimarchi/Shutterstock.com エリカの植え付け適期は、3〜4月か10月です。 【地植え】 土作りをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘って植え付けます。しっかりと根づくまでは、支柱を立てて誘引し、倒伏を防ぐとよいでしょう。最後にたっぷりと水を与えます。 【鉢植え】 鉢で栽培する場合は、入手した苗よりも1〜2回り大きな鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてからツツジ用の培養土を半分くらいまで入れましょう。エリカの苗木をポットから取り出して鉢に仮置きし、高さを決めます。水やりの際にすぐあふれ出すことのないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取るとよいでしょう。土が鉢内までよく行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。しっかりと根づくまでは、支柱を立てて誘引しておきましょう。最後に、鉢底から流れ出すまで、十分に水を与えます。 一年を通して日当たり、風通しのよい場所に置いて管理しましょう。 植え替え Sandu Herta/Shutterstock.com エリカの植え替えの適期は、3〜4月か10月です。 【地植え】 地植えの場合は、基本的に植え替えは不要です。ただし、極端に暑さを苦手とする種類は、夏前に鉢に植え替えて涼しい場所で夏越しさせる必要があります。逆に寒さが苦手な種類は、冬前に植え替えて暖かく日当たりのよい場所で管理しましょう。 【鉢植え】 鉢植えで楽しんでいる場合、成長とともに根詰まりしてくるので、1〜2年に1度は植え替えることが大切です。植え替え前に水やりを控えて土が乾いた状態にしておくと、作業がしやすくなります。鉢から木を取り出してみて、根が詰まっていたら、根鉢をくずして古い根などを切り取りましょう。根鉢を整理したら、元の鉢に新しい培養土を使って植え直します。もっと大きく育てたい場合は、元の鉢よりも大きな鉢を準備し、軽く根鉢を崩す程度にして植え替えてください。 水やり wavebreakmedia/Shutterstock.com 木の幹や枝葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えてください。真夏は気温が上がっている昼間に水やりすると、水がすぐにぬるま湯になって木が弱ってしまうので、朝か夕方の涼しい時間帯に与えることが大切です。反対に、真冬は気温が十分に上がった日中に行います。夕方に水やりすると凍結の原因になるので避けてください。 【地植え】 植え付け後にしっかり根づいて茎葉をぐんぐん伸ばすようになるまでは、乾いたら水やりをしましょう。根づいた後は、地植えの場合は地中から水が上がってくるので、ほとんど不要です。ただし、晴天が続いてひどく乾燥する場合は水やりをして補いましょう。 【鉢植え】 日頃から水やりを忘れずに管理します。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えましょう。また、茎葉がややだらんと下がってきたら、水を欲しがっているサインです。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイント。特に真夏は高温によって乾燥しやすくなるため、朝夕2回の水やりを欠かさないように注意します。冬は生育が止まり、表土も乾きにくくなるので控えめに与えるとよいでしょう。 肥料の与え方 Pawel Beres/Shutterstock.com 肥料を与える適期は、4〜5月、10月です。 【地植え・鉢植えともに】 適したタイミングに、緩効性肥料を木の周囲にばらまき、土によく馴染ませます。エリカは多肥を嫌うので、与えすぎには注意してください。 注意したい病害虫 schankz/Shutterstock.com 【病気】 エリカの栽培では、病気が発生する心配はほとんどありません。 【害虫】 エリカの栽培で発生しやすい害虫は、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニです。 アブラムシは、3月頃から発生しやすくなります。2〜4mm程度の小さな虫で繁殖力が大変強く、発生すると茎葉にびっしりとついて吸汁し、株を弱らせるとともにウイルス病を媒介することにもなってしまいます。見た目もよくないので、発生初期に見つけ次第こすり落としたり、水ではじいたりして防除しましょう。