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立体的に花が咲く簡単設置の「フェンス」でベランダガーデニングに挑戦!

立体的に花が咲く簡単設置の「フェンス」でベランダガーデニングに挑戦!

日が当たり、そよ風が気持ちいいベランダやバルコニーを、物干しや物置のためだけの場所にしておくのはもったいない! でも、何をすればいいんだろう? そこでオススメなのが、つる植物を育てるガーデニングです。ベランダやバルコニーの限られたスペースでも、フェンスを使えば立体的に植物が育って、季節感のある暮らしを手に入れることができますよ。ここでは、オススメのフェンスと使い方をご紹介します。

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ベランダやバルコニーにオススメのフェンスとは

地植えの庭に設置した木製のラティスフェンスに絡むナツユキカズラ。

ガーデニング用のフェンスには、木製のラティスフェンスやスチール製のフェンスなど、素材やデザイン、サイズのバリエーションも豊富にあります。デザインによって使用に適した場所が限られてしまう製品もありますが、ベランダで使う場合は、地面に固定しなくても設置ができ、取り外しも軽くて簡単なフェンスが使い勝手がよいでしょう。では、それはどんなフェンスなのでしょうか。

ガーデニングのおしゃれなグッズを豊富に扱うオンラインショップ「ディノス(https://www.dinos.co.jp)」では、自由に選んだ3種類のガーデングッズを、まとめて約1万円(税込10,788円)で購入できるというお得な企画が大人気です。中でも注目なのが、ベランダやバルコニーにも設置ができる扱いやすいフェンスのバリエーション。それぞれに工夫があるオススメの商品を3つピックアップして、実際の使用例をご紹介します。

オススメフェンス1
配管をつる花が隠してくれる! アイデア半円フェンス

到着時は長さ約1mの2つのパーツに分かれています。

商品名「配管目隠しトレリス」は、名前の通り配管や雨水の通り道となる筒、縦樋(たてどい)に設置して目隠しをしてくれる専用のトレリスです。ベランダに限らず母屋の1階部分などでも活躍してくれる優れもの。

2つに分かれたパーツを上下に接続し、配管にスポッとはめたら、後ろ側を同封された黒い紐で結べば固定完了。軽いスチール製なので、女性一人でも設置はアッという間にできます。配管の直径が12㎝以下ならピッタリフィットします。

トレリスの足元に鉢植えを置き、つるを上へ延びるようにとめつけて栽培スタート。4〜5月に香りのよい小花を咲かせるハゴロモジャスミンを絡めました。ハゴロモジャスミンは、関東以西のベランダなら屋外で冬越しができる0〜5℃程度の耐寒性がある丈夫なつる性植物です。半常緑なので、春早いうちから新しいつるを伸ばし、その先に花が房になって咲きます。甘い香りが春の訪れを教えてくれます。花後は、水切れに注意するだけで冬場の落葉も少なく、日頃のお手入れが楽なのも魅力です。

目の高さにボリュームをもたせて誘引したハゴロモジャスミン。上を見上げると、まだまだ絡めて配管を隠すことができそうです。「配管目隠しトレリス」のサイズは、幅14×奥行き13×高さ204㎝。ハゴロモジャスミンのほか、クレマチスやトケイソウ、朝顔、アイビーなど、つるの伸びが穏やかな植物を選ぶとよいでしょう。

よりどり3点シリーズ「配管目隠しトレリス」はこちら

オススメフェンス2
立てかけるだけでOK! スリムフェンス

到着時は長さ約1m×幅31㎝の2つのパーツに分かれています。写真は商品2つ分。

サイズにこだわって企画された商品「アイアングリーンカーテン・スリムタイプ」は、壁に立てかけるだけでつる植物を絡めることができるスチール製のフェンスです。幅が狭く、縦に長いフェンスなので、ちょっとした隙間にも使え、「こんな場所でも植物を育てることができるのね!」と好評の商品。では、開封してみましょう。

