スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
3and gardenの記事
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園芸用品

美しい庭をつくる人のガーデニングスタイル・庭装備編
美しい庭づくりのために、作業時にノンストレスで動けて疲れない装備を追求 クリニックの庭で植物の手入れをしていると、よく「お手入れの方ですか?」と言われます。私は、私こそこの庭の専属ガーデナーだと自負しているのですが、院長の妻だということが分かると、皆さん「院長夫人が自らなさっているなんて思いませんでした…」と、汗と泥にまみれた私を下から上まで驚きの表情をもって眺めます。そうです、ガーデニングは全身を使い、かなりの運動量になるわけで、いかにストレスフリーで庭仕事に没頭できるか15年以上追求してきた結果、今のスタイルができ上がってきました。皆さんの思う「院長夫人像」とは少しかけ離れているようですが、私のガーデニングスタイルをご紹介しますね。 美しい庭づくりのための装備1. ガーデニングで動きやすいヨガパンツ 私の庭での格好はだいたいこんな感じです。特に重要なのは、パンツです。ガーデニングでは、しゃがんだり、立ったり、中腰になったりと、しょっちゅう体勢を変えるので、ノンストレスで動けるものを探した結果、今のところヨガパンツがベスト。動きやすく素材もサラサラして気持ちがいいし、洗濯後に乾きやすいのもグッド。足首の部分がゴムでキュッと詰まっているので、長靴に足がスッと入るのも気に入っています。 美しい庭づくりのための装備2. しゃがんだ姿勢に便利でコンパクトなニーパット ガーデニングでは草を取ったり、球根を植えたり、膝をついてする作業が多いので、パンツの上からニーパット(膝当て)をします。膝への負担も軽減されますし、汚れも防いでくれます。置き型タイプのニークッションもありますが、我が家の庭では草花の間にそんな大きなものを入れる余地がないので、膝にぴったりフィットするようなコンパクトなニーパットがいいのです。 美しい庭づくりのための装備3. ガーデニング用にはカカトのないミディアム丈の長靴 長靴はおしゃれなものがたくさんありますが、ガーデニングで使う場合には機能性が一番大事。そして、機能性はその人の体格やどんな庭で使うのかでも変わってくるのだなぁというのが私の実感です。小柄な私の場合、海外のブランドの物はカッコいいのですが、ズシっと重くて疲れてしまいます。しゃがんだ時に、膝裏につっかえないミディアムショート丈で、ゴムにある程度の柔軟性があったほうが快適です。そして、植栽帯の中に入って作業をする場合には、カカトがなく、フラットな靴底のほうがよいのです。フラットといってもツルツルではダメで、適度な溝が全体に刻まれていることが必要です。植栽帯の土は割とフワフワしているので、カカトがあるとすぐに土に食い込んで重くなるし、土にも深い溝ができてしまいます。探してみると、意外とカカトのない長靴は少なく、見つけるのに苦労しました。私が履いているのはparare(パラーレ)というメーカーのレインブーツです。 美しい庭づくりのための装備4. ガーデニングではタオルではなく手ぬぐい 首にはいつも汗拭きのための手ぬぐいをかけ、両端を襟の中に収めています。夏はもちろん、冬でも作業をしていると汗をかくので、汗拭きは必須なのですが、タオルだと厚みがあって夏は暑いし、息苦しい。そこで思いついたのが日本の伝統的な手ぬぐい。薄手で軽く、すぐ乾くので快適です。しかも、手ぬぐいは、いろんな柄があるのでコレクションするのも楽しいのです。私はバラが好きなので、バラ柄の手ぬぐいを集めています。庭友達へのプレゼントにもオススメですよ。 美しい庭づくりのための装備5. 指先の感覚が保てる「綿×ビニール」の異素材手袋2重使い ガーデニングには手袋も必需品。手の皮膚が敏感な私は、素手で土や植物を触っていると、とんでもなく手が荒れるので手袋が欠かせません。いろいろ使ってみた結果、私は綿手袋の上から、ピタッとしたビニール手袋をはめる異素材2重使いに落ち着きました。倒れそうな草花の茎を支柱に留めつけたり、ガーデニングではヒモを結ぶという作業が結構多いのですが、手袋がフィットしていないととてもやりにくく、結局手袋を外すことになるのです。この2重使いは、どちらもピタッとフィットするので指先の感覚が損なわれず、そうした細かな作業も手早くでき、濡れないので便利です。以前、ビニールの手袋だけを使っていたら、ゴムのアレルギーで手に湿疹ができてしまったので、下に綿手袋をすることにしました。どちらもホームセンターやドラッグストアなどで入手でき、安価で大量に入っているので使い捨て手袋として使っています。 美しい庭づくりのための装備6. ガーデニングに便利なポケットいっぱいのエプロン 誘引紐やビニタイ、ハサミ、スマホなどを身につけて歩けるように、ポケットがたくさんついたエプロンを便利に使っています。このエプロンはモン・ベルのフィールドラップエプロンで、ポケットが4つついていて、一つはジッパー付きなので、落としてなくすと困るスマホなどはそこに入れています。伸縮性があって動きやすく、撥水加工がしてあるので水もはじいてくれます。ウエストの調節ベルトには、ハサミケースなどを通すこともできて便利です。 モン・ベル/https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1132105 美しい庭づくりのための装備7. ガーデニング時も髪と肌のUVケア・香る日焼け止めスプレー 美容師をしている庭友達が勧めてくれた髪と肌のUVスプレーを愛用しています。友人によると髪も紫外線にさらされると結構傷んでしまうのだそうです。帽子もかぶっているのですが、意外と帽子のツバが視界を遮り邪魔になることがあります。しゃがんで手入れをしていて不意に顔を上げた際、ツバでバラのつぼみや繊細な宿根草の茎を折ってしまったりすることもあるので、水やり以外の庭仕事の際は帽子を脱いでしまいがちです。ですから、庭に出る前には必ずこのスプレーをシュッとひと吹き。SPF50で安心ですし、香りもよいので気に入って使っています。 ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー/美容室やAmazonなどでも入手できます。 面谷さんの丹精する庭はこちら
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一・二年草

【失敗しない】ヒマワリの育て方|初心者でも簡単!人気品種の選び方と夏のガーデニング
