ハーブティーは、一日1杯、毎日続けて飲むことで、免疫力を上げたり、体内の細胞やお肌の老化原因となる「活性酸素」を無害化する作用も期待できます。
そんな身体に嬉しい作用がたくさんあるハーブティーですが、なんとなくホットで飲むイメージがありませんか? ハーブティーは、アイスにしてもおいしく楽しめますよ。冷たい物が飲みたくなる季節に、ぜひ試してみてください。今回は、アイスハーブティーに向くハーブと、アイスハーブティーの淹れ方をご紹介しますね。

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ハーブには抗酸化作用があります

人が呼吸をし、食事をする…そんな当たり前のことで、体の中に「活性酸素」というものが生まれます。活性酸素は強力な酸化力を持っていて、体の細胞を酸化させ、さびつかせてしまうといわれています。もともと、体に入ってきた活性酸素を除去する働きを、人は兼ね備えていますが、現代人は、食品添加物・農薬・ストレス・大気汚染などが影響し、活性酸素が増えすぎてしまい、処理しきれない状況です。

この活性酸素が原因となり、体内や肌の老化を加速させたり、病気を引き起こすといわれていますので、うまく除去したいですよね。

そこで活躍してくれるのが、ハーブです。

活性酸素を無害化する働きを「抗酸化作用」と呼びますが、ハーブには、この抗酸化作用を持ったものがたくさんあります。いつまでも若々しく健康でいるために、積極的に食べたり飲んだりしてみてください。

詳細は『免疫力アップや抗酸化作用…ハーブの持っている力を徹底解剖!』のページにまとめてありますので、ぜひご覧ください。

アイスハーブティーに向いているハーブはこれ!

ハーブティーはホットで飲むのもいいですが、アイスにしてもおいしいですよ。

アイスハーブティーに向いているハーブをいくつかご紹介していきますね。

ペパーミント

清涼感のあるペパーミントは、アイスにするとより爽やかな香りが引き立ちます。脂っこい食事の後や、食べ過ぎ、お酒を飲み過ぎた後などに飲むと、消化・分解を促進してくれますよ。

レモングラス

レモンに似た爽やかな香りのするレモングラスには、殺菌作用があり、腹痛や発熱を緩和してくれます。また、胃の働きを刺激して、消化を促す作用がありますので、食後のお茶としてもオススメです。

ハイビスカス

真っ赤な色が楽しめるハイビスカスは「ローゼル」という種類の食用品種を使います。代謝促進作用・利尿作用に優れていて、むくみが気になる人にオススメです。また、クエン酸を豊富に含むので、夏バテ防止・疲労回復にもぴったり。

ローズヒップ

ローズヒップはドッグローズから採れる実で、ビタミン類を多く含むハーブです。メラニン色素の生成を防ぐ働きがあるので、シミ予防・紫外線対策にも向いています。また、コラーゲンの生成・肌の弾力を保つ働きも。女性には嬉しい作用ばかりですね。

よくローズヒップは赤い色が出ると思われていますが、じつは薄い茶色。赤い色が出るハイビスカスと一緒にブレンドされることが多いところから誤解されるようです。

アイスハーブティーの淹れ方をマスターしよう

用意するもの(2人分)

  • 乾燥ハーブ ティースプーン山盛り2杯(おおよそ6g)
    今回は、ハイビスカス・ローズヒップを3gずつブレンドしたものを用意しました。
  • お湯 200㎖
  • 氷  適量
  • ティーポット・カップ・茶こしなどお茶道具一式

基本的にはどんな種類でもアイスハーブティーは作れますので、ハーブはお好みのものでOKです。

乾燥ハーブは、ハーブショップなどで購入可能ですが、クラフト用のハーブも一緒に売られていることがあります。購入する際には、食用であることを確認してくださいね。

淹れ方

  1. ポットにハーブを入れる
    ポットにハーブを入れます。量は、ティーカップ1杯分に対して、ティースプーン山盛り1杯が目安。ハーブの種類や、カットの大きさによっても変わってきますので、お好みで調整してくださいね。
  2. 熱湯を注ぎ、ハーブを蒸らして成分を抽出する
    通常のハーブティーを入れる場合には、ティーカップ1杯あたりのお湯の量は、おおよそ200㎖ですが、アイスハーブティーにする場合には、お湯の量を、通常の半量程度にしましょう!
    今回の場合、200㎖で2杯分という計算になります。
  3. お湯を注いだら、すぐポットのふたをして、ハーブのエキスを抽出します。
    ミントやラベンダーなど、細かくて軽い花や葉などのハーブは、3分。ローズヒップやジュニパーなど、固い実や種などのハーブは5分ほどが目安です。
  4. たっぷり氷を入れたグラスに注いで完成
    氷をたっぷり入れたカップに、ハーブティーを注ぎましょう。

ハイビスカスの赤い色素が出て、きれいな色も楽しめますね。おもてなしにも喜ばれますよ。

ハーブティーは、基本的に1杯目で、体に働きかける有効成分のほとんどが、抽出されてしまいます。健康維持・促進のために摂取したい方は、緑茶や紅茶のように、2杯目・3杯目と飲むことはせず、1杯目を飲んでくださいね。

<注意点>
自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。
また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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