かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-の記事
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アレンジ
【100均グッズ活用】ミモザをとことん楽しみ尽くす♪ プチプラ花コーデVol.131
あますことなく楽しみたい花! 3月8日はミモザの日 春を告げる花のひとつ、ミモザ。黄色でふわふわとしたヒヨコのような花姿が寒い冬に終わりを告げ、明るさと温かさを届けてくれます。 3月8日は「ミモザの日(国際女性デー)」としてだいぶ定着し、その日は花屋さんの店頭にミモザがたくさん並ぶようになりました。 私はこの時季になると、毎年必ずミモザを飾り、その後はドライフラワーにする…そんな楽しみが定番になっています。 ミモザを花瓶に活けて飾るときは、水の中に入る部分は花や葉を落としておきます。落としたミモザを見ながら「もったいない…」と思うこともしばしば。 今日は落としたミモザの花や葉も活用して、あますことなくミモザのアレンジを楽しんでいきたいと思います。 少しでも長もちさせるために、ミモザの水揚げの方法 ふわふわのミモザを、1本500円で買いました。 ミモザは縦長に花や葉がついています。 私はだいたいこれを小さめに飾ることが多いので、枝ぶりを見て、半分か1/3にカットします。 今回の器は、ボウル。器に合わせてミモザをカットしました。水の中に入りそうな葉と花を落としてしまいます。落とした葉や花は、後で楽しむために捨てずに取っておきます。 花瓶などに水を入れて飾る際、ミモザの枝は基本的に斜めにカット。枝の太さを見て、半分や十字に切れ目を入れます。 今回は細めの枝だったので、半分に切れ目を入れました。 切れ目を入れることで、ミモザの枝が水を吸い上げやすくなります。 ミモザはエアコンなどの風があたらない、直射日光を避ける場所に飾ります。少しでもふわふわのミモザを長もちさせたいですね。 カフェ風に! さりげなく花を飾れるボウルを活用 ミモザを飾るときに私がよく使うのが、100均で売られているボウル。カフェオレボウルのような雰囲気で、ミモザととても相性がよく、毎年この時季はこのボウルにミモザを活けています。 ボウルの中には水を入れます。 あとはボウルの片方に、ミモザをまとめて入れるだけ。 ミモザは片方に寄せることで「様」になるので、いつもこんなふうに活けています。 ボウルは、ミモザに限らず、さりげなく飾りたいときの定番の器です。 【花材と材料】 ミモザ… 500円ボウル…100円*ダイソー 合計600円(税抜) ほかに、ハサミを用意。 <落としたミモザ活用1>ミモザのキャンドルアレンジ ミモザを活けるときに、水の中に入るからと落とした花や葉を活用してアレンジを楽しんでみます。 用意した材料は、こちらです。 吸水性スポンジ、キャンドルホルダー(2個入り)、鉢受け皿(5号)、LEDキャンドルライトです。 この材料で、キャンドルアレンジを楽しみたいと思います。 作り方は、こちら。 ① 鉢受け皿に吸水させたスポンジをセット。その上に、LEDキャンドルを入れたホルダーを置きます。 ② ミモザを挿していきます。 吸水性スポンジに挿す花は、根元部分の花や葉を取っておきます。 ③ ②と同様に、葉も根元部分の葉を取っておきます。 ④ 葉のほうから、吸水性スポンジに挿していきます。 葉は吸水性スポンジをカバーするように、外側部分にランダムに挿します。 ⑤ 次はミモザの花部分を挿します。 吸水性スポンジに挿すため、根元の花と葉はカットするのがポイント。また、切り口はハサミで斜めにカットしておきましょう。 ミモザは茎が細いので、折れないよう、やさしく持ちましょう。 ⑥ 吸水性スポンジに花を挿していきます。 花をアレンジ全体に挿したら、完成です。 ミモザの明るい花と、暗い場所を明るく照らすキャンドルライト。相乗効果で、ポッと明るく温かみのあるアレンジが完成しました。 ミモザとキャンドルは相性がとてもよいと思います。 【花材以外の材料】 吸水性スポンジ…100円*ダイソーキャンドルホルダー…100円*ダイソー鉢受け皿(5号)…100円*ダイソーLEDキャンドルライト…100円*ダイソー 合計400円(税抜) ほかに、ハサミ、LEDキャンドルライト用電池を用意。 <落としたミモザ活用2>花を留めるだけのガーランド 落としたミモザの花や葉の活用法。次は、簡単にガーランドを作ってみます。 ミモザのほかに、木製クリップと麻紐を用意しました。 麻紐を壁に張ります。 そこに木製クリップでミモザを挟むだけ。 簡単でかわいく仕上がり、また残ったミモザを活用できるのが嬉しいです。ミモザは、このままドライになるので、長く楽しめるのもいいですね。 【花材以外の材料】 木製クリップ…100円*ダイソー麻ひも…100円*ダイソー 合計200円(税抜) アレンジなどで落としたミモザの花や葉がもったいないときには、こんなふうに飾ったり、アロマワックスバーやボタニカルキャンドルに仕上げるのも楽しみの一つです。
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アレンジ
100均アイテムでサプライズ! 花のバレンタインギフト プチプラ花コーデVol.130
2月14日は、花を贈りあうフラワーバレンタイン 2月14日はバレンタインデー。日本では、バレンタイン=チョコレートを贈る日として定着していますね。私も毎年、チョコレートを贈ったりいただいたり、自分用に購入したりしています。 その2月14日に「フラワーバレンタイン」というキャンペーンがあることをご存じですか? 恋人や友人同士、家族などの大切な人に、愛や感謝を伝えるために花を贈りましょうというものです。キャッチコピーは「花は自由なラブレター」。1~2月は、花屋さんで、フラワーバレンタインのポスターなどが貼られていたりします。 花は見るだけで、とても明るく温かい気持ちになれます。だからこそ、花のプレゼントはとても嬉しいですし、贈る側もどんな花が好きかな? 何色がいいかな? と、相手のことを考えてわくわくします。この時季はかわいい春の花が豊富に出回り、花のもちもよいと、いいこと尽くめです。 今回は、100均を活用して、サプライズ感のあるフラワーバレンタイン用の花束を作ってみます。 驚愕! 100円で手に入ったかわいいマフラー ダイソーでマフラーを見つけました。100均とはいえ、マフラーは100円以上するだろうと、200円かな? 300円かな? と値段を探してもタグなどがありません。なんとこのマフラー、100円だったのです。 マフラーが100円で買えるなんて、びっくりです。改めて100均の品揃えの豊富さや価格に驚きます。柄も、とてもかわいいです。 マフラーと花を組み合わせたら、サプライズたっぷりのフラワーバレンタインになりそう! このマフラーを活用して、花束を作っていきます。ほかに、茶色のリボンを用意しました。 お買い得なラナンキュラスと、ラッピングの準備 花はこちら、ピンクのラナンキュラスです。 ダイソーでマフラーを買って、すぐ近くにあった花屋さんで見つけました。6本500円です。1本100円以下で、とってもお買い得。 迷うことなく、主役はこの花に決めました。ピンクと白が交じり合った色もかわいいです。 ラナンキュラスは、たくさんの柔らかい花びらと丸い花のフォルムが特徴。何ともいえない魅力があります。 このラナンキュラスで、花束作りの準備をしていきます。 花束作りに用意するのは、こちら。給水用のティッシュペーパーとアルミホイル、輪ゴムです。 【花束作りの準備】 ①花束を作る前に、ラナンキュラスの葉は手で取っておきます。 ②ラナンキュラス6本を、輪ゴムでまとめます。 ラナンキュラスは、ふんわりと開いていく花。開いた花が互いにぶつからないよう、束ねる前に花茎の長さは少しだけ変えておきました。 ③マフラーを横に置いて、ラナンキュラスの丈を確認。余分な茎をカットします。 ④茎の下のほうにアルミホイルを敷きます。カットしたらすぐに、茎の断面を水に濡らしたティッシュペーパーで包みます。 ⑤茎をティッシュで包んだら、その上をアルミホイルでさらに包み、水が漏れないようにします。 これで花束の準備が完了。 花束を作るとき、この保水処理をしてからラッピングすると、花がしおれる心配がありません。 