夏の日差しのような明るい印象 見上げるほど大きく育ち、太陽を追って大輪の花を咲かせるヒマワリ。中央に丸く大きな目を持つ黄色い花姿は、エネルギー溢れる真夏のイメージとしておなじみです。観賞用だけでなく、食用や油を取るためにも栽培されており、人との関わりも深い花です。一面に咲く黄色い花が咲くヒマワリ畑をイメージする人も多いことでしょう。北アメリカを原産とし、多くは花が咲いた後にぎっしりとタネをつける一年草です。 食用やスキンケアなどに広く使われているヒマワリ油。 漢字では「向日葵」と書くように、成長期の若いヒマワリは、太陽を追って花の向きを変えていきます。大きな一つの花のように見えているこのヒマワリの花ですが、実は頭状花序と呼ばれる小さな花の集合体。周囲を取り巻く黄色い花弁をつけた舌状花と、中央部の黒や茶色、黄色などの筒状花が合わさってできていて、円の外側から内側に向かって開花していきます。ヒマワリには小輪から大輪、八重咲きなど多様な花形を持つ品種があり、草丈も3mを超えるようなものから30㎝ほどの矮性品種までさまざまです。広いスペースで育てるイメージの強いヒマワリですが、矮性品種なら鉢植えでも栽培できます。 小さめの花なら、ちょっとしたアレンジメントにもぴったり。 多様なヒマワリの品種 ヒマワリといえば、大きな黄色い花というイメージがありますが、現在ではさまざまな花色や花形を持つ品種が流通しています。ここでは、ユニークな魅力を持つヒマワリの品種を一部、ご紹介します。 ‘テディベア’もこもことした印象の八重花を咲かせる‘テディベア’。草丈80㎝ほどの矮性タイプ。 ‘ムーラン・ルージュ’濃いチョコレート色の花がガーデンでも目を引くヒマワリ。草丈2mほどになる高性種。 ‘スターバースト・レモンオーラ’淡いレモン色の色彩が爽やかな、花径10~15㎝ほどの八重花を咲かせる高性種。 ‘リトル・ベッカ’オレンジと黄色のバイカラーの花を咲かせる‘リトル・ベッカ’は、矮性でコンパクトに育ちます。 「サンリッチ」シリーズ整った花形で花粉がない「サンリッチ」シリーズは、花もちがよく、飾っても汚れないので切り花にオススメ。 ‘ルビー・エクリプス’褐色の花弁の先端がレモンイエローに色づくユニークな品種。花粉がないので切り花にも。 ‘リング・オブ・ファイア’中心に近いほど赤く、外側が黄色の花びらを炎に見立てた名前。よく分枝して花を咲かせます。 ヒマワリの育て方 ヒマワリは苗でも出回っていますが、タネから播いて育てるのが一般的。日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所で育てましょう。発芽適温は20~25℃程度、生育にも高温を好むので、タネ播きは4月下旬以降に行うとよいでしょう。ヒマワリのタネは大きくて播きやすいので、直播きでも育てられます。高性種などは、株間を十分にとって播くようにします。ヒマワリは養分、水分をよく吸収するので、近くに植えてある周囲の植物の成長が悪くなることがあります。また、肥沃な土を好むので、植え付け時に元肥を入れておくとよいでしょう。 本葉が5~6枚ほどの時に摘心をすると、ある程度背丈が抑えられ、脇芽が出て花数を増やすことができます。そのぶん、一つひとつの花は小さくなるので、大輪の花を咲かせたい場合は摘心をせずに育てましょう。分枝するタイプは、自然に枝分かれするので、摘心は必要ありません。背が高くなる場合、支柱を立てることで倒れるのを防ぐことができます。 一輪しか花を咲かせない場合、花がら摘みは特に必要ありません。一年草なので、枯れたら抜いてしまいましょう。花が多い場合は、適宜咲き終わった花を取り除くと長期間楽しむことができます。タネを取る場合は、タネが黒くなって葉が枯れてくる頃までそのままにしておき、花首から切って陰干しして保存します。 Photo/ 1)bogdanhoda/ 2)salajean/ 3)Xan/ 4)Andrey Stratilatov/ 5)Magdalena Kucova/ 6)Sergej Lebedev/ 7)D C Robinson/ 8)CandiceDawn/ 9)Ole Schoener/ 10)LagunaticPhoto/ 11)InfoFlowersPlants/ 12)Koki Yamada/ 13)Brandon Lindblad/ 14)T Chareon/ Shutterstock.com
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おすすめ植物(その他)

まだまだあります! 知っていると誰かに教えたくなる身近な植物の名前の由来
ガーデンや身近な場所で見かける植物はたくさんありますが、その由来をどれだけご存じでしょうか? 植物の名前は、見た目からつけられたり、物語や発見者の名にちなんだりとさまざまです。身近な植物の名前の由来についてご紹介しましょう。 『知っていますか? 身近な植物の名前の由来』も併せてご覧ください。 クローバー(シロツメクサ) Photo/Sann von Mai/Shutterstock.com 幸運のシンボル、四つ葉探しでおなじみのクローバー。最近では葉色の豊富なバリエーションに加え、葉の枚数も5枚以上になるような園芸品種まで登場し、寄せ植えのアクセントとしても人気があります。クローバーという名は古代英語に由来し、「獣の蹄の割れた形の葉」という意味だそう。ちなみに日本ではシロツメクサやツメクサと呼ばれ、白詰草などと書きます。これは、江戸時代に、オランダ人がガラス製品(ギヤマン)など交易品の梱包に、緩衝材としてよく用いたことに由来します。 アスチルベ Photo/ Volcko Mar/Shutterstock.com 初夏にふわふわとした花穂を出し、半日陰のシェードガーデンでも咲くアスチルベ。ギリシャ語「astilbe」からの外来語です。「astilbe」は「~がない」という意味の「a」に、ギリシャ神話の輝きの妖精で、きらめきを意味する「stilbe」が合わさった言葉で、葉につやがないことや、花が地味で目立たないことを表すとされます。名前の評価はやや辛口ですが、泡のような花姿はナチュラルな風情が洋風の庭にも和風の庭にも相性がよく、ガーデンに取り入れたい花の一つです。 スミレ 小さな紫色の花を咲かせ、春を告げるスミレの名前は、大工さんの使う道具から。スミレの花姿が直線を引くための道具である「墨入れ(墨壺)」を思わせることから「スミイレ」と呼ばれ、次第に転訛して「スミレ」になったという説がよく知られています。また、スミレは「スミイレ」であり、スミはツミ(摘み)の異形で、摘んで楽しむ「摘入草」の意味から生じたという説もあります。日本国内にも、山間部に生育し、葉裏が紫を帯びるシハイスミレや、海岸近くに生息するイソスミレなど、多くの仲間が自生しています。 