虫が苦手な方は、スプレータイプの薬剤を散布して退治するか、植え付け時に土に混ぜ込んで防除するアブラムシ用の粒状薬剤を利用するのがおすすめです。 カイガラムシは、ほとんどの庭木に発生しやすい害虫です。枝や幹などについて吸汁し、だんだんと木を弱らせていきます。硬い殻に覆われており、薬剤の効果があまり期待できないので、ハブラシなどでこすり落として駆除するとよいでしょう。 ハダニは、乾燥が続くと発生しやすい小さな虫で、葉裏などについて吸汁します。大発生すると株が弱るので、葉の表や裏にシャワーを勢いよくかけましょう。小さな虫なので、水の勢いで押し流すことができます。 エリカの冬越しと夏越し Olga Korica/Shutterstock.com エリカは、種類によって耐寒性や耐暑性に差があり、それぞれに応じたメンテナンスが必要になります。入手したエリカの原産地を確認し、適した管理を行いましょう。 冬越し 【地植え】 南アフリカ原産の種類は、暖地であれば植えたままにしても越冬できます。しかし冬の寒さが厳しい地域では、鉢に植え替えて寒風が吹きつけない暖かい日向などで管理するのが無難。越年して霜の心配がなくなった頃に地植えに戻します。寒さに強いヨーロッパ原産のものは、地植えのままでかまいません。 【鉢植え】 寒さが苦手な南アフリカ原産の種類は、寒い風が吹きつけず、霜が降りない日だまりなどで管理します。ヨーロッパ原産のものは、それほど気を使う必要はありません。 夏越し 【地植え】 ヨーロッパ原産の種類は、高温多湿が苦手なので、鉢に植え替えて雨の当たらない風通しのよい場所で管理しましょう。暑さがおさまる彼岸頃に地植えに戻します。暑さに強いアフリカ原産のものは、地植えのままでかまいません。 【鉢植え】 高温多湿を嫌うヨーロッパ原産の種類は、雨の当たらない風通しのよい場所で管理します。アフリカ原産の種類は、それほど気を使う必要はありません。 エリカのお手入れ方法と増やし方 mihalec/Shutterstock.com この項目では、エリカを美しく保つためのお手入れ方法と、増やし方について解説していきます。 お手入れ方法 【花がら摘み】 エリカは花数が多く、株全体を覆うように咲くので、終わった花を一つひとつ摘むとなると、気が遠くなりそうですね。しかし、じつはエリカは花が終わると自然に花弁を落とします。枯れた花が目立ってきたら枝を揺すったり、しごいたりして落とすのがおすすめです。落ちた花がらを拾い集め、株周りを清潔に保ちましょう。株まわりを清潔に保つことで、病害虫発生の抑制につながります。 【剪定】 エリカの種類によって異なり、自然に樹形が整ってほとんど剪定が必要ないものもあります。しかし、ジャノメエリカなどのように旺盛に枝葉を伸ばして樹形が乱れるものもあり、その場合は開花後に樹高の半分くらいまでを目安に刈り込むとよいでしょう。樹形のバランスが崩れていたり、込み合いすぎていたら、適宜枝数を減らす間引き剪定をし、形を整えて風通しよく管理します。 エリカの増やし方 Mila Naumova/Shutterstock.com 植物の中には挿し木ができないものもありますが、エリカは挿し木で増やすことができます。挿し木とは、枝葉を切り取って地面に挿しておくと発根して生育を始める性質を生かして増やす方法です。たくましい生命力ですね! エリカの挿し木の適期は、5〜6月か9〜10月です。新しく伸びた枝を2節以上つけて切り口が斜めになるように切り取ります。採取した枝(挿し穂)は、水を張った容器に1時間ほどつけて水あげしておきましょう。その後、水の吸い上げと蒸散のバランスを取るために下葉を数枚切り取ります。3号くらいの鉢を用意し、底にゴロ土を入れてから新しい培養土を入れ、水で十分に湿らせておきます。培養土に植え穴をあけ、挿し穂を植えて土を押さえてください。発根するまでは明るい日陰に置いて乾燥させないように管理します。十分に育ったら、植えたい場所へ定植しましょう。挿し木のメリットは、親株とまったく同じ性質を持ったクローンになることです。 小さくて可愛い花を楽しもう! 冬に咲く種類もあるエリカは、寂しくなりがちな庭やベランダを彩るのに人気の植物。ドライフラワーやリースなどにもアレンジでき、飾る楽しみを味わえます。丈夫で初心者でも育てやすいので、ぜひ庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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暮らし

飾れば気分はクリスマス♪ アイデア次第で楽しみ方が広がるクリスマスリース
