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育てるだけじゃない園芸の4つの楽しみ方/ユニークな鉢の世界・・・〜園芸・ガーデニング業界最新情報をお届け〜

育てるだけじゃない園芸の4つの楽しみ方/ユニークな鉢の世界・・・〜園芸・ガーデニング業界最新情報をお届け〜

40年以上の歴史を持つ老舗業界専門雑誌『グリーン情報』最新号から最新トピックスをご紹介! 2026年3月号の第一特集は、「育てるだけじゃない 園芸の楽しみ方」、第二特集は「ユニークな鉢の世界」。そのほかにも、最新のイベント紹介をはじめ園芸業界で押さえておきたいトピックスなど、注目のテーマが盛りだくさん。業界誌だからこそ発信できる貴重な情報の一部をお見せします。

第一特集:育てるだけじゃない 園芸の楽しみ方

育てたものを食べる、ハンドメイドに使う、植物で生き物を呼び寄せるなど、育てるだけではない園芸の楽しみ方はさまざま。今号の第一特集「育てるだけじゃない 園芸の楽しみ方」では、種苗会社や食品メーカー、ハーブやアロマを扱うライフスタイルカンパニーなどの専門家に聞いた“育てる”以外の植物の楽しみ方、活用の仕方をご紹介しています。

ここでは、その概要をお伝えします。

「食べる」
家庭菜園継続のコツは、自分好みの品種選び|タキイ種苗

1835年に創業した老舗種苗会社・タキイ種苗株式会社では、長年愛されるトマト「桃太郎」シリーズや機能性成分を豊富に含む美味しい健康野菜「ファイトリッチ」シリーズなど、数多くの品種を開発・販売しています。

家庭菜園を始める際に選ばれやすいのは、彩りや味がよいトマト。特にミニトマトは、大玉のトマトに比べて食べやすく、栽培もしやすいです。

栽培する品種選びでは、スーパーマーケットではあまり手に入らないものを育てるというのは大きなモチベーションになります。

また、家庭菜園では育てる場所や時期も重要です。2025年度の家庭菜園に関する調査(タキイ種苗実施)では、特に初心者の方は、庭や畑の準備に比べてハードルの低いベランダを活用する方が多い傾向にあるということが分かりました。

スペースが少ない場所では、プランターや袋を利用した栽培がおすすめです。タキイ種苗では、「そのまんま野菜畑」という培養土袋に直接野菜のタネや苗を植えて育てられる商品を販売しています。

その他、本誌では、タキイ種苗が展開する家庭で育てられる美味しい品種や料理方法について解説しています。

お手にとってご覧ください。

本誌には「こどもピーマンの肉詰め焼き」レシピも掲載。使っているピーマンは、「こどもピーマン(ピー太郎)」。苦味が少なく、カロテンを豊富に含みます。
本誌には「こどもピーマンの肉詰め焼き」レシピも掲載。使っているピーマンは、「こどもピーマン(ピー太郎)」。苦味が少なく、カロテンを豊富に含みます。
タキイ種苗おすすめの野菜の一つ、赤丸二十日ダイコン「ニューコメット」。生育が早く、そろいの良い品種。葉がコンパクトで密植が可能。サラダや塩漬け、酢漬けに向いています。
タキイ種苗おすすめの野菜の一つ、赤丸二十日ダイコン「ニューコメット」。生育が早く、そろいのよい品種。葉がコンパクトで密植が可能。サラダや塩漬け、酢漬けに向いています。

「食べる」
高いブランド力を生かし、ハーブ苗の需要拡大を目指す|エスビー食品

スパイスとハーブのパイオニアとして日本の食文化発展を支えるエスビー食品株式会社。近年、SNSなどの影響でフレッシュハーブに注目が高まっており、同社でも2022年からハーブ苗の販売を開始。今年で5年目となります。今春の新製品も合わせると、19種類のハーブ苗を販売しています。

特に人気なのがバジル。「トッピングバジル」は葉が小さくて茎ごと使えるので、料理やデザートにのせて手軽に食べられます。

また、香りが濃く柔らかい「スィートバジル」は、フレーバーウォーターに使うのもおすすめ。レモン・ハチミツと合わせると、さわやかなドリンクが完成します。

新商品として「香り小ねぎ」と「香り三つ葉」が加わった和ハーブも、バジルを抜く勢いで需要が拡大しています。和ハーブは、今後大きなトレンドになると予想されます。

同社のイタリアンパセリ、スペアミント、スィートバジルを使ったレシピは、本誌にてご確認ください。

左から「さわやかパセリのキーマカレー」「スペアミントの豚しゃぶサラダ」「フレーバーウォーター」。レシピは本誌に掲載しています。
左から「さわやかパセリのキーマカレー」「スペアミントの豚しゃぶサラダ」「フレーバーウォーター」。レシピは本誌に掲載しています。

「鑑賞する」
無理なく庭を2倍楽しむ Garden to vase|ハクサン

種苗や園芸資材等の販売を行う株式会社ハクサンでは、庭で育てて楽しみ、切り花としても楽しめる品種を発信する企画「Garden to vase(庭から花瓶へ)」を今春から始めています。