ギボウシ 葉を大きく広げるギボウシは、シェードガーデンには欠かせない宿根草です。鉢に一種植えにしても見映えがよく、ガーデナーにとってはお馴染みの存在。このギボウシという名は、もとはギボウシュであり、若い葉が擬宝珠(欄干の柱の上端につける飾り)によく似ていることからというのが定説ですが、「葱帽子(ネギボウシ)」が転じたという説もあります。欄干の装飾はもともと「葱宝珠」であったという記述もあり、はじめにネギの花を葱宝珠と呼び、次いで欄干の装飾にこの名を用い、最終的に葉が擬宝珠に似たギボウシも同じ名で呼ばれるようになったのではないかと考えられています。ちなみに、東京「日本武道館」の屋根の上にある通称「玉ねぎ」は、擬宝珠なんですよ。 アマリリス Photo/fon.tepsoda/Shutterstock.com ユリに似た大きな花を咲かせる、鮮やかな印象のアマリリス。この名前は英名「amaryllis」をそのまま利用したものです。「amaryllis」の由来は、ギリシャ語の「amaryllis」にさかのぼります。この名は、紀元前3世紀頃のギリシャの牧歌詩人、テオクリトスにより書かれた牧歌の中に登場する、美しい羊飼いの少女の名だそうです。ちなみに学名のアマリリスについてはややこしく、ガーデニングでアマリリスと呼ばれている種は、現在はアマリリス属ではなく、ヒッペアストルム属に分類されています。そのため、アマリリス属に属するものはホンアマリリスと呼んで区別しています。 ホオズキ Photo/sasimoto/Shutterstock.com ふっくりとした赤い実が印象的なホオズキ。毎年7月上旬には、東京・浅草にホオズキ市が立つことでも馴染み深い、季節を告げる草花の一つです。歴史的仮名遣いではホホヅキと書き、口に含んで膨らませ、頬をついて音を鳴らすという子どもの遊びに由来する、というのが通説です。他に、実の様子から人の紅い頬を連想したという説や、ホホというカメムシ類の虫が好むことからという説、実が火のように赤いことから「火火着、火火著(ホホツキ)」と呼んだという説など、さまざまな説があります。ホオズキは漢字では鬼灯とも書き、赤い灯火のような実の様子を、怪しげな赤い提灯として表しています。 バラ 数ある花の中でもトップクラスの華やかさと人気を誇り、花の女王とも呼ばれるバラ。西洋風の印象が強い花ですが、ノイバラは日本でも古くから愛され、ウマラという名で万葉集にも登場します。バラの語源は茨(イバラ)で、トゲのある小さな木の総称でしたが、次第にノイバラを指すようになりました。イバラの語頭のイはウとも発音され、またバラのバがマにも通じたためにウマラとも呼ばれ、この名のほうが歌には好まれたようです。その後、語頭のイやウの音が脱落し、現在のようにバラと呼ばれるようになりました。 ベゴニア Photo/Ancha Chiangmai/Shutterstock.com 育てやすくて花期が長く、春から晩秋まで咲き続くベゴニアは、花壇で広く活躍する花です。花色や花形、草姿などの豊富なバリエーションも魅力です。このベゴニアの名前は、フランス領アンティル諸島の総督だったフランスの植物学者、ミシェル・べゴンに由来します。ちなみに、日本でも親しまれているシュウカイドウもこのベゴニアの仲間。シュウカイドウは漢字では秋海棠と書き、バラ科の花木である海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせることから、この名で呼ばれています。 参考文献:『語源辞典 植物編』(吉田金彦編著・東京堂出版刊)『日本辞典』 http://www.nihonjiten.com/
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宿根草・多年草

水に浮かぶ姿が涼やかな水草を育ててみよう
水草(水生植物)とは 普段ガーデンで目にする植物と水草は、大きく異なるように思えますが、どちらも植物であることは変わりません。植物の中でも、体の一部または全部が水中で生育するものが水草と呼ばれています。そのため、ひと口に水草といっても、その形状や性質はさまざまです。 水草には主に、葉や茎が水上、根が水中にある「抽水性植物」、体のすべてが水中にある「沈水性植物」、根を水中に張らず、水面や水上を漂って生育する「浮遊性植物」、水底から茎を伸ばして水上に葉を浮かべる「浮葉性植物」、水辺に育つ「湿生植物」があります。また、同じ水草でも、水位の変化に合わせて体の特徴を変化させることが多く、水中葉と水上葉では、一見別種に見えるほど姿が異なるものもあります。 水を使った涼しげなウォーターガーデンは、ボトルアクアリウムや水槽、水鉢などで楽しむことができます。小さな器に水草を育てて楽しむボトルアクアリウムは、とても手軽で手入れも簡単。大きめの水槽で水草を栽培する場合は、育てるものに合わせてフィルターやライト、ヒーターなどが必要となりますが、自由にレイアウトができ、とても華のあるインテリアになります。水鉢を用いた栽培であれば、ナチュラルな風情が楽しめ、手もあまりかかりません。ウォーターガーデンでは、水草だけでなく、流木や石などを用いてレイアウトするのが一般的。魚やエビ、貝など、水生動物を一緒に飼育することもよくあります。素材選びや配置によって、オリジナルな水景色をつくれるのも、ウォーターガーデンの大きな魅力です。水生動物を飼育する際は、生育環境をきちんと整え、水草だけを育てるよりも頻繁に手をかけてあげましょう。 育ててみたいかわいい水草 非常にたくさんの種類がある水草ですが、その中から、中が透けないスイレン鉢などでも楽しみやすい、水面に葉が浮かぶ種類をピックアップしていくつかご紹介します。水鉢ガーデニングなら、透明な水槽や特別な器具がなくても、屋外のベランダやガーデンの一角で楽しむこともできます。 ホテイアオイ メダカの産卵浮き草としてお馴染みのホテイアオイ。ぷっくりと膨らんだ葉柄が水に浮かび、土がなくても栽培できる浮遊性植物です。7~9月頃に青紫色の花を咲かせます。熱帯性植物なので、冬は屋内で管理を。 マツモ 水面を漂いながら水流に揺られる繊細な葉が涼しげなマツモは、屋外ビオトープやアクアリウムなど、いろいろな使い方ができます。環境の変化に強く、世界中の幅広い地域に生育します。 ウォーターダイヤ(コビトヒメビシ) 水底から茎を伸ばし、水面に放射状にダイヤ形の葉を広げるウォーターダイヤは、目を引く水草です。強い光の下では葉色が赤に変化し、真夏には黄色い花も咲かせます。熱帯性植物なので、冬は屋内で管理します。 ウキクサ 水面に漂う浮遊性植物の代表例。2㎜前後の丸い葉がいくつも浮かびます。栽培がとても簡単で、短期間で増えるので、増えすぎた場合は適宜取り除きましょう。 