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「杜鵑草」ってどんな花? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ

2026.09.26
「杜鵑草」ってどんな花? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ

私たちの身の回りにある植物には、驚くほど難しい漢字表記がたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にする植物たちも、漢字で見るとまるで別物? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。

鳥の名を持つ秋の花!「杜鵑草」ってどんな植物?

クエスチョン
Fumeezz/Shutterstock.com

実際に育てていても、漢字で表記されると案外分からない植物も多いもの。普段呼んでいるのとは違う名前があったり、意外な漢字表記があったり、植物の漢字も面白いものです。

そんな植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズで出題!

今回のお題は「杜鵑草」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?

ヒント

渋い魅力がある独特な姿が、秋を感じさせてくれる日本原産の花。主に紫や白などの花が咲きます。

正解は…

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ホトトギス

ホトトギス
billysfam/Shutterstock.com

ホトトギスの基本データ

学名:Tricyrtis hirta
科名:ユリ科
属名:ホトトギス属
原産地:日本
和名:ホトトギス(杜鵑草、杜鵑など)
別名:トードリリー、油点草(ゆてんそう)、郭公花(かっこうばな)など
英名:Toad Lily
開花期:8~10月
花色:紫、白、ピンク、黄
形態:宿根草(多年草)
草丈:30~100cm

夏の終わりから秋にかけて、風情あるユニークな姿の花を咲かせるホトトギス。ホトトギスという名前は鳥を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、こちらのホトトギスは秋の茶花としても古くから親しまれてきた、日本原産の落葉性多年草です。東南アジアや東アジアに20種ほどが分布し、日本には10種ほどが自生しているほか、園芸品種も多数あります。花色は紫や白がポピュラーですが、鮮やかな黄色の花を咲かせるキバナノホトトギスなどもあります。また、強健なタイワンホトトギスとの交配種もホトトギスの名で流通しています。

ホトトギス
tamu1500/Shutterstock.com

ホトトギスの開花期は主に8月下旬~10月。種類によっては、7月下旬から開花する早咲きのものもあります。風通しのよい明るい日陰で、適度に湿った環境を好み、斜面や崖、山地の林内などに自生するほか、寺社仏閣の境内や庭園に植えられている様子もよく見られます。

ホトトギス
N.Stertz/Shutterstock.com

ホトトギスは花径3cmほどで、白い花弁に紫の斑点をちりばめたような独特の姿が特徴。基部の近くには黄色い斑点が入ります。杯状になる6枚の花弁の中央にある3つに分かれた雌しべなど、花形もユニークです。ただし、品種によっては斑点がないものもあり、すっきりとした印象の花を咲かせます。

白花のホトトギス
斑点がなく純白のホトトギス。billysfam/Shutterstock.com
ホトトギス
billysfam/Shutterstock.com

ホトトギスの草丈は30~100cm。葉は長楕円形で互生し、葉の付け根や茎の先端に花を上向きに咲かせます。茎はまっすぐか斜めに伸び、場所や地域によっては弓なりに枝垂れるように伸びることもあります。通常は分枝しませんが、タイワンホトトギスは花茎が分枝して多数の花を咲かせるため、華やかで人気があります。

ホトトギス
FIFTYONE by Athi/Shutterstock.com

ホトトギスは山野草の中でも育てやすく、地植えでも鉢植えでも栽培できます。風通しのよい明るい日陰で、適度な湿り気がある環境を好みます。乾燥しやすい場所では周囲に植栽をしたり打ち水をするなど、空気中の湿度を保つとよいでしょう。ただし、水はけのよい土壌を好むため、地植えの場合は水が溜まりやすい場所は避け、一段高くした場所に植えるとよく育ちます。

ホトトギス
billysfam/Shutterstock.com

植え付けの適期は2~3月。苗は園芸店の山野草コーナーやネットショップなどで手に入れることができます。鉢植えの場合は1~2年に1回、地植えの場合は3年に1回を目安に植え替えましょう。

鉢植えは表面の土が乾いたら水やりを。地植えの場合は基本的に不要ですが、乾燥が続くときは必要に応じて水やりをして補います。一般的なホトトギスの品種は耐寒性が高く、特に冬越し対策の必要はありません。耐暑性もありますが、種類によっては真夏の直射日光や乾燥で傷むことがあるので注意しましょう。

ホトトギス
tamu1500/Shutterstock.com

「杜鵑草」の由来とは?

鳥のホトトギス
特徴的な鳴き声で知られるホトトギス。Tisha Mukherjee[CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons]

ホトトギスという名前は鳥のホトトギスに由来し、花弁に入る紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸にある模様に似ていることから名づけられました。漢字では「杜鵑草」「杜鵑」などと書き、「杜鵑」はそのまま鳥のホトトギスのこと。これだけでもホトトギスと読みますが、ホトトギスの花の場合は植物と分かるように「草」を加えた「杜鵑草」と表記されることが多く、音読みして「とけんそう」と読むこともあります。また、別名として「油点草(ゆてんそう)」もありますが、これは若葉に油を垂らしたシミのような模様が入る種類があることに由来します。

英名「Toad lily」も花弁の斑点を由来とし、「Toad」はヒキガエルのこと。花弁の斑点模様をヒキガエルの模様に見立てた名前です。

ヒキガエル
ヒキガエル。Wirestock Creators/Shutterstock.com

ちなみに、鳥のホトトギスは文学や詩歌によく登場するためか表記例がとても多く、一例を挙げると子規、不如帰、杜鵑、時鳥、杜宇、田長鳥、沓手鳥、橘鳥、陽雀、思帰鳥など。まだまだたくさんの名前があり、昔から人々に愛されてきたことがうかがえますね。

ホトトギス
F_studio/Shutterstock.com

クイズ一覧はこちら!

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