聖夜を飾るクリスマスリース marilyn barbone/Shutterstock.com もうすぐクリスマス。年に一度の冬の行事は、準備を進める間も心が弾んで楽しいものです。忙しい日々を過ごしている人も、クリスマスにちなんだものを一つ飾るだけで、きっとウキウキした幸せな時間を得られますよ。 そんなクリスマスのデコレーションには、定番であってもやっぱりクリスマスリースがオススメです。生き生きとした緑のリースがあるだけで、周りが一気にクリスマスのムードに。ツリーを置くほどのスペースがなくても手軽に飾れるので、お部屋に取り入れやすいアイテムです。クリスマスが近づくと、ショップにもかわいいリースがたくさん並びます。華やかにもシンプルにも飾れるので、好みで合わせて選ぶのも楽しいもの。お気に入りを見つけて購入するほか、自分でオリジナルのリースをつくって飾るのも素敵です。 Agnes Kantaruk/Shutterstock.com 基本のリースのつくり方は、とっても簡単。リースの土台となる、つるや針金でつくったリングを用意し、モミの枝などのグリーンをワイヤーでとめつけて土台を覆います。あとはマツボックリやドライフルーツなどのオーナメントをグルーガンなどで貼りつけていくだけ。グリーンの有無や、オーナメントの種類など、アレンジの仕方は自分次第。自由に楽しみながら可愛いリースをつくってみましょう。オリジナルのリースなら、インスタ映えもバッチリ。 参考にしたい、可愛いクリスマスリースのアイデア集 Hannamariah/Shutterstock.com 扉に飾られたクリスマスリースの両脇に同じく赤いリボンを結んだ鉢植えを並べ、玄関をトータルコーディネート。赤と緑のクリスマスカラーで構成されたリースと鉢植えは、華やかかつ統一感があり、白い壁によく映えています。 nnattalli/Shutterstock.com 重厚な木製の扉には、伝統的な可愛らしいリースがぴったり。リースの緑色は「生命力」、リンゴの実は「収穫」など、クリスマスリースに使われる色彩やオーナメントにはそれぞれ意味が込められています。 Sugarless/Shutterstock.com シンプルなグリーンのリースに、温かなゴールドのイルミネーションを絡ませたおしゃれなリース。家に帰るたびに、こんな輝くリースが迎えてくれたら素敵ですよね。 images72/Shutterstock.com 雪をかぶったように白くペイントしたつるのリースに、同じく白くスプレーしたマツボックリや、グリーンをプラスしたすっきりとした冬らしいリース。 Wolfgang Zwanzger/Shutterstock.com お皿の上にグリーンやオーナメントを丸く並べ、テーブルなどに置いても素敵なデコレーションに。キリスト教では、クリスマスの4週間前から毎週1本ずつロウソクに火を灯し、クリスマスを待つという習慣もあります。 いかがでしたか? クリスマスまであと少し。ぜひリースを飾って今年のクリスマスを迎えましょう。 別ページでご紹介しているリースの記事もぜひご覧ください。
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育て方

育てやすい! 耐暑性・耐寒性のある植物を、シチュエーション別にご紹介!
耐暑性・耐寒性とは Dmitry Kovalchuk/Shutterstock.com 耐暑性・耐寒性の強弱に明確な基準はありません。一般的な目安として、一日を通しての最低気温が25℃以上でも生理障害を起こさずに育てることができる植物は耐暑性が強い植物、また一日を通しての最低気温が0℃以下になっても問題なく栽培、越冬ができる植物は耐寒性の強い植物とされています。宿根草などはかなりの低温にも耐えることができる種が多いですが、栽培地域によって環境はさまざまで、「耐寒性がある」と表記されている植物でも、西日本では育つものの北日本では難しいという場合もあるので注意が必要です。 大切なことは、育てたい植物が何度までの低温、あるいは高温に耐えられるかを知ること。その際、とても参考になるのが「耐寒性ゾーンマップ(Hardiness zone map)」です。もともとはアメリカの農水省(USDA)によって作成されたマップで、各地の土地の寒さをゾーン分けし、数値化することで耐寒性のランク付けがなされました。日本では気象庁のデータを元に作成、運用されています。日本中の各地域の寒さが数値で分かるようになっているので、とても参考になります。 