オオサンショウモ 浮き葉の表面が毛に覆われ、よく水をはじくオオサンショウモ。水に浮かべるだけで簡単に成長し、大型になるので、ある程度大きな容器での栽培に向きます。熱帯性植物なので、冬は屋内で管理します。 ウォーターバコパ 明るい色の葉が美しく、夏には青紫色の可憐な小花を咲かせます。ビオトープやアクアリウムで、メダカの隠れ家や遊び場にもオススメです。水辺に生息する植物で、株元が常に水につかるように水位を調節して育てます。水中に沈めて育てることもできます。 ご紹介した品種の苗は、透明のカップや袋などに入って、夏になるとガーデンセンターや園芸店にも並びますが、アクアリウム専門店や観賞魚店などでは、日頃見かけないような、珍しい品種にも出合えます。水草を見つけにアクアリウム専門店へ出かけるのも、夏の新鮮な過ごし方ですよ。ぜひ好みに合った水草を見つけてください。 水草の育て方 水草の生育に必要なものは、基本的には普段育てているガーデンプランツと変わりません。光と水、肥料、二酸化炭素を与え、生育に合った環境を整えてやることで、元気な水草を育てることができます。ここでは、基本的に特別な育成器具が不要で、誰でも手軽に楽しめるボトルアクアリウムや水鉢での栽培方法をご紹介します。 水草を購入する際には、茎が太く、色鮮やかで新鮮さを感じさせるものを選びましょう。葉が色あせたり、黄ばんでいるもの、茎や葉が半透明になっているものは避けたほうが安心。また、根元付近にも葉が密生して間延びしていないもの、コケや貝のついていないものを選びましょう。植え込みの際には、茎が太いものを除き、ピンセットを用いて行います。根や葉を傷つけないように、あらかじめ底に穴を掘っておくとよいでしょう。浮き草の場合は、植え込みは必要ないため、水に浮かべればOKです。 常に水を張った状態なので、水やりは必要ありませんが、水が蒸発してなくならないよう、水が減ってきたら足しましょう。また、水鉢の場合はあまり気になりませんが、ボトルアクアリウムなどではコケが生えてくることがあるので、適宜掃除も行います。水生動物を飼育している場合は、塩素を中和した水を戻します。その際、水温などの環境が急激に変化しないよう、あらかじめアクアリウムの近くに汲み置きしておき、元の水も取っておいて混ぜて戻すとよいでしょう。 水生植物にも肥料は必要ですが、与える際は控えめに。多すぎると水質の悪化や藻の繁殖につながります。また、水草も光合成のために光を必要としますが、夏は水温が上がりやすいので、直射日光の当たらない場所に置いたほうがよいでしょう。基本的に自然繁殖するので、増えすぎたら適宜間引きます。 耐寒性の有無や好む環境などは、水草の種類によって異なるので、栽培の際にはそれぞれの好む環境について確認しておきましょう。 Credit 文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。 参考文献:『水槽で屋外で小さな器で かんたん きれい はじめての水草』(月刊アクアライフ編集部編・マリン企画) Photo/ 1)Videowokart/ 2)Elena Elisseeva/ 3)kunmom/ 4)e22xua_th/ 5)Chatchai Kuntrakornkiti/ 6)Passararin Jongsereechoke/ 7)angnokever/ 8)Arunee Rodloy/ 9)invisible163/ 10)ESstock /Shutterstock.com
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一・二年草

ボーダー花壇や寄せ植えに、暑さに強くバラエティー豊かなバーベナ
暑さに強く、使いやすい花 バーベナは南北アメリカの熱帯から亜熱帯を原産とするクマツヅラ科の植物。花期が長く、春から晩秋にかけてサクラソウにも似た小さな花を咲かせ続け、暑さの厳しい季節にも旺盛に生育します。可愛らしい小花がまとまって咲き、他の草花に合わせやすいのも嬉しい種類です。本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、日本で栽培する場合、大きく分けて、比較的耐寒性が強い宿根草タイプと、寒さに弱い一年草タイプとに分かれます。 特に宿根草タイプは非常に強健で乾燥にも強く、バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)などはアスファルトの隙間からも芽を出すほど。一年草タイプは、いくつかの野生種が掛け合わさってできた園芸種、ヒブリダなどが代表的な品種です。宿根草タイプは苗から、一年草タイプは春か秋にタネを播いて育てるのが一般的ですが、苗でもよく出回っています。 また、バーベナには、茎が立ち上がるものと這うように横に広がるものがあり、多様な花姿とも相まって、ハンギングやグラウンドカバーからボーダー花壇まで、さまざまなガーデンシーンで活躍します。カラーバリエーションも多く、白やピンク、赤、紫、バイカラーなどの花色があります。種類によって大きく雰囲気が異なるので、育てたい場面に応じた花を選びましょう。 バラエティー豊かなバーベナ 花つきがよく、カラーバリエーションも豊富なバーベナは、寄せ植えはもちろん、単体で鉢植えにしてもGood。花壇の手前に植栽するのもいいですね。横に広がるタイプは、ハンギングバスケットやグラウンドカバーに。細かく切れ込んだ葉を持つバーベナ・テネラなどのほか、花房が大きく花つきがよい「花手毬~絢(あや)~」シリーズや、繊細な葉を持つ「タピアン」シリーズなど、園芸品種も多くあります。 バーベナ・ハスタータやバーベナ・ボナリエンシスは、背が高くなる大型の宿根草タイプで、ボーダー花壇に向きます。野性味のある草姿で、ナチュラルガーデンにぴったり。どちらも性質が強健で、手を掛けなくても毎年花を咲かせてくれる頼もしい存在です。 バーベナの育て方 バーベナはとても丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもオススメの花。特に宿根草タイプは強健で、暑さに強いのが特徴です。タネからも育てられる一年草タイプは暑さに弱いので、涼しい場所に移動できる鉢植えで育てたほうがよいでしょう。タネの表面には発芽抑制物質が含まれているので、発芽処理をしていないタネを播く際には、一晩水につけ、よく洗ってから播きましょう。 バーベナは日光を好み、日当たりが十分でないと、間延びしたり花数が少なくなりがち。日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。乾燥には強いですが、過湿を嫌うので、水はけのよい土に植えつけます。酸性土壌を嫌うので、植え付け前の用土は苦土石灰を混ぜて中和しておきましょう。