フェンスの上下先端は、ゴムでコーティングされているので、地面や壁にフィットしてずれを防止。上下に分かれたパーツをドッキングさせるだけで、すぐに使い始めることができる手軽さも魅力です。

手持ちの鉢植えをフェンスの下に置き、つる植物を植えたら、日々つるが伸びていく様子が愛らしいコーナーが完成しました。写真は、フウセンカズラを1鉢に2株植えつけています。風が強い場所ならば、同封の紐で手すりなどに固定しておくと安心です。幅が31㎝と狭いながらも高さは2mあるので、上へ上へと伸びるつる植物をゆったり絡めることができます。フェンスの色はグレーで、主張しすぎないカラーです。フウセンカズラのほか、ゴーヤやスナップエンドウ、スイートピーなど、伸びが穏やかで細めのつるを持つ植物を選ぶとよいでしょう。毎年、育てる品種を変えるとイメージチェンジができますね。

つるを絡める以外にも、今人気の板付のビカクシダやラン、 エアプランツや枝垂れる植物のハンギングなどの吊り元として使うのもアイデアです。春から秋、日光浴をさせる季節だけスリムフェンスを設置して、使わないシーズンは2つのパーツに分解すれば収納場所を取らないのも嬉しいポイント。

よりどり3点シリーズ「アイアングリーンカーテン・スリムタイプ」はこちら

オススメフェンス3
2枚セットが嬉しい! スリムラティストレリス

商品名「スリムラティストレリス2枚組」は、1枚あたり幅20×奥行き1×高さ125(埋め込み部分35)㎝の薄型で、華奢な印象がおしゃれなスチール製のトレリスです。1枚あたり0.6㎏と軽量で、主張しすぎないデザインは狭いベランダでも圧迫感がありません。

設置は、用土を入れたコンテナに刺して固定します。地面に刺して使うと、高さが1m以下になるので低い場所での誘引に向きますが、コンテナに刺した場合、ちょうど目の高さで花が咲く様子が見られるサイズです。写真のコンテナは、47.5㎝角の「ブリティッシュ調FRPプランターL(税込22,140円/発売元:ディノス)」。ブラックのラティスに調和するコンテナを組み合わせました。

大きめのコンテナを使えば、根が広がってよく伸びるクレマチスもすくすく成長します。用土がいっぱい入るコンテナと組み合わせたことで夏の水もちもよく、本格的に植物を育てたいけれどスペースが限られているというベランダでのガーデニングにオススメの組み合わせです。

3月末に植えつけた、クレマチス‘アイ・アム・レディ・ジェー’が光を求めてトレリスを上がり、5月中旬に開花! 風を受けてふわふわと咲く姿をベランダでも見ることができます。つるが細く伸びるクレマチスに、華奢なトレリスがベストマッチ。ブラックカラーが景色を引き締めます。

よりどり3点シリーズ「スリムラティストレリス」はこちら

夕方に部屋から見えるベランダの花に、ホッとする時間。フェンスを活用してつる植物を育ててみませんか? きっと暮らしが変わりますよ。

ご紹介のした商品のほかにも、背丈が低いフェンスや、鉢をフェンスに設置できるデザインなど、ベランダやテラスで大活躍のアイデアフェンスが多数あります。ぜひ、お気に入りのフェンスを見つけて、季節の花が咲く空間づくりをしましょう!

併せて、
やってみよう! 初めてのガーデニング。失敗しないベランダガーデニングの始め方
夏に緑の涼を演出しよう!「グリーンカーテン」を美しく仕立てるトレリス
も参考にしてください。

ここでご紹介した商品は、すべて販売元:ディノス

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Credit

記事作成協力/ディノス https://www.dinos.co.jp/

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

2) Photo/Mona Makela/shutterstock.com  3)Photo/Farknot Architect/Shutterstock.com

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