花壇に取り入れたい耐暑性・耐寒性が強いおすすめの宿根草 LilKar/Shutterstock.com ここでは、地植えでも通年育てることができる耐暑性・耐寒性ともに強い宿根草を3種類ご紹介します。 耐暑性・耐寒性ともに強く、夏に鮮やかな花を咲かせるエキナセア Simon Groewe/Shutterstock.com エキナセアは、キク科ムラサキバレンギク属の多年草。開花期が6~8月と長く、大輪のキク科らしい花を多数付けます。品種によって花色や咲き方はさまざまですが、猛暑でも問題なく咲いてくれます。花後のシードヘッドもとても造形的なため、花がらを刈り取らず、そのままにして楽しむ人も。冬は葉を落とし、地上部はなくなってしまいますが、気温の上昇とともに芽吹きます。薬用効果もあり、ハーブティーやサプリメントにも利用されています。総じて耐暑性・耐寒性は強いですが、品種によって若干のばらつきがあるため注意しましょう。 種類が豊富で耐暑性・耐寒性ともに強い宿根フロックスの仲間 Kabar/Shutterstock.com フロックスは、ハナシノブ科クサキョウチクトウ属の植物で、一年草と多年草があります。ここでおすすめしたい宿根フロックスは、多年草のもの。春咲きと夏咲きのタイプがあり、どちらも耐暑性・耐寒性ともに強いです。春咲きの花期は3~5月。ちなみに、春に咲くグラウンドカバープランツとして人気のシバザクラもフロックスの仲間です。夏咲きは6月から10月くらいまで咲き続けるので、2タイプ揃えると長期間花を楽しむことができますよ。真夏の花の少ない時期でも、ビビッドな花色で一面に咲いてくれるので重宝します。品種によっては草丈が60~100cmになるため、種類をよく確認し、大きくなるタイプは花壇の後方に植えるとよいでしょう。 耐寒性が強く日陰でも育つシュウメイギク High Mountain/Shutterstock.com シュウメイギクは、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。キクと名前が付いていますが、アネモネの仲間です。耐寒性が強く、冬には地上部を枯らして越冬しますが、翌春はまた芽を吹いてくれます。白花や八重咲き、草丈の低いものなど、姿もさまざま。開花期は9~11月です。日陰でもたくさん開花し、花が風に揺れる様はとても風情があります。地下茎でよく増えるので、はびこるようなら適宜間引きましょう。 グラウンドカバーに向く耐暑性・耐寒性が強いおすすめの植物 Vitalii_Mamchuk/Shutterstock.com 続いて、グラウンドカバーに向くおすすめの植物を3種類ご紹介します。 乾燥に強く屋上緑化にも使われるセダム Gerry Bishop/Shutterstock.com セダムは、ベンケイソウ科マンネングサ属の多肉植物です。寒さはもちろん、暑さにもかなりの耐性があります。高温や乾燥に強く、かつ用土が少なくても一面に広がって育つことから、グラウンドカバーだけでなく屋上緑化植物としても活用され、さまざまな場所で植栽されています。種や品種が多く、葉の形や大小などバリエーションも豊かなので、お気に入りの品種を組み合わせてグラウンドカバーにすると楽しめるでしょう。 日陰でも育つ! 丸く可愛い葉が特徴のリシマキア Anatoliy Berislavskiy/Shutterstock.com リシマキアは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。生育旺盛で、丸い葉を多数付けながら地面を這うように広がり、5~6月には黄色い星形の花が一面に咲きます。やや湿り気のある環境を好み、耐暑性・耐寒性が強いのはもちろん、日向だけでなく日陰でも育つため、グラウンドカバーやカラーリーフとして汎用性が高い人気の植物です。 グラウンドカバーの定番! 冬も葉が美しいヤブラン ToriNim/Shutterstock.com ヤブランは、キジカクシ科ヤブラン属の多年草です。耐暑性・耐寒性ともに強く、乾燥にも強いため、植える場所を選びません。8~10月にかけて紫色の花を咲かせ、やがて濃紺の実を房状に実らせます。丈夫で日向、日陰を選ばず生育し、常緑で冬期でも青々と茂ることから、和風の庭やロックガーデンの定番となっています。基本種の緑葉のほかに斑入り種もあり、これは日陰に植えれば暗くなりがちな一角を明るくしてくれるため人気があります。ヤブランは草丈30cmほどになりますが、近縁種のジャノヒゲ(リュウノヒゲ)は草丈も低く、踏みつけにも強いため、こちらもグラウンドカバーとしてよく使われています。 