かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
川守由利子 -『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。-の記事
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クラフト
花をもっと素敵に! 100均活用で作るブルーの花器 プチプラ花コーデVol.156
花を引き立てる万能なブルーのフラワーベース 花とよく合うフラワーベースの色に「ブルー」があります。同じブルー系の花はもちろん、紫系の花やピンク系、そして黄色の花、白い花ともよく合い、さらにその花色を引き立ててくれる色です。 夏には緑色の花を飾ると爽やかな印象に。ブルーのフラワーベースは、私のなかでは花を飾るときに役立つ万能カラーのひとつだと思っています。今回は、そんな花色を引き立ててくれるブルーのフラワーベースを、100均の材料を活用して作ってみます。小さいものが欲しかったので、材料を探しに行きました。 ガラス瓶の種類が豊富な100均。大きさや形がさまざまで、コップやワイングラスに保存容器、ドレッシング瓶と、選ぶのに悩むほど多くの種類があります。 花に合う理想的なブルーの色の塗料を100均で購入 100均の食器コーナーで“ビアグラス”が目に留まりました。 上のほうが少し狭くなっていて、普段プチプラで花を飾るのに、ちょうどよさそうな大きさと形です。せっかくなので2つ購入しました。 ほかには幅の細いマスキングテープにブルーの水性塗料、それからネイルパーツを買ってきました。 水性塗料はピーコックブルーという色で、明るすぎず暗すぎず、絶妙な色合い。私が思い描いていたブルーです。 マスキングテープを活用してアクセントをつける ブルーのフラワーベース作りをしていきます。 購入したビアグラスは、片方には細いマスキングテープを、間隔をあけて巻きました。 このマスキングテープを使って、縞模様のフラワーベースを作っていきます。 紙コップと筆を用意します。 紙コップに水性塗料を少し出して、ビアグラスに色を塗っていきます。下には敷物を敷いて汚れないようにしておきましょう。ここでは、透明のセロファンを敷いています。 マスキングテープを貼ったグラスにも、同様に水性塗料を塗ります。 2つのビアグラス全体がブルーになりました。 雰囲気が異なる2つのフラワーベースが完成! 無地のビアグラスは塗料が乾く前に、ネイルパーツを使ってデコレーションしていきます。 木工用接着剤とつまようじを用意します。つまようじの先端に、ほんの少しの木工用接着剤をつけます。 先端に木工用接着剤をつけたつまようじでネイルパーツを持ち上げて、水性塗料が塗られているビアグラスに付けていきます。 写真のように、大小さまざまなネイルパーツをビアグラスの片面に貼り付けました。 花によってはこのキラキラが合わない場合もあるので、ビアグラスの裏側はパーツを何も付けずにそのままにしておきます。 水性塗料が乾いてからネイルパーツを付ける場合は、ネイルパーツの裏側にも木工用接着剤を付けてビアグラスに付けるといいでしょう。 そのまま3時間ほど待つと、すっかり水性塗料が乾きました。しっかり乾いたことを確認したら、マスキングテープを貼ったビアグラスからマスキングテープをはがしていきます。 柄違いの、2つのブルーのフラワーベースが完成しました。 縞模様のフラワーベースに、キラキラのフラワーベース。花の雰囲気で使い分けようと思います。 好きな色の花器だからこその使い勝手のよさ 花はこちらを飾ります。 向かって左から、チューリップ、デルフィニウム、バラ、そしてスイートピーです。 デルフィニウムは枝分かれしている、スプレータイプのものを購入。 花瓶の水に入りそうな余分な葉を取り、花を切り分けておきます。 あとは水を入れたフラワーベースに挿して飾るだけです。 作ったフラワーベースは、モーヴピンクの花や紫色のチューリップ、水色のデルフィニウムと相性がばっちりでした。それぞれの花色をとてもよく引き立てています。 ビアグラスに塗料を塗る前にせっかくなので後で比較してみようと、透明のビアグラスに同じ花を飾って写真に残してみました。 透明のガラス瓶のよさは、花の茎を観察できたり、水の色が見えて水替えの目安がわかったりすること。 色付きのフラワーベースのよさは、花色を引き立ててくれることとや、花との一体感が生まれること、また茎の部分が隠れるので、花がダイレクトに目に入ってくることだと思います。花を飾ったときの、おしゃれ度も少しアップする気がします。 作ったブルーのフラワーベースは、とても私好みでお気に入りとなりました。 春、夏と、これからの季節に大活躍しそうで、花を飾るのが楽しみです。 今回の材料のご紹介 バラ…250円 スイートピー2本…150円 デルフィニウム…200円 チューリップ…200円 ビアグラス2個…200円*ダイソー 水性塗料…100円*ダイソー マスキングテープ・・・100円*ダイソー ネイルパーツ…100円*ダイソー 合計1,300円(税抜) ほかに、木工用接着剤、つまようじ、筆、紙コップ、ハサミ、敷物(セロファンや新聞紙など)を用意。 長く使いたいから、ひと手間かけて表面を保護 せっかく作ったブルーのフラワーベース、できたら長く活用していきたいのでトップコートを塗ることにしました。 トップコートは”つやけし”と”つやあり”があり、今回はつやけしを選びました。 トップコートは塗料の上に塗ることで、表面の汚れ防止や保護をしてくれる役割があります。こちらもダイソーで100円(税抜)で販売されていました。花瓶は頻繁に水に濡れるので、トップコートを塗っておくと塗料がはがれにくくなります。試しにトップコートを塗り、乾いたところで水をかけてみたところ、水をはじいていました。 こういうものを少量で試せるのも、100均のよさですね!
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アレンジ
部屋が明るくなる! 簡単、芽出し球根たちの水耕栽培 プチプラ花コーデVol.155
育てる感覚を一緒に楽しみたい、春の球根花 チューリップやヒヤシンス、厶スカリにスイセン、クロッカスなどの球根の花は、飾っているだけで気分が明るくなるものばかり。近年では、通常の切り花のほか、球根つきも出回っています。 私は毎シーズン、一度は球根つきの花を飾っています。水耕栽培として育てている感覚が味わえることが魅力です。 今年も近所にある園芸店へ芽出し球根を探しに行きました。さまざまある種類のなかから、これから花が咲きそうなヒヤシンスとちょうど花が咲いているムスカリを購入。これらを100均活用で飾ってみます。 ヒヤシンスの芽出し球根の根を洗う方法 園芸店で買ったヒヤシンスは、ピンクの花が咲くものを選びました。球根が3つ植えられていて600円(税抜)です。 どれもしっかりとつぼみがあがってきていて、うっすらとピンクがかっています。これから花が咲く、ちょうどいい芽出し球根でした。 ヒヤシンスは花の香りも楽しみです。 水耕栽培するために、鉢から球根を抜き、根を洗う作業をしていきます。これを、根洗いといいます。 ヒヤシンスは鉢から出したら、根がびっしりとまわっていました。 これをそっと手でくずしていきます。 ヒヤシンスの根は切れやすいので、土は指でやさしく落とします。ある程度土が落ちたら、今度は根の部分を水で洗っていきます。 水で残りの土が取れてきれいな根が見えました。これで根洗いが完了です。 100均グッズが水耕栽培の花器に早変わり ヒヤシンスの球根を楽しむために、100均で買ったものはこの3つです。 円筒型のガラス瓶に、まん中は少し低めのガラスの花瓶。上の部分がシェイプされ、間口が広がっているので、球根をのせるのにちょうどよさそうな形です。こちらは200円でした。 いちばん右は、折りたたみのコーヒードリッパーです。ちょっとおもしろいかも! と、思って購入してみました。これがあると、家の空き容器を使って球根を楽しむことができそうです。 まずは円筒のガラス瓶と低めの花瓶に、ヒヤシンスの球根を飾りました。 円筒のものは、そのまま入れればOK。 低めの花瓶は、中にヒヤシンスの根が入りにくいので、根の周りをセロファンで包んでまとめてから花瓶に入れました。花瓶の中に根が入ったら、セロファンはそっと上に引っ張りはずします。 おもしろいと思った折りたたみコーヒードリッパーも使っていきます。 こちらは家で使っていないグラスを用意しました。 コーヒードリッパーに球根を飾る際も、根の周りをセロファンで包んでコーヒードリッパーの中に根を入れます。 球根を飾るときは、球根の部分に水がつくと腐る原因になるので、水につからないようにしましょう。 ヒヤシンスの水耕栽培のワンシーンが出来上がりました。これからつぼみが少しずつ膨らみ、花が咲いていくと思うと、それだけでもワクワクしています。 