花の数が多い場合や暑い時期は、アルミホイルではなくビニール袋などを用意して、もう少し水を多めに入れるといいでしょう。 マフラーでラッピングその1:やさしく包み込む 1つめのラッピング方法は、こちらです。 ①マフラーを畳んで長方形を作り、畳んだ角を上にして置きます。 ラナンキュラスの花束は、写真のようにマフラーの角から少し下のほうに置きます。 ②マフラーを左、右の順で折って、花を包み込みます。 ③真ん中より下のほうを、リボンで縛って出来上がり。 赤ちゃんをおくるみで包み込むような、やさしいイメージの花束になります。 マフラーでラッピングその2:襟つきで大人かわいく 2つめのラッピング方法は、襟つきの洋服にも似たイメージです。 ①マフラーを2つに折り、さらに少し折り返して長方形の形にします。 マフラーは長いので、写真のように少し折りたたんでおきましょう。 ②ラナンキュラスの花束を、マフラーで左、右の順に包んだら、花の部分だけ開いておきます。 ③真ん中あたりを、リボンで結んで完成です。 どちらのラッピングも、ラナンキュラスの花が見えるようにラッピングしました。 襟つきは、大人かわいい雰囲気になりますね。 寒い季節の花束の贈り物だからと、マフラーで包んだら、花がふんわりと、よりやさしい雰囲気になりました。花束を渡したあとに、「マフラー!」と気づいてくれるかな? と思うだけで、わくわくします。 このマフラーは暖かいので、ひざ掛けとしても使えそう。 フラワーバレンタイン、そしてホワイトデーと贈り物のイベントが続くので、花も団子も楽しみたいと思います。 今回の材料をご紹介 ラナンキュラス6本…500円フリースマフラー…100円*ダイソーリボン…100円*ダイソー 合計700円(税抜) ほかに、ハサミ、輪ゴム、ティッシュペーパー、アルミホイルを用意。 花束を包むカバーも、100均アイテムを利用 マフラーで直接花を包むことに抵抗がある場合は、花束についていたセロハンや100均で買えるクリアポケットなどの透明の袋を活用します。 保水処理をした花束を袋の中に入れて、セロハンテープでしっかりと留めるだけです。 このあと、マフラーで包みます。 こちらは、ラナンキュラス全体を、すっぽりマフラーでくるんだタイプ。 ラッピングの方法はいろいろあるので、花束の形やその時の気分で変えてみるのもおもしろいです。
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アレンジ
季節到来! 100均活用で楽しむチューリップの飾り方3選 プチプラ花コーデVol.129
チューリップブームが到来⁈ 春に飾りたい花No.1 季節は冬ですが、花屋さんでは、私が大好きな春の花が並んでいます。 昨年の11月あたりから、ラナンキュラスやスイートピー、チューリップを見かけるようになりました。そして、1月に入ったら、春の花がぐっと増えて…飾りたくてそわそわしたときに、花屋さんで7本1,000円のチューリップを発見。お買い得!と、早速買って帰りました。 少し前に「韓国インテリア」では、チューリップを飾って部屋のアクセントにしているというのをSNSで目にしました。100均にはチューリップの造花がかわいくラッピングされて売っていました。チューリップへの注目度が、この春ますます高まっているのではないかと個人的に感じています。 今日はブーム到来の予感がするチューリップを、100均を活用して飾ってみたいと思います。 飾る前に、覚えておきたいチューリップのお手入れ チューリップは、花に葉が何枚かついて売られています。花瓶に飾る際は、その花瓶の形や大きさに応じて、チューリップの葉を何枚か取ります。 花瓶の中の水に葉が浸かる場合は、取ることで花が長もちに。 チューリップの葉は手で取ろうとすると、茎の繊維まで取れてしまう場合があります。 そのため、手ではなく、ハサミやカッターの刃を葉がついている根元にあて、横方向に切れ目を入れるとよいでしょう。 その下にある茎まで傷つけないように注意です。 切れ目を入れた葉を、手でゆっくりと横方向に取り除きます。 こうすると茎の繊維まで取ることなく、余分な葉を取り除くことができます。 もし、ハサミの刃を横に入れるのが怖い場合は、ハサミで葉の根元を真横にカットするのも手です。 どちらのやり方でもOK。自分のやりやすい方法を試してください。 水の量は、花瓶の半分より少なめにするようにします。水を多く入れると、チューリップの茎が腐りやすくなってしまうからです。 チューリップは飾りながらも成長していくので、今日飾った花の向きが明日には変わっていることがあります。花の向きや水の量を、1~2日に1回くらいチェックするようにします。 <飾り方アイデア1>最適な花瓶でシンプルに美しく 100均で売られていた花瓶の中で、これはチューリップに最適! と思ったのが、こちらの花瓶でした。 真ん中より下がゆったりとしていて、上のほうは少し狭くなっているガラスの花瓶。チューリップは細長い葉がついていることが多いので、間口はゆったりめでも中は少し狭くなっているとまとまりやすくなります。 チューリップだけを飾る場合は、円柱形の花瓶などもまとまりやすいです。 こちらに、チューリップ7本をどさっと入れます。 上のほうが少し狭いので、チューリップを適度にまとめてくれました。また下のほうがゆったりしているため、葉が少し残っていても狭くなりすぎず、いい感じです。 チューリップの顔をあちこちに向けると、自然な雰囲気になりました。 この花瓶、クリアなガラスではなく「オーロラ」と書かれていました。 そのため、花瓶の中であちこち向いている茎も、ガラスの表面が反射してカバーしてくれるので、きれいな仕上がりに。 あちこち向けて飾るのが難しいと感じたときは、同じ方向にまとめても様になります。 チューリップは飾った翌日には別の方向を向いていたり、茎が伸びたりします。毎日花の姿を観察しながら、1日1回切り戻すとよいでしょう。 【花材と材料】 チューリップ7本… 1,000円ガラス瓶…200円*ダイソー 合計1,200円(税抜) <飾り方アイデア2>小瓶活用でおしゃれに見せます 小瓶を何本か使う飾り方は、おしゃれ感が増します。それでいて難しくないのが嬉しいところです。 ダイソーで見つけたのは、花が1~3本くらい入りそうな小さなガラス瓶。さまざまな形のものが売られていて、色も透明から青っぽいものまでありました。どれにしようか迷ったほどです。その中から、この3本を購入。 水を入れて、チューリップを1本ずつ挿せばOKです。 これにもう少し手を加えたい場合は、お皿や木の板を用意します。 お皿の上に、チューリップを挿したガラス瓶を乗せればOK。 また少し、おしゃれ度が増しました。 【花材と材料】 チューリップ… 1,000円ガラス瓶…300円*ダイソー 合計1,300円(税抜) <飾り方アイデア3>伸びてきた茎を生かして丸く 飾りながら日々成長していくチューリップ。 飾って数日経つと、花が下に垂れたり茎が少し柔らかくなったりします。そんなときは、茎を生かす飾り方に変えてみましょう。セリアのアクアプランツボウルを使います。 中に水を入れて、茎が伸びて曲がってきたチューリップを飾っていきます。 茎の切り口はしっかりと水の中に入れ吸水できるようにして、アクアプランツボウルに沿ってチューリップをカーブさせます。チューリップの頭はアクアプランツボウルの上に乗せるように。 その要領で、2本め以降もチューリップ同士の頭の場所を変えて飾っていくだけ。 茎の曲線も一緒に楽しめるアレンジ。少し上級者っぽい、こなれ感が出ます。 これは、茎が伸びてきたチューリップならではの飾り方です。 チューリップの茎が硬くて曲がらない場合は、少しの間チューリップを水から出しておきましょう。時間が経つと、柔らかくなってきます。そのあと、このアレンジを楽しみます。 水から出したチューリップをアレンジをする際は、水に入れる間際に茎を少し切り戻すと、チューリップはまた水を吸い上げて元気になります。 【花材と材料】 チューリップ7本… 1,000円アクアプランツボウル…100円*セリア 合計1,100円(税抜) <飾り方アイデア番外編>流行のクリアバッグ活用 100均にはクリアなバッグが売られています。このバッグにチューリップを入れると、茎までしっかりと愛でられるので、花器として使うのもおもしろいと思いました。 飾る際は、ほかに吸水用のクリアポケットやビニール袋も用意します。 クリアポケットの中に水を入れ、上のほうをセロハンテープで軽く留めます。 これをクリアバッグに入れるだけ。横向きにするとチューリップの茎や花の姿が分かりやすくておもしろいです。 壁にフックをつけて掛けると、バッグが倒れる心配もなくてよさそう。このままプレゼントにもなりますね。 【花材と材料】 チューリップ7本… 1,000円クリアバッグ…100円*ダイソークリアポケット…100円*ダイソー 合計1,200円(税抜)
