Garden Story Exterior 編集部
Garden Story Exterior 編集部の記事
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照明・ライティング
ベランダも室内も簡単ライトアップ! 新型イルミネーションを編集部で実践
まずは基本のクリスマスツリー! Garden Story編集部がオフィスを構えるのは、都内のとあるマンションの一室。メゾネットタイプになっていて、編集部員は上下階を行き来します。 そこで、まずはクリスマスの基本の「き」であるクリスマスツリーを、少し殺風景だった階段の踊り場に置くことに。 「自分たちより背が高いツリーのほうが置きがいがある!」と意見が一致したので、高さ210cmのクリスマスツリーを購入。届いた縦長の段ボールを開けてみると、ツリーは上下半分に分かれて収納されていました。 下部のツリーに2つの穴があいていて、そこに上部のツリーの根元についた2本の杭を差し込んでジョイントします。 枝の形を整えて、あっという間に土台ができました。 飾り付けは、クリスマスの王道カラーである赤&ゴールドをメインとしたオーナメントをセレクト。 あとは、童心に帰って夢中でオーナメントをつけているうちに、20分ほどでクリスマスツリーが完成しました! 話題の“巻かずに照らす”イルミネーションにチャレンジ! クリスマスツリーを置いただけでも、階段を通るたびに十分ワクワクを感じられるのですが、やはりここにプラスしたいのがキラキラライト。 従来なら、ライトのついたコードをツリーに一重、二重とバランスを見ながら巻き巻きして……となりますが、今回編集部が取り寄せたのは、“巻かずに照らすイルミネーション”というもの! コンセントに差して、プロジェクターを向けるだけで、細かい光がツリーを照らし出してくれるという、手間いらずなのにロマンティックムード満点の嬉しいアイテムです。 説明書を読みながら、本体とコードを接続したり、電源アダプターをつないだでセッティングしたら、あとは、コンセントに差し込んでスイッチを入れるだけ。 ブルーのレーザーライトが幻想的にツリーをを照らし、クリスマスらしいロマンティックな空間に仕上がりました。 スイッチは、手前の長方形が電源オン・オフ、奥の丸いスイッチは押す度に、常時点灯・点滅・モーションの3つの点灯パターンに切り替わります。 モーションパターンの動画はこちら。 点滅パターンの動画はこちら。 今回は室内の床に置いて使うため、付属のベースプレートをつけて立てていますが、屋外に設置する場合は、地中杭を使うことで地面などに挿して立てることもできます。 屋外で家の壁面や玄関周りを照らせば、テーマパークのようなイルミネーションも叶います。コードを巻いたりせずに、スイッチひとつで実現できちゃうのが嬉しいですね! ベランダ・バルコニーもライトアップしてみましょう! 屋外ではどんなライティングの演出ができるのか? 取り寄せた他の3つのイルミネーションアイテムを、編集部のベランダ・バルコニーでも試してみました。 赤と緑の光できらびやかに演出! こちらは前出と同じシリーズで、色が“レッド&グリーン”のタイプ。屋外へツリーを移動しつつ、壁や植栽とともに照らしてみました。 壁面が緑と赤の光で華やかにライトアップされるのはもちろん、ツリーや植物の奥まで、細かい光の粒子が届いてキラキラと繊細に輝く様子には、「キレイ!」と編集部員からも歓声が。 こちらは全部で9つもの点灯パターンがあるので、シーンに合わせていろいろと楽しめそうです。 子どもも大喜び! 可愛いモチーフが動くプロジェクターライト クリスマスはもちろん、ハロウィンパーティーなど、自宅でのイベントで大活躍してくれるのがこちら。 “クリスマス”、“ハロウィン”、“スター”、“スノーフレーク”の4種類の交換フィルムが付属しているカセットタイプです。シーンに合わせてさまざまなモチーフの光の演出が選べますね。 オススメは、付属の白いシーツを窓の室内側に張り、室内から窓に向けて照射する使い方。ベランダや庭側から、窓に照らし出された可愛いモチーフの動きを楽しむことができます。 窓の外からはこのように見えます! 自宅でプロジェクションマッピング!? 光の雪が降り注ぐプロジェクターライト こちらは雪が降り注ぐような光の演出ができるガーデンライト。 付属の地中杭を土や地面に挿して設置します。リモコン付きなので、室内からでもライティングの調整やタイマー設定が可能です。 自宅で気軽にプロジェクションマッピングの雰囲気が楽しめるなんて、なんと贅沢なのでしょう! 「ローボルト」ってなに? 今回使った新型イルミネーションの商品名にもある「ローボルト」という言葉。このローボルトだからこそ、一般家庭でも安全に本格的なライトアップが実現できるのです。 