ヒヤシンスの花飾りの材料のご紹介 ヒヤシンス苗…600円 円筒のガラス瓶…100円*ダイソー ガラス花瓶…200円*ダイソー 折りたたみコーヒードリッパー…100円*ダイソー 合計1,000円(税抜) ほかに、セロファン、グラスを用意。 小さな鈴なりの花が魅力のムスカリの根洗い 次に、ムスカリを飾っていきます。 ムスカリはブドウを逆さまにしたような形の小さな花の集合体。この鈴なりに咲く姿がかわいらしく、とても好きな花です。 ムスカリは5株のうち、4株はちょうど花が咲いていて、残りの1株はまだこれから咲きそうです。 新聞紙を広げた上にムスカリを鉢からそっと取り出し、根をくずしました。 ムスカリは根が張っていなかったので、簡単に分けることができました。このムスカリの土がとてもふかふかで触っていると癒やされ、また土の香りもよかったです。落とした土は、リサイクルできるように取っておきます。 こちらもある程度土を新聞紙の上で落としたら、最後に水で根や球根部分を洗っていきます。 土が落ちたら、根洗いが終了です。 洗った球根を飾っていきます。 麻紐をアクセントに! ムスカリの花飾り ムスカリを飾るために用意したのは、こちらです。 向かって左から麻紐、ガラスの保存容器、その隣のガラスの花瓶は以前にパンジーやビオラを飾るときに買ったもの。いちばん右側の花瓶も、上が広がっているガラス花瓶です。どれも、ムスカリの球根にぴったり。 ガラスの花瓶に飾るときはヒヤシンス同様ムスカリも、根の部分をセロファンでカバーすると、根が花瓶の中に入りやすくなります。 ガラスの花瓶には1つずつ飾り、保存容器には2つのムスカリを飾りました。 それぞれのガラス瓶の間口には、麻紐を巻いておめかし。雑貨をディスプレイしているお気に入りのコーナーに飾りました。 麻紐を巻くと、少し引き締まった感じとナチュラルさが出て球根ともよく合います。ムスカリもなるべく水を少なめに、球根に水がつかないように飾ります。 球根を1つずつで飾ったり、まとめて飾ったり。その時の気分や場所で飾り方を変えて楽しみたいと思います。 既にある程度球根が育ってからの水耕栽培、失敗もなく楽しめるのが嬉しいです。 ムスカリの花飾りの材料のご紹介 ムスカリ苗…500円 ガラス花瓶2つ…200円*ダイソー ガラス保存容器…100円*ダイソー 麻紐…100円*ダイソー 合計900円(税抜) ほかに、セロファンを用意。 好みの花瓶を発見し、シリーズで揃えることに ダイソーで買ったこの花瓶、シリーズで大きさや価格違いが何種類かありました。 シンプルすぎない花瓶で球根を飾るのはもちろん、さまざまな花とも相性がよさそうです。 間口が狭くなっているのも飾りやすさのポイント。私好みの花瓶で、もう少し大きめのサイズもあったので、それも揃えたいと思います。
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クラフト
くすみカラーがおしゃれ。花とボールの吊るし飾りを手作り プチプラ花コーデVol.154
デコレーションボールの吊るし飾り作りに挑戦 100均のクラフト材料売り場に行くと、さまざまな種類があって、それらを見るのも最近の楽しみのひとつです。フラワーアレンジと組み合わせたらどんな感じになるんだろう、と考えながら見ています。 また、100均の材料は小分けのものが多く、お試しで気軽に買えるのも嬉しいです。私が少し前に気になった材料が、球体の発泡スチロール。小さな丸いものとそれより少し大きなサイズの木目込型がありました。 毎年お正月近くになると、私は資材屋さんでちりめんボールを購入します。この球体の発泡スチロールにちりめんを貼れば、自分好みのものが作れるようになりそうです。 ひな祭りが近いので、この発泡スチロールを使い、ちりめんボールのようなデコレーションボールを作ってみたいと思いました。今回は綿のカットクロスを使い、それをひな祭りの吊るし飾りのように仕上げてみます。 くすみカラーがポイント! 購入した材料と準備 カットクロスを使ったデコレーションボール作り、こちらの材料を揃えました。 少しくすんだピンクのカットクロスと花柄のカットクロス、それからカラー紐、発泡スチロールは小さな丸いものが8個入ったものと、それより大きなサイズの木目込型です。こちらは2個入り。 まず、小さな球体のほうから布を貼っていくことにします。 準備として、カットクロスは縦横約6×6cmにカット。ほかに、木工用接着剤とつまようじや綿棒を用意します。 デコレーションボール作りは接着剤の量に注意 【作り方】 ①丸い発泡スチロールに木工用接着剤をつけ、つまようじや綿棒でのばしていきます。 木工用接着剤が多いと布を貼った時に布の表面まで浸透してくるので、できるだけ薄めにまんべんなく伸ばします。 ②球体をカットクロスで画像のように包みます。そのため、最初に①で木工用接着剤をつける際は、この画像のクロスがあたる部分につけておきましょう。 接着剤をつけたらカットクロスを球面に沿って、しっかりと伸ばしながら貼っていきます。 ③残りの部分にも木工用接着剤をつけ、つまようじで薄く伸ばし、カットクロスを貼っていきます。 球体に沿って貼り、余分な布は指でつまんでおきます。 ④すべての面をクロスで包むように貼ったら、指でつまんだ余分な布をハサミでカットします。 同様の手順で、ピンクのボール4個と花柄のボール4個が完成。 くすみカラーで好みのデコレーションボールができました。色合いもひな祭りにぴったりです。 ポイントは切り込み! てまり風のボール作り 今度は木目込型のボールに布を貼っていきます。 カットクロスは横幅約2.5cm、長さ約7.5cmにカット。無地と花柄各4枚ずつ用意しました。 【作り方】 ①発泡スチロールのくぼみ部分にカッターを使って、切り込みを入れていきます。 だいたい2〜3mm前後の切り込みを、全部のくぼみに入れました。これに布を貼っていきます。 ②発泡スチロールの盛り上がっている部分に1カ所に木工用接着剤をつけて、つまようじでしっかりとのばしていきます。 この作業は、盛り上がり部分1カ所ごとに行っていきます。 ②カットクロスを1枚用意し、木工用接着剤をつけた場所に、しっかりと指で伸ばしながら貼っていきます。 狭くなっている部分はハサミで少しカットしておきます。 ③余った布は、最初にカッターで切り込みを入れたくぼみ部分につまようじを使って押し込みます。 布が余りそうな場合はその都度カットし、切り込みの中に布をしまい込みます。 ④続いて無地のカットクロスを隣の盛り上がり部分に同じように貼り、余分な布は同様につまようじで切り込みの中に入れていきます。 ⑤球体全てに花柄とピンクの布を交互に貼り、布を切り込みの中に入れたら、布と布の間のくぼみ部分に木工用接着剤を少しずつつけていきます。 ⑥木工用接着剤をつけたくぼみ部分に、カラー紐をつけます。 くぼみ部分に全てカラー紐をつけたら、デコレーションボールは完成です。 小さな球体8個、大きめの球体2個のデコレーションボールが出来上がりました。 大きなデコレーションボールは、てまりのような仕上がりでかわいいです。 白い小花とてまり風ボールの吊るし飾りが完成 出来上がったデコレーションボールを使い、吊るし飾りに仕上げていきます。 デコレーションボール作りで余った無地のカットクロスとカラー紐、それから木製角材、クラフトワイヤーと生花のカスミソウを用意しました。 木製角材は、セリアで3本100円で買ったものです。それを枝切りハサミで短くカットして使います。 100均には木製の材料がさまざま売られているので、それを活用したり、落ちている木を拾ったりして代用することができます。 【作り方】 ①カットクロスを細長くカットして、木製角材に巻いてカバーしていきます。最初と最後の部分は木工用接着剤などで留めます。 ②角材にカラー紐をつけ、取っ手部分を作ります。 ②デコレーションボールを置いて、つなぎ方を考えます。 ③針と糸を用意して、デコレーションボールをつなげていきます。 針は長めのものを使い、糸は2重にするとしっかりと通すことができました。 また、大きめのデコレーションボールは針を通すことが難しかったので、デコレーションボールの上下の紐部分を活用して糸を通しました。 ④クラフトワイヤーを用意して、短くカットしたカスミソウをいくつかまとめていきます。 カスミソウに巻いたクラフトワイヤーは長めにしておきます。 ⑤ ③でつなぎ合わせたデコレーションボールと、デコレーションボールの間の糸にカスミソウをつけます。 余分にしておいたクラフトワイヤーを活用して糸に絡めます。 ⑥角材に繋げて完成です。 デコレーションボールを繋げた糸の上の部分は、角材につけるために長くしておきました。カスミソウはこのままドライフラワーになるので長く楽しむことができます。 ボールを1つずつ手作りしたので、作業時間は3時間ほどはかかりました。小さなひな飾りにちょうどいいサイズ。ひな祭りの時季になったら毎年飾りたいと思います。 今回の材料のご紹介 カスミソウ…350円 カラー紐…100円*セリア カットクロス(ピンク無地)…100円*セリア カットクロス(花柄)…100円*セリア 発泡スチロール(全球)…100円*ダイソー 発泡スチロール(木目込型)…100円*ダイソー 木製角材…100円*セリア クラフトワイヤー…100円*ダイソー 合計1,050円(税抜) ほかに、木工用接着剤、針、糸、定規、つまようじ、綿棒、カッター、ハサミを用意。 もっと簡単、貼れる布を活用したボール作り ダイソーに、ちりめん風貼れる布が売られていました。これを使うともっと簡単にちりめんボールを作ることができます。 貼れる布の裏側には、マス目が書かれていてサイズの目安にもなり、カットもしやすいです。 貼れる布を、発泡スチロールを包めるサイズにカットします。 カットしたら上記と同じように包み、余った布をハサミでカットして貼り合わせると完成です。 ちりめんの布のほうが張り合わせた部分が分かりにくく、キレイに仕上がりますね。貼れる布は接着剤を使わないのも魅力的。とても簡単にできるのがいいです。