また、植え込みが終わったら摘心をしておくと脇芽がよく出て花数が増えます。 長期間花が咲き続くので、開花中は適宜追肥を与えましょう。ただし、真夏は肥料が多いと株が弱るため、追肥は必要ありません。一年草タイプは、株を弱らせないためにも花がらをこまめに摘みましょう。宿根草タイプは、草姿が乱れてきたら、夏の終わりの8月中旬~下旬頃に草丈の1/2~1/3を切り戻すと、秋にはバランスよく花を咲かせてくれます。 併せて読みたい ・天野麻里絵さんの「やってみよう!初めてのガーデニング」 小さな花壇で夏から秋を彩るカラーリーフ5選 ・夏の花壇に咲かせたい!涼しげな青い花7選 ・失敗しない花壇づくりの仕切り方とデザイン例6つ Credit 写真&文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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一・二年草

ニチニチソウの上手な育て方とかわいい新品種
夏の花壇で大活躍するニチニチソウ ニチニチソウはキョウチクトウ科の植物。初夏から秋にかけて、5つに裂けた花びらを持つ可愛らしい花を咲かせます。寒さに弱いため、日本では一年草として扱われますが、本来は毎年花を咲かせる多年草です。ビンカと呼ばれることもありますが、この名は、実は別種のツルニチニチソウの学名。ニチニチソウとよく似た形の花を咲かせるこちらも暑さに強く、ガーデンのグラウンドカバーや構造物に絡めるつる植物として活躍します。 ニチニチソウの育て方 ニチニチソウ(日々草)は、マダガスカルを中心とする熱帯や亜熱帯を原産として高い気温や日照を好み、真夏のガーデンでも陽光をはね返して元気に咲き続ける頼もしい存在です。排気ガスなどにも強いので、道路沿いの花壇などに植えられている様子もよく見かけます。一方で過湿や蒸れには弱いので、栽培する際は、よく日の当たる場所に植え、土が乾いてから水をしっかりやるように気をつけましょう。 種子から育てる場合は、根っこが伸びやすい種まき用の黒ビニールポットに播きます(浅鉢は不向き)。発芽適温は20〜25℃なので、5〜6月が適期。タネに光が当たると発芽が悪くなるので、しっかり土を被せてから水やりをします。 苗から育てる場合は、春以降園芸店などで入手し、庭があれば地植えに、玄関先などで育てるなら鉢に植え付けて、日当たりがよく風通しのある場所に置きます。鉢植えの場合、泥はねが病気の原因になるので、高さのあるコンテナに植えたり、花台などに置くのも方法です。また、前年にニチニチソウを植えたことがある花壇に、そのまま同じようにニチニチソウを植えると、連作障害で立ち枯れ病が発生することもあります。植え付ける場所の土を新しくしたり、連作障害を改善する土壌改良剤を混ぜるなどの必要があります。また、植え付けの際には、元肥として肥料を施すか、肥料入りの培養土を使うと手軽に栽培を始められます。 発芽した苗やポット苗から地面や鉢に植え替えたら、次第と茎が伸びながら成長し、10月ごろまで花が次々と咲きます。開花が始まったら、2週間に1度程度、液体肥料を施すか、2カ月に1度程度の頻度で、緩行性化成肥料を施すと花が休みません。株の姿を整えるために、梅雨入り前に先端の芽を摘む「摘芯(てきしん)」を行うと、茎の本数が増えてボリュームが出ます。また、株が間延びしてきたら、伸びすぎた長い茎を適当な長さで剪定する「切り戻し」をすると、また新たな芽が伸びます。 咲き終わった花は自然に落ちるので手がかからないのもニチニチソウの魅力です。ですが、そのまま放置せずに取り去って株をきれいに保つようにしましょう。また、花がらをそのままにしておくと先端にサヤができて中に種子をつくります。種子が熟すために株に栄養が取られて花が休んでしまうので、種子を採取しない時期は、見つけたら摘み取るとよいでしょう。 ニチニチソウの草姿は3タイプ ニチニチソウには、矮性、高性、這い性の3タイプがあり、這い性のものはハンギングバスケット、矮性のものは寄せ植えの手前に植えるなど、目的に合わせて種類を選ぶと、ガーデンの演出の幅をより広げることができます。草姿だけでなく、花色や花姿もバリエーション豊富。白や青紫、ピンク、赤など、多くの花色があります。また、近年では品種改良も進み、小花や中輪、絞り咲き、風車咲きやフリンジ咲きなど、さまざまな花形を持つニチニチソウが登場しています。濃くつややかな葉も美しく、花の咲かない季節にも目を引きます。 バラエティー豊かなニチニチソウの花 オーソドックスな花形のイメージが強いニチニチソウですが、近年はユニークで可愛らしい花を咲かせる交配品種や新品種がたくさん登場しています。ここでは、新登場のニチニチソウの中から注目のおすすめ品種をピックアップしてご紹介。上の写真は、右上から時計回りに、「フリンジビンカ」‘フェアリーチーク’、「ミニナツ」‘ピーチオレ’、‘藍染め絞り’、‘しらゆきひめ’。今までのニチニチソウのイメージを覆すような花姿ですね。 ここに紹介した品種のほかにも、個性豊かなニチニチソウの品種はたくさんあります。最近ニチニチソウを育てていなかった、という人には、ぜひ最新品種をチェックしてみてください。 ニチニチソウで寄せ植えをつくろう 這い性のニチニチソウは、枝垂れ咲く性質を生かして写真のように単体でハンギングなどにもよく利用され、明るくカラフルな花色に元気をもらえます。一方で、コンパクトに生育する矮性種は、寄せ植えにしてもほかの植物と合わせやすく、コンテナガーデンでも使いやすい素材です。強健で育てやすく、日本の厳しい夏でも花が咲き継ぐニチニチソウは、夏の花壇や寄せ植えにぴったり。 上写真は、手前の列にアイビー、奥にシロタエギクを並べ、中央の列に白とピンクを交互に配したニチニチソウの寄せ植え。使われているのはどれも、オーソドックスで手に入れやすく、手入れも簡単な植物たちですが、各々の高低差を生かして、立体感のある可愛らしい寄せ植えに仕上がっています。明るい葉色や斑入りのアイビーを入れたことで、軽やかな印象もプラス。丈夫で育てやすく、長く楽しめる植物なので、どんな寄せ植えをつくろうか悩んでいる方など、気軽に試してみてはいかがでしょうか? 併せて読みたい ・夏の花を咲かせよう! 花壇・庭・鉢で育てたい夏に咲く草花22種【一年草編】 ・夏の花を咲かせよう! 花壇・庭・鉢で育てたい夏に咲く草花22種【多年草編】 ・夏の花壇に咲かせたい!涼しげな青い花7選 Credit 写真&文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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宿根草・多年草