提案する内容は分かりやすく、「今ある庭の花を切って、家の中で飾る」だけ。同社の2026年のカタログでは、切り花としても楽しみやすい品種に「切花マーク」をつけて紹介しています。

初めて切り花にして楽しむ際には、一輪挿し。少しステップアップするなら、花と葉を組み合わせたアレンジに挑戦してみては。成長が早いイポメアはおすすめの素材です。そしてさらに上の楽しみ方としてリースづくりがあり、アナベルやゴンフレナなどの花が向いています。

このように、切り花にするならどの花が良いか、どういう楽しみ方をしたいか、という目線で庭に植える花を選ぶのは、新しい楽しみになるでしょう。

本誌では、切り花におすすめのPW(プルーブンウィナーズ® PROVEN WINNERS®)品種や、ルドベキアをメインにいくつかの花を組み合わせたアレンジの仕方をご紹介しています。

切り花におすすめのPW品種の一つ、アナベル「グランデ クリーム」。花の直径約30cmと大きい品種。庭ならではの迫力が楽しめます。耐暑性も◎。
切り花におすすめのPW品種の一つ、アナベル「グランデ クリーム」。花の直径約30cmと大きい品種。庭ならではの迫力が楽しめます。耐暑性も◎。
アナベル「グランデ クリーム」をカットして、ドライになる前のやわらかいうちにリース加工。

「生き物に触れる」
豊かな実りを支える、身近な生き物たちとの暮らし|泉 健司

植物は単体で楽しめるだけでなく、生き物たちとの共存の場にもなります。「今朝、初めて聞く野鳥の声で目覚めた」「ベランダの寄せ植えに毎日チョウやトンボが遊びに来る」……。花やみどりをうまく活用すれば、身近な自然がそっと寄り添ってくれる穏やかな暮らしを実現できます。

本誌では、ビオトープガーデン提唱者であり、植物生態コンサルタント、自然造形作家である泉健司さんに、「ビオトープガーデン」や、身近な生き物たちを味方にして、手間の少ないガーデニングを楽しむ5つのポイントを解説いただいています。

5つのポイントは下記。それぞれの詳しい内容は本誌をご覧ください。

  1. できるだけ多くの種類の植物を組み合わせて植える
  2. 裸の地面を隠す
  3. 仲よくしたい生き物の好みを知る
  4. できるだけ干渉しない
  5. わがまま気ままが自然に優しい
さまざまな講演や講習会での講師も務める泉健司さん。
さまざまな講演や講習会での講師も務める泉健司さん。
白樺高原国際スキー場のシカ避けビオトープガーデン。シカが嫌いな植物を蜜源にしてチョウやハナバチの仲間を呼び戻しています。(泉健司さん撮影)
白樺高原国際スキー場のシカ避けビオトープガーデン。シカが嫌いな植物を蜜源にしてチョウやハナバチの仲間を呼び戻しています。(泉健司さん撮影)
ベランダのビオトープガーデン。チョウや鳥の好きな植物と、トンボを呼ぶ睡蓮鉢で身近な自然にも優しく。(泉健司さん撮影)
ベランダのビオトープガーデン。チョウや鳥の好きな植物と、トンボを呼ぶ睡蓮鉢で身近な自然にも優しく。(泉健司さん撮影)

「ハンドメイド」
植物を使ったものづくりが人と人をつなぎ、日々を豊かに|生活の木

「自然」「健康」「楽しさ」の提供で、人の生活を豊かにする株式会社生活の木。カルチャースクール「生活の木 Herbal Life College」では、アロマテラピーやメディカルハーブ、アーユルヴェーダ、手作り石けん・化粧品などさまざまなハンドメイドの講座を開催し、学びと交流の起点になっています。

石けんづくりで使うハーブで人気なのは、カレンデュラ、カモミール、ローズマリー。バスソルトにはブルーマロウやラベンダー、ローズ、ペパーミントなど。

植物を使ったアイテムづくりの講座は、初心者向けの基礎学習講座から資格取得やプロ級の知識を求める人に向けた発展的なものまで、多岐にわたります。

ハンドメイドの大きな魅力は、自分が選んだものを使って、安心・安全で好みに合ったものをつくれること。作品へのこだわりから、使う植物をより深く知りたいと興味を持つことにもつながっていくと考えられます。

本誌では、生活の木ハンドメイドギルド手作り石けん(CP法)の材料などもご紹介しています。

完成した生活の木ハンドメイドギルド手作り石けん(CP法)。
完成した生活の木ハンドメイドギルド手作り石けん(CP法)。
ハーブで染めたエコバッグ。レモングラス(フレッシュ)は黄色に、バタフライピー(ドライ)は青に染まります。
ハーブで染めたエコバッグ。レモングラス(フレッシュ)は黄色に、バタフライピー(ドライ)は青に染まります。

第二特集:ユニークな鉢の世界

第二特集:ユニークな鉢の世界

近年は植物をインテリア的に育てる方が多く、鉢にも強い関心が向けられています。今号の第二特集「ユニークな鉢の世界」では、植物をより魅力的にしてくれる、メーカーこだわりのユニークな鉢をご紹介しています。

