うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
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アレンジ
テーブルをアジサイで華やかに、海野美規さんのアレンジメントレッスン!
大きなアレンジメントを作りたいけれど、難しそうだし、たくさんの花を用意するのがたいへんと思われるかもしれません。 でも、アジサイのような1本でボリュームがあって、鞠のようにまん丸の形をした花を使うと、とても簡単に大きなアレンジメントができます。 身近な庭木でもあるアジサイのアレンジをご紹介します。 <使った花> アジサイ 5本(白花) シモツケ 5~6本(白花、レースフラワーやマトリカリアなども可愛らしい) ギボウシ 5~6本(なくてもよい) <器> 観葉植物などの鉢植えを入れる陶器製の器です。 底に穴があるので、中に大きめの器をもう一つ用意して入れてあります。 この中に入れた器(落とし)は、プラスチック製でも何でもかまいません。 ちょうどよい大きさの器がなければ、何個か入れても大丈夫です。 ただし、アジサイはたっぷり水を張った器に活けたほうがよいので、大きさめのものを仕込みましょう。 真っ白な器の、アクセントに、ストライプのリボンを巻きました。 <手順> 器に合わせて、アジサイの花首が縁にかかるくらいにカットし、バランスを見て入れます。 間にシモツケを入れます。 グリーンを足したいところに、ギボウシの葉を入れます。 アジサイの葉がたくさんついていれば、ギボウシは入れなくてもかまいません。 大きな器に、ザクザク入れるだけで、豪華なアレンジができ上がりま。アジサイは丈夫で育てやすく、1株で華やかな低木です。お庭で育てて、アレンジメントを楽しんでみませんか。 <小さなアレンジ編> ティーテーブルに飾る時は、小さなアレンジにして。 コロンと小さな器に、アジサイを小さくカットして活けました。 せっかくなので、ティータイムのテーブルにも旬の花をちょこっと飾って楽しみます。 アジサイの和菓子に添えました。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。https://www.annegarden.jp
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アレンジ
庭の花をサラリと活ける「ガーデンローズとフサスグリ」
フラワーアレンジの中に、実のついた枝物を入れると、季節感がアップします。 初夏にはフサスグリ、ブルーベリー、ブラックベリーなど、実つきの枝ものが花屋にも並び始めるので、少し加えてみましょう。それだけで雰囲気が変わって、楽しいですよ。 <使った花> フサスグリ、ガーデンローズ、ニゲラ、オルレア‘ホワイトレース’、パクチー、アップルミントなどのハーブ類 <器> 夏はガラスの器が清涼感があって良いのですが、茎が交差して少しゴチャゴチャして見えてしまうのが気になります。そこで、ガラスの器の中に、北欧風のパッケージデザインがかわいいヨーグルトの空きカップを入れて、茎の部分を隠しました。 外側のガラスの器も生かされて、透明な涼感もあります。 ほかにも紅茶の缶など、デザインの気に入った小物があれば使ってみましょう。 <手順> フサスグリを2〜3本に分割して、実が正面から見えるように器に入れます。 もう少しボリューが欲しいところがあれば、アップルミントなどハーブ類を入れ、グリーンで大まかなベースをつくります。 次に、メインになるガーデンローズを入れます。 主役になるきれいな花は、器の正面に。 小ぶりの花はバランスよく全方位に向けて入れます。 完成。ピンクのバラをフサスグリの葉のグリーンがよく映えます。器の縁から垂れ下がるグリーンの実もほどよいアクセント。 <小さなアレンジ編> ティータイムのテーブルに飾るときは、小さなアレンジにして。 赤く色づいてきたフサスグリの実を集めて小さなメジャーカップに入れ、ニゲラとアップルミントを少し加えました。和菓子の錦玉羹に添えて。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://petitsalonmilou.net
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アレンジ
庭の花をサラリと活ける「多彩な色のまとめ方」
アレンジのコツ フラワーアレンジの色使いは、1〜2色の花でシンプルな組み合わせをするほうが、まとめやすいものです。 でも花は、色も形状もたくさんあります。せっかくなら、多色・多種類の花を揃えて華やかなアレンジもしたいですね。 使った花 ヒャクニチソウ(ジニア) センニチコウ(ピンク、白) ペチュニア(ピンク、白、褐色) キバナコスモス アップルミント ガラニティカセージ つる植物 使った器 球形のガラス器 手順 水に浸かる部分の葉っぱを取り除いておきます。 はじめに、ミント、セージなどを器の手前〜左サイドに入れます。 手前に入れる花は、器の縁に掛けるようにして、手前から後方へ斜めに入れます。 次に、ヒャクニチソウを入れます。 最後に、その他の花を入れます。 上から見ると、器の口径全体に植物が入っている状態です。 つるを入れると動きが出て、より野趣的な感じに仕上がりますよ。 ピンクの隣に黄色の花、黄色の隣に青い花…。こんな色の取り合わせも、野原では珍しくありません。とてもよく馴染んで素敵な組み合わせになります。 今回の主役は、大ぶりなピンクのヒャクニチソウ。暑苦しくなく、爽やかな高原のようなイメージで、軽やかに仕上げたいので、柔らかい細い茎の草花をいろいろ合わせました。 お花屋さんで揃える場合も、メインとなる花のほかは、そよそよした優しい花を選ぶといいですよ。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://petitsalonmilou.net
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アレンジ
庭の花をサラリと活ける「フレッシュジュースのボトルアレンジ」
フレッシュジュースのボトルアレンジ テーブルに飾るアレンジ、軽やかに涼しそうにしてみました。 同じボトルをいくつか用意して、それぞれ少しずつ花を入れて飾ると、楽しい雰囲気になります。 ペチュニアをメインにしてつる植物(ヤマイモ)と合わせました。つるを加えることで、ペチュニアが朝顔のようにも見えたりします。 使った花 ペチュニア(ピンク、白、褐色) ガラニティカセージ センニチコウ アップルミント つる植物 使った器 コンビニで購入した、フレッシュジュースのペットボトルを使いました。 通常のペットボトルの形と少し違っていて、草花のようなカジュアルな花を活けるには、ちょうど合うと思います。 手順 摘んできたまま、ポンとボトルに入れたという感じで。 あまり背が高くならないようにしました。 ちょうど花首がボトルの口のところに来るようにすると、安定して見えます。 ボトルの口が小さいので、あまりたくさん詰め込まないようにしました。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://petitsalonmilou.net
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アレンジ
シックなひまわりアレンジの作り方。真夏の季節感と落ち着きをダークカラーで演出
ダークカラーのひまわりは、真夏の季節感を出しつつ、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。サブの花色もシックなものを選んで、大人っぽくまとめました。「レモンイエローのひまわりアレンジのつくり方」でご紹介しているレモンイエローのひまわりを使ったアレンジとは、雰囲気がずいぶん違いますね。いろいろな種類があるので、アレンジを変えながら、その豊かな個性を楽しんでみてはいかがですか。 <使った花> ‘プラドレッド’(茶色のひまわり) 2本 ルリタマアザミ 2本 アワ 1本 セージ (なくても可) 1本 <使った器> 濃いグレーの縦長マグカップ 直径9×高さ13㎝ <手順> ひまわりは、脇枝が付いている場合は使いやすいように分けてカットします。 はじめにカップに水を張り、ひまわりを入れていきます。 ひまわり、ルリタマアザミ、アワ、セージの順に入れます。 同じ花はなるべく近くに(グルーピングして)活けると、まとまりよく、よりスタイリッシュな印象になります。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://petitsalonmilou.net