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アレンジ
税込み1,000円以下! スタイリッシュなお正月の玄関飾り プチプラ花コーデVol.128
お正月に活躍の予感! おしゃれな和風の布テープ 毎年お正月前には、歳神さまをお迎えするための玄関飾りを作っています。 先日花屋さんで松を見つけたので購入。玄関飾り作りに取り掛かることにしました。今年はどんなデザインで、どんな色を使って…と、考える時間も楽しいです。 今年は100均で見つけた、プリント布テープを活用します。 このプリント布テープは柄違いで何種類か売られていて、今回私が使いたいと思ったのはブルーのベースに赤と白の梅のような花柄。色合いがとってもおしゃれで、私好みです。 そして、和風でおしゃれな布のシールが100均にあるなんてびっくりです。シール状なので使い勝手もよさそう。 今年一年、穏やかに過ごせたことに感謝しながら、また来年、私自身も周りの人たちも心身ともに健康でありますようにと願いを込めて作っていきます。 歳神さまの目印になる、玄関飾りの材料たち 今回、玄関飾りを作るために用意した材料はこちらです。 先にご紹介したプリント布テープに、ペーパークラフトバンドキット。それから、地巻きワイヤー(針金)。金色の松ぼっくりは、昨年ダイソーで買ったものの残りです。昨年の松ぼっくりはどこも傷んでいなくて、また今年も使えるのは嬉しいですね。 近所のダイソーでは、これより少し小さいサイズの金や銀の松ぼっくりが売られていました。金色を入れることで華やかさが出そうです。 生の松や野バラの実は、花屋さんで買いました。松は、歳神さまを迎えるための目印。我が家の玄関にちょうどいいサイズを、1本150円と嬉しい価格で見つけました。 ペーパークラフトバンドは、プリント布テープに描かれている赤い花とリンクさせたいと思っての購入。 結構固さがあるので、お正月飾りに使ったとき、形が自在にできるところが魅力です。 玄関飾りの準備と、ベース作りのプロセスをご紹介 お正月飾りのための、ベース作りをしていきます。 ①松ぼっくりにワイヤーをつけます。地巻きワイヤーを1本取り出し、松ぼっくりのかさの部分に引っ掛けます。 地巻きワイヤーとは、ワイヤー(針金)にクラフトテープが巻かれているものをいいます。ワイヤーは番号で表示されていて、数字が大きいほど細くなり、数字が小さいほど太くなります。 今回は26番の地巻きワイヤーです。この松ぼっくりには、26番や24番くらいのワイヤーがちょうどよさそうでした。 ②引っ掛けて半周くらいしたら、ぐっと上のほうに持ち上げて、ワイヤーをネジネジとねじります。 根元を少しねじったら、そのままの状態にしておきます。 ③お正月飾りの土台になる部分を作ります。 松を2本用意し、野バラの実、それから地巻きワイヤーを付けた金の松ぼっくりをまとめてバランスを見ます。 2本の松は、長さを変えておきました。 ④地巻きワイヤーを1本取り出し、これらの花材、全部をまとめていきます。 隙間ができないように、3~4周したらワイヤー同士をしっかりとねじります。余分なワイヤーはカットしておきましょう。 ワイヤーでまとめるのが難しいと感じたら、輪ゴムでまとめてもOK! これでベースになる部分が完成しました。次に、装飾していきます。 布テープを活用して、シンプルなお飾りの完成 束ねた松や赤い実に装飾していきます。 プリント布テープを用意し、適当な長さでカットしました。 今回は22~23cmほどでカットしています。 このプリント布テープは、裏に目盛りがついているので、カットするときにとても便利。 用意したプリント布テープの、両端のシール部分を活用します。 裏の紙を、左右の端からそれぞれ2cmほどはがします。 プリント布テープを、束ねたお正月飾りの枝部分に巻いていきます。 斜めに当てて、そのまま下のほうにずらして枝部分をクルクルとカバーしていきます。 最初と最後は、剥がしておいた粘着部分がピタッと留めてくれます。 ここで、ワンポイントアドバイス! プリント布テープは、裏の紙を全部剥がして粘着部分だけにして巻くと、結構ヨレて、美しく巻けません。 そのため、最初と最後の部分だけシール状にすることで、張りのあるままキレイに巻くことができます。 カバーした枝にフックを付けていきます。 地巻きワイヤーをU字形にしたあと、ねじって輪を作ります。輪の大きさは、玄関のフックの大きさに合わせます。 これを、布テープを巻いた枝にあてます。 輪の部分を残して、手で押さえながら、残りの地巻きワイヤーを枝の周りに2~3周巻きつけます。 このときに、できるだけ隙間ができないように、しっかりと巻きます。 巻き終わったら、最初に残した輪の部分と残りの地巻きワイヤーをねじって留めておきます。 これでフック部分が完成です。 残っているプリント布テープと、ペーパークラフトバンドを用意します。 ペーパークラフトバンドを使い、どんなふうに装飾するか考えます。 こんなふうにしようか、あんなふうにしようかと合わせていきます。 フラワーアレンジをしていると、こういう時間がいちばん悩ましくもあり楽しいときでもあります。 デザインを決めたら、地巻きワイヤーを使ってペーパークラフトバンドを固定します。 ワイヤーをねじるときは、ペンチがあるとしっかりと固定できて便利です。 残っているプリント布テープを2つにカットして輪を作り、地巻きワイヤーを使ってまとめました。 ワイヤーでまとめたら、これもお正月飾りに巻きつけていきます。 ペンチを使ってしっかりと、ワイヤーを固定。 見えているワイヤー部分を、残っているペーパークラフトバンドで巻いてカバーしていきます。 最後に、ペーパークラフトバンドで少し装飾をして完成。 シンプルでありながら、布テープとペーパークラフトバンドのおかげで、お正月らしい玄関飾りができました。歳神さまが無事に、我が家を見つけてくれますように。 スタイリッシュに仕上がるプラスアイテム 玄関に飾るのは大掃除が終わってから。それまでの間は室内に飾っておきたいと思います。 そこで、ダイソーで買った八角形のランチョンマットを用意しました。 シルバーで37×37.5cmと、わりと大きめです。これをピンで壁にとめます。 そこに、お正月飾りを吊して完成。 結構スタイリッシュな雰囲気。お正月飾りが華やかになりました。 お正月飾りは、大掃除が終わったら28日までに飾ろうと思います。 今年もお正月飾りを作り終えると、新年を迎える準備ができて少しほっとします。こうして何事もなく準備ができることが幸せだと年々感じるようになりました。来年も穏やかで、楽しい時間がたくさん過ごせるといいですね。 今年もプチプラ花コーデをご覧くださり、誠にありがとうございました。 新しい年も皆さまと周りの大切な方々のご多幸を、心よりお祈りしております。 どうぞ、よいお年をお迎えください。 今回の材料をご紹介 松…150円×2本野バラの実…100円プリント布テープ…100円*ダイソーペーパークラフトバンドキット…100円*ダイソー地巻きワイヤー…100円*セリア松ぼっくり(金)…100円*ダイソーランチョンマット…100円*ダイソー 合計900円(税抜) ほかに、ハサミ、輪ゴム、ペンチを用意。 好相性! 手書きの文字を添えて迎えるお正月 白い紙を用意して、カリグラフィーで「Happy New Year」と書いてみました。 それを、お正月飾りの横に貼ります。 文字を入れるだけで、さらに華やかさが出て、高見え効果がありますね! お正月なので、習字で書いたりしてもよさそう。 フラワーアレンジに文字を添えると、アクセントになるのが私は好きで、よく入れています。 使うのは小さなタグ。文字を書いたりスタンプを押したり…。材料は、100均で揃います。文字入りのデザインのタグも売られています。 私は好みのものを見つけたら買っておいて、その時々に合わせて楽しんでいます。花と文字は、なかなか好相性です!
