少しのスペースがあれば、できてしまう坪庭。狭い空間でも植栽があると落ち着きますよね。少しの植栽と飾り、夜にはさりげなくライトを当てるだけでも素敵な空間に♪
坪庭、中庭をうまくライトアップすることで、外との繋がりが出て開放感が得られ、また広く見せる効果もあります。坪庭というと和の雰囲気を想像しますが、和はもちろん、洋の空間をつくることもできるんです。
そこで、目を楽しませるためにつくられた坪庭や中庭があるなら、またはこれからつくろうと思っている方に、どうしたら効果的にライトアップできるかをご紹介したいと思います。昼の空間とは違った雰囲気の坪庭や中庭を、夜も楽しんでみましょう。

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坪庭、中庭ってどんな空間?

坪庭は、小さな空間を囲い、草花や樹木などを植え、飾りとしてオブジェを置くのが一般的です。外部の視線を気にすることなくカーテンも開けられますし、小さな坪庭でも家の通気性が上がります。さらにライトアップをした坪庭があるだけで夜の雰囲気が一気に変わりますよ♪

坪庭も中庭も壁面に囲まれた庭ですが、一般的に坪庭は屋敷内にあるとても小さな庭園のことで、中庭は人が歩いたりゆっくり休めるぐらいのスペースがあり、坪庭よりも大きい庭のことです。

家の壁面で囲って中庭をつくり、中庭に面して窓を多く設けることで光が取りこみやすく、明るい家にすることが可能です。坪庭よりも広い中庭なら、まだ小さいお子さんでも安心して遊ばせてあげることができます。また、外の視線を気にすることなく庭で過ごしたい方や、プライベートな庭を確保したい方にもオススメです。安心して過ごせる庭があるのって素敵ですよね。

家のどこからでもよく見える中庭は、ライトアップして夜も楽しんでみましょう。せっかくプライベートに過ごせる中庭なのに、真っ暗だともったいないですよ。

坪庭も中庭も、こうしないとだめという決まりはないので、洋風にしたりモダンな雰囲気にするのもいいですね! 夜もそれに合わせたライトアップをして雰囲気を出すと素敵です。

坪庭、中庭を綺麗にライトアップするコツと家の中からオシャレに見せるコツ

狭い空間につくるからこそ、夜にライトアップをすると、一つ一つの植栽、飾りが目立ちます。どれもが美しく浮かび上がるようなライトアップをしたいですよね。

特に坪庭、中庭の場合、地面には飾りを置くぐらいで、樹木や壁面を中心に光を当てるのが、奥行きも出て綺麗に見せるコツです。

坪庭の周りの壁や天井を利用して、シャドーライティングを応用することもできます。狭い空間だからこそ、ライト一つで夜の坪庭が昼間とは違った雰囲気になるのも魅力的ですよね♪

しかし、家の中からもオシャレに見えないと、せっかくつくった坪庭、中庭が台無しです。

暗くなってくると電気をつけると思いますが、その時に気をつけたいポイントとして、窓の反射があります。せっかく中庭、坪庭をつくり上げてライトアップまでしたのに、家の中から見たときに反射が起きて見えなかったらもったいないですよね?

この反射が起こるのは、家の中が明るすぎることが原因です。明るさのバランスが悪いと、室内の様子が映り込むミラー現象が起こってしまいます。このミラー現象が起こらないよう、部屋の中を少し暗くする、もしくは坪庭、中庭を明るくすることを意識しましょう。

〈室内が明るすぎる場合〉ライトアップされた植栽が窓の反射で見えにくい……。

〈室内と庭の明るさのバランスが取れている場合〉ライトアップされた植栽がふんわり浮かび上がります。

一年を通して考えた中庭、坪庭

中庭や坪庭は、一年を通して考えましょう。

例えば春夏に美しいと思ったものだけで中庭や坪庭を完成させてしまうと、秋冬になって、花が咲かない、葉が散るなどといったことで、思っていたものと違う、見どころのない庭なんてがっかりする可能性があります。四季の移り変わりの中で、いつも綺麗で見どころのある状態だといいですね。一年を通して樹木や飾りをバランスよく考え、ライティングもそれに合わせて変えてみましょう。

春から冬にかけて一年を通した植栽、一年を通したライトアップを考え、上手に中庭や坪庭をつくると、とても魅力的な空間になりますよ♪

坪庭や中庭に季節を感じられるシンボルツリーを植え、四季を家の中で味わえるのも素敵です。

時間の流れが感じられる庭を、シンボルツリーとライトアップで表現してみませんか? 『樹木で夜の庭に浮かび上がるシンボルツリー  樹木を魅力的にライトアップするコツと手法』の記事でもご紹介しましたが、樹木の大きさや種類によって照らし方に変化をつけるといいでしょう。

葉が生い茂っているときでも葉が落ちているときでも、光の調節ができる調光ライトは、季節によって葉の量が変わる樹木にオススメです。桜は白色、紅葉は温かみのある電球色というように、その時の樹木に合った色味を調節できる調色ライトを使うと、一年を通して効果的なライトアップが自由にできていいですね♪

白色の光で照らした桜。
電球色の光で照らした紅葉。

難しそうに感じる坪庭・中庭ですが、狭い空間だからこそ、このように少しの光でも効果が大きく変わってきます。この限られた空間に植栽や飾りをどのように置いていくのか、夜には光をどのように当てたら綺麗に見えるかを考えるのも楽しいですね♪

光を上手に使って、夜の庭を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Credit


LEDIUS Lighting Lab.
『LEDIUS Lighting Lab.』は庭に快適な光を計画・提案する〝ライティングデザインチーム〟。庭に新たな光を考え、創造する〝商品企画チーム〟、庭に最適な照明器具を形にする〝開発チーム〟、庭の光の価値を伝える〝セールスプランチーム〟からなる屋外照明のプロフェッショナル集団。
エクステリア、ガーデン、商業施設などあらゆる空間に合った照明器具デザイン、空間デザインを通して光の価値、重要性を考え、新しさ、ワクワクする光の提案を行っていきます。

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