植物の力を閉じ込めたコスメをご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんが毎回、Garden Story読者のために選りすぐりのコスメをピックアップ。今回は、冬になるとさらにひどくなる肩こりにおすすめの、ハーブのパワーを閉じ込めたアイテムを3つ紹介します。PC作業が長い人、冷え性の人、ストレスがたまっている人にもおすすめですよ。

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40種類のハーブをブレンドした人気オイルのバーム版 ナリン「ハーブオイル33+7 バーム」

40種類のハーブをブレンドした人気オイルのバーム版 ナリン「ハーブオイル33+7 バーム」

1954年にスイスで誕生したナチュラルコスメ・ウェルネスブランド「ナリン」。オーガニックやワイルド農法で収穫された食品レベルの原料を用いた、高い品質と安全性を誇るプロダクトが数多くラインナップします。

中でも人気なのが、スイスの修道院に伝わるハーブレシピをベースに作られた、直接肌に塗れるアロマオイル『ハーブオイル33+7』(50ml 6,000円+税)。薬草学の研究施設でもあったという、中世ヨーロッパの修道院。『ハーブオイル33+7』は、ヨーロッパ最古の修道院・ザンクトガレン修道院に保管されている伝統レシピをもとに、植物の力を最大に引き出す最新技術を用いて作られています。

その名の通り“33種類の精油と7種類のハーブエキス”がブレンドされていて、ミント系の香りによる癒し効果はもちろん、ハーブごとに効能が違うため、肩こり、頭痛、花粉症などさまざまなセルフケアに使えるという万能薬的なもの。地元・スイスでは“奇跡のしずく”と称されているそうです。

これが、本当に奇跡! これまでも、ハーブ系アイテムはいろいろと使ってきた私ですが、『ハーブオイル33+7』はとにかく別格です。

職業柄、肩こりや偏頭痛がひどく、痛みやコリが辛いときに首や肩、こめかみなどに塗るんですが、肌にすりこんだ瞬間、魔法みたいにスーッとラクに! もはや肌身離さず持ち歩くお守りのような存在です。

と、愛しすぎてかなり前置きが長くなってしまいましたが、そんな『ハーブオイル33+7』のバームタイプが、こちらの『ハーブオイル33+7 バーム』なのです。

ひまし油、ミツロウ、カルナウバロウといった植物・天然由来の保湿成分をプラス

ひまし油、ミツロウ、カルナウバロウといった植物・天然由来の保湿成分をプラス

『ハーブオイル33+7』の素晴らしさはそのままに、ひまし油、ミツロウ、カルナウバロウといった保湿成分を配合したバームタイプは、乾燥しやすい冬におすすめ。ヒジやヒザ、手などカサつきがちな肌だけでなく、パサつきの気になる毛先になじませても、まとまりよく艷やかに仕上げてくれます。

また、ローズマリー、マリーゴールド、カモミールといったハーブが、肌荒れに働きかけ、健やかな肌へ。指に取るとすぐにトロリと柔らかくなるので、マッサージしやすいのも◎。首や肩に塗り込めば、「ハーブってこんなにすごい力があるの!」と感動するはずですよ。

【商品概要】
ナリン『ハーブオイル33+7 バーム』
15ml 価格:2,600円(税別)

体をほぐすハーブ・アルニカが肩こり、腰痛、筋肉痛にアプローチ ニールズヤード レメディーズ「ショルダーリリーフサルブ」

体をほぐすハーブ・アルニカが肩こり、腰痛、筋肉痛にアプローチ ニールズヤード レメディーズ「ショルダーリリーフサルブ」

1981年、ロンドンに誕生したイギリス初のナチュラルアポカセリー(自然薬局店)がその出発点となる「ニールズヤード レメディーズ」。“植物成分だけで、肌に効果のある製品を作る”という考えのもと、植物の持つ力を徹底的に研究した製品を生み出すオーガニックブランドです。

こちらの『ショルダーリリーフサルブ』は、血行促進や炎症を鎮める働きがあり、18世紀ごろから打ち身や筋肉痛、捻挫などに使われてきたアルニカ花エキスを配合。マッサージしながらなじませることで、デスクワークや寒さで凝り固まった肩や腰の筋肉をほぐしてくれます。

