かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-
かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-の記事
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クラフト
100均のハーバリウム材料で自分だけのオリジナルボールペン作り プチプラ花コーデVol.140
驚き! ハーバリウムの材料を100均で発見 ちょっとしたお礼やプレゼントにぴったりの、ハーバリウムボールペン。 ハーバリウムとは植物標本を意味し、透明な容器に植物と専用のオイルを入れて保存、観賞するものです。 数年前にハーバリウム専用のオイルが花の資材屋さんで買えるようになり、私もさまざまなハーバリウムのアレンジを作り、楽しんできました。 そのハーバリウム専用のオイルを100均で発見! さらに、ハーバリウムを楽しめるクラフト用のボールペンまで売られていました。ハーバリウムの材料を100均で買えることに驚きです。 今回は自分用に、またちょっとしたプレゼントにも最適なハーバリウムボールペンを100均グッズで作ってみます。 ハーバリウムボールペン2本の材料代は、600円 ハーバリウムボールペン作りのために、100均で買った材料と用意したものは、こちらです。 ハーバリウムを入れるクラフト用のボールペンは、さまざまな色が展開されていました。その中から白とゴールドをチョイス。中に入れる花は、セリアで購入したドライフラワーブーケと、自宅で飾っていたドライフラワーのスターチスです。 ほかに、ハーバリウム専用オイル、スポイトと接着剤を購入。爪楊枝も準備しておきます。 ハーバリウム専用オイルは小さなボトルに入っていましたが、ボールペンなら何本か作れそうです。 ハーバリウムボールペン2本分の材料は、全部で合計600円(税抜)。自分が想像していたより、安く揃えることができました。 ハーバリウムボールペンの基本的な作り方 さっそく、ハーバリウムボールペン作りに取り掛かります。 まずはゴールドのボールペンに、紫色のスターチスを入れていきます。 【作り方】 ①スターチスの紫色の部分を、写真のようにハサミでカットします。 ②ボールペンを解体します。 ハーバリウムボールペンの材料は、ボールペンの本体、ハーバリウム部分、その間にあるリングと入れたオイルの蓋になる中栓が入っていました。リングと中栓は、なくさないように注意します。 ③ボールペンのハーバリウム部分に、カットしたスターチスを入れていきます。 入れる際は、ピンセットや爪楊枝、竹串を使っていくと、花が奥まで入りやすいです。 下の部分1cmくらいを残したところで(爪楊枝で指している部分)、スターチスを入れるのをストップします。 ④ボールペンの中に、ハーバリウム専用オイルを入れていきます。専用オイルとスポイトを用意します。 100均でハーバリウム関連の材料が並んでいる近くに、クラフト用の注射器のようなものが置いてありました。ハーバリウムボールペンを作るときは、その注射器のような道具か、今回のようなスポイトを準備しておきます。 スポイトで、ハーバリウム専用オイルを吸い上げます。 ⑤吸い上げたオイルを、ボールペンの中に少しずつ入れていきます。 入れるときはボールペンを少し傾けると、オイルが入りやすくなります。 くぼみの少し上までオイルを入れたら、ストップです。 ⑥中栓をしていきます。 ハーバリウムオイル部分と、中栓部分の間にある空気を抜きながら行うこの作業。ハーバリウムボールペン作りでは、ここがいちばん難しいところです。 そこで、爪楊枝を用意します。キャップの横から中に爪楊枝を入れて空気を抜くようにしながら、中栓をします。 この際、多少空気が残ってもOKです。 ⑦中栓をしたら、ティッシュペーパーを用意。付着したハーバリウムオイルを拭いておきます。 ⑧外していたリングは戻し、念のため中栓の横からオイルが漏れてこないように接着剤をつけておきます。 ⑧最後に、外していたボールペン部分を合わせると完成です。 ボールペンの芯は、先端のほうをクルクル回すと出てきます。 複数の材料でハーバリウムを作るときのコツ 白いハーバリウムボールペンも作ります。こちらは、中にセリアで買った白いドライフラワーを入れていきます。 ドライフラワーには、アジサイとカスミソウが入っていました。 こちらもボールペンを解体します。 【作り方】 ①ドライフラワーのアジサイとカスミソウは、小さめにカットしておきます。 ②こちらには2種類のドライフラワーを使うので、どんなふうにボールペンに入れるか、実際に花をハーバリウム部分の横に並べてみました。 ハーバリウムボールペン作りで、中に複数の材料を入れる場合、このようにハーバリウム部分の横に入れる材料を並べると、完成した姿がイメージしやすくなります。また、だいたいの入れる分量が分かります。 ③ハーバリウム部分に、爪楊枝やピンセットを使い、材料を入れていきます。紫色のペンのときと同様、下の部分1cmくらいを残して、写真の爪楊枝のところまでドライフラワーを入れていきます。 ④花を入れたら、ハーバリウム専用オイルを加え、中栓をし、接着剤をつけます。手順は紫色のペンと同様です。 最後に、ボールペン部分をつけます。 これで、2本のハーバリウムボールペンが完成。 1本あたり5~10分ほどでできて、材料も100均で揃うのが嬉しいですね。フラワークラフトの中でも実用的で、自分好みのボールペンができたので、すっかり嬉しくなりました。 5:今回の材料のご紹介 ハーバリウム専用オイル…100円*ダイソー クラフト用ボールペン…100円×2本*セリア ドライフラワーブーケ…100円**セリア 接着剤…100円*ダイソー スポイト…100円*セリア スターチス(ドライフラワー)…自宅にあったもの 合計600円(税抜) ほかに、ハサミ、爪楊枝(またはピンセット)、ティッシュペーパーを用意。 楽しみ方は無限大。ハーバリウムボールペンの魅力 ハーバリウムボールペンは、使いながら花を眺められるだけでなく、オイルの中で揺れる花に癒やされるのがいいですね。 ハーバリウム部分には、ドライフラワー以外に、小さなパールやビーズなどを入れてもきれいです。 また今回のように花首をカットして使うほか、茎がついたままの花を入れて、よりボタニカルな雰囲気を味わうのも楽しそう。 ハーバリウムボールペン作りは、自分好みの、自分だけのオリジナルができることが魅力ですね!
