手作りで理想の庭を目指す!② 小さな庭のDIY〜テラス後編 パーゴラ作り〜
庭づくりは、自分の手で少しずつ理想の形に近づけていくのも楽しみのひとつです。これまでガーデニング雑誌で幾度も紹介されてきた庭を持つ千葉在住の橋本景子さんは、長年の庭づくりを通りしてDIYの腕も上げ、毎年ひらめきと手仕事で庭のクオリティーをアップさせています。ここでは、橋本さんの庭の人気のコーナー、テラスづくりについてご紹介します。
目次
お気に入りの場所を再びリニューアル

「フレンチっぽくて好き」なんて思っていた場所も、年月を経るとデザインに飽きてきます。よく見ればパーゴラの柱が腐り始めているし、私と同じように庭のフェンスに窓をつけている方も増えているようだし……。ここで思い切って庭のイメージを少し変えてみようかと思い立ったら、すぐに行動です!
DIYを始めた当時の様子は、『手作りで理想の庭を目指す!① 小さな庭のDIY〜テラス前編 パーゴラ作り〜』でご紹介!
パーゴラを撤去してみると木材の劣化を多数発見

撤去は楽だったので一人でサクサク済ませて、新しくパーゴラを建てていきます。撤去してみると、表からは気がつかなかった腐っている木材が結構あり、やはり見えないところまで定期的なメンテナンスをしていくことは大切だなぁと思いました。構造物に使う素材は、朽ちやすい木材ではなく、金属などの頑丈なものにするのも賢い選択だと思います。
ガーデン2代目のパーゴラ制作開始

パーゴラの梁の設置は、脚立に上って高所を止めつけたりするので、2人で支え合いながらの作業です。

まずは窓下の板を縦に張り……

そして窓用の枠を取り付けます。
当初の予定とは変わり、窓とドアの位置が図面とは左右逆になりました。実際に置いてみて「やっぱり違うよね〜」と感じることは多く、そういう場合は迷わず計画変更です。直感を大切にすることもDIYには大切だと思いますが、図面だけで完成形が決められる人が羨ましくも思えます。

窓の横に棚をはめこみました。早速飾るものを置いてサイズ感も確認。ぴったりです。

上から見ると、だいぶパーゴラの輪郭が見えて、形ができてきました。
前作よりもデザイン&技術がグレードアップ

残っていた木材の在庫一掃でドアを作ることに。

アンティークのヒンジを使って、枠に取り付けて……。

以前よりずっと明るく、すっきりとしたイメージの窓ができました!
初めてパーゴラを作ったときから数年の月日が流れて、気がつけばDIYの腕も上がり、手際も要領もよくなりました。あんなに苦しんだ垂直と水平のとり方も上手になり、カッコいいパーゴラが短時間で仕上がりました。でも、体力と力はテクニックとは反比例のように落ちているようです。


友人の助けも借りて、ここまで仕上がって完成したつもりでした。でも、ふと地面を見ると、今度は汚いレンガが気になります。水で洗えばきれいになるけど、この際だからと、地面もきれいにリニューアルしたくなってしまいました。
地面も一緒にリニューアル


まずはレンガを取り外します。

水平器を当てて確認しながら地面をレーキで水平にならします。

地面が平らになったら、防草シートを敷き詰めます。

防草シートの上に、砂利を均等に広げます。

ついにレンガ敷きまで始まってしまいましたが、「普通の敷き方じゃ面白くないよね」と、ハードルを上げたのが友人でした。大きさも素材も厚みも違うさまざまなレンガを使って、モザイクのように敷き詰めるのです。この際、在庫のレンガを一掃するという節約も目的となり、ちょっと難易度は高かったのですが、「ちゃんと仕上がればそれは面白そう!と挑戦してみました。

ここでも水平器を置きながら、厚みが他よりも薄いレンガの下には砂を入れます。表面のデコボコをなくすように調整していくのは、楽しいけれど地道な作業です。

レンガの敷き方にはいろいろな方法があり、セメントで固めるケースも多いのですが、私のようにしょっちゅう作り直す場合は、ここでご紹介した「砂決め」をオススメします。やり直したくなったら簡単に外せて、レンガの再利用も容易です。ただ、しっかりと敷き詰めて、端を固定しないと外れやすくなります。
ポイントは、砂利→防草シート→砂利→レンガ→川砂 という順番。最後の砂を隙間に入れて固定する作業には、真砂土などの水で固まる素材を使うと、さらに雑草が隙間に生えにくくなるようです。

もうしばらくは何もしなくてもいいわよね〜と思っていたのはほんの束の間で、今度はこのテラスに続く、長さ5mほどの通路に敷いているデッキの腐食が致命的になり、今年春にはレンガ敷きに変えました。デッキの撤去からレンガや砂利など重たいものの運搬まで、一人での作業でした。
ちょうど暑くなった日に、最後の仕上げのために、うつむいて砂を入れていく作業は大変でしたが、完成したときの充実感が何ものにも代えがたいのです。こうして、終わりのないDIYは続きます。

作業をしながらも、他の場所が目についてしまって、今度はここをやらなくちゃと、ついリストアップしてしまう自分。きっと動けなくなるまで、ずっとそんなガーデニングライフを楽しむのでしょうね。
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Credit
写真・文/橋本景子
千葉県流山市在住。ガーデングユニットNoraの一人として毎年5月にオープンガーデンを開催中。趣味は、そこに庭があると聞くと北海道から沖縄まで足を運び、自分の目で素敵な庭を発見すること。アメブロ公式ブロガーであり、雑誌『Garden Diary』にて連載中。インスタグラムでのフォロワーも3.1万人に。大好きなDIYで狭い敷地を生かした庭をどう作ろうかと日々奮闘中。花より枯れたリーフの美しさに萌える。
Noraレポート https://ameblo.jp/kay1219/
インスタグラム kay_hashimoto
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