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アレンジ
100均で買える! 伝統工芸品を活用して作るお正月アレンジ プチプラ花コーデVol.127
これで決まり! 縁起のよい花で迎えるお正月 今年もお正月を迎える準備を始めました。少しずつ家の中の掃除をしながら、どんな花のアレンジにしようかと考えます。お正月なので縁起のよい花で、長もちして、それから…格好よく? かわいく? 頭の中でいろいろと考えていても、実際に花を目の前にすると、考えていたことはすっかり忘れてしまい、そのときに並んでいる花で心が惹かれたものに手が伸びることが多いです。 今回はかわいいスプレーマムに出会いました。今年のお正月の花はこれにしよう! と、決めて購入。キクは重陽の節句でも知られ、高貴、高尚、また不老長寿の象徴ともされる縁起のよい花で、とても長もち。お正月にぴったりです。 かわいいピンクのスプレーマムにひと目惚れ スーパーの束売りコーナーに並んでいた、かわいいスプレーマム。スプレータイプのキクのことです。名前は「セイヌーボー」と書かれていました。2本入って498円。 さまざまな花が売られているなか、このスプレーマムにひと目惚れです。 調べてみたら、ここ数年の間に発売された新しい品種とのこと。 ぷっくりとした丸みのある花の形と、花びらが内側にカールするような咲き方。薄いピンクの中に濃いピンクも入っていて、表情が豊かで、とてもかわいいです。 このボリュームで2本。たくさん花がついていて、スプレータイプはコスパ最高ですね。プチプラの強い味方です。 スプレータイプとは、1本の茎から枝分かれして、花がいくつかついているものを指します。 100均で購入できる、日本の伝統工芸品たち 100均で丸い形の2段の重箱を発見しました。梅の模様が描かれていて、おせちなどを詰めることもできそうです。 200円で重箱が買えるなんて、今までは考えられませんでしたね。 ほかに、面白そう! と思ったのが「ジオラマスポンジ」。 ジオラマ作りに使うもので、これは苔に見立てられそうだと思いました。素材がスポンジで濡れても大丈夫なのが、アレンジでは重宝しそう。 装飾用にと、美濃焼タイルと飯田水引も購入。 両方とも日本製とパッケージに書かれていました。こういう伝統ある工芸品まで100均で手にできるのは、とても嬉しいですね。 重箱に伝統工芸品…。素敵なアレンジができそうです。 重箱やボックスでのアレンジ準備のコツ 重箱2つに、アレンジをするための準備をします。 セットの仕方は、こちら。 ①重箱の上に吸水性スポンジをのせて、上から少し押します。 押すと、吸水性スポンジに重箱の形がつきます。 ②ついた形の部分をカットしていきます。 ③カットした吸水性スポンジを、さらに重箱の高さに合わせて薄くカットし、2つにします。 吸水性スポンジの高さは、アレンジをしたときに重箱の蓋が閉まるよう、挿す花の高さに合わせて考えました。 今回の重箱やボックスアレンジのように、蓋がある器を使う場合は、花の高さも考慮して、吸水性スポンジの高さを決めます。どのぐらいの高さがよいか分からないときは、写真のように横に並べてみるといいでしょう。 ④カットした吸水性スポンジを、吸水させていきます。 多めの水を入れた器を用意し、吸水性スポンジをポンと置いて、ゆっくりと下に沈むのを待ちます。 ⑤水を含ませた吸水性スポンジを重箱にセットして、アレンジの準備が完了です。 100均アイテム活用で、引き立つお正月アレンジ 重箱にアレンジをしていきます。 ①スプレーマムを短くカットし、重箱にセットした吸水性スポンジに挿していきます。 まずは中心より少しずらした場所に、大きめで形のよいものを1輪挿します。 スプレーマムの茎を道管が潰れないようにやさしく持って、しっかりと吸水性スポンジに挿し込みます。 同様にして、残りのスプレーマムも挿していきます。スプレーマムは、重箱の中に三日月を少しふっくらとさせるような形にアレンジしました。 ②空いている部分に、緑色のジオラマスポンジを入れていきます。 このジオラマスポンジは、濡れても大丈夫なところがいいです。 高さは、スプレーマムより少し低くなるようにしました。 このジオラマスポンジを使いたいと思ったのは、アレンジに苔の雰囲気を出したいと思ったためでした。実際に入れてみたら、色も雰囲気も苔のようで、ちょうどよかったです。ピンクのスプレーマムを、とても引き立ててくれました。 ③美濃焼タイルを取り出して、ジオラマスポンジの上にのせていきます。 これはただのせるだけにしました。花の形と丸い形があるので、適当に分けてスプレーマムとジオラマスポンジの間に置いていきます。 美濃焼タイルは、全部入れずに少し残しました。 ④用意した水引もアレンジに使っていきます。 水引は濃淡のピンク、2種類の色が入っていました。 1つの重箱は、アレンジしたスプレーマムに、少し短くした水引を何本も挿し込んでみました。 もう1つの重箱は、蝶結びにした水引を、ジオラマスポンジの上に置きました。 これで重箱アレンジの完成です♪ 和風のアレンジは、すっきりとした空間を作るように心がけています。その空間が、花のある部分を引き立ててくれます。 今回は緑色のジオラマスポンジが苔のような色と存在感を出し、スプレーマムを引き立ててくれていました。 花はシンプルに1種類でも、水引やタイルといったアイテムを使うことで、華やかに見せることができます。 100均の小物は、ひと袋に色違いのものが入っているのも魅力ですね! 今回の材料をご紹介 スプレーマム…498円重箱…200円*ダイソージオラマスポンジ…100円*ダイソー美濃焼タイル…100円*ダイソー飯田水引…100円*ダイソー吸水性スポンジ…100円*ダイソー 合計1,098円(税抜) ほかに、ハサミ、カッター(吸水性スポンジカット用)を用意。 水引でおめかししたら、新年のあいさつにも最適 アレンジした重箱を2段重ねて、残った水引2本を使って蝶結びしました。 これを、お正月に新年のあいさつで手土産として使うのもよさそうです。中を開けたら花が入っているので、サプライズになりそうですね!