知っていましたか? 真夏に朱色のホオズキが出回る理由
花から実へ、ホオズキが熟すまで ホオズキは、 ナス科ホオズキ属の多年草で、漢字で鬼灯、酸漿とも書き、英名では、Winter Cherry, Chinese lantern plantとも呼ばれています。提灯が吊り下がったような個性的な姿が愛らしく、日本でも古くから親しまれてきました。原産地は東南アジアで、耐寒性や耐暑性も強く、初心者にも育てやすい植物の一つです。 ホオズキを庭で育てた場合、3月ごろ地下茎から伸びた芽がまっすぐ茎を伸ばし、5月以降、茎の各節に薄いクリーム色の小さな花を咲かせます。 花が終わると、やがて果実を包み込むように周囲のガクが大きく育ち、袋状になって膨らんでいきます。写真左から右へ、つぼみ、開花、ガクの成長、袋状になる成長過程を経て、次第に色づき、私たちが愛でるホオズキになります。 鉢植えや切り花として入手できる「丹波大実ホオズキ」をタネから育てる場合は、発芽まで20℃以上の温度と20日以上の日数がかかります。関東以西では、涼しくなる9〜10月にタネを播いて年内に根を十分張るように育てると、翌年の7月から開花が始まり、順に袋が膨らんで夏から秋に朱色のホオズキを楽しむことができます。なお、ホオズキはナス科のため、ピーマンやトマト、ペチュニアなどナス科の植物を育てた場所では、連作障害でうまく育ちません。もし同じ場所で育てる場合は、連作障害を回避する土壌改良材を活用するとよいでしょう。 「ほおずき市」のはじまり 露店が並び、数多くのホオズキが販売される「ほおずき市」。その起源は、「四万六千日(4万6千日分のご利益があるとされる参拝日)」にあたる7月9・10日に縁日を設けた東京・台東区浅草の浅草寺にならって、他の神社でも縁日が行われるようになった明和年間(1764〜1772)に遡ります。ホオズキは、古くから煎じて飲まれている生薬で、子どものかんの虫などに効くという民間信仰から、東京・港区芝の愛宕神社の縁日に合わせて「ほおずき市」が立つと、ホオズキを求める人で賑わったのです。続けて、四万六千日の縁日の大元である浅草寺でも「ほおずき市」が開催されるようになり、現在も夏の恒例行事として多くの人で賑わいます。また、この縁日の時期は、ちょうどお盆が近いこともあり、ホオズキは盆棚飾りにも用いられるようになりました。 浅草「ほおずき市」に並ぶ実つきの鉢仕立てと枝もの 「ほおずき市」に並ぶ鉢仕立ては、毎年7月9・10日の開催日に合わせて温室で少し早く栽培されたもの。一鉢で開花から朱色に実が色づくまでを身近に楽しむことができます。風鈴もセットで一鉢2,500円前後。 鉢植えと並んで、大きく立派な袋が茎に多数ついた枝ものも屋台に並びます。これらも「ほおずき市」の開催日に合わせて、早く色づくように成熟を促成させたもので、浅草で販売された枝ものホオズキの主な産地は大分県。袋を鮮やかな朱色にするため、バナナやレモン、かんきつ類の発色を促す際に使われるのと同様の「エスレル」という植物成長調整剤を噴霧して、色づきを早めています。 茎が1m以上と長い枝もののホオズキは、横にして飾ると、提灯がずらりと並ぶ様子が可愛らしく、そのままドライフラワーとして楽しめます。一本1,500円前後。実だけを3〜4個カゴに入れたものは、近年のニーズに合わせて登場した手頃なホオズキパックで、一つ500円前後。茎やカゴ入りのホオズキは、霊を導く提灯に見立てて、お盆のお供えに用いられています。 ホオズキには観賞用と食用があります これまでご紹介した「ほおずき市」などで売られている「千成りホオズキ」や「丹波大実ホオズキ」などの朱色のホオズキは、平安時代より鎮静剤として、または咳や痰、解熱、冷えなどに効果があるとして煎じて飲まれていましたが、現代では主に観賞用として利用されています。 同じホオズキの中でも「オオブドウホオズキ」や「食用ホオズキ」は、実が黄色く、生食するとミニトマトを思わせる食感で、フルーティーで独特の香りが特徴です。 ヨーロッパでは、ホオズキは生食したいスーパーフードとして認知されています。「インカベリー」や「ピチュベリー」、「ストロベリートマト」、「オレンジチェリー」などとも呼ばれ、栄養価も高く、健康と美容に効果がある食べ物として、近年では日本でも注目されています。ビタミンA、C、B群、カロテン、鉄分を豊富に含み、脂肪とコレステロールの流れをスムーズにするイノシトールの作用で、脂肪肝や動脈硬化などの予防効果があるとされ、豊富な食物繊維は腸内環境の改善に、さらには、メラニン生成を抑制することによる美白効果、シワやたるみの改善効果など、多くの健康・美容効果が期待される果実です。 *食用ホオズキにも、観賞用のホオズキの根にあるアルカロイドが少量含まれているため、妊娠中の方の摂取は医師への相談などが必要です。 食用ホオズキはドライフルーツとしても販売されていますが、ガーデナーなら、ぜひ生食ホオズキを苗やタネから育ててみましょう。 品種としては、‘キャンディランタン’や‘オレンジチェリー’、‘アンデスゴールド’などがあります。まだ一般的ではないため、タネや苗は通信販売で探すとよいでしょう。タネの播きどきは、温暖な地域では9〜10月、または3月。寒い地域では4〜5月。苗は4〜5月が発送時期です。観賞用のホオズキの育て方と同じなので、ナス科の植物を栽培した場所では連作障害に注意してください。 まだ育てている人が少ないレア植物の栽培、チャレンジしてみませんか? Credit 写真&文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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宿根草・多年草

暑さに強く超丈夫! 夏に涼しげに咲く宿根草・アガパンサス