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アレンジ
夏に飾りたい、デルフィニウムに合うおすすめの花瓶3選 プチプラ花コーデVol.139
夏に涼を運んでくれる青い花、デルフィニウム! 夏に飾りたい花といえば、黄色やオレンジ色が元気をくれるヒマワリや青い色で涼しさを届けてくれるデルフィニウム、長もちの代表花のランとキクです。私は、この時期に飾る花は、色のほか、暑さに強いものを選んでいます。 今回は、その中でも青い花、デルフィニウムをご紹介します。 デルフィニウムは、私が花に興味を持ち始めたときに、この花の名前の語源がギリシャ語でイルカ(ドルフィン)を意味する「Delphis」だと知り、覚えた花です。つぼみの形がイルカの姿に似ていることに由来するといわれています。 デルフィニウムにはいくつかの種類があります。私がよく飾るのは、枝分かれしているスプレータイプのもの。 デルフィニウムの青い色と、細い茎先に透けるような花びらは、見ているだけで涼しくなりますね。青は涼しさを運んでくれるだけでなく、気持ちを落ち着かせ、リフレッシュできる色でもあるから、いまの時期、飾るのにぴったりです。 今回はスプレータイプのデルフィニウムを3本購入し、100均の花瓶を活用して、3本、2本、1本と本数を変えて飾ってみます。 “3本”を飾る! 100均で買えるおすすめの花瓶 購入したスプレータイプのデルフィニウムは、丈が長めでした。1本から茎が5~6本ほどに分かれています。これを3本買いました。 3本のデルフィニウムを一度に飾る花瓶として選んだのが、ダイソーで200円で売られていたもの。 どっしりとした花瓶で、上のほうが少しシェイプされ青みがかった透明の色合いです。ほかに、セリアで見つけたブルーの刺繍リボンも、デルフィニウムに合いそうなので買ってみました。 スプレータイプの花を飾るときは、間口が少し広めのものを選ぶと花が広がってきれいに見えます。そして、この花瓶のように途中でシェイプされていると、花がまとまりやすくなります。 花瓶は正面にシールがついていたので、今回はこれを裏側にし、口元についていたリボンを外しました。 写真のように、花瓶の下部に1周、セリアで買った刺繍リボンを巻きました。裏側で、セロハンテープで留めています。 スプレータイプのデルフィニウムは、1本を写真のようにカット。残りの2本も同様に切り分けました。 このとき、下のほうについている葉は、水の中に入りそうなので取り除きます。 普段から、花を飾るときは、花瓶の水の中に葉が入らないようにします。できるだけバクテリアが繁殖しない環境を作りましょう。 あとはリボンを巻いた花瓶に、3本分をどっさりと飾れば完成です。 花瓶と花のバランスは、だいたい1対1になるようにしました。デルフィニウムは花が縦についているので、とても華やかに見えますね! デルフィニウムを3本以上飾るときに、この花瓶が活躍しそうです。 「3本を飾る」材料のご紹介 デルフィニウム…250円×3本 ガラスの花瓶…200円*ダイソー 刺繍リボン…100円*セリア 合計1,050円(税抜) ほかに、ハサミとセロハンテープを用意。 “2本”は円柱タイプの花瓶に、トレーをプラス スプレータイプのデルフィニウム2本を飾るために用意したのは、円柱タイプのガラスの花瓶と200円のバンブートレーです。 円柱の花瓶は、とても薄いガラスでできていて繊細。透明度が高いので、花をきれいに引き立ててくれそうです。涼し気なデルフィニウムとも合いそう。花瓶がないときは、円柱タイプのグラスで代用できます。 バンブートレーの上に、水を入れた円柱の花瓶をのせました。 あとは、2本分のデルフィニウムを飾るだけ。切り分け方は、3本飾ったときと同じです。 円柱で間口がそこまで広くない花瓶なので、背が高く茎が細いデルフィニウムもうまい具合にまとまりました。 円柱タイプの花瓶は使いやすいので、私はいくつかサイズ違いで持っています。 トレーを敷くことで、花瓶と背が高いデルフィニウムのバランスがよくなります。インテリアともなじみやすくなりました。 淡い茶色のトレーは、少し北欧風な雰囲気が出るのもいいですね。 「2本を飾る」材料のご紹介 デルフィニウム…250円×2本 ガラスの花瓶…100円*ダイソー バンブートレー…200円*ダイソー 合計800円(税抜) ほかに、ハサミを用意。 “1本”は間口の細い一輪挿しにギュッと花を集めて デルフィニウム1本を飾るなら、間口の狭い1輪挿しの花瓶が合いそうです。 ダイソーでは、一輪挿しの種類が豊富。今回、私は背が低めのパンプキン型と書かれている花瓶を選びました。 スプレータイプのデルフィニウムを、さらにカットします。 カットしたら、枝分かれしている部分がなくなりました。 花瓶と1対1のバランスになるように茎の長さを調整。水を入れたパンプキン型の花瓶に、そのデルフィニウムを挿しました。 間口が狭いので、スッとした細い茎をうまくまとめてくれます。 コロンとした花瓶にブルーの花がギュッと集まって、かわいい雰囲気になりました。 「1本を飾る」材料のご紹介 デルフィニウム…250円×1本 ガラスの花瓶…100円*ダイソー 合計350円(税抜) ほかに、ハサミを用意。 青い花デルフィニウムに合う、おすすめの花たち ブルーのデルフィニウムは、ほかの花とも相性がとてもいいです。私のおすすめは、水色のブルースターと合わせた同系色のアレンジ。 同系色は花色がなじみやすく、失敗がないのが嬉しいです。 少しアクセントを入れるなら、グリーンを合わせて爽やかに。 ビバーナム(スノーボール)を加えたら、とても爽やかな雰囲気になりました。ほかに、キクやテマリソウなどの緑色の花、またはリキュウソウなどの明るい色の葉を入れてもいいですね! ブルーは、紫色のスターチスや黄色のヒマワリなどとも相性がよく、夏らしい花飾りが楽しめます。 夏は1日に1回は水替えをして、そのたびに花の茎を切り戻し、できる限り長く楽しめるようにしていきたいと思います。
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クラフト
唯一無二! 100均活用で作るボタニカルコースター作り♪ プチプラ花コーデVol.138
100均に、クラフトに使えるUV-LEDライトが登場 100均のクラフトコーナーには、さまざまな材料が揃っています。そのなかで花や植物と一緒に楽しめる、レジン液を活用したアクセサリー作りに以前チャレンジしました。 レジン液は、UV-LEDライトや紫外線を利用して硬化させて使います。数年前に作ったレジンアクセサリーは、UV-LEDライトがなかったのでレジン液を日光に当て、紫外線で硬化させました。 ここ最近、100均でUV-LEDライトを見かけるようになりました。私が見つけたものは、セリアやキャンドゥで売られている100円のものと、ダイソーにある300円のもの。プチプラでUV-LEDライトが手に入るなんて、ますますレジンクラフトが身近で楽しくなりますね! そのUV-LEDライトを早速活用したくなり、100均でレジン液を購入。今回は、夏に使いたい涼しげなボタニカルコースター作りにチャレンジしたいと思います。 ボタニカルコースター作りのための「押し葉」作り ボタニカルコースターを作るために、ベランダで育てているアイビーやユーカリ、それから実家の庭からシダやナズナを採りました。 これで押し花ならぬ、「押し葉」作りをしていきます。 押し葉は本の間に1枚ずつ挟んで、このまま1週間ほど放置。 1週間経過した押し葉がこちら。すっかり乾燥しています。 これでボタニカルコースターを作ります。 育てているものを使うことで、材料代が浮きます。身近なもので、フラワークラフトを楽しめるっていいですね。 レジンでコースター3種を作るための準備 レジン液を活用して作るボタニカルコースターのために、100均で買った材料はこちらです。 左から、レジンクラフト用のシリコーンマットに、レジン液は2種類。ダイソーとセリアで買いました。お菓子作りの材料コーナーにあったクラフトギャザーカップ、そしてUV-LEDライトも購入。このUV-LEDライトが100円で手に入ることに、びっくりです。 