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クラフト
いま、大注目! 花と好相性のシーリングスタンプに挑戦 プチプラ花コーデVol.153
おしゃれアイテム、シーリングスタンプ 少し前から100均で、とても気になるアイテムがあります。それは「シーリングスタンプ」。シーリングスタンプは、熱で溶かしたシーリングワックスという蝋の上に押すスタンプのこと。手紙や容器の封印のために用いられ、クラシックな印象があります。 以前から雑貨店や文房具屋店などでシーリングスタンプを見かけては、インテリアとして部屋に飾ろうかと何度も考えていました。ここ数年は100均でも、シーリングワックスやスタンプ、道具が増え、SNSではそれを楽しむ人をよく見るようになりました。 シーリングスタンプを、たとえば花と一緒に楽しむならどんなふうに使おう…と、今回はシーリングスタンプに挑戦しながらフラワーアレンジでの活用法を考えてみます。 今回の材料のご紹介 今回は先に材料をご紹介します。シーリングスタンプ1つを作るのに必要な材料です。 スプーンスタンド…200円*ダイソー ハンドル…100円*ダイソー シーリングスタンプ用スプーン…100円*ダイソー スタンプヘッド…100円*ダイソー シリコーンマット…100円*ダイソー シーリングワックス…100円*ダイソー 合計700円(税抜) ほかに、ライターとティーライトキャンドル、竹串、クッキングシート、両面テープを用意。 *ティーライトキャンドルは以前100均で買ったものを使用します。ない場合は、100均で購入することが可能です。*スプーンスタンドは、シーリングワックスを溶かす際に使うスプーンを置いておくものです。 スプーンスタンドがあると、ワックスを溶かす際に安定感があり、とても便利です。 シリコーンマットはクッキングシートでも代用可能です。 シーリングワックスは、粒状と棒状のものがありました。 初心者の私は粒状のものが使いやすく、1回あたりに使う量も分かりやすいと感じました。 簡単。シーリングスタンプの作り方 早速、シーリングスタンプを作ってみたいと思います。作業中は念のため、下にクッキングシートを敷きました。 ①ティーライトキャンドルに火を灯し、その上にスプーンスタンドを置きます。 ②シーリングワックスを4粒ほどスプーンに入れ、スプーンスタンドの上で温め溶かします。 私が買ったスタンプの大きさには、粒状のシーリングワックス4粒が必要でした。 スプーンに入れたシーリングワックスは、スプーンの中でゆっくりと溶けていきます。 時々竹串でくるくると回し、すべて溶かします。 ③溶けたワックスをシリコーンマットに垂らします。 ④ワックスが熱いうちに、スタンプを真上から押します。 ⑤30秒ほど経ったら、スタンプを離して完成です。 比較的早くワックスが固まり、シーリングスタンプができました。とても簡単にできるうえに、できた瞬間とても嬉しくなります。 シリコーンマットからスタンプは、するっと外すことができました。 スタンプの位置が少しずれていても、これもまた味があります。 封筒に封をする場合は、今の手順を直接封筒の上で行うと封ができます。 私はワックスを垂らしてから少し焦ってしまい、スタンプの模様が横になってしまいました。スタンプを押すときは、向きもしっかりと見ることが大切ですね。 花や葉を使ってボタニカルバージョン作り シーリングスタンプは、花も一緒にスタンプして作ることができました。その場合もやり方は同じで、花の茎などの部分にシーリングワックスを流してその上にスタンプします。 こちらはプリザーブドフラワーのカスミソウ。スタンプを押す部分は茎だけにしておきます。 シリコーンマットにカスミソウを置いて、その上に溶かしたワックスを流します。 そこに真上からスタンプを押します。 外したらこんな感じに出来上がりました。 家で育てているローズマリーでも作ってみました。 スタンプを押す場所にある葉は取り除いてから、その上にスタンプします。 スタンプを押す場所には葉がないほうが、きれいな仕上がりになりそうです。 作る、見る、活用する! 楽しみ方いろいろ できあがったシーリングスタンプは封筒などに直接スタンプする方法と、マットやクッキングシートなどでスタンプを作り、完成したスタンプの後ろに両面テープなどをつけて貼る方法があります。 あらかじめシーリングスタンプを作っておくと、シール代わりに活用できるのが嬉しいですね。 今回、さまざまな色のシーリングスタンプと、植物を入れたシーリングスタンプを作ってみました。 作っていると楽しくて、たくさんのシーリングスタンプができました。 作るときに、いちばん緊張するのはスタンプを押す瞬間でした。そして、スタンプがずれていないか、真ん中に押せたか…など、ちょっと心配になります。 ワックスを流して、スタンプを押して、ワックスが固まるまでの1分ほどの時間。緊張感も含めて楽しいですよ。完成するたびに、嬉しい気持ちにもなります。 100均で売られているスタンプの種類や、ワックスのカラーバリエーションは豊富です。ワックスは色を混ぜたり、マーブル状にしたりもできるそう。 出来上がったシーリングスタンプはただ置いているだけでもかわいいですし、使い道を考えるのもわくわくします。またお楽しみのアイテムが増えました。 花と好相性! シーリングスタンプ活用方法 シーリングスタンプとフラワーアイテム、どんなふうに活用できるのかを考えてみました。 活用法1:ラッピングに使う ラッピングに花と一緒のシーリングスタンプを添えて。 シーリングスタンプだけでもアクセントになり、また花を添えることでおしゃれ度が上がって華やかになりますね。 活用法2:キャンドルをデコレーション キャンドルにリボンを巻いて、その上にローズマリーやユーカリなどのハーブをスタンプしたものを貼ってみました。 シンプルなキャンドルが、ハーブやシーリングスタンプで出来上がりました。 活用法3:タグにつけてアレンジのワンポイントに 100均で買ったタグに、作ったシーリングスタンプを貼り、かごにつけてみました。かごのアクセントになりますね! テーブルアレンジはもちろん、リースなどにつけてもよさそうです。 こちらはフレームアレンジに活用してみました。 フレームのアレンジとして、花を並べて茎の部分をリボンでカバー。そのリボンにシーリングスタンプを貼ってみました。 シーリングスタンプが1つあるのとないのとでは、雰囲気がだいぶ変わります。作品の完成度が上がりますよ。 シーリングスタンプ作りは作業が楽しく、出来上がったものをさまざまなシーンで活用できます。これを使うことで、さらに、おしゃれになる気がします。フラワーアレンジとも相性がいいのも嬉しいです。 棒状のシーリングワックスの使い方 棒状のシーリングワックスにも挑戦してみました。 棒状のシーリングワックスは、中にキャンドルのように芯が入っていました。その芯に火を灯し、芯の周りの蝋を少しずつ溶かして下に垂らします。 丸いスタンプを押せるくらいの大きさにワックスを垂らしたら、粒状のワックスと同じようにスタンプを上から押して作ります。 こちらは火を付けながらの作業になり、先に溶かしたシーリングワックスが固まらないかと少し不安になりました。 初心者の私にはどちらかというと、粒状のワックスのほうが作りやすかったです。 棒状のワックスもハサミでカットして使うことができそうなので、欲しい色があったときは買ってみようと思います。 ※シーリングスタンプは火を使うので、作業中は火のそばから離れないようにしてください。離れる際は火を消し、また火傷しないようにご注意ください。たくさん作る場合は時々換気しながら行うようにしましょう。
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アレンジ