アフリカ出身で暑さに強い宿根草 ブルーの小さな花が集まって、手まり状の大きな花のように咲くアガパンサス。「アフリカンリリー」とも呼ばれる通り、アフリカを原産とするこの花は暑さに強く、高温多湿の日本でも元気に咲いてくれる丈夫な宿根草です。花色は、青のバリエーションを中心に、白やピンクなどもあり、夏から初秋まで、早生・中生・晩生と開花期の幅も豊か。約300の園芸品種がありますが、日本で最もよく栽培されているのはアガパンサス・アフリカヌス。一年中緑の葉を保つ常緑性で、庭の彩りに重宝します。 日本の土壌向き アガパンサス・アフリカヌスは主だった病虫害被害もなく、日本の「酸性土壌」を好むので、初心者にも育てやすい花です。土壌には「酸性」と「アルカリ性」、その間の「中性」があり、地域ごとにその性質が異なりますが、日本の土壌は何もしなければ常に酸性に傾いています。一方、多くのハーブが自生するヨーロッパは土がアルカリ性なので、ヨーロッパ出自の園芸植物を育てる際はアルカリ性にするために石灰などを庭土に混ぜ込んで育てたりします。しかし、アガパンサスにはその必要はなく、庭植えする場合は、植え穴には酸性度が高い鹿沼土を用いるとよいでしょう。鉢植えの場合も同様です。 【アガパンサス・アフリカヌスの栽培データ】 ・開花期/6〜7月 ・草丈/約80㎝ ・成株の幅/60㎝ ・常緑性宿根草 ・生育環境/日向 ・土壌/酸性土壌 アガパンサスの育て方 用土と場所/酸性で保水性、排水性ともに優れた土がよいので、鹿沼土に腐葉土などを混ぜた用土を用意し、春か秋に植え付けます。庭や花壇、鉢植えで、日当たりのよい場所で育てます。 水やり/鉢植えは、春から開花までの成長期は表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。地植えの場合も、植え付け直後や、暑さが厳しく土が乾くようだったら水やりしましょう。アガパンサスの根は太って球根状になっており、いつも水に濡れていると根腐れしやすいので、水の与えすぎにも注意します。 肥料/鉢植えは春と秋に置き肥を施します。地植えは必要ありません。 植え替え・株分け/アガパンサスは生育旺盛で、鉢植えのまま何年も育てていると根が鉢内にびっしり回って生育が衰えることがあります。2〜3年に一回は植え替えをすると健やかに育ちます。地植えでは3〜5年に一回、株分けをするとよいでしょう。 花後の手入れ/花後はタネができます。タネ取りをして播いてもよいですが、タネから育てた場合には花が咲くまで5年以上かかります。花後のタネ姿も花火のようで美しいので、切らずにそのまま庭に残しておいて、カラースプレーで着色するとクリスマスオーナメントとして楽しめます。 Credit 文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。 Photo/1)Roger Driscoll/ 3) Peter Turner/ 4) Gekko Gallery/ 6) InfoFlowersPlants/ 7) Del Boy/Shutterstock.com
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おすすめ植物(その他)

夏の花壇に咲かせたい! 涼しげな青い花7選
アガパンサス Dirk M. de Boer/shutterstock.com 梅雨の頃から、すっと伸ばした茎の先に、抜けるような爽やかな青色の花をまとまって咲かせるアガパンサス。丈夫で手がかからない多年草で、植えっぱなしでも毎年花が楽しめます。環境への適応能力が高く、やせ地や強い乾燥にもよく耐えます。冬に落葉するものと常緑のものがあり、落葉種のほうが耐寒性が強く、寒冷地向きですが、土が凍結しない場所を選びましょう。根が密集してくると花つきが悪くなるので、数年ごとに植え替えや株分けを行います。 主な花期:5月下旬~8月草丈:30~150cm日照:日向 イソトマ 星形の淡い青色の花を株いっぱいに咲かせるイソトマ。細い花茎やギザギザの葉も涼しげな印象です。横に広がり、あふれるように咲くので、ハンギングやコンテナガーデンでも人気が高い花。開花期が長く、初夏から秋まで楽しめます。蒸れや過湿を嫌うので、水はけのよい土に植え付け、風通しのよい場所でやや乾燥気味に育てます。本来は多年草ですが、耐寒性はさほど強くないため、一年草として扱われます。切り口から出る白い液体は、皮膚につくとかぶれることがあるので、敏感な方は作業時には手袋をするとよいでしょう。 主な花期:5~10月草丈:20~40cm日照:日向 ブルーサルビア(サルビア・ファリナセア) ラベンダーのような雰囲気の涼やかな青花を咲かせるブルーサルビア。伸ばした花茎の先に、青い花を穂状に咲かせます。園芸品種には、青と白のバイカラーなどもあります。湿気や蒸れに弱いので、水はけのよい土に植え付け、風通しのよい場所で育てますが、水切れすると生育が悪くなるので、乾燥させないように気をつけます。弱アルカリ性の肥沃な土を好むので、栽培前に石灰を施しておくとよいでしょう。生育がよいので、開花中は適宜追肥を与えます。半耐寒性の多年草で、日本では一年草として扱われます。 主な花期:5~10月草丈:25~50cm日照:日向 アゲラタム カッコウアザミという和名でも親しまれるアゲラタムは、ふんわりとした質感と、きれいなブルーが魅力的な花。他の草花とも合わせやすく、花壇やコンテナガーデンのアクセントとして活躍します。花期が長くて育てやすく、土質を選びません。蒸れると株が傷むので、水はけのよい土に植え付け、枯れた花や葉をこまめに摘み、適宜刈り込みながら風通しよく育てます。肥料は多すぎると花が咲きにくくなるので、控えめに与えるように心がけます。耐寒性は弱く、一年草扱い。 主な花期:5~11月草丈:15~80cm日照:日向 ベロニカ 細長い花穂をシュッと伸ばし、花壇に縦のラインをプラスしてくれるベロニカ。ボーダー花壇では必ずといっていいほど取り入れられているポピュラーな宿根草で、ルリトラノオとも呼ばれます。世界に300種ほどがあるといわれ、背の高いものから這い性まで、花期も春咲き、夏咲き、秋咲きとバラエティに富んでいます。蒸れが苦手なので、水はけのよい土に植え、土が乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。梅雨前に切り戻しをして風通しよくしておくと、夏越しがしやすくなります。 主な花期:4~11月(種類により異なる)草丈:5~100cm日照:日向~半日陰 エキノプス 長く伸びた花茎の先に、ボールのような丸い花を咲かせるユニークな姿のエキノプス。アザミに似てトゲのある、ワイルドな印象の葉を持ち、ガーデンのアクセントとしてぴったりです。花は、切り花やドライフラワーにしても楽しめます。丸い花は、たくさんの小さな花が集まったもので、上から順に咲き、花が終わった後にも丸い形が残ります。太い根が深く張るので、植え付け前によく耕しておくとよいでしょう。丈夫で、植えっぱなしでも毎年花が楽しめます。株が老化してきたら株分けして植え直しましょう。 主な花期:6~8月草丈:60~150cm日照:日向 スカビオサ 淡いブルーの花が風に揺れ、ナチュラルな風情を演出するスカビオサ。マツムシソウという和名でも親しまれ、和の庭にも洋の庭にもよく馴染みます。こまめに花がらを摘むことで、次々に花を咲かせてくれます。酸性の土を嫌うため、石灰を施して中和させてから植え付けます。乾燥や寒さに強い反面、高温多湿に弱いので、多湿に注意して風通しよく育てます。鉢植えの場合、夏は涼しい場所に移動するとよいでしょう。多年草と一・二年草がありますが、日本では夏に株が弱るため、多年草タイプでも多くは一・二年草として扱われます。 主な花期:5~10月草丈:10~100cm日照:日向~半日陰 併せて読みたい Photo/ 1,3)Evannovostro/ 2)NOOR RADYA BINTI MD RADZI/ 4)Phadangs/ 5)Khairil Azhar Junos/ 6)Mariola Anna S/ 7)Powerofflowers/ 8)Ottochka/ Shutterstock.com