今回は家にクリアファイルがあったので、これも活用してみようと思います。 クリアファイルは、100均でも買うことができます。 今回のボタニカルコースターは2種類のレジン液を使い、「クリアファイル」、「シリコーンマット」、お菓子作りの材料売り場で見つけた「クラフトギャザーカップ」を使用した3パターンで作ってみます。 ①クリアファイル×ダイソーのレジン液×アイビー まずは、クリアファイルを活用して作るボタニカルコースター。ダイソーのレジン液を使っていきます。 用紙にコップを使って円を描いたものを用意しました。 これを描いた円より少し大きめに、ハサミやカッターで適当にカットしておきます。 円の直径は、8cmほど。 クリアファイルの下に円を描いた紙を敷き、ダイソーで買ったレジン液を用意します。レジン液を出しながら円の外周をなぞっていきます。 円を1周したら、今度はその中を埋めるようにレジン液を出していきます。 円全体にレジン液を出したら、これを硬化させます。 ここで、UV-LEDライトを用意します。 このライトを使うにはUSBアダプタ、またはモバイルバッテリーが必要とのこと。ちょうどスマートフォンを充電させるためのアダプタがあったので、これを使うことにしました。 コンセントにセットして、UV-LEDライトの準備ができました。 先ほど用意したクリアファイルの上のレジン液を、ライトで硬化させていきます。 UV-LEDライトは硬化させるレジン液より2~3cm上から、2分ほど照射するとのこと。コースターは大きいので、少しずつ場所をずらしながら、全体に照射しました。 今回は2分では硬化しなかったので、5分ほど照射しています。 照射して、ある程度液が固まったら、上にアイビーの押し葉を置きます。さらにその上に、レジン液をのせます。 これをまた同様にUV-LEDライトを照射して、少しずつ硬化させていきます。 途中、レジン液が円の内側のほうに寄っていくので、レジン液を周りに足しながら形を修正。足した部分も照射して、硬化させていきました。 全体に液が硬化したら、クリアファイルから外します。 結構パリッと、すんなりと外すことができました。1つめのボタニカルコースターが完成です。 ②シリコーンマット×セリアのレジン液×ナズナ 次にシリコーンマットを使った、ボタニカルコースター作りです。ここではセリアのレジン液を活用していきます。 シリコーンマットは、使う前にマットについていた薄い保護材を外しておきます。 クリアファイルのときと同じように、白い紙に円を描き、その上にシリコーンマットを置きます。 シリコーンマットで作るコースターには、ナズナを使うことにしました。 レジン液の使い方も、クリアファイルのときと同じです。 下に敷いた円の外周上にレジン液を出し、輪郭を取ります。その後に、円全体にレジン液を出していきます。ナズナの上にも、しっかりレジン液をのせます。 レジン液は1本では足りず、2本使いました。 これをまたUV-LEDライトで、少しずつ硬化させていきます。 照射しては横にずらし、を繰り返しながら、全体を硬化させていきます。こちらもやはり、硬化するまで5分くらいかかりました。 全体を硬化させて完成したと思い、シリコーンマットから外してみたら…。 裏側の部分がまだ、硬化してませんでした。 そのため、ボタニカルコースターを裏返して、硬化していなかった部分に少しずつ照射、硬化させていきます。 裏側も硬化したら完成です。 表側からの照射ですべてが硬化できなかったのは、照射時間が足りなかったのか、シリコーンマットの影響なのか、レジン液の影響だったのかは不明です。 照射中にレジン液が中央に集まるので、途中で液を追加しました。その部分の形が崩れ、元の円のサイズより小さくなりました。 これはこれで、味のあるコースターということにしたいと思います。 ③クラフトギャザーカップ×ダイソーのレジン液×ユーカリ 今度はクラフトギャザーカップとダイソーのレジン液を使います。 まずは、レジン液をカップ全体に出していきます。 UV-LEDライトを少しずつ場所を変えてレジン液に照射し、硬化させていきます。 硬化したら、こちらにはユーカリを入れました。さらにその上にレジン液を流し込むのも、ほかのコースター作りのときと同様です。 レジン液が足りなくなったら、新しいものを追加していきます。レジン液を入れ終わったら少しずつ照射し、全体を硬化させていきます。 硬化したのを確認したら、カップからコースターを取り出します。 ハサミを使ってカップをカットし、コースターを取り出しました。こちらはしっかりと硬化したようです。 カップから外したコースターは、縁の部分に余分なレジンがついていました。それをハサミでカットして仕上げます。 もし周りがギザギザしていたら、紙やすりなどで削ってもいいかもしれません。 カップで作ると、レジン液を少し厚めに流し入れることができます。そのため形が崩れることなく、しっかりとしたコースターができました。同じ形のものを何枚か作る場合も、今回のような型を使うとよいかもしれません。 ボタニカルコースター作りの反省点や気づき 今回、上記のほかに、クラフトギャザーカップを活用して、シダのボタニカルコースターも作りました。合計4枚のコースターが出来上がりました。 作ってみて気づいたことや反省点は、UV-LEDライトが小さかったため、少しずつ場所を移動しながら照射することになり、結構時間がかかったこと。だいたい1つ作るのに30分以上はかかりました。 私が購入したセリアのUV-LEDライトには、後ろの説明欄に「大きなサイズの作品作りや量産をされる場合は大型のUV-LEDライトのご使用をおすすめします」と書かれていました。確かに、小さなアクセサリー向きかもしれません。 コースターのような大きめの作品には、もう少し大きなUV-LEDライトを使ってレジンを硬化させたほうがよさそうです。ダイソーで300円で売られていたUV-LEDライトはもう少し大きかったので、今度はそちらのほうでも試してみたいと思いました。 出来上がったコースターは、時間をかけたぶん思い入れも強く、とてもお気に入りの作品になりました。照射の待ち時間も完成をイメージしながら、わくわくが止まりませんでした。 今回かかった材料代は1,100円。1,100円でこれだけ楽しめるのはいいですし、ずっと使えるものが出来上がるのは嬉しいですね。レジンの中に閉じ込めた植物が、これからどんな風に変化していくのかを観察するのも楽しみです。 作ったボタニカルコースターを、さっそく使ってみました。 グラスに注いだお茶を透かして緑色のリーフが見え、また透明なコースターがとても涼し気。コースターとして使うだけでなく、ただ飾るだけでもよさそうです。 今回の材料をご紹介 UVレジン液…300円×2本*ダイソー シリコーンマット・・・100円*ダイソー クラフトギャザーカップ・・・100円*ダイソー UVレジン液…100円×2本*セリア UV-LEDライト…100円*セリア 葉…庭やベランダより採取 合計1,100円(税抜)。 ほかに、ハサミ、クリアファイル、ボールペン、コップ、白い用紙、USBアダプタを用意。 ※レジン液を扱う際は、直接肌に触れないように注意してください。手袋をして作業することをおすすめします。また紙やすりなどで削る際は、レジンを吸ってしまわないようマスクなどを着用して作業をしてください。
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アレンジ
材料3つで、理想のガラスボックス風ケースが完成! プチプラ花コーデVol.137
