窓の外側につる性植物を這わせてカーテン状に仕立てる「グリーンカーテン」は、室内の温度上昇を抑えるうえ、日差しに透ける緑陰の眺めが目にも涼しく、心をホッとさせてくれます。そんな緑のカーテンづくりが手軽に、美しくできるフェンス商品のバリエーションをご紹介します。

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グリーンカーテンで夏を涼しく

夏を心地よく、栽培も楽しみながらエコライフが楽しめる「グリーンカーテン」は、ここ数年で認知度もアップし、チャレンジする家庭も増えてきました。グリーンカーテンとは、夏に育つゴーヤやアサガオ、フウセンカズラなどのつる植物を窓辺や壁面に立体的に這わせることで、室内や建物への熱伝導を抑えることができる生活の知恵です。

明るい緑葉の間に黄花が咲き、やがて実をぶら下げるゴーヤ。グリーンカーテンの定番植物。

横浜市環境化学研究所による「緑のカーテンの温度提言効果」の実験では、緑のカーテンを設置した部屋としない部屋とでは、室温に1.4℃の差があることが分かりました。

日本では古くから、簾(すだれ)や葭簀(よしず)を開口部に備えて、夏の日差しをカットする賢い暮らしのアイデアがありますが、今は、緑を育てながら室温を下げ、窓から植物が育つ様子を眺めるという、一石二鳥なボタニカルライフが定着しつつあります。

設置も簡単なアイアンのトレリスでエコライフを楽しもう

つる性の植物は、ネットやフェンスを伝って上へ上へと伸びていきます。光を受けて葉が茂り、花が咲いたり実が膨らむ頃になると、思った以上に植物は重くなりネットを使っていた場合、たわんでしまったり、吊り元が外れてしまったりのハプニングもあります。でも、アイアンのトレリスならば、しっかり植物を支えるので、一度設置すれば安心して、美しいグリーンカーテンが楽しめます。

また、秋になって植物を撤去する際にネットが切れて翌年再び買い直すという手間も、トレリスならばありません。ネットの設置が面倒で、グリーンカーテンをお休みしていた人や、ベランダで吊り元のフックなどを取りつけることができない場合でも、壁や窓辺に立て掛けるだけでグリーンカーテンづくりがスタートできる便利なトレリスの製品を活用して、夏を涼しく過ごしませんか?

使う場所に合わせて選べるトレリスのバリエーション

Type1 立てかけて使う2枚組

写真は、「アイアングリーンカーテン トレリス お得な2枚組」。窓の外や壁に立てかけるタイプです。サイズは、約幅89×奥行き11×高さ230㎝、重量5.1㎏。カラーは緑が引き締まるブラック。並べて幅広く使ったり、L字に配置してコーナーに使ったりと、アレンジできる2枚組です。

上部と脚部の先端にゴムキャップがついているので、トレリスを立てかけた時に滑りにくく安定感があります。

Type2 たっぷりつるが絡む奥行き広々タイプ

写真は、「アイアングリーンカーテン <奥行き広々ハイタイプ>」。窓や壁とフェンスの間に空間ができるよう、奥行きがあるデザインです。掃き出し窓や勝手口など、開口部の前に立てかけても出入りができて便利。サイズは、約幅89×奥行き59×高さ278㎝、重量6.6㎏。カラーは植物が引き立つグレー。

掃き出し窓の前に設置しやすいサイズで、グリーンカーテンが出入りを妨げないアイデアフェンスです。つるを頭上までたっぷり絡めることもでき、広い面積でグリーンカーテンを楽しめます。地植えの庭はもちろん、狭いベランダでも動線を遮らないと好評です。上部と脚部の先端には滑りにくいゴムキャップつき。

Type3 隙間も活用できるスリムなトレリス

写真は、「アイアングリーンカーテン スリムタイプ」。幅が31㎝なので、ちょっとした隙間やデッドスペースでもグリーンカーテンが楽しめる、画期的な商品。狭いスペースでもつる植物の演出ができます。サイズは、約幅31×奥行き7×高さ199㎝、重量1.9㎏。カラーは絡める植物を引き立てるグレー。固定用のヒモつき。

Type4 プランターをセットできるトレリス

写真は、「アイアングリーンカーテン プランター台つき」。お手持ちのプランターや鉢を台に置き、つる植物を絡めることができる立て掛けタイプのトレリス。サイズは、約幅89×奥行き35×高さ230㎝、重量6.3㎏。カラーは緑が引き立つブラック。固定用のヒモつき。

プランターがセットできる同サイズのトレリスに、園芸研究家の吉谷桂子さんプロデュースの「プランター台アイアンフラワーカーテン<セージグリーン>」もあります。夏の一年草でのグリーンカーテンづくりを楽しんだら、翌年からはクレマチスや半つる性バラを仕立てることもできるので、ガーデニングのランクアップを目指す人にぴったりです。

家事や作業中も部屋の窓から緑や花が見え、ほっと一息つけると話す、吉谷桂子さん。窓前で植物を育てると花や緑を身近に感じられて、暮らしが変わります。

グリーンカーテンに向く植物はバリエーション豊富

左上から時計回りに、アサガオ、フウセンカズラ、トケイソウ、オキナワスズメウリ。Photo/アサガオ)sakhorn /フウセンカズラ)pisitpong2017 /トケイソウ) MaryAnne Campbell /Shutterstock.com

グリーンカーテンに向く定番の植物は、ゴーヤやアサガオ、ユウガオ、ヘチマ、ヒョウタン、フウセンカズラ、オキナワスズメウリなど。他にも、オカワカメやキュウリ、スナップエンドウなどの野菜や、パッションフルーツ(トケイソウ)などの果物も夏が成長期なので、グリーンカーテンに向きます。

フェンスが日に日に緑に覆われていく過程も眺めて楽しいグリーンカーテンづくり。成功したら翌年は植物の種類を変えて、野菜の収穫を楽しんだり、クレマチスを絡めて花のスクリーンづくりに挑戦するなど、ガーデニングをステップアップする最初の一歩にもぴったりです。ぜひ今年から、つる植物栽培デビューをしてみませんか?

ここでご紹介した商品は、すべて販売元:ディノス

Credit

写真&協力/ディノス https://www.dinos.co.jp/

文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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