室内でも気軽に楽しめる耐暑性・耐寒性が強いおすすめ観葉植物 New Africa/Shutterstock.com インテリアの彩りとしておすすめの観葉植物には、耐暑性が強いものが多いですが、その中でもある程度耐寒性が強い観葉植物を3種類ご紹介します。 観葉植物としてはもちろんグラウンドカバーにも使えるアイビー Amnuay Kaewkatmanee/Shutterstock.com アイビーは、ウコギ科のつる植物。耐暑性・耐寒性ともに強く、丈夫で育てやすい観葉植物として人気がありますが、グラウンドカバープランツとして雑草よけに使ったり、フェンスなどに這わせて楽しむこともできます。ただし、外壁に這わせると気根を出して壁を傷める原因にもなるので注意しましょう。寄せ植えやハンギング、リースの素材としても活用でき、耐陰性もあることから、屋外、屋内を問わず使えます。葉の形や斑の入り方の異なる多様な品種があり、明るい斑入り品種を選べば、暗い場所を明るくしてくれますし、変わった葉形の品種を選べばフォーカルポイントにもなるなど、植栽や飾る場所によって、いろいろな表情を作り出すことができます。 乾燥にも強い! 丸みのある葉の形が可愛いシェフレラ Liga Cerina/Shutterstock.com シェフレラは、中国南部から台湾を原産とするウコギ科の観葉植物で、掌を広げたような丸い葉を多数つけます。乾燥や蒸れにも強く、可愛らしさと丈夫さが両立した人気種です。葉が似ているパンヤ科の植物と混同され、カポックという名で流通していることもあります。耐陰性が高いので、通年室内管理ができます。耐暑もありますが、室内管理していたものを急に外に出すと葉焼けしてしまうので、移動する際は、しばらくは日陰に遮光するなどして徐々に光に慣らすようにしましょう。また耐寒性はある程度ありますが、0℃以下では枯死の可能性があるため、冬に外で管理する場合は雪や霜を避け、防寒対策を施しましょう。 病気に強く、和風やアジアンテイストの空間に似合うシュロチク Lamyai/Shutterstock.com シュロチクは、中国南部から東南アジアにかけて分布するヤシ科の植物です。原産地は亜熱帯で、耐暑性はもちろん、比較的耐寒性も強いですが、0℃以下にならない場所で管理しましょう。耐陰性もあり、通年室内で管理できます。日本では古典園芸植物として栽培の歴史は古く、和風やアジアンテイストの家屋によく合う定番の一つです。 香りや料理が楽しめる耐暑性・耐寒性が強いおすすめハーブ stockcreations/Shutterstock.com ここでは、香りを楽しんだり、料理に使えるおすすめの丈夫なハーブのうち、特に耐寒性が強く冬越ししやすい3種をご紹介します。 料理に使えるものからグラウンドカバーまで! タイムは用途で選ぶ Julitt/Shutterstock.com タイムはシソ科の多年生植物で、その多くは葉に香りがあり、ハーブとして活用されています。タイムの樹形は大きく分けて、木立性と匍匐性があります。木立性のコモンタイムはブーケガルニの素材として料理に使われ、匍匐(ほふく)性のクリーピングタイムはグラウンドカバーとして活躍します。触ると香りもよく、葉の色や形も種類豊富で、雑草防除やカラーリーフのように活用することもできます。管理は伸びたら刈り込む程度で、手間もかかりません。 香りが楽しめるラベンダー! 北海道でも育つほど耐寒性が強い ESstock/Shutterstock.com ラベンダーは、地中海沿岸が原産のシソ科の半木本性植物です。紫色の花が基本ですが、現在はさまざまな系統や品種があり、花色も多様です。とても爽やかな香りがあり、人気のハーブです。北海道などでも育つ耐寒性がある反面、夏の暑さや蒸れに弱いものも多いです。 中でもポピュラーなのは、イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)系の品種や、その交配種で、‘オカムラサキ’やラバンディン‘グロッソ’という品種は香りが強くおすすめです。またフレンチラベンダー系統の品種も人気があります。耐寒性はイングリッシュラベンダーより劣りますが、耐暑性は強く、夏越ししやすいのが特徴。花の先端にウサギの耳のような可愛い苞があります。近年は耐暑性・耐寒性ともに優れる品種も登場し、日本中の広い地域で楽しめるようになってきています。 観賞用から料理に使うものまで種類が豊富なサルビア(セージ) Kylbabka/Shutterstock.com サルビアは、シソ科の多年生植物です。学名ではサルビアと呼ばれ、英語名ではセージと呼ばれています。種類が豊富で、料理用に使われる種もあれば、観賞用として栽培される種もあります。夏の多湿は苦手なので、乾燥気味に管理しましょう。真夏の直射日光は苦手な種もありますが、ほとんどの種は耐寒性が強く、関東以南では特に防寒対策を必要としません。 耐暑性・耐寒性が強い植物を育てて楽しもう! Ground Picture/shutterstock.com それぞれの植物は栽培しやすい適温があります。植える場所や置き場所などシチュエーションに応じた耐暑性・耐寒性を把握することが大切です。ご紹介したおすすめの植物以外にもまだまだ耐暑性・耐寒性が強いものはたくさんあります。お気に入りの植物を見つけ、ガーデニングや生活空間に取り入れて楽しみましょう。
