丹精込めて育ててきたバラが一斉に開花する嬉しい季節がやってきたら、バラを眺めてお茶を飲んだり、思い出のシーンを写真に撮ったり……。年に一度だけ出現する特別な空間を楽しみ尽くすために、プラスαにオススメのグッズを紹介します。東京のマンションの庭で‘ポールズ・ヒマラヤン・ムスク’をはじめ約30種のバラを育てているKさんは、咲かせたバラを引き立てるグッズ選びも、とても上手。Kさんのグッズ選びのポイントと楽しみ方を教えていただきました。
目次
バラ模様のティーカップセット

バラが咲き揃ったら、まずはおいしい紅茶を用意して庭をゆっくり眺めて過ごしましょう。Kさんの庭でバラの季節に出番が多くなるティーセットは、ヘレンドの「ウィーンの薔薇」シリーズ。白磁に引き立つ一輪のバラ模様は、コロンとかわいい花形のオールドローズ‘ラレーヌ・ヴィクトリア’に似ています。バラ模様と一口にいっても、筆のタッチなどの表現方法や描かれた花の形によってティーカップのデザインもさまざまです。市販のものからお気に入りを探すほか、白磁に絵付けをするクラフト「ポーセラーツ」を利用して、自分好みのティーカップをつくるのも一案です。バラの季節を楽しみに、時間をかけてオリジナルを手づくりするのもいいですね。
花殻摘みや花を飾る籐カゴ

活ける花を集めて運んだり、切った花殻を一時集めたりと、いくつかあると便利なカゴ。ガーデニングショップだけではなく、アンティークショップでも素敵な物に出合えます。また、贈られた花のアレンジメントに使われていたカゴも再利用できますね。バラには、ワイヤーよりもつるや小枝など自然素材のものが似合います。深めのカゴや平たいデザイン、持ち手が凝っているものなど。デザイン違いでいくつか用意して、使い分けましょう。アンティークショップなどの海外製品には、日本にはないかわいい形が見つかることが多いようです。
花を浮かべて眺めるバードバス

遊びにやってきた野鳥が水を飲んだり、水浴びしたりする場所として庭に置くバードバス。バラの季節には、水を張って庭中の花を浮かべれば、豪華なフォーカルポイントになります。Kさんの庭には2種のバードバスが置かれています。ブルーグレーの珍しい色合いのバードバスは、バス部分が直径55㎝ほどと大きめサイズ。アンティークショップで見つけました。もう一つは、白いアンティーク仕上げの日本製です。選ぶポイントは、購入時から新品に見えないもの。そうすれば置いたその日から、しっくり庭に馴染みます。
レース模様のような白い家具と鏡

アイアン製の白いガーデンファニチャーは、バラが咲くロマンチックな景色をより引き立ててくれます。Kさんが庭に置いている白いベンチや椅子は、繊細なレース模様のようなデザインです。庭にベンチや椅子をたくさん置きたかったため、あまり大きくなくて線が細いデザインを選びました。アイアンワークの白いベンチや椅子は、向こう側が透けて見えるので、庭に奥行きを感じさせます。
パーゴラの下に置かれた鎧戸つきの窓は、実は鏡になっています。まるで窓の外にも花が咲いている空間があるように見せるサプライズ! 映り込んだバラ咲く風景が、庭をより広く見せてくれる効果もあります。
バラが寄り添うレリーフ飾り

女神や植物、花などが彫刻された石材のレリーフは、大きなものはとても重いので、設置に苦労しない重量のものを選びましょう。このレリーフは幅20×高さ30㎝と、ほど良い大きさで、フックに下げるだけで簡単に設置ができました。毎年、バラの季節になったらレリーフの縁に花が咲くようにと、枝をそばに誘引します。つぼみが確認できた頃に、レリーフの近くへ花茎をとめ付けるとロマンチックな一角になりますよ。
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Credit

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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