スキンケアするようにメイクを落とせる植物エキス配合の贅沢クレンジング3選[ボタニカルパワー]
植物の力を閉じ込めたおすすめコスメを、長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんがご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。今回は、美肌に導く植物由来成分を配合した“メイクは落とし美容成分は与える”欲張りなクレンジングをご紹介します。美肌づくりは最初のステップ、クレンジングが要といっても過言ではありません。ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
韓国高麗人参の最高峰“ハンソンジョン”のプレミアムオイルがエイジングケアも叶える BONOTOX「BONOTOX BENI レッドジンセンヘリテージオイルフォーム」

最先端の成分とサイエンステクノロジーを駆使した革新的なコスメを生み出しているグローバルコスメ企業「BONOTOX」。中でも老舗高麗人参ブランド「ハンジョンソン」の高麗人参を用いたスキンケアがBENIシリーズです。
このシリーズから新登場した『BENI レッドジンセンヘリテージオイルフォーム』は、メイクを落としながらリッチな高麗人参の美容成分をたっぷりと肌に与えることができるクレンジングフォーム。
配合しているのは、ハンジョンソンの“6年根”高麗人参のみを使用したピュア100%レッドジンセンオイル(オタネニンジン根油)です。
6年根とは、21年に一度収穫できる高麗人参のこと。連作せずに15年間畑を休ませる“滋養蓄積”の期間を経て、収穫物(加工前の高麗人参)、農地、用水、使用する資材に至るまで、実に324種以上の土壌検査をクリアした環境で6年栽培したもの。
収穫後さらに3カ月をかけて熟成し、18工程、333種以上もの品種検査を経て初めて、BENIの原料“紅参”になるそう。
つまり、大変な手間ひまをかけ、大切に大切に育てられたプレミアムすぎる高麗人参というわけ。
この希少な高麗人参は、高い抗酸化作用を持つ特有の成分・ジンセノサイド4種を豊富に含み、ハリ・弾力サポートに役立つといわれています。
また、肌を引き締める、保湿する、キメを整える、柔軟性を保つ、健やかに保つ、荒れを防ぐといった効果も。
中国の有名な薬物書『神農本草経』には“養命薬”として記載されるなど、2000年以上も前から薬効あらたかな生薬として珍重されてきた朝鮮人参ですが、肌にもこんなにパワフルな美容効果があるんですね。
オイルなのにきめ細やかな泡で出てくる特殊ボトル
レッドジンセンオイルのほかには、ローズヒップオイル、ツバキ種子油、ベニバナ種子油、ティーシードオイル、アーモンドオイル、ヒマワリ種子油、ブドウ種子油、トマト種子油、オリーブ果実油など、なんと14種もの美容オイルを配合。
ひとつだけでも十分美容効果の高いスターオイルばかりなのに、なんという贅沢さ。
さらに、オイルで柔らかくほぐされた肌に浸透してみずみずしく潤す5種のセラミド、17種のアミノ酸、8種のヒアルロン酸、ビタミンEと、まるで美容液かと思うような成分がたっぷり配合されています。なんと美容成分の配合率は、驚きの85%!
だからクレンジングしただけなのに、洗い上がりの肌はまるでスキンケアしたようにふっくらしっとり。
しかもこのクレンジング、オイルなのに空気をたっぷりと含んだきめ細かな泡となって出てくるので、肌への負担も少ないんです。
その秘密が、超音波で油粒子を微小サイズにし、ブラウン運動を発生させてオイルを泡にする特殊構造のボトルだから。このあたりの最先端テクノロジーは、さすがBONOTOXといったところ。
革新と伝統が融合した極上のクレンジング。確実に結果を出してくれるので、落とすものに今までこだわりがなかったという人にこそ使ってみてほしいアイテムです。
【商品概要】
BONOTOX『BONOTOX BENI レッドジンセンヘリテージオイルフォーム』
200ml 価格:5,060円(税込)
(問)BONOTOX Japan 03-5579-5179
公式サイト https://www.bonotox.co.jp/
アイケアの花 “ブルエ”が、がっつりアイメイクも優しくオフ イヴ・ロシェ「ピュアブルエ アイメイクリムーバー」

