門扉から玄関までの道のりをアプローチといいますが、そこは日常的に家族のみならず、お客さまも通る場所です。そんな人の目に最も触れるエリアを、ライティングでおしゃれにかつ安全に演出しましょう。進化するライティング製品を駆使した、素敵なアプローチをたくさんご紹介します!
目次
アプローチをライティングするメリット
アプローチをライティングするメリットは2つあります。1つは美観、もう1つは安全性の向上です。

1つ目の美観ですが、アプローチをライティングするのとしないのとでは、全く見え方が変わります。まず、光で照らされているので構造デザインや植栽デザインの意匠が夜でも見えやすくなります。加えて昼間とは異なり、ほどよい陰影ができるので、落ち着いた感じや、照明の使い方次第ではドラマチックな印象を持たせることも可能です。
そして、2つ目の安全。アプローチは頻繁に人が歩くことを前提とした場所なので、足元の明るさは必須。特に高齢の方がいらっしゃる場合は、玄関から外へ出た時に、目の順応性によるトラブルで少しの間目の前がぼやけたり、見えづらくなったりする現象があります。これを「暗順応」といいますが、この暗順応による転倒事故が多発しています。しかし、アプローチを照らすことで、この暗順応による事故を防ぐことができるのです。
(詳しくはこちら→ https://gardenstory.jp/exterior/36284 )

さまざまなライトアップ方法
アプローチのライトアップ方法はさまざまあります。
足元を照らす「フットライティング」や、階段などを照らす「ステップライティング」…また、ライトや、光の色によっても見え方が変わってきます。
せっかくライトアップするなら、よりオシャレに、より美しい住宅にしたいと思いませんか? 今回は、少し変わったライティングテクニックを5つご紹介します。
光のアーチでお出迎え! 連続する美しい光

上の写真は、前回の記事でも登場した「フレームライティングフェイス」を連続使用し、まるでアーチのように演出したものです。
青色、電球色、白色の3色の光があり、青色で照らすと神秘的な不思議な空間となり、電球色で照らすと、落ち着きのある空間に。白色で照らすとクールで涼しげな雰囲気になります。
フレームライティングフェイスは、夜だけでなく、昼間も楽しむことができます。
最近は、アプローチがほとんどない住宅が多くなってきています。そのため、奥行きを感じられず、狭く見えてしまうことも…。
しかし、このフレームライティングフェイスを使用すれば遠近法でアプローチに奥行きを感じさせることができます。
大事なポイントは「連続」させること。人の脳は連続する3回以上のリズムを「心地よい」と感じるといわれています。
ライティングも同様に、3回以上灯具を連続させることで、心地よい光の空間を演出することができます。

エクステリアと一体型になった照明器具「ライティングフェイス」。カラーバリエーションも多彩で、住宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ライティングフェイスの詳細はこちら↓
https://takasho-digitec.jp/lighting/lightingface/
まるでスポットライト!? 上から照らす光

同様に、フレームを使ったテクニックで、上の写真は建材にダウンライトを取り付けた施工事例です。
光量の多いダウンライトを取り付けると、足元はもちろん空間全体まで明るくなり、防犯の面からも安全性が高まります。
光量の少ないダウンライトを取り付けると、ほんのりと光る趣のある優しい演出ができます。上の写真は、どちらかというと、光量の多いダウンライトで照らしたものです。
さらに、角度調節のできるダウンライトを選べば、自由自在に角度を動かし、スポットライトのような演出も可能です。

ここで使用されている商品は「ダウンライト3型」です。角度調節は「ダウンライト2型ユニバーサル」を使用すると光の角度を自由自在に操作することができます。
《ダウンライト3型を使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/down-hbhd03g/
《ダウンライト2型ユニバーサルを使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/down-hbhd02g/
足元にアーティスティックな光を

足元を彩り、玄関までの道のりをアーティスティックに照らす「エクスレッズポールライト」です。
このライト、光の中に影が入るデザインになっており、まるで模様のようなアーティスティックな演出が簡単にできるのでおすすめです。また、床面配光といい、足元をしっかりと照らしくれるので、安全面でも優れています。写真のような芝生も光と影が美しく見えるので、芝生の庭がある方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

エクスレッズポールライトは3色から選べるので、こちらも住宅のテイストに合ったものを選ぶことができます。
《エクスレッズポールライトを使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/pole-hbcd24s/
光と影で彩る足元の光

こちらも光と影の演出ですが、このライトアップは、アップライトを90度傾け、明るい部分が重ならないよう設置し、影の部分を作り出しています。ただ明るいだけではない、美観に優れたライトアップです。

ここで使用されている商品は、「De-SPOT スプレッドタイプ」です。レンズを回転させることで、縦にすると狭角の光になり、横にすると中角の光になります。
上の写真は、レンズを横にした中角の光で照らしています。
《De-SPOTスプレッドタイプを使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/wallspot-hbb009d/
玄関へと導くリズミカルな光

玄関までの道のりをリズミカルに、オシャレに彩る「マーベライト」と「タイルドライト」。
四角い埋め込み型のライトで、配置の仕方によっては、とってもオシャレなアプローチに大変身♪ 規則性を持たせずデザイン重視で光を入れたり、玄関までの道のりをまっすぐ導くように光を入れたり、デザインの幅が広いのが魅力です。


「マーベライト」は表面が大理石の柄でモダンな住宅やシックな雰囲気漂う住宅におすすめ! 「タイルドライト」はカラーバリエーションがなんと12色もあり、さらに追加でRGBカラーも2種類あるので、非常に住宅のテイストに合わせやすいアイテムです。
《マーベライトを使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/inground-mblj03d/
《タイルドライトを使用した施工事例》
https://takasho-digitec.jp/lighting/product-group/inground-tldj02d/
いかがでしたか?
住宅のアプローチを彩る、個性的なライティング。一際目立つ住宅に大変身させ、我が家の夜を楽しみましょう!
Credit

DIGISPOT
「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
WEBサイト:https://takasho-digitec.jp/digispot/
公式Instagram:https://www.instagram.com/digispot.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/digispot.jp/
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