花が映える! 最近、気になっていたガラスボックス フラワーアレンジの世界でも、その時々でさまざまな流行を目にします。花材やデザインの流行…。最近よく見かけるのが、ガラスボックスを使ったアレンジです。 大きさや形はいろいろ。背が高いものや低いもの、長方形、正方形、六角形など。 このガラスボックスを使ったアレンジは、花がガラス越しにきれいに映ります。 透明なボックスケースは100均でも売られていて、金の縁や黒い縁のものなどがあり、とてもおしゃれです。高さがあまりないものはアクセサリー入れにもぴったり。 ボックスを100均で買うかどうか迷っているうちに、自分好みのものを作れたら…と思うようになりました。そこでガラスボックスを、100均のアイテムで作ってみることにしました。 材料は3つ。透明の収納ケースにシート、トレー ガラスボックスは、フォトフレームを何個か組み合わせて作ろうと、100均を見ていたら、こちらが目に入ってきました。 「重なる透明収納ケース(200円)」です。 収納ケースはガラス製ではないのですが、これをリメイクしたら、簡単にガラスボックス風が作れそうです。ほかには、「貼るだけフローリングシート」と「木製カフェトレー」を購入しました。 私の中のビジョンでは、縁に木の雰囲気を出したかったので、貼るだけフローリングシートがイメージにぴったり。 収納ケースは外側のみを使うので、中に入っている引き出し部分は取り出しました。これは別の場所に使おうと思います。 切って貼るだけ。10分で出来上がるほど簡単 ガラスボックス(風ですが…)作りをしていきます。 収納ケースは空いている部分を上にします。 まずは、カッターと定規、ペンを用意します。 フローリングシートを、5mmほどの幅でカット。これを数本用意します。 フローリングシートは少し厚みがあるので、カッターで切ります。刃を同じ場所に何度か走らせることで、きれいにカットすることができました。 約5mm幅でカットしたフローリングシートを、収納ケースに貼っていきます。 収納ケースの縁の部分に、上から下まで稜線に沿ってシートを貼ります。余った部分はハサミでカット。 貼るだけフローリングシートは裏側がシール状になっているので、簡単に貼れるのが嬉しいですね。 両面テープを用意する手間が省けます。 続けて、カットしたフローリングシートを収納ケースのほかの縁の部分にも貼っていきます。 木製カフェトレーを下に置くので、底部の縁には貼らないでおきました。 底部以外の縁周りすべてに、カットしたフローリングシートを貼ったら、木製カフェトレーを用意。 その上に収納ケースをのせて、ガラスボックス風のケースの完成です。 アレンジの準備と、500円で買ったお得な束売り 花と吸水性スポンジを用意しました。 吸水性スポンジは、収納ケースの中に入るように長方形のものにしました。 厚さ1cmほどにカットして、吸水させておきます。 吸水させたら、ケースの中に入れます。 花はこちらにしました。 近所の花屋さんで見つけた束売りで、中にはトリフォリウム(ツインキャンドル)とスターチスが入って500円でした。 セロハンを外し、取り出してみたら、スプレータイプのツインキャンドルが5本にスターチスが1本入っていて、とてもお得! 1本あたり100円以下です。たくさん花が入っていると嬉しいですね。 野に咲くようにナチュラルに見せるポイント ツインキャンドルを、短くカットしていきます。 枝分かれしている部分で、花と葉に分けました。 これを、ケースにセットした吸水性スポンジに挿していきます。 まずは4本挿してみました。4本は、高く、低くと高低差をつけ、自然に咲いているような雰囲気を作ります。 ここで、注意したいポイントがあります。それは、吸水性スポンジに挿すときは、茎の部分を潰さないようにやさしく持つこと。茎が柔らかいので、気をつけましょう。 上から見ると、こんな感じになりました。 花を足して、ツインキャンドルが多い部分、少ない部分、そして何もない空間も作ります。 ツインキャンドルの穂先があちこち向くように配して、ナチュラルさを演出しました。 スターチスも短くカットします。 スターチスはツインキャンドルが目立つように、低めに加えます。 これで完成です。 吸水性スポンジは、今回はあえて隠さずにこのままにしてみました。 隠したい場合は、ダイソーで売られているインテリアモスなどを活用して、吸水性スポンジをカバーするのも手です。 木の雰囲気が残るガラスボックス風の器作り。自分好みのものができたので、どんどん愛着が湧きそうです。今の花が枯れたら、ドライフラワーをアレンジしてみようかなど、楽しみが広がります。 縁部分の装飾には、フローリングシートのほかに、100均のリメイクシートや金や黒のテープなどを活用してもいいですね。 今回の材料をご紹介 重なる透明収納ケース… 200円*ダイソー 貼るだけフローリングシート…100円*ダイソー 木製カフェトレー…100円*ダイソー 吸水性スポンジ…100円*ダイソー 花 トリフォリウム(ツインキャンドル)、スターチス…500円 合計1,000円(税抜)。 ほかに、ハサミ、カッター、カッター台、定規、ボールペンを用意。 多肉植物やエアプランツを入れてテラリウムにも 今回作ったボックスは、テラリウムとしても使えそうです。小さな多肉植物の鉢やエアプランツなどを中に入れたら。楽しく素敵なインテリアになりますね。 試しに、フェイクの多肉植物を入れてみました。いろいろな楽しみ方ができるから、作ってみてよかったです!
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クラフト
100均のアートパネルと花びらで、私だけのインテリア プチプラ花コーデVol.136
100均で注目していた、アートパネルの活用方法 先日、100均へ行って思わず買ったものの中に、「アートパネル」があります。 アートパネルは、ファブリックや壁紙を木製の板などに貼り付けたインテリアアイテム。フレームがないため、どんな部屋にもなじみやすく、人気があります。 最近は100均でも、さまざまな柄のアートパネルを見かけるようになりました。かわいいものばかりで、先日も何枚か購入してきました。 アートパネルは、季節ごとにリースやスワッグで雰囲気を変えている壁に一緒にかけたり、別の場所に飾ったり…。インテリアとして重宝しています。 そのパネルに花をアレンジしたらどんなふうになるかな? と考えていたら、飾っていた生花の花びらがハラハラと落ちました。その花びらがとてもきれいだったので、アートパネルにアレンジしてみることにしました! ひと目惚れ! かわいいが詰まったアートパネル 思わず購入してきたアートパネルが、こちらです。 花束を持った女の子のイラストが描かれたピンクのアートパネルは、セリアで購入しました。 このイラストがかわいくて、ひと目惚れ。ほかにもいろいろな種類があったので、どれを買うか店頭でとても迷い、もう1枚はイチゴ柄のものにしました。 淡いブルーに白い花柄のアートパネルは、ダイソーで購入。 品がよくて清楚な雰囲気。こちらは同じものを2枚購入しました。どれも比較的小さめで、飾る場所にも置き場所にも困らないサイズです。 ポイントは端の処理! 花びらでドレス作り 飾っていた花は、ラナンキュラスとカーネーション。 ラナンキュラスは触ると花びらがどんどん落ち、カーネーションも少しくたびれています。この花を処分する前に、花びらをアートパネルのアレンジに使うことにしました。 ラナンキュラスとカーネーションの花びらは、どちらも反り返っています。 反り返っている部分はハサミでカットして、花びらをなるべく平らな状態にしておきます。 平らな状態にすることで、花びらがアレンジしやすくなります。 最初に、花束を持ったイラストの女の子のパネルをアレンジしていきます。 平らにした花びらは、アートパネルにグルーで固定していきます。 花びらの根元のほうにグルーガンでグルーをつけ、しっかりと糸を切ります。 グルーは花びら全体につけずに、根元のほうだけにつけるようにしました。 グルーが熱いうちに、アートパネルに固定していきます。 女の子のイラストの足元のほうから、花びらをつけていきます。 花びらをドレスのスカートに見立てて、上のほうへどんどん重ねていきます。 ウエスト部分にはあえて、花びらの根元のカーブをカットせずに使うようにしました。 花びらの根元はウエストの細い部分を表現するのにちょうどよく、また、ふんわりとウエストからドレスが広がるようにできました。 ウエスト部分まで花びらを重ねたら完成です。 グルーを花びらの一部分にだけつけることで、ドレスがふんわりとなりました。 雨の日も楽しい! 花びらで作る傘アレンジ ブルーに白い花柄のパネルにもアレンジしていきます。 こちらには、以前ご紹介した端午の節句のアレンジで使い残したタッセルの紐を利用することに。 