100均活用で楽しむパンジー・ビオラの飾り方3選 プチプラ花コーデVol.152
ベランダガーデニングで花のある暮らしを満喫 ベランダで楽しんでいるガーデニング。この時期は、パンジーやビオラを毎年欠かさず植えています。秋の終わりから冬、そして春から初夏まで、長い間楽しませてくれる、パンジーやビオラ。じつにさまざまな品種があり、植えるときには、花屋さんで今年はどれにしようかと悩みに悩みます。 限られたスペースにこれ以上鉢を増やしてはいけない…と思いながら、選びきれずにちょっと多めに買ってしまうことも。パンジーとビオラはベランダでかわいい花を見せてくれるうえ、花を摘んで部屋に飾ることができるのも大きな魅力です。 100均にはベランダで楽しんでいるパンジーやビオラのような、茎が短めの花に合うガラス瓶や雑貨が豊富です。今日は100均のガラス瓶や雑貨を活用して楽しむパンジー、ビオラの飾り方3選です。 摘んだ鉢の花を部屋の中で、長く飾るポイント 今年は花屋さんでこのパンジーとビオラを買い、植えました。 パンジーは小さめで、ミニと札に書かれていました。 黄色やピンク、紫系で、どれも花びらのフリルにキュンとしました。 パンジーやビオラは、花の中にある模様や複雑な色合いにも惹かれます。これを家に飾るためにカットしました。 摘んだパンジーやビオラに葉がある場合は、下のほうの葉を取り除きます。葉が花瓶の水の中に入らないようにするためです。 葉を取ることで、花瓶の水の中が汚れにくくなり、長もちの秘訣になります。 <飾り方アイデア1>小さなガラス瓶でかわいらしく 100均ではこちらのガラス瓶を買いました。 向かって左は小さな保存瓶。保存瓶の使いやすさは間口が広がっていないところ。花を飾るのに結構万能だなと思います。 真ん中の花瓶は間口が狭くて2〜3輪を飾るのにぴったり。右のショットグラスはエレガントな雰囲気が気に入りました。ほかにも、パンジーやビオラにぴったりなガラス瓶が100均には多くて、どれにするか…とても悩みました。 ガラス瓶は、花の一輪挿しから食器売り場にある保存容器まで、さまざまな種類があります。自分の好みで選ぶのも楽しいですよ。 摘んだパンジー、ビオラを飾ります。 瓶にただ入れるだけで、とてもかわいくまとまりました。間口が広いものは、器の縁を利用して飾るようにしています。 もう少しかわいく飾るためにこちらを用意しました。 木製トレーにマルチラックです。 まずは木製トレーを敷いて、その上にパンジー、ビオラを入れたガラス瓶を置いてみました。 木製トレーにガラス瓶をのせると、温かみのある雰囲気になりますね。全体的に引き締まった印象も出てきます。 おもしろいと思ったのはマルチラック。キッチン用に買ったものをこれは合うかも! と、ガラス瓶を入れてみました。 シルバーのマルチラックに入れることにより、ガラスの透明感がより際立った気がします。木製トレーとは全然違う雰囲気に。 同じガラス瓶に飾っても、トレーとラックではがらりと雰囲気が変わるのがとてもおもしろいです。 【材料】 ショットグラス…100円*セリア ガラスフラワーベース…100円*ダイソー 保存容器…100円*ダイソー 木製カフェトレー…100円*ダイソー マルチラック…100円*ダイソー 合計500円(税抜) ほかに、ハサミを用意。 <飾り方アイデア2>カフェ風ボウルとトレーを活用 ボウルもまた花と好相性です。 白いほうは以前買ったボウル。ピンクは今回、ダイソーで買ったものです。ピンクのお揃いのプレートも購入しました。 ボウルは縁を活用して、ビオラを寄せるように飾ります。 横から見るとこんなかんじです。 プレートを合わせると、さらに素敵になりました。 ダイソーで値段を見ずに買った、このボウルとプレートは各300円。とても質感がよく、花もより素敵に見えます。ピンクのビオラともよく合いますね。プレートがない場合は、下にハギレなどを敷いてもOKです。 ボウルと花はさりげない花飾りになり、とても好きな組み合わせです。 【材料】 ボウル…300円*ダイソー プレート…300円*ダイソー 合計600円(税抜) ほかに、ハサミを用意。 <飾り方アイデア3>実用的なアイテムが花器に変身 今回、おもしろいと思ったのがこちらの2つ。 ペンスタンドと灰皿です。 ペンスタンドは縦横に仕切りがあり、灰皿には丸い穴がたくさんあいていました。 この仕切りや穴はとても実用的です。 それぞれの器の中に水を入れたら、パンジーとビオラを挿すだけ。 花が仕切りや穴の部分で留まるので、アレンジの技術も不要です。灰皿のほうは上から見るとリング状に花が入っていてリースのように見えます。 リメイクするなら家にあるハギレや柄のついた用紙、それからリボンなどを使ってもよさそうです。 今回はペンスタンドにレースを巻き、リボンをしてみました。 エレガントで清楚な雰囲気になりますね。とっても好みです。このレースもリボンも以前にダイソーで買ったもの。 ペンスタンドは、さまざまな花に活用できそうだと思いました。透明なので茎を生かした飾り方ができます。 【材料】 ブリキ灰皿…100円*キャンドゥ 仕切り付ペンスタンド…100円*キャンドゥ レースのハギレ…100円*ダイソー グログランリボン…100円*ダイソー 合計400円(税抜) ほかに、ハサミとセロハンテープを用意。 育てている葉を花に合わせて、ランクアップ! パンジーやビオラを飾るときに、グリーンを合わせるなら…?! 育てているワイヤープランツやラムズイヤー、ダスティミラーなどを用意しました。 シルバーグリーンと合わせると全体が柔らかい雰囲気になり、これもかわいいです。 自分で育てた花やグリーンを家の中でも楽しめるのは、嬉しくて余計に愛情がわきますね! 花を摘んで家に飾る…ささやかな幸せのひとときです。
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クラフト
実用的! ガーリーでかわいい花のペンダントライト プチプラ花コーデVol.151
花と合わせたい100均のペンダントライト 冬になると作りたくなるのが、キャンドルなどの灯りと一緒に楽しむアレンジ。夜が長くなること、そして季節的に温かいものが欲しくて、毎年作りたくなるアイテムです。花と灯りの相性のよさもあるかもしれません。 先日100均に行って、花と合わせてみたい! と思ったのが「ペンダントライト」。 単4の電池3本を入れて使います。これなら好きな場所に電球をぶら下げられるので、部屋の中で灯りが届きにくく少し暗いと思っていた場所を明るくすることができそうです。 私は、パーテーションを置いている場所がいつも暗くて気になっていました。そこで、ここにぶら下げてみることに。 コードを引っ張ることで、灯りをつけたり消したりできる仕組みです。 無機質なこのペンダントライトに、花を合わせてかわいくできたら……。100均に売られているものやドライフラワーを、このライトに装飾してみることにしました。花のペンダントライト作りに挑戦です。 ※ここで使用する「SMD電球」は発熱が少ないタイプです。レースやドライフラワーなど可燃性の素材を使う場合は、発熱しない電球をご使用ください。また、長時間の点灯や目を離しての利用にはご注意ください。 用意した材料と、自分でドライにした花 花のペンダントライトを作るために、買った材料はこちらです。 左から、レースのハギレ、そしてペンダントライト、ドライのラグラスはダイソーで買いました。ラグラスは薄いピンクに染められたものが7~8本入って100円です。このラグラスには、さまざまな色がありました。今回はガーリーにかわいく仕上げたかったので、ピンクをチョイス。 ほかにはドライフラワーとファーンブッシュというグリーンを用意。 今回使うドライフラワーは自作です。スーパーの束売りで買ったものを、自分でドライフラワーにしました。買ったのは、クリーム色のスプレーバラとスターチスがセットで498円の束。 スプレーとは、1本の茎に複数の花がついているものをいいます。購入したスプレーバラは、1本につぼみを含めて5輪の花がついていました。これって、お得ですよね。スプレータイプの花は、プチプラで花を楽しむときの強い味方です。 バラもスターチスも、ドライフラワーにとても向いています。今回はこの飾っていたドライフラワーも使うことにしました。 生花で飾って、そのあとにドライフラワーにできる花は、長く楽しめてお得な気分になれます。また長く飾っていると不思議と愛着が湧いてくるので、それを使った作品はもっと愛着が湧きそうです。 レースのハギレでランプシェードを作る 花で作るペンダントライト、土台部分を作っていきます。 今回、少しガーリーな雰囲気に仕上げたかったのと、また花部分を取り外せるように作りたかったので、レースのハギレを活用します。このハギレでペンダントライトにデコレーションする土台部分を作っていきます。 まずはレースのハギレをハサミで細くカットします。 