ビタミンCや食物繊維がたっぷりで長期保存ができる、ニンジンやダイコン、ジャガイモなどの根菜類。地中にできる部分を食べる野菜たち。育てたいけど難しそう・・・。収穫後、どう保存したらいいの?
今回は、そんな台所の常連と言っても過言ではない根菜類の育て方や保存方法のちょっとしたコツをご紹介していきます。
根菜類を上手に育てよう!
Q.根菜類とは?
A.地中にできる部分を食べる野菜です
根菜類というと根を食べるイメージがあるかもしれませんが、ジャガイモやサトイモ、レンコンのように地中にできる茎を食べるものも含まれます。秋冬に収穫できるものが多く、また長期間保存できるものが多いのが特徴です。

Q.苗づくりのポイントは?
A.早めの間引きでしっかりした苗に!
ニンジン、ダイコン、カブなどは、種から育てることができます。根菜類の間引き菜も食べられますので、上手に利用してください。間引きの際に残す株を傷めないように、ていねいに間引いてください。収穫後の葉も栄養豊富なので、ぜひ捨てないで利用したいものです。
Q.育て方のポイントは?
A.地中で育つので、土をよく耕しておきます
根菜類は地中を下へ下へと生長していくので、他の野菜と比べて、土を深く耕しておくことが必要です。とくにニンジンやダイコンなど、まっすぐに実るものは、地中に石などが残っていると「又根」と呼ばれる変形の原因になります。土を耕した際に、小石などもていねいに取り除いておきましょう。
Q.おすすめの資材は?
A.深いプランターなら、ラクに育てられます
根菜類を底の深いフェルトプランターや木製の大型プランターで育てると、畑を深く耕す必要もなく、比較的ラクに育てることができます。なお、底の浅いコンテナで根菜を育てたい場合は、ミニキャロット、小カブ、ラディッシュなどの小型の品種を選ぶと手軽につくることができます。これらの小型の品種は栽培期間も短いので、ビギナーにはとくにおすすめです。

収穫を長く楽しむために
種まきの時期をずらす
ニンジンやダイコン、カブなどは、種まきの時期を少しずつずらすことで、長期間にわたって収穫することができます。上手に栽培計画をたてれば、旬の野菜をたっぷりと味わえます。
上手に保存しよう
長期間保存が可能なものが多い根菜類。ジャガイモは表面をよく乾燥させてから、日光の当たらない場所に保存。サツマイモとサトイモは室内に常温で保存します。
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