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宿根草・多年草

クリスマスに縁の深い不思議な植物 ミスルトー
数々の伝説を持つセイヨウヤドリギ 流れるような美しい常緑の枝葉に、乳白色に輝く半透明の小さな実をつけるセイヨウヤドリギ。他の樹木の枝の上で育つ、半寄生植物です。冬枯れの木々の上に、鳥の巣のような青々とした茂みをつくるその姿から、生命力や霊力の強い薬草として特別視されてきました。古代ケルト人の宗教を司るドルイド僧は、特にオークの木に宿ったこのセイヨウヤドリギを神聖視し、年に一度の特別な日に、黄金の鎌で採取する儀式を行っていたと伝えられています。また、北欧神話では、セイヨウヤドリギは不老不死の光の神バルドルをこの世で唯一傷つけることができるものでした。 イギリスでは、セイヨウヤドリギにまつわるこんな言い伝えが。クリスマスの季節、人々はヤドリギの小枝を吊るして幸福や安全を祈ります。そして、ヤドリギの枝の下にいる人には誰にでもキスをしていいという慣習があります。なんでも、キスを拒むと翌年の結婚のチャンスがなくなってしまうのだとか。現在では、恋人同士がヤドリギの下でキスをするのは結婚の約束を交わしたことになり、愛の木でもあるヤドリギの祝福を受けるとされています。 セイヨウヤドリギを飾る Agnes Kantaruk/Shutterstock.com さまざまな伝承を持つ神秘的なセイヨウヤドリギを飾ってみませんか? ヤドリギを飾る時には、言い伝えの通り、地面に触れないようリースやスワッグにして飾りましょう。白く輝く小さな実が美しい装飾になります。 リースをつくって飾る Agnes Kantaruk/Shutterstock.com セイヨウヤドリギの小枝、リース土台、ハサミ、リースワイヤーを用意します。 Agnes Kantaruk/Shutterstock.com 適当な量のセイヨウヤドリギの小枝を束にし、リースワイヤーで土台にしっかりと留めます。 Agnes Kantaruk/Shutterstock.com 枝の部分が見えないように、ヤドリギの束を少しずつずらしながら固定していきます。全体がヤドリギの葉で覆われたら完成! 小枝を束ねてスワッグに marilyn barbone/Shutterstock.com 赤いリボンで小枝を無造作に束ねただけでも、こんなに素敵なデコレーションになります。緑と赤のカラーに加え、雪を思わせる白い実がクリスマスの雰囲気にぴったりです。
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おすすめ植物(その他)

お正月の準備は「正月事始め」12月13日から。お正月に飾りたい縁起のよい植物8種
お正月の準備は12月13日「正月事始め」からスタート tkyszk/Shutterstock.com 松飾りなどのお正月の準備は、「正月事始め」といわれる12月13日からスタートするのが古くからの習わしとご存じですか? 現代人にとっては、クリスマス前でまだ正月気分にはちょっと早いようにも感じますが、この日から煤払いや松やお餅の準備などを徐々に進め、年末に慌てることがないようにという昔の人の知恵なのです。確かに、前もってゆっくり準備するほうが、掃除も年賀状も丁寧に仕上がりそうですし、混雑した店内での大量の買い物に疲れ果ててしまうこともありません。保ちのよい松や竹など、前もって準備しておけるものは一つずつ買い揃えておきましょう。年末のスーパーは混雑して買い物に時間がかかります。ネットも利用して賢く買い物しましょう。 【正月事始めリスト】 松飾り・門松の準備(28日までに飾ります。末広がりの八が由来) 鏡もちの準備 年賀状の準備(15~25日までに出すと元日につきます) 大掃除(ゴミ収集の最終日を要チェック) お正月のお膳セット(祝い箸や食器、酒器など) お年玉のポチ袋 おせちの準備 1. 