次にペンダントライトの長さに合わせて、レースをカット。こちらは少し幅が広めです。 最初にカットした細いレースに、ペンダントライトの幅に合わせてカットした幅の広いレースをグルーで固定します。 このとき、幅広のレースは、上部にタックを寄せて接着しました。 2つのレースを接着したパーツを、ペンダントライトのコードに結んでいきます。 結んだのは、細いレースです。 これでペンダントライト全体を、ふんわりと包むことができました。レースのランプシェードです。 細いレースは結んだあと、長さを揃えず、そのままにしておきます。それも装飾の一部になるんです。レースを使うことで無機質なペンダントライトがやわらかい雰囲気になり、自分好みにすることができました。またレースを活用することで、花の量もプチプラで仕上げることができます。 デコレーションする材料でそれぞれ下準備 それぞれの材料は、茎の部分を短くカットしておきます。 ファーンブッシュは1枚ずつに小分けにしました。さらに、1枚の葉を真ん中くらいでカットしました。 残っていたレースも活用します。細い幅でカット。 カットしたレースは、さらに短くカットします。写真のように端と端をグルーで留めて、パーツを作ります。 フラワーアレンジを楽しむときは、材料の準備もとても大切です。準備をしっかりしておくと、このあとのアレンジの作業をスムーズに行うことができます。 感動的! 完成したライトにスイッチを入れる瞬間 アレンジをしていきます。 まずはだいたいの材料をペンダントライトにのせて、完成を頭の中でイメージします。完成のイメージが固まったらアレンジスタートです。 まずファーンブッシュからアレンジしていきます。 下のほうには長めのものを、上のほうには短めのものを。コードとライトがついている部分から葉が出ていくようなイメージでグルーで留めました。 その上に、スターチスやラグラスをアレンジ。 こちらも最初にアレンジした1点から、花材が外側に向かうようにアレンジしていきます。 どんどん重なるように花をアレンジし、グルーで留めていきます。 ドライフラワーのバラやバラの葉、そしてレースのパーツも同様にアレンジしました。 ラグラスは少し短いものも使いたかったので、ハサミでカットし、アレンジに加えました。 上に重ねるようにアレンジしたら完成です。 吊り下げてみました。 そしてスイッチon! 電気がつくと思わず「わあ」と声が出ました。ガーリーなペンダントライトのできあがりです。少し暗かった部屋のコーナーが明るくなり、さらに花があるのでかわいくなったのも嬉しいです。 ドライフラワーが傷んできたら、また別の花でデコレーションしてみようと思います。 今回の材料のご紹介 ドライフラワー(束売り)…498円 ラグラス(ドライフラワー)…100円*ダイソー ファーンブッシュ(葉)…100円*ダイソー ペンダントライト…100円*ダイソー 単4電池…100円*ダイソー レースのハギレ…100円*ダイソー 合計998円(税抜) ほかに、ハサミ、グルーとグルーガンを用意。 自分好みの花雑貨でもっと居心地よく! ペンダントライトは直接本体に花などをグルーでつけると、少し滑ったりしてうまくつかない場合があるかもしれません。一方、私は、直接アレンジして失敗したらどうしよう、なんて思ったので、今回はレースを活用しました。レースの代わりに、布のハギレやフェルトなどを使って、花をアレンジしてもよいでしょう。 ドライフラワーはもちろん、100均には造花も豊富なので、ぜひ、好きな花で作ってみてください。 どんな花にしよう…。グリーンだけもかわいいし…とあれこれ考えながら材料を選ぶのも楽しい時間です。そのうえ、部屋の中が明るくなるペンダントライトは実用的。お気に入りの花雑貨で、部屋をもっと居心地のよい空間にできるのは嬉しいですね。
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クラフト
ハレの日に! 自分や大切な人に作る和装の髪飾り プチプラ花コーデVol.150
100均活用。成人式や卒業式に使える和装の髪飾り 成人式や3月の卒業式シーズンに、女性の着物姿に合う髪飾りの相談をよくいただきます。生花や造花、プリザーブドフラワーと、その方の好みにより使う花はさまざま。 成人式や卒業式は朝早く着付けがあるので、造花やプリザーブドフラワーのように前もって準備しておける素材が魅力です。一方で、生花が好みの場合は、前日に準備することができます。 100均ではここ数年フラワーアレンジ資材が充実しています。材料を揃えて、成人式や卒業式に使える髪飾りを用意することができます。 今回は100均で買える材料と花屋さんで購入した花を使い、3パターンの髪飾りを作ります。1月は成人式、3月は卒業式があるので、自分のためはもちろん、子どもや孫のために作るときの参考にしてください。和装婚にも使えます。 造花で作る髪飾りの、材料選びのポイント 最初は造花で作る髪飾りです。100均ではこちらの材料を買いました。 造花のキクは、商品名がマムスプレーとついていました。マムとはキクの通称です。1本に花3輪ついていて、色のグラデーションや質感がとてもよく、100円には見えません。 アレンジピックはゴールド。枝のようなパーツと丸いピックのようなもので構成されていました。 ほかには100均で通年売られているドライフラワー2種類。ドライフラワーは白を選びました。プリザーブドフラワーのような質感で、商品名はアジサイとカスピア。カスピアはスターチスの仲間です。メインの造花のほかにも小さな花があるとアクセントになり、またドライ素材なので自然な風合いを残すことができます。 水引も購入しました。100均にある水引は色の種類が豊富。今回はシルバーを選びました。水引は華やかな印象を出したいときには、ぴったりの素材です。 髪飾りを作るため、地巻きワイヤーとフローラルテープ、クラフトテープとUピンも購入しました。 髪飾りを作ろうと思ったきっかけの一つは、茶色のフローラルテープを100均で見つけたことです。フローラルテープが100均にある! ということ、定番カラーのグリーン以外に茶色があるということに、とても驚きました。 髪飾りを作るときは、この茶色のフローラルテープが最適です。髪の毛の色に近い茶色のフローラルテープを使うことで、髪につけたときにワイヤーが目立ちにくくなります。 地巻きワイヤーは、針金にフローラルテープが巻かれています。裸ワイヤーを持っている場合は、裸ワイヤーを使うこともできます。 今回は26番の地巻きワイヤーを使います。素材によってはもう少し細いほうがいい場合もあるので、クラフトワイヤーも購入しました。 コツはワイヤリング。造花の髪飾りの作り方 造花の髪飾りを作っていきます。作り方はこちらです。 ①マムスプレーの花を本体から外します。 花は手で比較的簡単に、茎から抜くことができました。造花は茎から花が抜けるものと抜けないものがあります。抜けない場合は、茎はニッパーなどでカットします。その場合、茎の長さはだいたい1〜1.5cmほど残すとよいでしょう。 ②花にワイヤーをかけます。この作業を「ワイヤリング」といいます。 茎にワイヤーを2〜3周、外れないようにしっかりと巻きつけます。その後、茎の端のところにも巻いていきます。しっかりと巻くのが難しい場合は、ペンチを活用して締めていきます。 ③アレンジピックを小分けにします。 アレンジピックには2種類の材料がついていました。まずは、ニッパーやハサミを使って茎を短くカットします。 ④アレンジピックにワイヤリングしていきます。枝のところに針金を通します。 ⑤針金を2本とも茎に沿わせます。1本のワイヤーで、茎ともう1本のワイヤーをネジネジと2〜3回まわして固定します。 ⑥ドライ素材のアジサイやカスピアもワイヤリングします。 アジサイやカスピアは適量を手で取り、花をきれいな形にまとめます。 ⑦茎が長い場合は、1.5cmほどの長さにカットしておきます。 ⑧茎の部分を、こちらもワイヤーで、アレンジピックと同様にワイヤリングします。 私は26番の地巻きワイヤーでワイヤリングしました。26番で作業しにくい場合は、クラフトワイヤーなどの細いワイヤーを使うと、比較的簡単にワイヤリングすることができます。 ⑨ワイヤリングした花たちの、ワイヤー部分をフローラルテープでカバーします。 フローラルテープはしっかりと伸ばしながら使いましょう。 ⑩水引も用意します。水引は写真のように3〜4重の丸い輪を作り、クラフトワイヤーでまとめます。このとき、丸い輪が重ならないよう、大きさを変えるのがポイントです。 ⑪Uピンを用意します。水引につけたクラフトワイヤーをUピンの片方にグルグルと絡めます。 作業をするときは、写真のようにUピンを広げるとやりやすくなります。 クラフトワイヤーを絡めたUピンのほうを、フローラルテープを巻いてカバーします。 フローラルテープでカバーしたら、広げたUピンを狭く戻しておきます。 これで、造花で作る髪飾りが完成です。 