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クラフト
1,000円で完成! 置き場所を選ばない小さなクリスマスツリー プチプラ花コーデVol.126
クリスマスに欠かせない、ツリーを手作り 街のあちこちに、クリスマスグッズが溢れる楽しい季節がやってきました。 私は毎年、エバーグリーンのクリスマスリースとクリスマスツリーを作っています。どちらも、この時期に欠かせないアイテム。 そして、どちらも生花で作るため、針葉樹の香りに癒やされます。制作しながら、どんなデコレーションをしようかと考えるのも、わくわくする時間です。 今年は、100均の材料を活用して、小さなフレッシュのクリスマスツリーを作ってみます。小さなクリスマスツリーだったら、玄関やリビングの飾り台などちょっとした場所にも飾れます。そして、針葉樹は長もちするから、緑色のまま少しずつドライになっていくのも楽しめます。 材料費は1,000円+税。お手軽で簡単にできる、エバーグリーンの小さなクリスマスツリー作りです。 合計1,000円! クリスマスツリー作りの購入品 エバーグリーンのクリスマスツリー作りは、まず花屋さんでヒムロスギを買うことから始まります。 私が行く花屋さんでは、ヒムロスギはボリュームによって価格が違うので、使う量にぴったりのものを探すことができます。 今回は、こちらのヒムロスギが、500円+税でした。 この量に合わせて、ツリーの高さを決めようと思います。 ツリー作りのよさは、ヒムロスギのボリュームで大きさを決められるところ。少ない場合は小さなツリー、たくさんあったら大きいツリーができます。 ほかに、ダイソーでクリスマスカラーの赤いグラタン皿、吸水性スポンジを購入しました。 赤いグラタン皿は小さめで、今回のクリスマスツリーにぴったりです。 デコレーションのアイテムも、ダイソーやほかの100均で購入。 写真上がユーカリの実、その下がオレンジ色のデコレーションピック、それから小さな松ぼっくりです。 全部で合計1,000円+税。小さいながらも、贅沢なツリーができそう。 ツリーの土台には吸水性スポンジを活用 材料を揃えたら、ツリーの土台作りです。 今回のツリー作りには、グラタン皿に入れる部分の吸水性スポンジと、ツリー部分の吸水性スポンジ、2つが必要になります。ツリー部分は、コーンの形の土台を作ります。 ①グラタン皿の幅に吸水性スポンジを合わせます。 グラタン皿の横幅、奥行きに合わせて吸水性スポンジをカット。 ②吸水性スポンジは、写真のようにグラタン皿にセットします。 入れた吸水性スポンジは、このあと一度取り出して、吸水させます。 ③ツリーの部分は、長方形の吸水性スポンジをコーンの形にカットしていきます。 上の部分が細め、下の部分が少し太めになるようにします。 上の部分にヒムロスギを挿すので、細すぎないようにしました。 コーンの形は、だいたいでOK! ④カットした吸水性スポンジを吸水させていきます。 吸水性スポンジの吸水方法は、水を入れた容器を用意し、その水の上にポンッとスポンジを置くだけ。置いたら、ゆっくりと吸水されるのを待ちます。 ⑤ヒムロスギの枝は、下のほうをカットします。 ⑥カットしたヒムロスギの枝を、グラタン皿にセットした吸水性スポンジに挿します。 ⑦コーンの形にカットした吸水性スポンジを、⑥の枝の上に挿して上下をつなげていきます。 これで、クリスマスツリーの土台部分が完成です。 森の香りに包まれる、癒やしの制作タイム ヒムロスギの小枝を使って、ツリーを形作っていきます。 ①ヒムロスギの枝ぶりを見て、ツリーのてっぺんの部分はどれがいいかを観察。 少しシュッとしているものを探します。 ②てっぺん部分を決めたら、カットして、根元にある葉は取り除き、吸水性スポンジに挿しやすくします。 ③カットした小枝を、吸水性スポンジの上の部分に挿します。 ④残っている小枝を、短く切り分けていきます。 だいたい同じ長さになるようにカットします。このとき、なるべく小枝の太い部分を残すようにカットすると、吸水性スポンジに挿しやすいです。 途中、小枝が細くてスポンジに挿すのが難しいものは、別のクラフトに使うために取っておきました。 ワイヤーがある場合は、これらをいくつか集めてワイヤリングすれば、ツリーに挿すこともできます。 切り分けた小枝も、下のほうについている葉は落とします。 ⑤コーン形のスポンジに、④で用意した小枝を挿していきます。 最初に、下の部分に小枝を1周挿しました。 ⑥最初に挿したてっぺんの小枝と、⑤で挿した下の部分の小枝の間に、カットした小枝を挿します。 上と下が自然に繋がって1本の木になるよう、イメージしながら挿していきます。 あまりギュウギュウになりすぎず、それでいて空間ができないような間隔です。 ⑦上と下の間を全部埋めたら、シンプルなクリスマスツリーの完成です。 ヒムロスギをカットしたり触ったりするたびに香りがふわっとしてきて、森の中にいるような気分になりました。心から癒やされたひととき。そして、この小さなツリーの姿にもキュンとします。 かわいいツリーができたら、デコレーションをしていきます。 ツリーが完成! 愛着が湧く手作りのよさ 100均で買ったものを、デコレーションしていきます。 松ぼっくりとユーカリの実は、グルーガンを使って留めていきます。 グルーをつけたら、グルーが熱いうちにヒムロスギに接着します。 このとき、すぐに手を離すと実が落ちるので、固定できるまで数秒間手で押さえます。 ツリー全体に、松ぼっくりとユーカリの実をつけました。 配置はなるべく、同じ種類のものが縦横に並ばないよう、ランダムに。 ボールピックも用意します。 こちらは針金がついているので、このまま挿せそうです。 3つ合わせてみたり、2つにしてみたりしてツリーに挿しました。 最後に、紙とマジックを用意して「Happy Christmas」のタグを作ります。 タグをつけたら、小さなクリスマスツリーの完成です♪ 合計1,000円+税でできた、エバーグリーンのクリスマスツリー。何もない状態から、小さな木を作って、出来上がっていく過程がとても楽しかったです。 クリスマスアイテムを少しずつ作っては出来上がり、それを飾る…自分で作る愛着の湧いたアイテムは、見る度に嬉しい気持ちになり、クリスマスが一層待ち遠しくなります。 今回の材料をご紹介 ヒムロスギ…500円ラウンドグラタン皿…100円*ダイソー吸水性スポンジ…100円*ダイソーユーカリの実…100円*ダイソーデコレーションピック(オレンジ)…100円*ダイソー松ぼっくり…100円*キャンドゥ 合計1,000円(税抜)。 ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、紙、ペンを用意。 身近な材料を活用して、ツリーをカスタマイズ クリスマスツリー作りは、家で使っていない器などで気軽にできるのが魅力です。 こちらは、全て100均で購入したもの。今回使った赤いグラタン皿はもちろん、左の小さな素焼き鉢、ボウル、コーヒーカップもツリー作りに合いそうです! 100均のデコレーションアイテムは結構豊富で、ほかに星の形のオーナメント、コットン、ドライオレンジなどもありました。 予算次第で、もっと華やかにもできます。 100均活用で、お気に入りのプチプラ・クリスマスツリーになりました。
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クラフト
全部100均グッズ! クリスマスのアドベントカレンダーを手作りで プチプラ花コーデVol.125