1959年にフランスで誕生したボタニカルビューティーケアブランド「イヴ・ロシェ」。自社農園で有機農法にて育てられたピュアブルエを使った、全世界でミリオンセラーを達成したという超人気商品がこの『ピュアブルエ アイメイクリムーバー』です。
ピュアブルエは和名で「ヤグルマギク」や「ヤグルマソウ」、英語ではコーンフラワーと呼ばれる、鮮やかな青い花を咲かせるキク科の植物。ヨーロッパではメディカルハーブとして古くから目や目元のケアに使われてきました。
イヴ・ロシェでは、そんなピュアブルエを、1990年代初頭より有機栽培。
春に土壌を整備し、前シーズンに収穫した残りも細かく裁断し、肥料として再利用していたり、連作障害を防ぐために、同じ区画への播種は4年に1回しか行わないなど、生命力にあふれたピュアブルエが育つよう細やかな努力をしています。
そんな丹精込めて作ったピュアブルエのパワーを最大限に引き出すため、花の蕾、葉、茎を乾燥、 自然に近い状態の水蒸気蒸留法で抽出したエキスを配合。
さらに保湿力の高いマカデミアナッツオイルも配合し、アイメイクをすっきりと落としながら、乾燥しやすい目元に潤いを与えてくれる二層式クレンジングになっています。
ノーファンデだけどアイメイクはバッチリ…そんなマスク生活のクレンジング悩みをサクッと解消
マスクをしていると、ファンデは塗らないけどアイメイクだけはこれまで通りバッチリ。そんな日が多いのではないでしょうか。
かくいう私もそんな日が多いんですが、そうすると顔も目元も一緒にクレンジングしていたフルメイクデーと違い、できれば石鹸で洗ってなるべく肌への負担を少なくしたいと思ってしまうんですよね。
しかし石鹸だと、目元のメイク汚れがやっぱり落ちきらず。結局、オイルクレンジングしてしまい二度手間…なんてことも。
そんな問題を解決してくれるのが、こすらなくてもすっきりとアイラインもマスカラもオフしてくれるこのアイメイクリムーバーなんです。
二層式オイルクレンジングにありがちな、洗い流してもずっと目のまわりがぬるぬるする感じがないのも◎。
天然由来成分97%で、皮膚が薄くデリケートな目元にも安心して使えるのも魅力です。そしてなにより、880円というコスパのよさ!
マスク時代だからこそ1本あると便利なアイテムです。
【商品概要】
イヴ・ロシェ『ピュアブルエ アイメイクリムーバー』
100ml 価格:880円(税込)
(問)イヴ・ロシェ 0120-937-608
公式サイト www.yvesrocher.jp
保湿成分80%! じんわり温かなとろみオイルが肌を潤しながら毛穴汚れまでするんとオフ 日本ゼトック「セルエフ ホットクレンジングオイル」

“現代女性の肌細胞は居眠り状態にあり、目覚めさせなければ活性化は始まらない”という考えのもと誕生した「セルエフ」のスキンケアシリーズ。
こちらの『ホットクレンジングオイル』は、クレンジングこそ美肌作りの第一歩という観点から、なんと13種もの美容成分を配合している、まるで美容液のようなメイク落としです。
配合されているオイルは、白い小さな花を咲かせるメドウフォームの種子から抽出したメドウフォーム油とお米由来のコメヌカ油。どちらも高い保湿力があり、メイクをするんと落とすだけでなく、しっかり潤うため、洗い上がりはもっちもち。
またこのオイル、クッション性が高く、とろみがあるのも特徴。
温感クレンジングといえば、硬めのジェルタイプが多く、指でグイグイとマッサージしながらメイクとなじませる…というイメージの人も多いかと思います。その摩擦感が、肌に負担をかけていそうで不安になったりもしますよね。
しかしこのオイルは指に全然力を入れなくても、軽くなでるだけで、あっという間にメイクが浮いてくるので、肌への負担も感じません。
またクダモノトケイソウ果実エキス、ユズ果実エキス、ノイバラ果実エキスといった植物由来の保湿成分やセラミド、スクワラン、ヒアルロン酸といった美容成分もたっぷりと配合しているので、落とすだけでなく、洗うほどに美肌も育ててくれる贅沢なクレンジングです。
温感だから湯上がりのようなふわふわ透明肌に
冬の肌がどんよりくすんで見えたり、ゴワゴワしているように感じるのは、血行不良や肌温度が下がっているのが原因。
肌がゴワついた状態だと、化粧水などのスキンケアアイテムが浸透しにくく、乾燥やくすみなど負の連鎖を引き起こす原因に。
その点、じんわりと肌を温めてくれるホットクレンジングは、毛穴が開くことでメイク汚れや毛穴汚れが落ちやすいだけでなく、くすみやゴワつきの改善にも効果的なんです。
しかもお風呂で使えるのも嬉しいポイント。入浴中は毛穴が開いた状態なので、お風呂で使えばさらに毛穴汚れがごっそりと落ちてくれる感覚です。使っているうちに小鼻やアゴのザラつきもすっきりして、なんだか肌も一段トーンアップしたような。
W洗顔不要なので、肌への負担が少なく時短も叶えてくれて、本当に女心を分かっているなと思うクレンジングです。
【商品概要】
日本ゼトック『セルエフ ホットクレンジングオイル』
150ml 価格:3,400円(税込)
(問)日本ゼトック株式会社 0120-68-4288
公式サイト https://www.cellef.com/
スキンケアの最初のステップであるクレンジングは、スキンケアで一番大切といわれるほど。次に入れるスキンケアアイテムの浸透をアップさせるためにも、いかに肌に負担をかけずに汚れをしっかり落とすかが美肌のカギです。肌に優しく、自分に合うクレンジングを見つけてくださいね。
Credit

写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)
早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない47歳。
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