生物多様性の基礎から、園芸店の最新の販売戦略まで【グリーン情報2026年9月号】
山梨県北杜市のナチュラルガーデンズMOEGI。
40年以上の歴史を持つ園芸・ガーデニング業界専門誌『グリーン情報』。2026年9月号の特集は、「生物多様性の基礎と取り組み」です。日々の暮らしや経済活動を支える生物多様性についての基礎から、都心部の緑地、植物資源を活用する企業や自然共生サイトでの取り組みまで、さまざまな事例をご紹介。そのほかにも、「ガーデンセンター 最新の販売戦略を探る」をはじめ、第43回全国都市緑化フェア in 京都丹波、韓国の緑化事情視察研修ツアー報告など、園芸・ガーデニング・グリーン業界の最新情報を掲載しています。
目次
特集1:生物多様性の基礎と取り組み

今回の特集では、まず「日々の暮らしや経済活動を支える生物多様性とは」と題して、環境省自然環境局 自然環境計画課地域ネイチャーポジティブ推進室の木滑黄平さんが、生物多様性について解説。
さらに、実際の取り組みについても下記3つの事例を交えて詳しくご紹介しています。
都心部の生物多様性を一歩前に進める 拡張生態系緑地&シネコカルチャー
-麻布台ヒルズ-

まずは麻布台ヒルズで行われている、生物多様性への取り組みをご紹介。
都市開発と生態系保全は常に相反する方向性のものと受け取られ、人間活動を排除することが良好な生態系につながるという論調は以前根強くあります。
一方でこれを覆し、人が関わることでむしろ自然本来の生態系機能を高めるという、保全よりもさらに一歩進んだ取り組みが、麻布台ヒルズで行われています。
本誌では、この拡張生態系緑地「GREEN POOL」に着目し、より効果的な開発と生物多様性向上の両立手法をひもといています。

豊富な植物資源を生物多様性保全に生かす
-武田薬品工業 京都薬用植物園-

90年以上の歴史を持ち、約3,100種の植物を保有する武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園。その豊富な植物資源を活用しながら地域住民や行政、研究・教育機関などと連携して、生物多様性保全に取り組んでいます。
本誌では、その詳細をご紹介しています。

自然共生サイトのモニタリング調査に密着 観光地ならではの一般参加型調査とは?
-ナチュラルガーデンズMOEGI-

2025年に国が定める生物多様性保全に資する区域「自然共生サイト(OECM)」に認定されたナチュラルガーデンズMOEGI(山梨県北杜市)。本認定に伴い、昨年度より敷地内に生息する生物のモニタリング調査がスタートしました。
2026年度はこれを大幅に強化。年4回開催される全てに一般来園者が参加できるようになりました。
本誌では、観察会とリサーチを同時進行する新しい調査スタイルの実態をご紹介しています。

庭や公園、街の緑など、私たちの身近な場所ともつながる「生物多様性」。基礎知識から具体的な取り組みまで、ぜひ本誌で詳しくご覧ください。
ガーデンセンター 最新の販売戦略を探る

もう一つの注目特集が、「ガーデンセンター 最新の販売戦略を探る」。
物価高騰などにより、消費者が植物にかける金額は減少傾向にあります。本特集では、そんな状況下でも多くの人を魅了し続けるガーデンセンターなどの販売戦略をご紹介しています。
品ぞろえと人材の多様性を生かした東京都内最大級のガーデンセンターの販促
-オザキフラワーパーク-

身近な花苗から低木、観葉植物、野菜・ハーブ類、珍しい多肉や塊根植物など、日本国内屈指の商品ラインアップを誇る大型園芸店・オザキフラワーパーク。専門知識豊富なスタッフを抱える強みを生かし、激動の時代に立ち向かっています。
本誌では、知見豊富なバイヤーによる最新プランツの導入や、SNSでの発信など、その販売戦略を探っています。

集客からスタッフへの教育まで 幅広く役立つ「動画配信」に注目
-グリーン ギャラリー ガーデンズ-

多摩ニュータウンからほど近い場所にある総合園芸センターGreen Gallery Gardens(グリーン ギャラリー ガーデンズ)。約1,300坪の敷地には花苗、庭木、観葉植物から各種園芸ツールまで幅広い商材がそろいます。
コロナ禍を機にスタートした動画配信をきっかけに、新規のお客様も増えました。
本誌では、その販売促進の工夫をひもといています。

IT時代だからこそ対面を重視し 長く園芸を続けてもらう工夫を
-渋谷園芸 練馬本店-

練馬の住宅街、巨大なケヤキの木が目を引く渋谷園芸練馬本店。店舗内随所に貼られた「おたずねください 育てかた」の一文が。
本誌では、そこに込められる、目先の効率以上に対面接客を重視し、来店されるお客様に末永く園芸を愛してもらいたいという願いと戦略を深掘りしています。

園芸店の若手が集まり、交流・情報発信 生産者と消費者をつなぐ架け橋に
-べいびーりーふ-

「べいびーりーふ」というグループ名を聞いたことがありますか? 20代の園芸店スタッフが集まり、さまざまな情報発信を行う新進気鋭のグループです。メンバーの共通点は、生産者が運営する園芸店で働いていること。現在は、ザ・ナチュラリスト(埼玉県上尾市)、クリハラガーデン(埼玉県深谷市)、プチフルール(静岡県袋井市・浜松市)、ナナガーデン(兵庫県加西市)、西大寺ガーデン(岡山市東区)の5つの園芸店で構成されています。
本誌では、グループの活動内容や情報発信の方法などを詳しくご紹介しています。

さまざまな手法でPWの魅力を伝え 園芸売り場を支援する
-ハクサン –

植物の国際ブランド「PW」を運営する株式会社ハクサン。生産者・販売店向けのビジネスサポートサイトや集客につながるPW販売店舗検索システム、購買意欲を高めるアンバサダー制度などさまざまな取り組みを行っています。
本誌では、2018年にスタートしたアンバサダー制度やGREEN×EXPOに向けて進行中の新たな制度など、具体的な取り組みの内容をお伝えしています。

業界の最新情報が盛りだくさんの『グリーン情報』

このほか、『グリーン情報』2026年9月号には、ピックアップとして
・第43回全国都市緑化フェアin京都丹波
・韓国の緑化事情視察研修ツアー報告(兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 客員教授 豊田正博)
また連載として
・首都圏生きものめぐり in グリーン情報(中村桂祐)
・GREEN×EXPO 2027 出展者紹介
・園芸薬品のキホンと病害虫対策のコツ(草間祐輔)
・ヒーリング時代の緑の使い方(千葉大学大学院 岩崎 寛)
・ルポルタージュ店舗 所沢園芸(埼玉県所沢市)
・企業緑地 わが社のみどり自慢(明治グループ自然保全区 くまもと こもれびの森)
などを掲載。ほかにも業界最新ニュース、学べるクイズコーナーなど、園芸・ガーデニング・グリーン業界の幅広く深い情報が満載です。ぜひお手にとってご覧ください。
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Credit
まとめ / ガーデンストーリー編集部

ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、花・緑・庭・エクステリアに関する幅広いテーマにまつわる情報を配信している「ガーデンストーリー」編集部です。旬の植物情報やイベントの紹介、お庭の取材、植物の楽しみ方などをガーデニング知識に精通する専門家の監修のもと配信しています。
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