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おすすめ植物(その他)

暑さに強く、ずっと花が咲き続ける夏のイチオシ一年草10種
日本の夏は熱帯地方以上に暑い! 近年の日本の夏は35℃以上を記録することが珍しくなく、40℃を超えたというニュースを耳にして改めてグッタリなんてことも。この温度は、実はインドネシアやマレーシアといった熱帯地方の気温よりずっと高く、もはやサハラ沙漠に接する町の気温に近いのです。日陰や室内へ移動できる人間はまだよいものの、直射日光を浴び続ける植物にとって、日本の夏は年々、過酷な環境になっています。そんな酷暑にも耐え、夏中可愛らしく咲き続けてくれる草花も登場しています。 1<スーパーチュニア> 夏の一年草の代表といえばペチュニアですが、このスーパーチュニアは一般的なペチュニアと比較し、強光線に強く、真夏の直射日光下で暑さ・蒸れもものともせず咲き続けるという強健種。たとえ株が傷んだとしても回復力に優れ、すぐに復活します。また、一般的なペチュニアは摘心をしないと長く伸びた茎の先にしか花が咲かなくなりますが、スーパーチュニアは勝手に枝分かれし、摘心をしなくてもこんもりと株全体を覆うように花が咲いてくれるので株姿もキレイ。さらに低温にも強く、早春から晩秋まで半年以上咲き続けるという驚異的な開花期の長さ! まさしくタダモノではない‘スーパー’なペチュニア、スーパーチュニアなのです。草丈30㎝前後。 2<サンブリテニア> ゴマノハグサ科ジャメスブリテニア属の一品種で、写真は‘スカーレット’。花径2.5〜3㎝ほどの小花ながら、冴え渡る赤色の五弁と花心の黄色のコントラストが美しく、庭の中で抜群に目を引きます。従来のジャメスブリタニアより耐暑性に優れ、夏中鮮やかな色で庭を彩ってくれます。横に咲き広がるように生育するので、庭植えはもちろん、鉢植えやハンギングでも鉢からはみ出すようにボリュームたっぷりに咲きます。株姿が乱れてきたら、適度に剪定すると分枝が伸びて短期間で再びきれいな姿に。草丈20〜40㎝。 3<イソトマ> 小さな星のような花と細い葉が軽やかな印象の夏の一年草です。花色は写真の水色のほかに白、ピンク、紫、青などがあります。初夏から咲き始め、横に広がるように生育し、真夏はいったん花つきが鈍ることがありますが、そのタイミングで切り戻しをすると、9〜11月まで再び咲き続けます。草丈20〜40㎝。 4<ロベリア> 上の花弁が2つに、下の花弁が3つに切れ込む小さな花は、蝶のような姿。宿根草タイプと一年草タイプがありますが、ロベリア・アズーロ・コンパクトなどの一年草タイプは暑さに強く、3月下旬から11月まで株いっぱいにこんもり咲き続けます。草丈20㎝前後。 5<ポーチュラカ> 鮮やかなピンクと白の斑入り葉は、ポーチュラカ‘マジカルキューティー’という品種です。スベリヒユ科で肉厚の葉は暑さに大変強く、直射日光が大好き。葉色のピンクは乾燥気味に管理すると色が濃くなります。茎の先に2〜3㎝ほどのピンク色の小さな花を咲かせます。草丈20㎝前後。 6<小輪ニチニチソウ> 従来のニチニチソウも暑さに強いのですが、近年各メーカーが新しく品種改良している小輪、極小輪のニチニチソウはさらに暑さにも強く改良されており、とても丈夫。サントリーフラワーズ社からは「フェアリスター」、エム・アンド・ビー・フローラ社からは「ミニナツ」が過去に日本フラワー・オブ・ザ・イヤーに選ばれており、そのパフォーマンスは折り紙つき。小花なので、夏の寄せ植え花材としても重宝します。草丈20㎝前後。 7<ブルーサルビア> 学名はサルビア・ファリナセア。ラベンダーに似た青紫の花穂状の花が初夏から秋いっぱいまで庭を涼しげに彩ってくれます。花色は写真よりもっと淡い水色や白色もあります。開花期間が長く、途中花つきがやや衰えてくることがありますが、切り戻すと花の勢いも復活し、晩秋まで楽しめます。草丈60㎝前後。 8<アンゲロニア> 初夏から秋まで休むことなく延々と咲き続け、コストパフォーマンス抜群の一年草です。暑さと直射日光にも乾燥にも強く、また日陰でもよく育ち、場所を選ばないので重宝します。花色は紫、白、ピンクがあります。草丈は品種によって30〜100㎝。 9<ジニア> ジニアは「百日草(ヒャクニチソウ)」とも呼ばれ、夏の暑い時期に長期間咲いてくれる花です。さまざまな品種群がありますが、なかでもプロフュージョン(上の写真)は暑さに強く、よく分枝してこんもり花が咲きます。花殻摘みの必要もないので、ローメンテナンスな点も魅力。草丈が20㎝程度と低いので、花壇の縁などで使うと、長い間、彩りを保てます。 一方、草丈が70㎝と高くなる種類もあります。絵筆の絵の具を飛ばしたような個性的でオシャレな絞り咲きの花は、ジニア・エレガンス‘ペパーミントスティック’。斑の入り方が一つひとつ異なり、咲くたびにワクワクする面白さがあります。大きいものだと花径が10㎝ほどにもなり、庭での存在感抜群。個性を演出したい場合にオススメですが、花苗の流通が少ないので、4〜5月にタネを播いて育てるとよいでしょう。エレガンスは花後に花殼摘みをすると、脇芽が育って繰り返し咲きます。 10<ユーフォルビア‘ダイアモンド・フロスト’> 春から霜が降りるまで、ほとんど一年中ふわふわと白い花を咲かせながら大きくなっていきます。花殻摘みや摘心などの必要はなく、手入れは水やりだけ。本当に手がかからないのによく咲き、他のどんな花とも調和します。花壇の手前などで土を見せたくないときなどにも重宝します。草丈40㎝前後。 定期的に施肥をしながら育てましょう ここでご紹介した一年草は、半年以上、花を咲かせ続けるものがほとんどです。花が咲くと株はとても体力を使うので、緩効性肥料の置き肥を月1回、液体肥料を週1回ほどのペースで与えると、きれいに咲き続けてくれます。鉢植えの場合は特に忘れずに施肥しましょう。ただし真夏は株が弱るので、与えません。 ここでご紹介した花々のほとんどは、まだまだホームセンターや園芸店などで、花苗が入手できるものばかりです。ぜひお庭や花壇に取り入れて、長い夏を可愛い花とお過ごしください。 協力/面谷内科循環器内科クリニック ラブリーガーデン http://www.lovely-garden.jp




