もうすぐ梅雨の時季になるので、アートパネルで2種類の傘を作ってみました。 タッセルの紐を短くカットします。 紐状のものをカットするときは、ハサミを入れる箇所にセロハンテープを巻きつけ、その上をカット。こうすることで紐のホツレを防ぐことができます。 カットした紐をグルーでアートパネルに貼っていきます。 紐の1/3の部分を曲げて、U字形に貼りつけました。ひとつはパネルの下のほうに、もうひとつはパネルの上のほうに。 まずは下のほうに紐をつけたアートパネルをアレンジしていきます。 平らにした花びらを、扇の形を作るようにグルーで固定していきます。そのまま紐のほうまで花びらを固定。 花びらが、開いた傘になりました。 もうひとつのアートパネルは、紐の下部分に花びらを3枚つけました。 そのまま少しずつ下に。下にいくにつれて花びらを少なく細くしていきます。 先端部分はカーネーションの細い花びらを使って、こちらは閉じた傘の完成です。 閉じた傘と開いた傘を飾って。 雨の日も明るい気持ちで過ごせそうです。 アートパネルと花遊び。束の間の時間でしたが、とても楽しかったです。終わりかけの花を最後まで生かすことができるだけでなく、柔らかい花びらと、ほんのり漂う花の香りにも癒やされました。 今回の材料をご紹介 アートパネル(水色)… 100円×2枚*ダイソー アートパネル(女の子、いちごのリース)… 100円×2枚*セリア 紐(カーテンタッセル)…100円*セリア 飾っていた花…ラナンキュラス、カーネーション 合計500円(税抜)。 ほかに、ハサミ、グルーガンとグルーを用意。 グルーを使えば、アートパネルは再利用が可能 今回花びらをアレンジしたアートパネルは、4、5日後にはこんな感じになりました。 花びらが縮んで隙間が見えています。そこで、花びらを外すことに。接着がグルーだったので、意外とキレイに取れました。 アートパネルは再利用できそうなので、また、生花や造花、ドライフラワーなどでアレンジを楽しんでみようと思います。
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クラフト
端午の節句も100均で! 兜のタペストリーをデコレーション プチプラ花コーデVol.135
色使いが素敵! 端午の節句アイテムを100均で発見 もうすぐ子どもの日、端午の節句ですね。少し前に行った100均の店頭に端午の節句コーナーがあり、思わず足を止めました。かわいい色使いのイラストやナチュラルな小物がたくさん陳列されていて、見ていると欲しくなり、飾りやすそうなタペストリーを購入。 兜の絵が描かれていて、インテリアにも馴染みやすそうな柔らかい色合い。これに花をアレンジしてみたいと思います。材料はもちろん、100均で揃えてみました。 感動した、ドライフラワーガーランドのセット! 今回、買ったタペストリーにデコレーションする花を、100均に買いに行きました。 買ったのはドライフラワーと造花です。じつは今回いちばん驚いたのが、デコレーションする花を探しに行ったダイソーで見つけた、ドライフラワーガーランドのセットでした。 ドライフラワーと麻紐、木製クリップがセットになっていて、これで300円です。 このセットは3種類ほどが売られていて、タペストリーに合いそうな紫やブルーのドライフラワーが入ったものを選びました。 中のものを取り出したら、さらにびっくり。 茎のところが茶色のテープで巻かれていて、きれいに処理されています。こういう細かな処理をしたものが300円で買えることに感動しました。 早速、アレンジする前にガーランドとして楽しんでみます。 一緒に入っていた麻紐をほどいて、木製クリップでドライフラワーを挟む、これだけ! 簡単でいて、ほんの少し作業があると、手作りの気分が味わえるのもいいですね。 タペストリーと一緒に、壁に飾ってみました。 ガーランドは少し斜めにしたり、まっすぐにしたり…。 こんなふうに簡単にガーランドを楽しめるセットがあることに驚きつつ、植物のガーランドがインテリアとしてとっても身近なものになったんだということに嬉しくなりました。 花を小分けにするなど、アレンジ前の下準備 次は、このガーランドを崩して、タペストリーにアレンジしていきます。そのため、ハサミでドライフラワーの茎を少し短くカットしました。 こちらの造花は茎部分から花がすっと抜ける仕様だったので、抜いておきます。 造花は本体から抜けるものと抜けないものがあって、抜けないものはハサミなどで、花と茎をカットします。このとき、造花の中に針金が入っているものは、ニッパーなどを使います。 ほかに、フェルトを用意しました。フェルトは以前購入したものです。5色入っていたので、タペストリーに馴染みそうなグレーを選んでカットしました。 カットしたフェルトの大きさは、縦3×横5cmほどです。 これでアレンジの準備が完成。 セットの材料を活用して、花のパーツが完成 材料の準備ができたので、花のアレンジをしていきます。 花はどんなふうにアレンジしていくか、タペストリーの上にあれこれ置いて考えてみました。 なんとなく配置が決まったら、それをアレンジしていきます。 今回は、タペストリーに直接つけるのではなく、フェルトの上にグルーで固定していきます。 まずは、土台のフェルトに、葉のドライフラワーを接着。 次に、メインになる造花とドライフラワーをアレンジしていきます。 細かいカスミソウなどは、あとからバランスを見て入れていきます。 最初に葉、そして大きめの花、最後に細かい花、という順番でアレンジします。 材料が少し残ったので、同じ方法でもう1つ、小さなアレンジを作りました。 続いて、ガーランドのセットに入っていた木製クリップを用意します。 木製クリップにグルーをつけて、フェルトを活用して作ったアレンジを固定します。 こんな感じで、アレンジに木製クリップをつけたら完成です。 タペストリーを壁に吊し、アレンジしたものを好きな場所に挟んでデコレーション。 木製クリップ仕様にしたので、自由にアレンジを飾ることができます。また、気分が変わったらすぐに付け替えることも可能です。 ドライフラワーは1年もたない場合があるので、来年もこのタペストリーを使いたいと思ったら、花のパーツは別に作っておくといいでしょう。 ガーランドセットに入っていたクリップのお陰で、プチプラで自在に飾れる花のパーツを作ることができました。 木製クリップの代わりにコサージュ台などを活用すれば、花の部分はコサージュとしても楽しめそうです。 たった1つで高級感! 底上げアイテムを追加 今回もう1つ、100均でカーテンタッセルを買いました。 このカーテンタッセルで、タペストリーをさらにリメイクしていきます。 カーテンタッセルを取り出し、ハサミでカットして、タッセル部分と紐部分に分けていきます。 カットするときは、紐がほどけていかないように、カットしたい部分に、セロハンテープを1周巻いておきます。 セロハンテープの上を、ハサミでカット。 紐はそのままカットすると、先端がバラバラにほどけてしまいますが、こうすることでカットしたあとの切り口がまとまります。 カットしたあと、タッセル部分は上の紐部分が丸くなるように、これもセロハンテープで留めておきました。 カットした紐をタペストリーにつけていくので、タペストリーについている麻紐を外します。 そこにカーテンタッセルの紐を付けてみました。 タペストリーの麻紐をタッセルの紐に付け替えるだけで高級感が出た気がします。 色合いもタペストリーにぴったり。 このリメイクしたタペストリーに、アレンジした花のパーツをつけて完成です。 タッセルや花のパーツをつけたほうは重さで傾くので、タペストリーを吊すときは、写真のようにピンを2カ所に使うほうがよさそうです。 付け替えたカーテンタッセルのお陰で、タペストリーに少し高級感が出ました。 端午の節句まで飾るのが楽しみです。端午の節句が終わったらタペストリーは片づけて、花のパーツは別の場所に使おうと思います。 今回の材料をご紹介 タペストリー… 100円*キャンドゥ ガーランドセット(ドライフラワー、木製クリップ)…300円*ダイソー フェルト…100円*ダイソー 造花…100円*セリア カーテンタッセル…100円*セリア 合計700円(税抜)。 ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、セロハンテープを用意。 たまらなくかわいい、ナチュラルなこいのぼり タペストリーを買ったときに、このこいのぼりも購入。 木製でナチュラル。とても飾りやすく、我が家にも馴染んでいます。 小さな子どもがいない我が家も、100均のお陰で、こんなふうに気軽に行事を楽しめるのが嬉しいです。