その理由は、使用している電源電圧です。通常、日本の家庭では100/200V(ボルト)の電源電圧が使用されていますが、100Vの電圧は配線工事中などに触れると感電して大けがをする恐れがあり、電気工事の資格を持っている人しか扱うことができません。 これに対し、ローボルトライトは、この100Vの電圧を低電圧に変換させているので、電気工事の資格も必要ありません。雨風の影響を受けやすい屋外でのライティングも、ローボルトなら、感電や漏電など万が一のときも安心安全! 一般家庭でも、コンセントに差し込むだけで本格的なガーデンライティングが楽しめるというものです。 設置や配線、片付けに手間がかからず、華やかでロマンティックな光の演出を実現してくれる新型イルミネーション。編集部のみならず、自宅にも取り寄せてパーティーを開きたい気分になりました。 クリスマスに向けてまだ準備中という方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。 〈ライトを使用する際の注意点〉 ※ ご自宅の壁面などを照らす場合は、窓から室内に光が入らないように、必ずカーテンを閉めましょう ※ 光源は直視しないよう気をつけましょう 併せて読みたい ・主役はビオラ!冬の玄関を彩るリースの作り方 ・クリスマスやお正月にもぴったり! 冬こそ楽しめるおしゃれなリースの寄せ植え ・夜の庭を幻想的に!ガーデンライトのある生活で暮らしに潤いを
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暮らし
【二十四節気】立秋 ガーデンの緑陰で暑さをしのぐ「涼」の演出
ガーデンで「涼」を得る 小さな庭で高木を育てる裏技 樹木は庭の骨格を担い、空間に奥行きや立体感を作り出す大切な要素です。足元に草花だけが咲いているよりも、頭上に緑の枝葉が揺れる庭には安心感も生まれます。とりわけ真夏は、緑陰を提供してくれる樹木があると、庭の快適度は大きく変わります。しかし住宅事情によっては、あまり大木になる樹木は困る場合もあります。そんなときに有効なのが「株立ち」という選択です。通常、30mほどになるケヤキの木も、主幹が一本ではなく、数本に分かれた「株立ち」を選ぶと、土から吸収する栄養が複数の幹に分散するため、成長のスピードと樹高を抑えて育てることが可能になります。 ケヤキのような落葉樹は、家との関係を考慮して庭に配置すると、一年を通して室内に差し込む陽光のコントローラーとしても活躍してくれます。また、真夏に限るなら「グリーンカーテン」も効果的。窓につる性植物を這わせて緑で覆うことで、室内の温度は確実に下がります。定番植物はゴーヤ、アサガオ、ユウガオなど。パッションフルーツやブドウなどの果物も人気です。 ガーデングッズを上手に取り入れよう さらに、ガーデングッズやエクステリアで、庭の快適性を高めることもできます。近年はパラソルやオーニング(布製のひさし)、リモコン操作で屋根の開閉ができる屋根付きパーゴラなど、機能性やデザイン性の高い商品が増え、選択肢の幅が広がっています。庭の中に屋根のあるスペースができると、日陰という恩恵だけでなく、開放的なリビングルームとしての機能も生まれ、ガーデンライフがより充実したものになるでしょう。 ガーデニング用語 株立ち 地際から複数の幹が立ち上がった仕立ての樹形を「株立ち(かぶだち)」と言います。対して幹が一本のものを「一本立ち」と言います。株立ちの樹木は一本一本の幹が細いため、軽やかさや繊細な雰囲気を演出することができます。ケヤキやヤマボウシ、トネリコ、ヤマモミジ、ソヨゴ、カツラなど多くの高木が株立ちで流通しています。大木になりにくいため、庭木として人気のある樹形です。 株立ち ガーデニング用語 グリーンカーテン 窓の外側につる性植物を這わせてカーテン状に仕立てる方法です。つるを絡ませるネットなどの誘引具を使います。横浜市環境科学研究所が行った「緑のカーテンの温度低減効果」の実験によると、緑のカーテンのある部屋とない部屋とでは、室内温度に1.4℃の差が生まれていることがわかりました。パーゴラなどを利用して、庭の中に涼しい緑の小部屋を作ることもできます。 グリーンカーテン 日陰を作るガーデングッズ スタイリッシュオーニング オーニングとは可動式の布製のひさしのことで、陽光を遮りたい時にだけ広げ、必要のないときには収納できる仕組みになっています。マルキルックスはドイツの老舗オーニングメーカーで、198色のカラーバリエーションを誇ります。 スタイリッシュオーニング ポーチガーデン® 屋根付きのパーゴラで、オプションでシェードをつけることができる商品。シェードを取り付けた場合、日向との床温度の差は約11℃。壁面に取り付けるタイプや独立して庭の中に設置できるタイプなど、庭の状況に合わせて設置方法を選ぶことができます。 ポーチガーデン