あとは髪に飾るだけ! 着付け当日、美容師さんに髪飾りを渡せばキレイに髪に飾ってくれます。 造花の髪飾り、材料のご紹介 造花(マムスプレー)…100円*ダイソー アレンジピック(金)…100円*ダイソー ドライフラワー(アジサイ)…100円*ダイソー ドライフラワー(カスピア)…100円*ダイソー 水引…100円*ダイソー Uピン…100円*キャンドゥ クラフトワイヤー…100円*ダイソー 地巻きワイヤー…100円*セリア フローラルテープ(茶)…100円*キャンドゥ 合計900円(税抜) ほかにニッパー、ハサミを用意。 生花で作る髪飾りは、花の給水がポイント 次は生花で作る髪飾りです。スプレーのキクとバラ、テマリソウ、カーネーション、そしてマルバルスカスという葉を買いました。 こちらでも水引を活用していきます。ピンクの水引は昨年100均で買ったものです。バラやカーネーションの花びらにピンクが入っているので、相性がよく全体にまとまりができそうです。 カーネーションとマルバルスカスは、スーパーの束売りで200円。とてもお買い得です。 マルバルスカスは葉が比較的固くてしっかりとしているので、扱いやすいです。 髪飾りに使う資材はワイヤー類のほかに、カット綿を用意しました。このカット綿も100均で売られています。 生花で髪飾りを作る場合は、花を吸水させてできるだけ長もちするように処理することがポイントです。カット綿は花に給水させるために使っていきます 花にたっぷり水を吸わせてから作る生花の髪飾り 生花を活用する髪飾りの作り方はこちらです。生花の場合は花にワイヤーをかけたあと、吸水させてからテーピングを行います。 ①花の茎を短くカットし、水が入った器に浮かべます。 茎の長さはだいたい1.5cm前後です。茎を水に入れて、しっかりと水を吸わせておきます。 ②花にワイヤーをかけていきます。 カーネーションは茎の少し上の部分にワイヤーを通し、ワイヤーを下げます。 スプレーのキクは数本を一緒に、ワイヤーでまとめます。 バラは茎の上部分に、ワイヤーを通したら下げておきます。 すべての花にワイヤーを通したら、カット綿を用意します。 ③断面部分がしっかりと隠れるよう、カット綿で茎をカバーして水を含ませます。 ④テーピングをします。カット綿が見えるか見えないかのあたりから、フローラルテープをゆっくりと下に向かってワイヤーに巻きつけていきます。 カーネーションやスプレーギクなど、すべてテーピングします。 ⑤マルバルスカスは、葉の真ん中あたりをワイヤーで縫うように通します。 通したらワイヤーを下におろして、葉の下の茎部分でネジネジと締め、フローラルテープでカバー。マルバルスカスはしっかりしている葉なので、給水しなくて大丈夫です。 葉は、給水したほうがいいものとしなくても大丈夫なものがあります。ユーカリやスマイラックスなどを使う場合は給水しなくても大丈夫。アイビーを使う場合は柔らかいので給水して使うことをおすすめします。 生花で作る髪飾りにも、水引を用意して完成です。 こちらの水引は先端に折り目をつけて、葉っぱのような形にしてみました。 髪に飾るとこういう雰囲気になります。生花は自然で柔らかい質感や色が魅力的ですね! 水引はバランスを見て、増やしたり形を変えたりしてもよいですね。 生花の髪飾りは、前日に用意しておくことが可能です。その場合は、テーピングまで終わったら、髪飾りが入る容器に花首まで浸かるよう水を入れ、そこに髪飾りを浸けておきます。 翌朝、これを水から引き上げ、ティッシュなどでワイヤーを拭いてから美容師さんに渡しましょう。 生花の髪飾り、材料のご紹介 バラ250円×2本…500円 スプレーギク…200円 テマリソウ…250円 束売り(カーネーション、マルバルスカス)…200円 水引…100円*ダイソー 地巻きワイヤー…100円*セリア クラフトワイヤー…100円*ダイソー フローラルテープ(茶)…100円*キャンドゥ Uピン…100円*キャンドゥ カット綿…100円*ダイソー 合計1,750円(税抜) ほかに、ハサミやペンチ、花に吸水させる器を用意。 難易度低め! ワイヤーコーム活用の髪飾り作り 最後は、ワイヤーコームで作る簡単な髪飾りです。材料はこちらを用意しました。 フェルト、オンシジウムの造花、ワイヤーコーム、ベリーピック、和柄丸紐です。フェルトは黒や茶色など髪の毛に近い色を使います。オンシジウムなど1本に花がたくさんついているものを使うと、プチプラで仕上げることができます。 作り方はこちらです。 ①フェルトはワイヤーコームに合わせてカットします。横の長さはワイヤーコームと同じ長さ、幅は1.5cmほどにしました。これを2枚用意。カットしたフェルトを、ワイヤーコームにグルーでつけていきます。 フェルトは、ワイヤーコームを挟むように下と上につけました。 ②オンシジウムをカットしていきます。少し枝を長くしたものと、花だけのものに分けました。 ③カットしたオンシジウムを、フェルトを付けたワイヤーコームにグルーで固定します。 オンシジウムは、枝を長く残してカットしたものから使います。 ④細かくカットした花をグルーで固定していきます。 オンシジウムは、枝を長く残してカットしたものから使います。 ④細かくカットした花をグルーで固定していきます。 オンシジウムはべったりとフェルトにつけず、動きを出すように枝にグルーをつけて固定。ふわっとした空間ができるようにしました。 ⑤赤いベリーピックをつけていきます。 こちらもグルーで固定。ベリーピックは小さいので、グルーを手につけないように気をつけます。 ⑥丸紐で、リボンを作り、こちらもグルーで固定して完成です。 髪に飾ってみます。ワイヤーコームで作ると、簡単に髪に差し込めます。 ワイヤーコームの髪飾りも、着物が決まった段階で早めに準備しておくことが可能です。着物の色や柄に合わせて、ゆっくりと花を選ぶことができ、クラフト感覚で作れるのも楽しいです。 手作りの髪飾りは節目となるハレの日に、大切な家族のために選んだり作ったり…。そんな時間は素敵な思い出になりますね。 ワイヤーコームの髪飾り、材料のご紹介 ワイヤーコーム…100円*ダイソー オンシジウム・・・100円*ダイソー ベリーピック(赤)…100円*ダイソー 和柄丸紐…100円*ダイソー フェルト…100円*ダイソー 合計500円(税抜) ほかに、ニッパー、ハサミ、グルーとグルーガンを用意。 髪飾りは使用後、インテリアフラワーに変身! 造花で作った髪飾りは、使ったあとは小瓶にまとめて入れたり、器にアレンジしたりすると、インテリアとして飾っておけます。 こちらは小さな薬の瓶をリメイクしたものに、髪飾りをまとめて入れてみました。 記念日や節目に使った思い出の花を残せておけるのは、造花やドライフラワーならでは。花を見るたび、作ったときの気持ちやその時の景色が思い出されます。また、これをコサージュに仕立て直したりして活用することも可能。お祝いのときにも使えるし、さまざまなシーンで活躍してくれます。
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クラフト
福をかき集める! 縁起のよい熊手をお正月飾りに プチプラ花コーデVol.149
100均で発見! お正月にぴったりな縁起物 今年もいよいよ残りわずかとなりました。少し前から年末の掃除にとりかかり、お正月を迎える準備を始めています。お正月は毎年、しめ縄飾りや縁起のよい花で作る華やかなアレンジを用意しています。 今年は何を作ろうかと、近所に新しくできた100均を見に行きました。そこで竹でできた熊手を発見! 熊手は福をかき集めるなどの意味があり、商売繁盛や翌年の幸福を願うとされます。お正月にぴったりな縁起物です。今年はこの熊手を活用して、お正月用のアレンジを作ってみます。 お正月アレンジに使いたい材料と購入品 100均にあったこの熊手は結構大きめで、存在感抜群! 長さも上から下まで70cmほどありました。 竹製で、これが100円とはびっくりです。ほかに、花屋さんで松、そして100均では造花やデコレーションする材料を買いました。 松はお正月には欠かせないアイテム。年中青々としていることから、不老長寿や繁栄の意味があるといわれています。また、依り代でもあり、お正月の神様である歳神様が下りてくる目印ともいわれています。 100均は、和風のアイテムも豊富です。 今年は、ダイソーで見つけた赤紫色のキクに惹かれました。1本に3輪ついていて、お買い得です。キクに合わせて、紐やヘア小物、それから華やかさが出る金色の枝、ブランチや、金色の松ぼっくりを購入。松ぼっくりは5個で100円です。ほかに、地巻きワイヤーも用意しました。 今回はグルーガンを使わずに、ワイヤーを活用してアレンジをしてみます。 アレンジの下準備とワイヤリングのコツ アレンジをする前に、まずは各材料の下準備をしていきます。 【熊手にフックを付ける】 壁に飾るために、熊手の裏側に地巻きワイヤーでフックを作ります。 