松(マツ) Alla Dmitrijeva/Shutterstock.com お正月に欠かせないのが松飾りや門松です。松飾りや門松は、「歳神様」へ我が家の存在を知らせる目印として飾られてきました。歳神様は一年の始めに訪れる来訪神といわれ、一年分の幸せを家族に授けてくれるお正月の神様です。その歳神様への目印として松が選ばれているわけは、一年中みずみずしい緑を保つ樹姿が、長寿や不老を想像させ、神が宿ると信じられてきたためです。なかでも「根引松(ねびきまつ)」という根がついた状態の松の若枝は、ますますの成長を象徴し、正月飾りに珍重されてきました。生け花などに使っても、一気にお正月の雰囲気を出せるので、花を飾り慣れていない人にもぴったりです。 2. 梅(ウメ) HunterKitty/Shutterstock.com 他の花に先駆けて開き、かぐわしい香りを漂わせるウメの花も、お正月によく飾られる花の一つ。厳しい寒さや雪の中でも枯れることなく花を咲かせる姿が、古くから人々に愛されてきました。同じく縁起がよいとされる松、竹と組み合わせた松竹梅は、お正月の定番モチーフとして、生け花はもちろん掛け軸などにもよく使われます。 3. 千両(センリョウ)・万両(マンリョウ)・南天(ナンテン) 写真はセンリョウ。traction/Shutterstock.com センリョウ、マンリョウは全く別種の植物ですが、どちらも緑の葉につややかな赤い実をつけます。厳寒の中、お正月にふさわしい色合いを添えてくれるありがたい存在です。「千両」「万両」という名前のめでたさから、商売繁盛などの縁起物としても親しまれています。ナンテンも同じく赤い実をつける木。名前が「難を転ずる」という言葉に通じるため、不浄を払う植物として住宅の庭にもよく植えられています。どれも、お正月にふさわしい姿と意味を持った植物です。 4. 蘭(ラン) Sealstep/Shutterstock.com 華やかで気品のある花姿と、ほのかな香りを持つことから、高級感のある花としてハレの席によく登場するのがランの花。竹、キク、ウメと合わせて四君子とも呼ばれ、水墨画などでもよく描かれます。ランの花は飾り花の定番ともなっていますが、お正月にもぴったり。切り花でも比較的長もちするのも嬉しいところです。 H.Tanaka/Shutterstock.com 5. 薔薇(バラ) Elnur/Shutterstock.com お正月にバラ? と思う人もいるかもしれませんが、バラは中国語では「長春」といい、春が長く続くという意味を持ったおめでたい花なのです。豪華で美しい花姿や、お正月カラーである紅白はもちろん、バリエーション豊かな花色も特別な日にふさわしいもの。松などと合わせると、ぐっと和風の雰囲気にもなります。 Zahorui Ivan/Shutterstock.com 6. 菊(キク) Ilya D. Gridnev/Shutterstock.com 不老長寿の薬草として古来より人々に愛されてきたキクは、格調高く縁起のよい花。秋の花として知られているキクですが、最近では一年中手に入るようになり、お正月の飾り花にもよく利用されています。お正月には白や黄色のキクがよく使われますが、色も花姿も豊富なので、好みのものを飾りましょう。 Agnes Kantaruk/Shutterstock.com 7. 水仙(スイセン) Frank11/Shutterstock.com 厳しい寒さの中でも花を咲かせるスイセンは、お正月の花の定番。端正な美しい花姿と、辺り一面に漂う甘く芳醇な香りが、まるで水の仙人のようだとして、スイセンという名がつけられました。中でも一番早く、12月末~1月に咲くのはニホンズイセン。その清らかな姿は、お正月を明るく彩ってくれます。 8. 福寿草(フクジュソウ) taviphoto/ Shutterstock.com 早春の花として知られるフクジュソウは、漢字では「福寿草」。その名前からも、お正月にふさわしいおめでたい花とされ、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)といった別名もあるほど。お正月に寄せ植えなどで購入したものは、大きな鉢などに植え替えて根を回復させると、翌年も花を楽しむことができます。 chikaphotograph/Shutterstock.com ここでご紹介した8種以外にも、新しい年の無事を祈るシダレヤナギや、子孫繁栄を象徴する万年青(おもと)やユズリハなど、お正月にこそ飾りたい植物はたくさんあります。これらの中からお好きな花を選んで、一緒に新しい年を迎え入れてみませんか?



