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アレンジ
大切な人に贈りたい! 5月1日はスズランの日 プチプラ花コーデ Vol.135
100均活用で楽しむ、スズランの日の花あそび 5月1日はスズランの日です。フランスから伝わってきた風習で、恋人や家族や友人、お世話になっている人にスズランを贈ると、贈られた人には幸せが訪れるといわれています。周りの大切な人に幸せでいてほしいと願う気持ちって、とても素敵ですね。 私にとって、スズランは大好きな花のひとつです。美しいグリーンの葉に小さなベル状の花が連なる姿、そして爽やかな香り。冬があけてスズランに会えるこの時季を心待ちにしています。そんな大好きなスズランを100均活用で飾り、プレゼント用にラッピングしてみたいと思います。 スズランは小さな花なので、100均アイテムはとても相性がよさそうです! 簡単! シールで自分好みのオリジナル花瓶が完成 自分用に家に飾るスズラン。100均で買ったものは、こちらです。 ダイソーでヘアゴムとシール、それからガラスの保存容器を買いました。家に飾るものはカジュアルなテイストにしてみます。 ダイソーをはじめ、100均にはシール類が充実しているため、好きなテイストのものを使って、自分好みの花瓶を作ることができます。しかも簡単にできるのがいいですね。 ガラスの保存容器はフタを開け、へアゴムをリボン代わりにして、口の部分にリボン結びをしました。 シールは「Thank you」と書かれたものを貼りました。 シールの枠が黒いので、へアゴムの黒と合わせることで統一感が出ました。 あっという間に、自分好みのオリジナル花瓶の出来上がりです。 好相性! おすすめ花材と飾り方のポイント スズランに合わせる花は、こちらにしました! 左からタラスピ、この時季が旬のビバーナム(スノーボール)、そしてスズランです。 白×グリーンは好きな組み合わせ。グリーンは、スズランの白を引き立てるうえに、季節的にも爽やかな印象を与えてくれます。こちらを、先ほど作った花瓶に飾っていきます。 飾り方の順番は、こちら。 ①ガラスの保存容器に水を入れます。 ②スズランは、花の部分と葉を手でそっと切り離します。 ③リメイクしたガラスの保存容器に、スズランの葉から入れていきます。 最初に入れたスズランの葉が、これから飾る花の花留め代わりになります。 ④ビバーナムを短くカットして、手前に2輪、奥に1輪挿します。 ビバーナムは低めに、そしてそれぞれの高さを少し変えて入れました。 ⑤スズランを入れていきます。 先に入れたスズランの葉やビバーナムのお陰で、すっとしたスズランがしっかりと留まってくれました。 ⑥バランスを見ながら、タラスピを入れれば完成。 ガラス瓶に貼ったシールがアクセントになり、黒の色が全体を引き締める役割をしてくれました。 これは自分自身への贈り物。玄関に置いて、楽しみます。 スズランの花飾りの材料をご紹介 スズラン…200円×3本 タラスピ…150円 ビバーナム(スノーボール)…250円 ガラスの保存容器…100円*ダイソー シール…100円*ダイソー ヘアゴム…100円*ダイソー 合計1,300円(税抜)。 ほかに、ハサミを用意。 カジュアルなラッピングで、気軽な花贈り カジュアルで小さな花束を作るときに重宝するのが、100均のクッキングシート。 英文字をはじめ、さまざまな柄のものが売られています。今回は茶色のものを買いました。 花束にする前に、スズランは保水処理をして花が萎れないようにしておきます。 スズランの茎の断面から水が吸えるように、水を含ませたティッシュを巻きます。それをアルミ箔でカバーし、水が漏れないようにします。 保水処理をしたスズランを、ラッピングしていきます。 写真のようにカットしたクッキングシートの上にスズランを置き、保水処理をした部分が隠れるように折っておきます。 次に、ヘアゴムを用意。 茎の部分を、ヘアゴムで蝶結びにします。 カジュアルな花束の出来上がりです。茶色のクッキングシートのお陰で、さりげない花贈りができそうです。 カジュアルな花束の材料をご紹介 スズラン… 200円 クッキングシート…100円*ダイソー ヘアゴム…100円*ダイソー 合計400円(税抜) ほかに、ハサミ、ティッシュペーパー、アルミ箔を用意。 レースを使って、花束をエレガントな印象に エレガントな雰囲気やかわいい感じのものが好きな方へ贈る花束は、100均のレースのハギレを活用するとよいでしょう。 白くて涼し気なスズランの花とレースは、とてもいい相性です。 そこで、ダイソーで白いレースのハギレを買いました。ほかには、ヘアゴムやクリアポケットを用意します。 クリアポケットを1枚用意し、それに合うようにカットしたレースのハギレを入れました。 レースのハギレはクリアポケットの真ん中より下になるように入れ、布の切り口は隠れるように中で折り返しています。 そこに保水処理をしたスズランを入れます。 穴あけパンチを用意して、クリアポケットの上のほうに穴をあけ、好みの長さにカットしたへアゴムを、その穴に通します。 エレガントなものが好きな方への、スズランの贈り物の完成♪ 下のほうを、へアゴムで結んでも素敵です。 スズランは自分用に飾るのはもちろん、プレゼントしたら喜んでくれるかな、と相手の姿を想像するのも楽しいですね! 触っていると、爽やかな香りに包まれてとても癒やされました。 街の花屋さんにもスズランが並び、それを手に取るお客さまを見かけると、その先のストーリーが勝手に浮かんできて、なんだか嬉しくなります。 エレガントな花束の材料をご紹介 スズラン… 200円 クリアポケット…100円*ダイソー ヘアゴム…100円*ダイソー ハギレ(レース)…100円*ダイソー 合計500円(税抜)。 ほかに、ハサミ、穴あけパンチ、ティッシュペーパー、アルミ箔を用意。
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多肉・サボテン
ハマる予感! 100均活用で多肉植物の寄せ植えにチャレンジ プチプラ花コーデVol.134
ようやく実現! 作りたかった多肉植物の寄せ植え 今、チャレンジしたいことの一つに「多肉植物の寄せ植え」がありました。 私はベランダガーデニングで、小さな多肉植物を育てています。SNSでかわいい多肉植物の寄せ植えを見て、いつかやってみたいと思っていました。プクプクとしたかわいい姿が一年を通して見られるのは、とても魅力的。 SNSでは、さまざまな種類の多肉植物の寄せ植えを見かけます。どんなものをどんな器に植えようかと、わくわくしながら見ていると、リング状に寄せ植えしてあるものを見つけました。どうやら100均で材料を手に入れられそうなので、チャレンジしてみたいと思います。 土から器まで、材料はすべて100均で調達! 多肉植物をリング状に寄せ植えにするために、100均で購入した材料は、こちらです。 手付きのステンレスのザル、麻の巾着、観葉植物の土。 私が行った100均では観葉植物の土があったので、この土で多肉植物を寄せ植えしてみます。100均によっては「サボテン・多肉植物の土」というものも売られているようです。 多肉植物は、近所の花屋さんで買いました。 私が行く花屋さんは、切り花や花苗がいつもリーズナブル。多肉植物は、1つ100円でした。6個買って店を出たら、花店のオーナーに引き留められて、写真の少し弱っているものを差し上げるので一緒に植えてほしいとのこと。 いただいたこちらも一緒に、植えてみることにしました。 ザルと麻の巾着を活用して、寄せ植えの器作り 今回は、ザルをリング状にして多肉植物を植えていきます。家にあったジャムの空き瓶を用意しました。 作り方はこちらです。 ①ザルの下(真ん中くらい)にジャムの空き瓶を置いて、ぐっと押します。 押すと、その部分の網が盛り上がります。 ②盛り上がった部分を、ニッパーを使い丸くカットしていきます。 ステンレスをカットするのは、比較的、根気が必要でした。少しずつカットしていきます。ケガをしないように気をつけてください。 ③真ん中をカットしたら、麻の巾着とグルーガンを用意します。 麻の布は細長くカット。これを2枚用意しました。 ④細長くカットした麻の布を、リング状にしたザルの底部と、外側と内側のフチにグルーで貼っていきます。 内側と外側のフチはしっかりグルーをつけ、底部はところどころに。 ザルのカーブに合わせて、麻布を全体に貼っていきます。 ⑤ニッパーでカットした部分はギザギザしているので、麻の布を折り返してカバー。そこもグルーで留めておきます。 ザルの内側の余分な布はタックを作るようにして重ね、グルーで留めました。 ⑥麻の布で、ザル全体を覆ったら、多肉植物を植えていく準備が完了です。 素敵に見せるコツ 仮置きすることがポイント! 多肉植物を植えていきます。 まずは多肉植物をどんな配置で植えるか、仮置きしてみて考えます。 この配置で、と決めたら、実際に植え始めます。 多肉植物がもともと入っていた鉢の土と観葉植物用の土を使い、ひと鉢ずつ植えていきました。 これでしっかりと根がつくのかなと不安になりながら、多肉植物を植えた土を押して表面をならします。 土を触っていると土の香りがふわっとしてきて、心が落ち着きます。 植物を植えたり、手入れしたりするときは、いつも心が無の状態になり、私にとってはリフレッシュのひとつになっています。 花屋さんからご厚意でいただいた、弱っている多肉植物も一緒に植えてみました。 一周植えたら完成です。 これから、根がついて元気に育ちますように。成長していくのが楽しみです! フラワーアレンジのリース作りのときも、まずは仮置きして配置を確認し、全体像を見てOKならアレンジを始めるようにしています。多肉植物の寄せ植えも同じように仮置きして配置を考えるのが、素敵に見せるコツでした。 今回の材料をご紹介 多肉植物… 600円 ザル…100円*ダイソー 観葉植物の土…100円*ダイソー 麻の巾着…100円*キャンドゥ 合計900円(税抜) ほかに、新聞紙、シャベル、ニッパー、ジャムの空き瓶、グルーとグルーガンを用意。 多肉植物を追加して、理想の寄せ植えが完成 今回、多肉植物を植えたあと、また別の花屋さんに行ったら、多肉植物の寄せ植えが1鉢500円で売られていました。 これを2つ購入。 今回植えた多肉植物に追加してみたら、もりもりになって、かわいく理想的な寄せ植えになりました。 大小、いろいろな形の多肉植物を植えると、隙間がなくなりますね。 今回かかった費用は合計で、1,900円(税抜)となりました。 こうして寄せ植えしてみると、バラの花のようなものや、さまざまな形の多肉植物があって、面白かったです。 植えたあとは頻繁にベランダに出て、多肉植物の様子を観察するのが日課になりました。根がついたら、ザルの取っ手を利用して、壁に飾ってもよさそうです。多肉植物にハマりそうな予感。
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アレンジ
100均活用で、球根ごと楽しむイースターのアレンジを プチプラ花コーデVol.133
長もち! 球根ごと楽しむイースターアレンジ 早春から春、球根花の季節には、球根がついたままの花たちをガラス瓶に入れて飾ったり、アレンジに組み込んだりするのも楽しみのひとつです。 球根つきの植物は、花屋さんや園芸店で売られています。園芸店で苗として売られているものは、土を落とし、根洗いして飾ってもいいでしょう。 球根花は育っていく過程が楽しめて、長もちするのが嬉しいところです。春の球根花は種類が豊富。ヒヤシンスをはじめ、ムスカリやチューリップ、クロッカスと、可愛い花がいっぱいです。 今回は、球根花とイースター(2024年は3月31日)を一緒に、100均アイテムで楽しんでみたいと思います。 調理器具とヘア小物が活躍。アレンジのベース作り 100均で、球根花アレンジの材料を買ってきました。 タルトレット型、カチューシャ、それからラッカースプレーと吸水性スポンジにインテリアモスです。吸水性スポンジとインテリアモスは、以前ダイソーで買ったもの。これらを使って、ガーデンアレンジを作っていきます。 まずは、ラッカースプレーを用意。タルトレット型を黒に着色していきます。 下に新聞紙などを広めに敷いて床が汚れないように準備し、ラッカースプレーをシューッと、底の部分以外に吹きかけていきます。全体が黒くなったらOK。数時間乾かします。 乾いたタルトレット型に、水を含ませた吸水性スポンジをセットしていきます。 吸水性スポンジの厚さは1.5cmほどで、タルトレット型より少しだけ低めになるようセットしました。 次に、カチューシャを用意します。 こちらは、すべりどめ付きカチューシャでした。器を黒にしようと思っていたので、カチューシャも黒を選び、統一感を出しました。 カチューシャを取り出して少し広げながら吸水性スポンジに写真のように挿し込み、取っ手にします。 取っ手はあくまで装飾用です。このアレンジを持ち上げるときは、タルトレット型の器部分を持つようにしましょう。 これで、ガーデンアレンジの器が完成です。 球根花の苗を根洗いして使うと、コスパ抜群 アレンジに使う球根花は、こちらにしました。花屋さんで見つけた、スイセンとムスカリの苗です。 スイセンはたくさん花がついていて、298円とお買い得でした。ムスカリは98円。 これから花芽が上がってきそうです。苗を活用することで、高コスパで花をアレンジに使うことができます。プチプラでアレンジをするとき、苗の花は心強い味方です。 買ったスイセンやムスカリは、ポットから取り出して土を落としていきます。 適度に土を落としたら、水を用意して、根を洗います。 これをアレンジに使っていきます。 球根の固定には、身近なアイテムが代用可能 根洗いしたスイセンやムスカリで、アレンジをしていきます。 アレンジの前に針金を用意。今回は、手持ちの針金を使用しました。こちらは22番という少し太めの針金です。 これを適当な長さにカットして、少し折り曲げておきます。 器にセットした吸水性スポンジの上に球根を置いて、カットした針金で留めていきます。 球根は結構重さがあるので、何カ所か針金で留めるようにしました。 針金がない場合は、クリップで代用できます。 小さめのクリップを使う場合は、真ん中を起こして長くして使います。ほかには爪楊枝も代用できます。 クリップを使う場合は、球根の周りに数カ所刺します。 刺したクリップは、球根の形に沿って少し曲げ、球根を押さえるようにして固定します。 球根を固定したら、インテリアモスを準備します。 吸水性スポンジや球根の根元が隠れるように、インテリアモスをのせていきます。 球根部分が1/3ほど見えるようにし、あとはモスでカバーしたら、アレンジの出来上がりです。 イースターに欠かせない卵もプチプラで準備 完成したアレンジにイースターエッグを加えて、気分を盛り上げます。 イースターエッグには、スーパーでうずらの卵を買ってきました。10個入りで103円です。 うずらの卵の模様が、今回の球根を生かしたナチュラルなアレンジにぴったり。 モスの上に、うずらの卵をそっと置きました。 スイセンが咲くガーデンとイースター、春の訪れを楽しむアレンジです。 今回の材料をご紹介 水仙…298円 ムスカリ…98円 うずらの卵…103円 タルトレット型…100円*セリア カチューシャ…100円*ダイソー ラッカースプレー…100円*ダイソー 吸水性スポンジ…100円*ダイソー インテリアモス…100円*ダイソー 計999円(税抜) ほかに、ハサミ、針金(またはクリップ)、新聞紙を用意。 球根花を長もちさせるポイントは、水の量にあり アレンジで残ったスイセンは、ダイソーで買った計量カップに入れて楽しんでいます。 花を球根ごと飾る場合は、水が多いと球根が腐る原因になるので、水は少なめで根がつかる程度にしましょう。 数日に1度、水がなくなっていないかどうかを確認します。 球根ごと飾ると、とっても長もちしますね!