また、血行に働きかけるローズマリー油や、ヨーロッパでは湿布薬としても使われているコンフリーから抽出したコンフリー葉エキスも配合。

持ち歩くのに便利なミニサイズも

持ち歩くのに便利なミニサイズもあるので、薬箱とバッグ、どちらにも常備しておきたいアイテムです。

とろりと柔らかなテクスチャーでするすると伸び広がる

とろりと柔らかなテクスチャーでするすると伸び広がる

見た目はバーム状ですが、手に取るとその柔らかさに驚きます。よくバームには「手のひらで温めてから使用してください」といった説明書きがありますが、こちらは指ですくうと柔らかくとろけるので、そんなひと手間も必要ありません。

するるんと軽やかに伸び、首から肩へ、足首から太ももへと、広い範囲にサッと塗り拡げることができます。ベタつきもなく、油分で指がツルツルすべったりしないため、マッサージがしやすいのも◎。

ラベンダー油やローズマリーのハーバルな香りもリラックスを誘います。

【商品概要】
ニールズヤード レメディーズ『ショルダーリリーフサルブ』
45g 価格:3,400円(税別)
10g 価格:1,600円(税別)

北海道で初めて栽培に成功したハーブを使用 ナチュラルアイランド「セントジョーンズ・サポートオイル パワー」

北海道で初めて栽培に成功したハーブを使用 ナチュラルアイランド「セントジョーンズ・サポートオイル パワー」

厳しい寒さに耐え、夏になるとそのパワーを爆発させるかのような北海道の植物たち。そんな北海道の素材に着目した国産スキンケア製品を作るのが「ナチュラルアイランド」です。

ブランド設立のきっかけとなったのが、じつはこの『セントジョーンズ・サポートオイル』の原料であるヨーロッパ原産の多年草、セントジョーンズワートです。

本来、北海道には自生しないこのハーブを、現在のナチュラルアイランド社員が偶然、見つけたのがきっかけとなり、7年の歳月をかけ、北海道の地で完全無農薬の状態で栽培することに成功。夏至に満開の花を咲かせる黄色い花を、オリーブオイルに漬け込んで熟成させたものが、『セントジョーンズ・サポートオイル パワー』になるのです。

古代ギリシアから医療に使用されてきたセントジョーンズワート

セントジョーンズワートは古くから人々に愛用されてきたハーブです。その歴史は古く、古代ギリシア時代から、心身の鎮静、腫れや炎症を抑えるのに使用されてきました。筋肉痛、神経痛などの痛みに働きかけるほか、生体リズムを整える・老廃物を出す・日焼け後のトラブルケア、生理前のイライラや不安といったメンタルの不調を整えるなど、さまざまな効果があります。

そんなセントジョーンズワートオイルに、血行促進効果があるショウガや血の巡り、肩こり、腰痛などに働きかけるレモングラスのエッセンシャルオイルをブレンドしたのが、『セントジョーンズ・サポートオイル パワー』です。

肩や首、脚や腰などに塗ってマッサージをすれば、コリや疲れを解きほぐし、翌朝に疲れを残さずすっきり軽い体へ導いてくれます。また、肌に潤いを与えてなめらかに保ってくれるので、冬の乾燥対策にもおすすめ。テクスチャーはさらりとしていて、オイル独特のベタつきが苦手という方も気持ちよく使えるはず。

欧米では“ハッピーハーブ”という異名で呼ばれるセントジョーンズワートですが、まさに毎日のハッピーをサポートしてくれるボディオイルです。

ミニボトルのセット『セントジョーンズ・サポートオイル 3本セット』(1,667円・税別)
通常サイズだけでなく、『セントジョーンズ・サポートオイル』の3つのシリーズ(パワー・リラックス・ピュア)をすべて試せるミニボトルのセット『セントジョーンズ・サポートオイル 3本セット』(1,667円・税別)もあります。

【商品概要】
ナチュラルアイランド『セントジョーンズ・サポートオイル パワー』
65ml 価格:3,619円(税別)

 

はるか昔から、その健康効果で私達の生活に根付いてきたハーブ。今回紹介した3つはどれも、ハーブの持つパワーを、驚きとともに感じることができるものだと思います。つらい肩こりに悩んでいる人は、ぜひ一度試してみてくださいね。

Credit

写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)

早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない45歳。

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