地巻きワイヤーを、まん中あたりで曲げてU字にします。 熊手の裏側にU字にした地巻きワイヤーを添えて、適度な大きさの輪を作ってねじります。ワイヤーの両端を熊手に回して、ねじって留めます。 根元はペンチを使って、しっかりと固定します。 【各材料のワイヤリング】 今回、アレンジはすべて地巻きワイヤーを活用していきます。そのため、アレンジの前に各材料にワイヤーを掛けていきます。この作業をワイヤリングといいます。 まずは、金の松ぼっくりから。 松ぼっくりの下のかさ部分にワイヤーを回し、1周したらワイヤー同士をねじります。2、3回ねじったらワイヤーは、写真のように広げておきます。 キクは1本に3輪の花がついていました。それぞれの茎を、長さ6〜7cm残してニッパーでカット。 キクは茎の中に針金が入っているので、手で曲げることができます。曲げると、アレンジしたときに花の顔が正面を向くので、フォーカルポイントになり、アレンジ全体にまとまりが出ます。 造花を使うときは、茎の中に針金が入っているかどうかを確認しましょう。入っているときは必要に応じて茎を曲げ、針金の特徴を利用してアレンジするのもポイントです。 こちらもキクの茎部分に、ワイヤーをつけていきます。 ワイヤーを茎に1周させてねじります。ペンチを使い、しっかりとねじり、ワイヤーが動かないようにしておきます。 松は写真のようにカットして、分けておきました。 これでアレンジの準備が完了です。次は、熊手にアレンジをしていきます。 ワイヤーで、花などを固定するアレンジ法 熊手にアレンジをしていきます。 まずは金色にスプレーされた枝、ブランチを熊手に固定。 ブランチは枝の中に針金が入っているので、手で少し幅を広げました。 ブランチは枝の中に針金が入っているので、手で少し幅を広げました。 ブランチは枝の中に針金が入っているので、手で少し幅を広げました。 次に松を加えます。 ブランチと同様、枝部分と熊手をワイヤーでしっかり固定。 キク3輪は最初につけた地巻きワイヤーを活用します。 アレンジする場所を確認したら、キクにつけた地巻きワイヤーを熊手の後ろのほうに回して、ペンチを使い熊手にしっかりと固定します。 金の松ぼっくりも同じように、掛けたワイヤーを熊手の後ろに回して固定しました。 かんざしや、キクの葉も加えていきます。 江戸打紐で品よく仕上がる熊手アレンジ 江戸打紐を用意して、熊手アレンジを仕上げていきます。 江戸打紐は、茎部分をカバーするのに使います。 ここで、アレンジしたブランチの枝をニッパーでカットし、松の枝と同じくらいの長さにします。 そこに江戸打紐をぐるぐると隙間なく巻いていきます。 最後は蝶結びをしました。この巻いた部分が、アレンジのアクセントになります。江戸打紐を使うことで、品よく仕上がりました。 ループエンドを用意して、江戸打ち紐の先端につければ完成です。 残ったループエンドはブランチに通して、デコレーションに使いました。 熊手アレンジの完成です。 赤紫色で大人っぽいお正月のお飾り、合計1,050円でできました。長さのある熊手のおかげで、大きく存在感があります。 今回の材料のご紹介 松…250円 熊手…100円*セリア フラワーアクセサリー(かんざし)…100円*セリア 造花(キク)…100円*ダイソー 松ぼっくり…100円*ダイソー ブランチ(金の枝)…100円*ダイソー 江戸打紐…100円*セリア 地巻きワイヤー…100円*セリア ループエンド…100円*セリア 合計1,050円(税抜) ほかに、ニッパー、ハサミ、ペンチを用意。 プチプラが嬉しい、100均で手に入る和雑貨 100均では和小物を、いろいろと手に入れられます。水引は以前買ったもので、新たに今回、紙でできた梅の絵の箸置きとちりめんジャガードを買いました。 梅の絵の箸置きは中央を折ると立体になります。そのまま装飾として、グルーで熊手にアレンジしてもいいですね! ちりめんジャガードも、熊手のアレンジに加えてもよさそうです。 ちょっと寂しいと思ったら、気軽にあれこれ付け足せるのも100均のよさ。アレンジをいろいろと楽しみたいと思います。
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アレンジ
リースとスワッグを両方楽しむ、クリスマスガーランド プチプラ花コーデVol.148
お気に入りのコーナーに、クリスマスデコ 今年も、クリスマスの準備をする季節がやってきました。どんなテイストで、どんなアイテムを作ろう…と考えるだけで、ワクワクが止まりません。 街を歩いては商業施設のクリスマスリースや、さまざまなお宅の玄関にかかっているリースを見るのも、この時期の楽しみのひとつです。ナチュラルなものや、きらびやかで華やかなもの、スタイリッシュで格好いいもの、いろいろあります。 私は毎年、玄関にはフレッシュのリースを、部屋の中には小さなクリスマスツリーを作って飾るのが定番です。 今年は部屋の小さなコーナーを飾りつけしようと、ガーランドを作ることにしました。 ガーランドは小さなリースやスワッグで作ってみます。材料は100均と花屋さんで調達。早速作って、クリスマスデコレーションを楽しみたいと思います。 小分けが嬉しい、100均で手に入る手作りの材料 花屋さんでは、コニファーの1種、イトスギのブルーアイスを買ってきました。ショップでは、品種名の「ブルーアイス」で売られていることがほとんど。ややグレーがかった緑色が冬の季節にぴったりで、とても雰囲気があります。 しかも、ドライになっても楽しめるから、長い間飾っておくクリスマスアイテム向き。私は、毎年買っています。香りが強く、癒やされるのも魅力。 100均では、赤い実に小さな松ぼっくりが1つ付いた、パインコーンベリースプレーを購入。赤い実は、クリスマスらしさを演出してくれます。ほかに、デコレーションパーツの松ぼっくりと木の実、リースの土台を買いました。 常備している木製クリップ、麻紐も使っていきます。これらも100均で入手可能です。 ハロウィンが終わると、100均ではさまざまなクリスマスアイテムが並びます。パーティーグッズからクリスマスの小さなオブジェ。そして、クリスマスリース作りのための材料コーナーも。今回買った小さな木の実は、そのコーナーで見つけました。 小分けで売られているのも、100均ならではですね。リースなどを1つ作るのに、ちょうどいい量なのが嬉しいです。 リースの土台を小分けにして作るミニリース 購入したリースの土台を活用して、小さなリースの土台を作っていきます。 まず、リースをまとめている蔓をハサミでカットしました。 手でリースをバラバラにしていきます。 土台の中から数本、蔓を取りました。 ミニリースの土台になるよう、蔓で小さな丸を作ります。 ちょうどいい大きさになったら、麻紐で2~3カ所、蔓を留めます。 吊り下げられるように、上の部分は紐を長めにしておきました。 丸いミニリースは2個作りました。 大きさは、直径約8cmほどです。ミニリースには、あとでデコレーションしていきます。 蔓で作られたリースの土台は1つあると、このように小さなリースの土台がいくつも作れます。野や山で蔓を拾えるなら、拾ったものをリースの土台にするのもいいですね。 天然の香りのなかで、ミニスワッグ作り ブルーアイスを用意し、枝をカットしていきます。 カットしたものをさらに、写真の大きさぐらいに短めに切り分けました。 パインコーンベリースプレーもカットしていきます。パインコーンベリースプレーの枝は針金だったので、ニッパーを使いました。 こちらも枝分かれしていたので、枝を少し長めに残しながらカットしました。 カットしたブルーアイスとパインコーンベリースプレーの赤い実を、麻紐でまとめていきます。 ブルーアイスをまとめた上に赤い実をのせて、茎に麻紐を巻きつけ、しっかりと結びます。 麻紐の1本は長めにしておきます。これで、ミニスワッグができました。 ブルーアイスなどの針葉樹は、爽やかな香りがします。カットしたり、葉を触ったりすると、香りはさらに強く感じます。この香りのなかでの作業も、クリスマスの楽しみのひとつです。天然のアロマテラピーですね。 ほっこりとしたかわいさ! クリスマスガーランド 小さなリースは、ブルーアイスや松ぼっくりなどでデコレーションします。 まずは材料をリースの土台にのせて、どんなふうにデコレーションするかを考えます。 飾りつける場所が決まったら、グルーとグルーガンを用意。まずはブルーアイスをリースベースに固定していきます。ブルーアイスの次は、松ぼっくりや実を好きな場所にグルーで接着。 ミニスワッグのときに残ったパインコーンベリースプレーの赤い実も、グルーで固定しました。 赤い実が入ると、一気にクリスマスムードが出てきますね。小さな松ぼっくりの白い部分が雪のようで、雰囲気抜群。 グリーンは今回使ったブルーアイスのほか、ヒムロスギやクジャクヒバ、ブルーバードなど、手に入る針葉樹で同じように作れます。 