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アレンジ
900円以下で、2つのかわいいひな祭りアレンジが完成! プチプラ花コーデVol.132
ひな祭りも100均で! ずっと愛用しているひな飾り 3月3日はひな祭り。 数年前にダイソーで、小さなうさぎのお内裏様とお雛様のセットを100円で買いました。私の住むコンパクトなマンションには、この小さなひな飾りのセットがぴったりで、とても重宝しています。 毎年ひな祭りが近づくとこれを出してきて、花と一緒に飾るのがこの時季の楽しみになりました。 今年もひな祭りが近づき、花とアレンジの材料を探しに100均と花屋さんに行きました。ひな祭りといえばモモの花と菜の花。また、この時季は飾りたい春の花が盛りだくさん。どんなアレンジにして何の花を使おうか…。考えるとワクワクしてきます。 今回は、ずっと使っているうさぎのお内裏様とお雛様に合わせたひな祭りアレンジを作ってみます。 進化するアレンジ用資材。意外なものも併せて購入 アレンジの材料としてダイソーで購入したのは、ペーパーストローとヘアゴム、それから吸水性スポンジです。 今回、お店でびっくりしたのは、円柱形の吸水性スポンジがあったこと。 こんな形のものまで100均にあるなんて! 長方形やカップ入りのものに続き、円柱形の吸水性スポンジがあると、フラワーアレンジの楽しみがますます広がります。今回のアレンジは、この円柱形の吸水性スポンジを生かして作ってみたいと思いました。 身近なもので代用可能。吸水性スポンジの水漏れカバー ひな祭りのアレンジは、2つ作ります。そこで、円柱形の吸水性スポンジを2つに分けて、アレンジの器にしました。 ①円柱形の吸水性スポンジは、カッターを使い、半分にカット。 ②これを1つずつ吸水させていきます。 吸水方法は、容器に水を入れ、吸水性スポンジを乗せるだけ。あとはゆっくりと水を含むのを待ちます。吸水の仕方や注意点も、パッケージの裏側に記載されているので親切です。 ③食品用ラップフィルムを用意。十分に水を含んだら、吸水性スポンジの上の面だけ残してカバーしていきます。 ④食品用ラップフィルムは、水が漏れないように念のため二重に使い、ところどころをセロハンテープで留めます。 ⑤吸水性スポンジの高さからはみ出した食品用ラップフィルムは、ハサミでカットします。 これで準備は完了。 吸水性スポンジをそのまま器として活用する場合、水が漏れないようにカバーする必要があります。家にあるものを利用するなら、食品用ラップフィルムでOK。もしセロハン紙があるなら、それを活用してもいいですね! ストローとヘアゴムで作る、アレンジの器の装飾 上で準備した吸水性スポンジのほかに、ペーパーストローを用意します。 吸水性スポンジの横にペーパーストローを置き、吸水性スポンジより1cmほど長くなるようカットします。ペーパーストローは1本をほぼ半分にカットすることになり、ちょうど2つ分の材料が取れそうです。 次に、食品用ラップフィルムでカバーした吸水性スポンジにヘアゴムをかけます。 購入したヘアゴムの袋には、ピンク2本、水色2本が入っていました。せっかくなので2本ずつ使おうと思います。 ヘアゴムをかけたら、吸水性スポンジとヘアゴムの間に、ペーパーストローを写真のように挿していきます。 1本ずつ挿して、1周すると器が出来上がりました。 同じ要領でカットしたペーパーストローを使い、水色のヘアゴムを活用した器もできました。 この器に、花をアレンジしていきます。 ペーパーストローは1袋で2つの器を作るのにちょうどよい量でした。 ひな祭りの花を、スーパーの束売りでお得にゲット 花は、こちらにしました! スーパーの束売りコーナーで見つけたストック。ピンクと紫色が1本ずつ入っていました。スプレータイプで、たくさん枝分かれしています。 スプレータイプは2本でもボリュームがあるので、プチプラでアレンジを楽しむときの強い味方ですね。 ストックの茎は短くカットしていきます。 吸水性スポンジに挿すので、なるべく太い茎を残すようにカットしました。葉も使えそうなので、茎を少し残してカットしておきます。 ピンクのストックは、ピンクのヘアゴムがついた器に、こんもりと丸くなるようにアレンジしていきます。 1本でちょうど全体が埋まりました。 同じように紫色のストックもカットして、今度は水色のヘアゴムのほうにアレンジしていきます。 これで2つのアレンジが完成。 ヘアゴムを活用すると、器作りとデコレーション、両方の役割をしてくれるのでとても便利でした! ヘアゴムは100均で、さまざまなデザインや色のものが売られています。好きなデザインを選べるのがいいですね。 完成したアレンジは、うさぎのお内裏様やお雛様と一緒に飾りました。 かわいいひな祭りを迎えられそうです。 今回の材料をご紹介 ストック2本… 498円ペーパーストロー…100円*ダイソー吸水性スポンジ(円柱)…100円*ダイソーヘアゴム…100円*セリア 合計798円(税抜)。 ほかに、ハサミ、食品用ラップフィルム、カッターを用意。 春に楽しみたい花、ストックを飾るときのコツ 冬から春の間に飾りたい花のひとつ、ストック。花屋さんはもちろん、スーパーの束売りでもよく見かけ、手に入れやすい花です。 ストックを飾る際は、茎を手で折ると水揚げがよいとされています。 両手でバキッと折ります。これを水に入れて飾っていきます。 ストックを長めに飾るときによく活用するのが、ダイソーで買った200円の円柱形の花瓶。 ストックは比較的高さがあり、重さもある花なので、しっかりと安定感のある花瓶が安心です。円柱形のガラス瓶なら倒れる心配がなく、またスプレータイプの花をまとめやすくしてくれます。 水の中に入る部分の葉は取り除くことで、水が腐りやすくなるのを防ぎます。 もし、大きめの花瓶が無いときは、短めに切って飾るのもいいですね! 枝分かれしているものを短くカットして、小さめのガラス瓶に入れていきます。 短くなったストックは、間口が狭い花瓶のほうがまとまりやすいです。 こちらは、ダイソーの食器売り場にあったガラス瓶。今回のストックにちょうどいいサイズでした。 ストックは香りのする花。アレンジの近くを通るたびに、ふわっと香ってきて癒やされます。