真夏の暑さで「猛暑」「酷暑」がスタンダードになりつつある昨今。エアコンに加えて、プラスαのアイテム「日よけ」が必須です。日よけもライフスタイルに合わせて選べば、室内温度の上昇軽減や目隠し効果に加え、夏のおうち時間を楽しめる空間づくりができます。夏に備えて、DIYで日よけを設置して、おうちでリゾートを叶えた実例と日よけの効果をご紹介します。
目次
設置簡単! クールサマーオーニングで快適デッキライフ

「新居での暮らしが始まって、南~南西向きのデッキエリアをイマイチ生かしてないなぁと思っていたところ、ウッドデッキに自分たちで日よけが取り付けられるアイテムを発見したんです!」と話すのは、I夫妻。

さっそく、本格的な夏前に準備した商品は、「クールサマーオーニング ウォーターガード ベージュ3000」です。つっぱり式で、軒下とデッキの間に自分たちで設置できる手軽さと、角度が自由に調整できることから選びました。設置工事の日程調整もなく、夫婦二人が揃った隙間時間でスムーズに取り付けが完了。付属のレンチで組み立てられるので、自前の工具がなくてもDIYできるのも利点。

カラーは、ナチュラルなデッキに合わせてベージュをセレクト。日差しを遮る生地は、紫外線対策の先進国であるオーストラリア製。撥水性がありながら通気性もあるので、熱気がこもりにくいのも特徴です。また、UVカット率は98%で、紫外線と強い日差しをカットしながら適度な明るさが保たれます。
「海に近く風が強い地域なんですが、取り外す面倒もなくて、とってもストレスフリーなんです」とI夫妻。

軽く回せる付属のハンドルと伸び縮みするサイドのアームにより、シェードを長く伸ばして広い日陰の空間を作るなど、高さや角度を自由に調整できるのも便利。もちろん、完全にシェードを巻き上げて収納するのもハンドルでラクにできます。

日よけの下にリクライニングチェアーを置けば我が家がリゾートに

日よけを備えたら、日陰でゆっくり過ごせる特等席を用意しましょう。リクライニングチェアーに座れば、そこは我が家のリゾートに。夕方、眩しい日差しが和らいできたら、シェードをたたんで夜空の下で一杯のビールを。一日の疲れを癒やしてくれる屋外リビングは、日よけにプラス屋外家具があれば叶います。

カラーはアースカラーの4色/ベージュ(撥水加工)、モカ、アーバングレー、チャコールグレー。

間口サイズは2タイプ/窓2枚分の2000タイプ(間口194.5cm)と窓3枚分の3000タイプ(間口294.5cm)。

サイズ/約幅208・308×高さ201〜301cm
重量/約11kg(2000タイプ) 12kg(3000タイプ)
材質/本体:スチール 生地:ポリエステル
備考/つっぱり式のため、安全上2階以上の設置は不可
近年の暑さ対策には、エアコン+日よけが必須

これまではエアコンで室温を下げるのが最も効果的な方法とされてきましたが、「猛暑」「酷暑」がスタンダードになりつつある昨今、エアコンに加えて、プラスαのアイテムが必要になってきました。そのプラスαが「日よけ」。環境省の調査によると、日よけなどで直射日光を遮ると、体感温度は3〜7℃下がるとされており、日が差す窓辺に日よけを設置するのは暑さ対策としてとても有効です。
日よけを設置することで得られる効果は5つあります。
- エアコンの冷房効率がアップし、省エネ効果も上がる
- デッキやテラスなど保温性がある素材の床の温度上昇を軽減できる
- 移動可能な鉢植えで強い日差しに弱い植物の一時避難場所として利用できる
- ウッドデッキなどの劣化のスピードを抑えることができる
- 隣家や公道など、外からの目隠しにも役立つ
日よけの選び方・自分で簡単に設置できる日よけ

日よけにはさまざまなタイプがあり、専門店による施工を必要とするものから、自分で簡単に取り付けが可能なものまで、各種揃っています。ここでは自分で取り付けられる日よけをご紹介しますので、その中から建物や用途に合わせて、適したものを選んでください。
自分ですぐに設置ができる製品には、主に「吊り下げ式」と「巻き上げ式」の2タイプがあります。それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
「吊り下げ式」のメリット・デメリット

「吊り下げ式」は、掃き出し窓の上部などに金具を設置して、遮光性のある布地を垂らしたり、斜めに取り付けるタイプ。
【メリット】
- 必要がないシーズンは、折り畳んでコンパクトに収納可能
- 価格がリーズナブル
- 小窓や掃き出し窓、ベランダ、勝手口、駐車場など設置できる場所が多い
- 一人で設置可能
【デメリット】
- 設置場所に合わせて金具の取り付けに工夫が必要
- 日差しに合わせて角度を調整するのが難しい
- 台風などの雨風が強い時は取り外す必要がある
「巻き上げ式」のメリット・デメリット

「巻き上げ式」は、軒とウッドデッキなどの間に突っ張り式のポールを立てて固定するタイプや、重石付きのポールによって自立するタイプ。
【メリット】
- 台風などの雨風が強い時でも、取り外す手間がなく手動ハンドルで閉じることができる
- 一度設置したら取り外し不要
- 日差しに合わせて日よけの角度が調整できる
【デメリット】
- 吐き出し窓の前やテラスなど、設置場所が限られる
- 価格は吊り下げ式より高い
- 設置に必要な人数が2〜3人以上
ご紹介のように、「吊り下げ式」と「巻き上げ式」にはそれぞれ、メリット・デメリットがありますが、どちらかといえば「吊り下げ式」はより簡易的。毎夏必須のアイテムと考えると、一度取り付ければ日差しを自由にコントロールでき、カフェのようなおしゃれな雰囲気も出る「巻き上げ式」がおすすめです。
新着記事
-
ガーデン&ショップ

都立公園を新たな花の魅力で彩る「第3回 東京パークガーデンアワード」都立砧公園【ファイナル審査を迎え…
新しい発想を生かした花壇デザインを競うコンテストとして注目されている「東京パークガーデンアワード」。第3回コンテストは、都立砧公園(東京都世田谷区)を舞台に2024年12月の作庭後、さまざまな植物が日々成長…
-
宿根草・多年草

毎年咲かせるラナンキュラス・ラックスの秋ケア完全ガイド|植え替え・株分け・夏越しの見…PR
春の訪れを告げる植物の中でも、近年ガーデンに欠かせない花としてファンの多い宿根草「ラナンキュラス・ラックス」。春早くから咲き始め、1株で何十輪という花が咲き、誰しもが虜になる魅力的な植物です。年々新し…
-
ガーデン&ショップ

【秋バラが本格的に開花!】煌めくクリスマスの雰囲気を先取り「横浜イングリッシュガーデ…PR
希少なアンティークローズから最新品種まで、国内外でも屈指のコレクション数を誇る「横浜イングリッシュガーデン」は、秋に色香を増すバラも続々開花が進んでいます。11月4日(火)からは、季節を先取りしてクリス…



