ここでは、各メーカーのイチオシの鉢を一部ご紹介します。

暮らしに寄り添う「onajimi」の顔|プランタン山田

植木鉢・花瓶、食器を製造・販売している株式会社プランタン山田。中でも、「見てときめく、使ってなじむ」がコンセプトの植木鉢と花瓶のブランド「onajimi」は、ブランド立ち上げから3年が過ぎ、店頭やお客様にとって「おなじみ」の商品になってきています。

製品名:すーさん/材質:陶器
鉢底に小さい穴と、側面にスリットが入った底面給水鉢。オンラインでは発売からすぐに人気が出て、「こういうのを探していた!」と喜ぶ声も。食虫植物に最適で、肥料がなくても大きく育ちます。お皿に水を入れなければ、観葉植物にも使えます。
製品名:すーさん/材質:陶器
鉢底に小さい穴と、側面にスリットが入った底面給水鉢。オンラインでは発売からすぐに人気が出て、「こういうのを探していた!」と喜ぶ声も。食虫植物に最適で、肥料がなくても大きく育ちます。お皿に水を入れなければ、観葉植物にも使えます。
製品名:根っこさん/材質:陶器、ガラス
屋内で小さめの観葉植物は生長が分かりづらいため、根の生長を楽しめるようにと考えられた商品。視覚的に植物とコミュニケーションが取れて、愛着も湧きます。
製品名:根っこさん/材質:陶器、ガラス
屋内で小さめの観葉植物は成長が分かりづらいため、根の成長を楽しめるようにと考えられた商品。視覚的に植物とコミュニケーションが取れて、愛着も湧きます。

よりどりみどりで胸弾むリトルレジンポット|ケー・イー・アイ

株式会社ケー・イー・アイが展開するブランド「GREEN HOUSE」のカタログを開くと、鉢やバスケット、ピックなど多種多様な商品が目に飛び込んできます。中でもリトルレジンポットは、カラフルで扱いやすく、女性やファミリー層に人気の高い商品です。

製品名:リトルレジンポット/材質:ポリレジン樹脂
豊富な種類のリトルレジンポット。内寸は直径38mmで統一されており、1寸苗が入ります。多肉植物やプリザーブドフラワーなどに合います。クリップケースや小物入れとして使われることも。
製品名:リトルレジンポット/材質:ポリレジン樹脂
豊富な種類のリトルレジンポット。内寸は直径38mmで統一されており、1寸苗が入ります。多肉植物やプリザーブドフラワーなどに合います。クリップケースや小物入れとして使われることも。
(CAP)上はアメリカンバイク、下左から、アニマルシリーズ、野菜・植物シリーズ。他にもさまざまなシリーズがあり、アイテム数は色違いも合わせると100種類以上。
(CAP)上はアメリカンバイク、下左から、アニマルシリーズ、野菜・植物シリーズ。他にもさまざまなシリーズがあり、アイテム数は色違いも合わせると100種類以上。

 3Dプリンターでアイデアを形に|EPIX

プログラミング・eスポーツの教室やウェブサイト制作などを行っている株式会社EPIX。3Dプリンター教室も開いており、その技術を活用して生まれたのが、園芸&アウトドアブランド「R3LABO」です。代表取締役の石川直紀さんが、映画『レオン』で主人公が植物を愛でる姿に魅力を感じたのをきっかけにアガベなどを育て始め、「かっこいい鉢も欲しい」と3Dプリンターでの鉢の制作を思いつきました。

製品名:八角スリット鉢/材質:PLA
HIGH(高さ107.1mm)、LOW(高さ83.3mm)の2種から選べます(写真はHIGH)。大きな穴で排水効率を良くしています。
製品名:八角スリット鉢/材質:PLA
HIGH(高さ107.1mm)、LOW(高さ83.3mm)の2種から選べます(写真はHIGH)。大きな穴で排水効率を良くしています。
3Dプリンター。鉢なら約24時間、受け皿なら約5時間をかけてプリントします。
3Dプリンター。鉢なら約24時間、受け皿なら約5時間をかけてプリントします。

本誌では各メーカーのヒット商品開発の経緯や想いを取材しています。お手にとってご覧ください。

業界の最新情報が盛りだくさんの『グリーン情報』

このほか、『グリーン情報』2026年3月号には、ピックアップとして

・バイオスティミュラントの基礎知識
・第3回東京パークガーデンアワードグランプリ受賞!
「多様性」と「レジリエント」で長く楽しめる、みんなのガーデン 

また連載として

・GREEN×EXPO 2027 出展者紹介
・園芸薬品のキホンと病害虫対策のコツ(草間祐輔)
・ヒーリング時代の緑の使い方(千葉大学大学院 岩崎 寛)
・ルポタージュ店舗 gardens umekita(大阪市北区)
・企業緑地 わが社のみどり自慢(幸田サイト)

などを掲載。ほかにも業界最新ニュース、学べるクイズコーナーなど、園芸・ガーデニング・グリーン業界の幅広く深い情報が満載です。ぜひお手にとってご覧ください。

『グリーン情報』2026年3月号

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