はじめてのアドベントカレンダー作りに挑戦! クリスマスリースやツリーなどクリスマスを迎える準備をするのが楽しい毎日。毎年、これを作ってみたいと思いながら、まだ作ったことのないアイテムがありました。 それが「アドベントカレンダー」です。クリスマスまでの日数をカウントしていくカレンダーで、さまざまなデザインのものが出回っています。 たとえば、日付が書かれている部分が窓になっていて、その中にチョコレートやキャンディなどのお菓子やクリスマスオーナメントが入っていたりします。1日1つ窓を開けて、全部開けるとクリスマスがやってくるという仕掛けです。 クリスマスシーズンになると、食品を扱う雑貨屋さんやチョコレート屋さんでも、こんなアドベントカレンダーを見かけるようになりました。 毎日、窓を開けていくのは、大人も子どもも、わくわくして楽しいですね。 アドベントカレンダーは、100均にあるものでも作ることができそう。まずは100均で材料探しからスタートです。 袋からお菓子、オーナメントまで全部100均で揃う 今回、私は、12月1日から24日までの24個の仕掛けを作ることにしました。 プチプラでアドベントカレンダー作りをするためにまず探したのは、袋です。24個分揃うものでと見ていたら、茶色の小さな袋「ぷち袋(25枚入り)」がありました。クッキングシートも用意しました。 次に、お菓子をチェック。キャンディとチョコレートを購入しました。個包装になっていて、1袋にたくさん入っているのが購入の決め手です。 飾りつけにも使うオーナメントなどの材料と、木の棒「工作材料 丸棒」も購入。 ドライオレンジやコットン、星の形をした「ウッドモチーフ スター」は装飾に使っていきます。 丸棒はアドベントカレンダーを吊すために使います。また、袋をぶら下げるときに必要な麻紐も購入しました。 100均でこれだけの材料が揃えられるって、嬉しいですね。しかも、全部で1,000円(税抜き)です。 100均のもの以外に用意したのは、針葉樹のヒムロスギです。これは、クリスマスツリー作りの残りです。アドベントカレンダーの装飾に使ってみようと思います。 バラエティに富んだ、3つのデコレーション方法 まずは、袋とクッキングシートを用意して、1から24までの数字を書いていきます。私は簡単に油性マジックで書きました。 数字を書いた袋の中に、チョコレートやキャンディを入れていきます。 チョコレートやキャンディを入れた袋の外側を、このあと、ドライオレンジやコットンなどでデコレーションしていきます。デコレーションはどんなふうにしようか? と、3つの方法を考えました。 1:麻紐を結ぶだけ 麻紐を袋の正面でクロスさせ、上部で結びます。結んだ紐は吊すためにも使うので、長めに残しました。 クロスした紐の真ん中には、ウッドモチーフやドライオレンジを挟みます。グルーガンがなくても、簡単にできるのがいいですね! 2:グルーガンを活用 封をした袋の上の部分に穴あけパンチで穴をあけ、そこに麻紐を通して結びます。 ここも、吊すために麻紐は長く残しておきます。 袋の正面部分には、グルーでオーナメントを固定します。 これは、穴をあける道具や、グルーガンがあれば簡単にできます。 3:巾着スタイル これもグルーガンなしでできます。 数字を書いたクッキングシートの中に、キャンディや、飾りつけのオーナメントを入れて包みます。 包んだ上の部分を麻紐でキュッと縛ります。このとき、小さなヒムロスギも一緒に麻紐で縛っておきます。 袋も巾着スタイルにできます。クッキングシート同様に、袋を麻紐で縛ってからヒムロスギを置いて結びます。 これで、仕掛けのある数字のカレンダー部分が出来上がりました。 グルーガンがあってもなくてもできるので、好きなやり方をしてみるといいですね。 仕上げは、クリスマスのオーナメントをプラス カレンダー部分ができたので、アドベントカレンダーを仕上げていきます。 ①丸棒を用意して、麻紐を結んで壁に掛ける部分を作ります。 ②丸棒に3つの方法で作った日付入りの仕掛けをつけていきます。 麻紐は長くしたり短くしたりして長さを変え、カレンダー部分の重なりを見ながら結んでいきます。 ある程度、仕掛けをつけたら、今度は壁に掛けながら作業していきました。 時々遠くからバランスを見て、残りの仕掛けを丸棒にぶら下げていきます。重なりや横のバランス、オーナメントの配置などを見て調整。 少しずつ形になっていくことに嬉しさを感じながら、作業を続けました。 24個の日付入りの仕掛けを棒にぶら下げると、こんな感じになります。 仕上げに、白いクリスマス用のボールを飾ってみます。 最後に、余分な麻紐を、ハサミでカットすれば完成です。 白いオーナメントがアクセントになって、よりクリスマスっぽい雰囲気になりました。 アドベントカレンダーは、毎日1つ開けるたびに「何が入っているんだろう」とサプライズが楽しめます。開ける瞬間を想像しながら作ると、楽しさ倍増です。 私が今回作ったのは、自分用のアドベントカレンダー。クリスマスまでの間、おやつの時間に1つずつ開けて、チョコレートやキャンディをいただきます。 アドベントカレンダーがあると、クリスマスの日がより楽しみになりますね。 今回の材料をご紹介 丸棒…100円*ダイソークッキングシート…100円*ダイソーぷち袋…100円*セリアウッドモチーフ スター(星)…100円*ダイソードライオレンジ…100円*ダイソーコットン…100円*ダイソーボール(白)…100円*ダイソー麻紐…100円*ダイソーチョコレート・・・100円*キャンドゥ キャンディ・・・100円*キャンドゥ 合計1,000円(税抜)。 ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、穴あけパンチ、油性マジック、ヒムロスギを用意。 毎年作りたい!「自分流」でできる楽しみ方 ヒムロスギが残っていたら、棒の部分をヒムロスギにしてもいいですね! ぐっとクリスマスムードが高まります。 数字部分は、白い紙にプリントしたものや、使わなくなったカレンダーの数字を利用するのも面白そう。中に入れるものを何にするか、考えるのもわくわくします。 棒は公園などで拾ったりしても。100均の突っ張り棒も代用できそうです。 さまざまなアイデアで自分流の楽しみができて、また誰かと一緒に楽しむこともできるアドベントカレンダー、これから毎年作ってみようと思います。
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クラフト
ドラマチックに! もみじの器に深まる秋の花飾り♪ プチプラ花コーデVol.124
バリエーション豊富! 100均の紅葉アイテムで花飾り 秋の深まりを感じる今日この頃。花も洋服も暖色系のものが目に留まるようになりました。花が長もちする季節がやってきて、花屋さんの店頭で今日はどれにしようかと悩むのも楽しい時間です。 100均の造花コーナーには、季節を感じるものがいっぱい。紅葉アイテムが豊富で、特にもみじは、葉だけで売られているもの、枝がついているもの、ガーランドになっているものとさまざま。アレンジの用途によって、どのタイプにするか使い分けられるのが嬉しいです。 今回は、もみじの葉を使って器を作り、深まる秋の花飾りを楽しみたいと思います。 2種類の材料だけで作れちゃう、オリジナル花器 ダイソーで買ったもみじの葉、商品名は「もみじリーフ」と書かれていました。これを3袋購入。どれくらい必要か分からなかったので、少し多めに買ってきました。 ほかに購入したのは、酎ハイグラス。 グラスのサイズは、口径が約8cm、高さは約14cmでした。 もみじの器を作ることにしたとき、ベースにするグラスは円柱タイプか上のほうが広がっている形かで迷いました。プチプラで花をアレンジする際、口径は狭めか円柱タイプが使いやすいのです。 今回、選んだグラスは、上が広がっているタイプではあるものの、そこまで口径が広くないものでした。少し横に広がるようにアレンジしてみようと思ったのが、酎ハイグラス購入の決め手です。 もみじリーフは大きさが2種類で、また赤から茶、そしてオレンジと絶妙に色が異なる葉が入っていました。 大きい葉のほうは単色で、小さい葉のほうは数種類の色が混じっているようです。同じ袋の中にいろいろ入っていたので、遠目に見たときはまるで本物の葉のようでした。 楽しい! クラフト要素たっぷりの、もみじの器作り もみじの器を作っていきます。グルーガンを使って、グラスに葉をつけていきます。 ①もみじの裏側数カ所にグルーをつけます。 グルーは、葉のまん中より下のほうにつけました。 ②グルーをつけたもみじの葉をグラスに接着します。 グラスの口元より、もみじの葉が少し高くなるように貼りました。グルーを葉の下のほうにつけたのは、葉の上の部分にはグルーが不要だったためです。 このような感じで、グラスの口に、もみじの葉を1周貼りつけます。 葉の向きは一定にならないよう、あちこちに向けながら貼りました。そして、葉の色もバラバラになるよう、ランダムに選んでいます。 ③次に、もみじの葉の裏側全体にグルーをつけて、②でつけたもみじの下のほうに貼っていきます。 葉と葉の間に隙間ができないように注意しながら、大きさや向きをさまざまに変えて貼りました。 ④グラス下のほうへ葉をどんどんつけて、全体を覆っていきます。 