リースとスワッグが完成したら、これらを麻紐と木製クリップでつなげていきます。 ミニスワッグやミニリースの上部に長くつけた麻紐を、木製クリップで挟むだけ! 用意したものをすべて挟み終えたら、壁に飾ってみます。バランスを見て、手直ししたら完成です。 小さなリースやスワッグを作ったあとはつなげるだけなので、手作り感を味わいつつも、それほど時間がかからずに仕上がりました。 ミニスワッグやミニリースをつなげて作る、クリスマスのガーランドは、家の中のお気に入りの場所や、お手洗いや玄関などちょっとした場所に気軽に飾れます。これがあるだけで、ほっこりとしたクリスマス気分になれますよ。 今回の材料のご紹介 コニファー・ブルーアイス…300円 リース土台…100円*セリア パインコーンベリースプレー(赤い実)…100円*セリア 松ぼっくり…100円*セリア 木の実…100円*セリア 麻紐…100円*ダイソー 木製クリップ…100円*ダイソー 計900円(税抜) ほかに、ハサミ、ニッパー、グルーとグルーガンを用意。 100均のタグをプラスして、おしゃれ度をアップ タグと油性マジックを用意しました。 このタグは布製で、以前セリアで購入。ファブリックタグという商品です。ナチュラルな雰囲気なので、植物を使ったガーランドとは相性ばっちり! タグに「Merry Christmas」と書いてみました。これをガーランドにつけます。 タグを1つつけるだけで、おしゃれ度がアップしますね。 ガーランドの下にクリスマス小物も飾ったら、かわいいクリスマスコーナーが出来上がりました。 一緒に飾った小さな雑貨は、小さなサンタや雪だるま、お菓子の箱…。毎年クリスマスがくると、取り出して飾っています。なかにはプレゼントでいただいたものも。飾ると、そのときの温かい気持ちを思い出して、また嬉しい気持ちになります。
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アレンジ
100均材料で豪華に! アドベントのキャンドルアレンジ プチプラ花コーデVol.147
キャンドルアレンジでクリスマスを迎える準備 クリスマスを迎える準備で、今年はアドベントのキャンドルアレンジを作ろうと考えました。 アドベントのキャンドルアレンジ作りに使えそうな材料を探しに、近所に新しくオープンした100均を見に行きました。そこで、クリスマスにぴったりなキャンドルを発見! これを活用して、アドベントのキャンドルアレンジを作ってみます。 アドベントとはクリスマス前の4週間の期間(宗派によって違いがあるそうです)のこと。クリスマス4週間前の日曜日から始まると言われています。 アドベントの風習はさまざま。たとえば、12月1日から24日までカウントダウンしながら楽しむアドベントカレンダーもそのひとつです。 常緑樹で作ったリースにキャンドルを4本立て、アドベントの始まりの日曜に1本めの火を灯し、次の日曜日には2本め、次の日曜日に3本め…と、クリスマスまでに4本のキャンドルに火を灯すという風習も。 このキャンドルに火を灯して、クリスマスを待つ楽しみを、アレンジで味わいたいと思います。 100均で発見。ヴィンテージカラーのキャンドル アドベントのキャンドルアレンジに用意した材料はこちらです。 フレッシュのヒムロスギは花屋さんで買いました。枝ものはボリュームによって、価格が違います。ヒムロスギは400円のものに決定。比較的小さめで、今回のアレンジを作るのにちょうどいいサイズでした。ボリュームによって価格が違うのは、とても助かります。 他の材料は100均で購入。コットンフラワーは1本に3つで100円。それから長方形のクリアケース、小さな松ぼっくり。吸水性スポンジとクラフトワイヤーは持っているものを使います。 近所に新しくオープンした100均で、金色のキャンドルを発見しました。商品名は「キャンドル ヴィンテージカラー」。 長さは10cm弱。とてもかわいくてひと目惚れです。金色はクリスマスにもぴったりで、アレンジにぐっとクリスマスの雰囲気を出してくれそう。 吸水性スポンジに水を吸わせるポイント キャンドルアレンジは吸水性スポンジを使い、アレンジしていきます。吸水性スポンジはクリアケースに合わせてカッターでカット。高さはクリアケースより1cmほど高くしました。それを吸水させていきます。 吸水方法はカットした吸水性スポンジが入る容器に、水をたっぷり入れ、そのうえに吸水性スポンジをポンと乗せます。 この時、吸水性スポンジを手で押したり、蛇口から水を出して吸水性スポンジにかけたりしてはいけません。 無理やり吸水させると、中までしっかり水がしみ込まなくなります。吸水性スポンジが水を含みながら下にゆっくりと沈むのを待ちましょう。 吸水性スポンジが水をしっかり含んだら、クリアケースにセット。 器より吸水性スポンジのほうが高い場合は、吸水性スポンジの角を面取りしていきます。 カッターを用意して、角を削ります。こうすることで、花を挿したときの型崩れを防ぎ、花を挿す面積が広くなります。 スポンジのセットが完了したら、これにアレンジをしていきます。 松ぼっくりに茎をつけるワイヤリングの方法 デコレーションに使う松ぼっくりに、クラフトワイヤーを使ってワイヤリングをしていきます。ワイヤリングとはワイヤー(針金)を使い、アレンジする素材に人工的に茎を作ったり、補強したりすること。 今回使う松ぼっくりも、ワイヤリングをすることでアレンジに使えるようになります。 長いクラフトワイヤーを約半分くらいにカットして用意します。 クラフトワイヤーを1本取り、松ぼっくりのかさの根元のほうに引っ掛けます。 引っ掛けたら、ワイヤー同士を合わせてクルクルとねじります。 このワイヤー部分を、アレンジに挿して使っていきます。 エバーグリーンを使ったアレンジ作りの手順 アレンジをしていきます。手順はこちらです。 ①キャンドルを吸水性スポンジに挿します 4本のキャンドルは、等間隔になるようにしました。 ②ヒムロスギを挿していきます。 ヒムロスギは同じ長さになるように、ハサミでカット。 吸水性スポンジの側面にヒムロスギを挿していきます。 右、左、手前と後ろは3〜4カ所に。 これがアレンジの、だいたいのアウトラインになります。 ③ヒムロスギをどんどんカットして、吸水性スポンジに挿していきます。 最初に入れたヒムロスギとヒムロスギの間を埋めるようにアレンジし、バランスを見ながら上面にもヒムロスギを挿していきます。 ヒムロスギは隙間を残すようにしながら、全体的に入れていきます。 ④コットンフラワーを用意します。 コットンフラワーの茎は中に針金が入っているので、ニッパーを用意してカットします。 なるべく茎が残るように小分けしました。 ⑤コットンフラワーをアレンジしていきます。 3つのうち2つは手前に、1つは奥のほうに挿しました。 ⑥隙間に残りのヒムロスギを挿し、吸水性スポンジが見えないようにします。 ⑦小さな松ぼっくりをアレンジしていきます。 ワイヤーをつけた松ぼっくりを、アレンジ全体に散らばるように挿していきます。 松ぼっくりを加えたら、完成です。 最後に、キャンドルに火を灯してみました。 アドベントのキャンドルアレンジ。結構大きめのサイズでボリューム感のあるものができました。横幅は約24cmほどです。 シンプルなグリーンにゴールドのキャンドルがよく映えて、またコットンフラワーが温もりを出してくれています。 ヒムロスギはこのままドライになっていくので、その過程を楽しみながらテーブルセンターに置いたり、壁側に置いたり。好きな場所に飾ってクリスマスを待ちたいと思います。ヒムロスギなどのエバーグリーンは、長もちするのがいいですね。 このキャンドルはロウが垂れ下がらないタイプだったので使いやすく、アレンジしたヒムロスギなどにロウが垂れる心配がないのが嬉しいです。 キャンドルに火を灯した際は、その場を離れないようにお願いします。また火傷をしないように取り扱いにご注意ください。 今回の材料のご紹介 ヒムロスギ…400円 キャンドル…100円×4本*セリア コットンフラワー…100円*セリア クリアケース…100円*セリア 松ぼっくり…100円*セリア 吸水性スポンジ…100円*ダイソー クラフトワイヤー…100円*セリア 合計1,300円(税抜) ほかに、ニッパー、ハサミ、カッターを用意。 華やかさをアップする、リボンの活用方法 アレンジをもう少し豪華にしたいときに、とても便利なのがリボンです。100均にはさまざまな色、幅のリボンが売られています。 今回は、以前に買った茶色のリボンを用意しました。クラフトワイヤーも使っていきます。 リボンを適当な長さで2本用意。それからワイヤーも1本用意します。 リボンは端の長さが異なるよう、中心から少しずれた位置で手前に折り曲げます。 曲げた2本のリボンを少しずらして重ね、針金をねじってまとめます。 だいたいリボンの1/3の長さのところでねじりました。 これをキャンドルアレンジの好きな場所に刺せば完成! 華やかさがアップしました。