グラスの下まで隠れるように貼ると、こんな感じです。 ⑤ハサミを用意して、グラスの下にはみ出た葉をカットしていきます。 カットしたら、もみじのグラスが完成です。使ったもみじリーフは、2袋と少しでした。 残りの葉は、飾りに使います。 花をアレンジするときはもちろん、こういう器作りも私は無心になって楽しめます。 出来上がると、それだけで達成感いっぱいに。「これに何色のどんな花を飾ろうか♪」「花屋さんに行かなくちゃ♪」…そんなことを考えるだけで、わくわくします。 嬉しいサプライズ。スーパーの束売りがお得すぎる 花は、スーパーで目に入ったこちらの束売りを買いました。 オレンジ色のスプレーバラとセダム、それからイタリアンルスカスが入って498円。 セロファンから出してみたら…。2本だと思っていたスプレーバラが1本でびっくり! ものすごいボリュームです。 とても花つきのよいバラで、ラッキーでした。こういうサプライズって嬉しいですね。テンションが上がります。 「これ、すごく花つきがいいですよっ!」とお勧めしたくなる1本。こういう花がスーパーの束売りに入っているなんて、とても嬉しい。また購入するのが楽しみになります。 ほかには、野バラの実を2本。こちらは花屋さんで購入です。 スプレーバラは、作ったもみじの器を横に置いて、高さを確認しながら切り分けることにしました。 まず、このように切り分けます。 スプレーバラは、花がついていない茎や固い小さなつぼみをカットしました。 下のほうについている葉もカットします。 あとは、器にアレンジをしながら切り分けていきたいと思います。 花と器の一体感で生まれる、自分だけの世界 作ったもみじの器に、花を飾っていきます。 ①器の中に水を入れたら、一番ボリュームがあるスプレーバラを真ん中に1本挿しました。花がもみじより少し高めになるようにし、もみじの葉との一体感を出しています。 これだけで結構、器を埋めた印象。 ②セダムもカットして、余分な葉を取りました。 セダムは、バラが少ない箇所に挿しました。 こちらも、もみじの葉より少し高めに。 ③残りのバラを入れていきます。こちらは、最初のバラやセダムより、花1つ分くらい高めにし、高低差をつけました。 正面から見て、背の高いバラ同士でバランスを取っています。 最初に入れたスプレーバラが花留め代わりにもなるので、自分の好きな場所に花を挿しやすかったです。 ④イタリアンルスカスは、真ん中でカットして2本のパーツにしました。 バラより少し高めに挿しています。 緑色の葉が入ると、アレンジが引き締まりますね。 ⑤野バラの実を入れて完成です。 器を作ったときの、残りのもみじの葉を散らして飾ります。 ベースを葉で覆うと、よりナチュラルな雰囲気が出せるうえに、花との一体感が出やすくなります。 また、自分だけのオリジナルの器というのは、ほかにはない嬉しいポイントです。 もみじは造花なので、あまり劣化しません。秋が終わっても、また来年も再来年もと毎年使えるので、もみじの器はこのまま保管しておこうと思います。 今回の材料をご紹介 もみじリーフ…100円×3袋*ダイソー酎ハイグラス…100円*ダイソー花(束売り)…498円野バラの実…150円×2本 合計1,198円(税抜)。 ほかに、ハサミ、グルーとグルーガンを用意。 ナチュラルからモダンまで、イメージ自在に演出 作ったもみじの器に、持っていた造花を入れてみました。 器のもみじより色が薄いダリアやピンクッションなどです。生花がないときは、造花を入れて飾るのもいいですね! 100均やインテリアショップ、またホームセンターなどでも造花が売られています。手軽に購入できるようになったので、気分によって変えるのも楽しそう。 山や公園で拾った木の実などとも、この器は相性がよさそうです。 選ぶ花によってナチュラルになったりモダンにできたり…。そのときの気候や気分で花を選んで楽しみたいと思います。
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クラフト
インテリアになる、かわいいランタンDeco。防災時にも活躍 プチプラ花コーデVol.123
ちょっと奮発! ダイソーで500円のランタンを購入 今回は、100均で見つけたランタンを使って、ハンドメイドを楽しみます。 いまや、100均もキャンプグッズを扱っています。ダイソーの大型店舗では、キャンプ用品コーナーがあるところもあります。 100均で買えるキャンプグッズには、どんなものがあるのか…興味津々でした。見つけたのは、500円と値札がついたランタン。作りがしっかりしているので、この値段も納得です。キャンプ用品としてはもちろん、防災グッズとしても常備しておこうと購入しました。 いつでも使えるように、電池を入れておきます。 このランタンは、いつも目に留まる場所に置くので、かわいく装飾をしてみることにしました。ランタンをデコレーションします。 小分けが嬉しい、クリスマスにも大活躍の木の実 ランタンを手に取ったら、次はランタンを装飾するアイテムを探しました。 木の実に、フェイクのぶどう、ドングリ、それからドライのチーゼル(白)と茶色のリボンを購入。秋という季節柄、木の実のランタンにしたら、ほっこりとした気分になりそう。 ドングリは6個入っていました。3色がそれぞれ2個ずつ入っていて、かわいいアクセントになりそう。 ドングリの先端には針金がついていて、使い勝手抜群。リース作りなどにも使えます。 木の実(デコレーションドライパーツ)のセットには、2種類のドライの木の実が入っていました。 さまざまな木の実が100円で手に入るのは嬉しいですね。秋はもちろん、クリスマスのアイテム作りにも大活躍してくれます。 材料の準備は、特徴を見て手順を考える大切な時間 デコレーションする前に、材料を準備しておきます。 茎の長い木の実は、茎をカットしました。 フェイクのぶどうは、2房入っていました。 これを、ハサミでカットして小分けにします。1粒のものや2、3粒、もう少し粒をまとめて…。葉も使えそうなので、こちらもカットしました。 台紙についていた緑色の針金は、台紙からはずして、ぶどうの枝につけておきます。 ぶどうは少し重さがあるので、この緑色の針金を活用することにしました。 フラワーアレンジやクラフトをする前、私はこんなふうに材料の準備をしながら、形や大きさ、特徴を観察しています。 大きめのパーツは最初に使い、空間を埋める役割にしよう! とか、小さめのパーツは仕上げに使い、アクセントにしよう…など、出来上がりを想像します。また、このとき材料を見ながら、手を動かす順番も考えます。 作品作りにとっては、大切で、わくわくするひとときです。 木の実の土台に、リボンが大活躍。リメイクも可能 ランタンにつける木の実は、リボンを活用することにしました。リボンをはずせば、アレンジしたものがはずせる仕掛けにして、季節や気分でリメイクを楽しみます。 リボンは少し幅が広めのものを選びました。色は茶色です。 ①リボンはランタンの上と下、それぞれ1周させて、だいたいの長さでカットします。 ②上のほうは、リボンが結べるよう、少しだけ長めにしておきます。 ③これで、上下に巻く2本のリボンが用意できました。 ④リボンの幅を半分の細さにします。 細めの両面テープをリボンの端に貼り、まんなかで折り重ねます。 ⑤幅を細くしたリボンをランタンの下に巻きつけて、両面テープで留めます。 ⑥上の部分は長くして、こちらは結んでおきました。 ⑦短くカットしたリボンを用意。こちらは、リボンの幅をこのままにしておきます。 実をアレンジするときは、この短いリボンを活用します。 ⑧短いリボンを、ランタンの上に巻いた細いリボンの結び目にグルーでつけます。 ⑨下は、向かって左側のリボンの上に、短いリボンをグルーでつけます。 これで準備が終了。⑧⑨でつけた短いリボン部分に、木の実をアレンジしていきます。 木の実のランタンが完成! ポイントをチェック 準備した材料を、ランタンにアレンジしていきます。 グルーガンを使い、➈の短いリボンにグルーで木の実を固定していきます。 ランタンは寝かせたり起こしたりしながら作業。木の実は、グルーをつけて短いリボンに接着したら、落ちないように20~30秒間、指で押さえます。 緑色の針金をつけた少し大きめのぶどうは、針金部分をランタンの取っ手に巻きつけます。針金の先端はねじっておきました。 こうすると、落ちる心配がなく安心です。 あとは用意した木の実を、どんどん短いリボン部分にグルーで固定していきます。 実をつける場所は、写真のように上下で場所を変えておきました。 上と下、色合いやボリュームなどをときどき確認しながらバランスを見て、グルーで固定します。 ドングリは、どの部分を見せたらかわいいかな?と、いろいろな向きを試して、いいところで固定です。 実と実の間にも、どんどん飾りを重ねるように足していきます。 このとき、ランタンの明るさを調整するボタンの周りには装飾をしないよう、気をつけます。 最後に、ぶどうの小さな緑色の葉をアクセントに添えました。 完成です! 白と黒のランタンに、茶色のリボンや木の実をプラスすることで、カジュアルでかわいい雰囲気に仕上がりました。 ランタンは置くだけで、インテリアのひとつになりますね! 停電などがあっても、このランタンで気持ちがなごみそう。 今回の材料をご紹介 調光機能付きランタン…500円*ダイソーサテンリボン…100円*ダイソーイミテーションフルーツ(グレープ)…100円*ダイソードングリ・・100円*ダイソー木の実…100円*ダイソーチーゼル…100円*ダイソー単三電池…100円*ダイソー 合計1,100円(税抜) ほかに、ハサミ、両面テープ、グルーとグルーガンを用意。 明るさ調整ができるランタンは、読書時間にも大活躍 早速、作ったランタンに灯りを点してみました。 調光機能付きなので、手前の黒いボタンを回すと明るさの調整ができます。しばらくライトを点けていても熱くならないので、木の実のアレンジも大丈夫そうです。 ただ置くだけでもインテリアの一部になり、夕方、読書などで手元を明るくしたいときにも活躍してくれそう。実用性も満点です。
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クラフト
ワイヤーカゴ活用で、ハロウィンの蜘蛛の巣リース作り プチプラ花コーデVol.122
色づき実る秋。今年のハロウィンは何を作る? 10月に入って、すっかり秋らしくなりました。 今年もハロウィンがやってきます。 ハロウィンといえば…。カボチャや蜘蛛の巣、魔女のアイテム。ちょうど収穫の季節と重なるので、色づいてきた葉や実ものなどを使って、さまざまなフラワーアレンジができそう。楽しみが広がります。 毎年この時季は、100均もハロウィングッズがたくさん展開されます。今年はどんなアイテムがあるのか、見に行くのも楽しいですね。 我が家では、玄関にウエルカムリースを掛けています。今回は、玄関に飾るハロウィンまで楽しめるリースを作ってみたいと思います。 100均で手に入る、ハロウィンリースの材料 今回、100均で購入したリース作りの材料はこちらです。 ワイヤーカゴ(八角)に、いろいろなドライの木の実が入ったミックスパーツ、テーブル・イス脚カバー、造花のグリーン類、3色入ったフェルトです。 造花のグリーン類は、写真左からパンパスグラス、パセリ、パインコーンベリースプレー(2本)、クシュリア(ミニリーフバンチ)と、名前がつけられていました。 オレンジ色の実のパインコーンベリースプレーは、秋らしくて、小さな松ぼっくりと実がついています。こんな色の実を使いたいと思っていたので、理想のものが100均で売られていて嬉しくなりました。 テーブル・イス脚カバーは、インテリアコーナーにありました。キノコ柄がかわいい。笠の部分の水玉模様がポイントになりそう。 3枚入ったフェルトは、まさにハロウィンカラー。これでカボチャのアイテムを作りたいと思っての購入です。 ワイヤーカゴ(八角)は、アイアン雑貨。蜘蛛の巣に見立てて使えそうで、目に留まりました。 木の実が入ったミックスパーツはナチュラルな素材で、松ぼっくりをはじめ、さまざまな木の実が入っています。ひとりで何かを作るときは、いろいろな種類のアイテムが少しずつ入っていると使いやすくていいですね。 カボチャにドングリ…。オーナメントの準備 まずは、それぞれの材料の準備です。リース作りは準備もワクワク。 早速、フェルトを活用していきます。 厚めの白い紙に、ペンでカボチャのシルエットを描きました。これをハサミでカットして、カボチャの型紙を作ります。 手描きの型紙は少し歪んでもご愛嬌です。 作った型紙を使い、ペンでフェルトにカボチャの形を写しました。これをハサミで切り抜きます。 一緒に入っていた緑色のフェルトでは、ヘタの部分を作ります。切り抜いたカボチャに、このヘタをグルーでつけました。 これで、小さなカボチャのフェルトのオーナメントが出来上がり。 次に、テーブル・イス脚カバーを用意します。 こちらは、先端のほうをくるくると折りたたみます。 折りたたんだら、水玉部分の中に入れてグルーで固定。ドングリのようなアイテムが完成です。 造花は、それぞれ枝からはずしておきます。 造花の一部は手で抜けるものもあります。手で抜けないものは、ハサミを使ってカットします。 これで、準備が終了。 手作りのよさは、出来上がりを想像しながら行う、準備の時間。楽しいひとときです。 ワイヤーベースに花材をつけるときのポイント 次にワイヤーカゴを裏返し、カットした造花を何もつけずに置いていきます。これは最初に、バランスを見るためです。 花材を置いてみることで、今回購入した造花は、このワイヤーカゴの外側半分くらいまで埋められそうということが分かりました。 リースなどをアレンジするときは、実際に固定する前に、まずは花材を置いてみて、バランスや用意した量を確認してから作業を始めるのがおすすめです。 次に、残っている緑色のフェルトを、適当な大きさにカットします。 これは、ワイヤーカゴの縁につけるものです。 グルーを使い、フェルトでバスケットの縁を挟むようにくるんでいきます。 フェルトをつけた場所には、造花をアレンジします。 ワイヤーカゴの縁は細いため、フェルトをつけることで、このあとのアレンジが簡単にできるようになります。 ここが、今回のアレンジの最大のポイントです。 完成! 今年のハロウィンは蜘蛛の巣リースで ワイヤーカゴにつけたフェルトの上に、パンパスグラスを等間隔に固定します。 パンパスグラスの根元にしっかりとグルーをつけ、穂先が時計回りになるように接着します。 そこに残りの造花も同じく時計回りになるよう、グルーガンを使って固定しながらアレンジします。 時々、葉先を少し内側に向けたり、外側に向けたり…と動きを出しました。 葉はすべてを使い切らず、仕上げ用のものを少し取っておきます。 ドングリのようにまとめたテーブル・イス脚カバーは、4つをバランスよくグルーで接着。 実ものなども、好きな場所にグルーでつけていきます。 グルーで固定する前に、一度ベースに置いてみると失敗が少なくて済みます。置いてはバランスを確認し、そして固定する、というのを繰り返しました。 フェルトで作ったカボチャも、つけていきます。 黄色とオレンジ色が、交互にくるようにアレンジしていきます。 パインコーンベリー(小さな実がついたもの)の造花も用意しました。 パインコーンベリーは2本あったので、1本は小さくカットして使い、もう1本はカットせずに長いままワイヤーカゴの縁に絡ませるようにしました。 パインコーンベリーは中に針金が入っているので、グルーで固定しなくても大丈夫でした。 これで、ハロウィンの蜘蛛の巣リースの完成です。 黒のワイヤーカゴを活用したおかげで、蜘蛛の巣リースが簡単にできました。テーブル・イス脚カバーの水玉模様が、よいアクセントになっています。 ハロウィンまで、このリースが、我が家の玄関に彩りを添えてくれます。 今回の材料をご紹介 ワイヤーカゴ…100円*ダイソーパンパスグラス(造花)…100円*ダイソーパセリ(造花)…100円*ダイソークシュリア(ミニリーフバンチ、造花)…100円*セリアパインコーンベリースプレー(造花)…100円×2本*セリアテーブル・イス脚カバー・・・100円*セリアフェルト・・・100円*セリアミックスパーツ100円*ダイソー 合計900円(税抜) ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、紙、ボールペンを用意。 リースをよりおしゃれに見せる英字のタグ 黒い紙があったので、修正ペンで文字を書き、タグを作ってみました。 書いた文字は「Happy Halloween」。これを、グルーでリースの真ん中につけてみます。 タグをつけると、アレンジがさらにおしゃれに見えますね! 手書きで簡単にできるので、作ってよかったです。