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インテリアの格を上げたいなら観葉植物【オーガスタ】が超おすすめ! 育て方と魅力を徹底解説
大人気の観葉植物「オーガスタ」は、お部屋にエレガントな南国の雰囲気をプラスし、インテリアの格をグンと上げてくれるエキゾチックプランツ。ゴクラクチョウカの異名を持つストレリチアの仲間で、世界的にはストレリチア・ニコライという名前でも知られています。今回はこのオーガスタの魅力と育て方を、お馴染みオザキフラワーパークの後藤さんに伺ってきました。後藤さんおすすめの5選も必見です!
目次
オーガスタってどんな植物?
今回ご紹介するのは、ストレリチア・ニコライ(Strelitzia Nicolai)。
日本ではオーガスタの名で知られていますが、海外では一般に学名のストレリチア・ニコライで流通しています。
原産地は南アフリカやマダガスカルですが、持ち込まれて帰化したものがメキシコ東部やオーストラリアにも自生しています。
上に向かって交互に伸びる硬く長い茎の先には、船のスクリュープロペラのような形の大きな葉があり、その重みで茎がしなだれる姿はとても優雅。
空間をリッチに昇華させるエキゾチックプランツは数多くありますが、気品という点に関してはオーガスタの右に出るものはないのではないでしょうか。
海外では直立した木質茎がバナナの木に似ていることからWild banana(野生のバナナ)や、特徴的な花にちなんでGiant white bird of paradise(楽園の巨大な白い鳥)とも呼ばれています。
オーガスタの属するストレリチア属は、比較的短期間で大きくなるのも特徴で、原産国のマダガスカルおよび南アフリカで自生する野生種には、高さ12m・幅4mを超えるものもあります。
そうした株は、まるでパプアニューギニアの国鳥「極楽鳥(ゴクラクチョウ)」が羽ばたく姿に似た美しい花を咲かせることから、ストレリチア属には「ゴクラクチョウカ:極楽鳥花」という和名がついています。
ストレリチア属の中でも、純白な花と、美しい瑠璃色のブラクト(花苞:かほう)が特徴的なオーガスタには「ルリゴクラクチョウカ:瑠璃極楽鳥花」という、なんとも華麗な和名が付いています。
ちなみに花苞とは、開花に至るまでつぼみを保護する、いわば殻のような役割を果たす部分を指します。
しかし、家庭用の観葉植物として農園で育苗されたストレリチア属の開花はごく稀。
10m以上の巨大株に育った場合に、ごく稀に美しい花を咲かせることがあります。
観葉植物として市場に出ているオーガスタを10m以上に育てるのも簡単ではありませんし、大きく育ったからといって花が咲くとも限りません。正直なところ、植物園でもない限り、開花は稀です。
しかしなんと! オザキフラワーパークの店頭でオーガスタが開花したことがあるんです。
10mには及ばないものの、比較的大きい株が突然開花し、超稀少な開花株にお客様はもちろん、スタッフもびっくり! 買われたお客様はラッキーでした。
ちなみに、オーガスタは観葉植物を扱っている園芸店なら比較的容易に手に入ります。
また、インテリアとの親和性がとても高いため、セレクトファニチャーのショップなどで販売していることも。
巨大株は数万円しますが、大人の身長ほどの大きさの株だと1万数千円ほどでお買い求めいただけます。
オザキフラワーパークでは、ポットサイズ(880円)から販売していますので、小さいうちから育てて成長の早さを実感するのもアリですね!
オーガスタは、通常だと動物に見られる黄色い色素「ビリルビン」を含むことが確認された数少ない植物の一つです。
ビリルビンは、役割を果たした赤血球が分解される際に生じる色素。つまり、血液が流れていない植物に存在するのは非常に稀なことなのです。
なぜオーガスタにビリルビンがあるのかは、2010年にこれを発見したFDA(アメリカ食品医薬品局)のキャリー・ピローネ博士もまだ研究途中で、解明には至っていません。
ただ、オーガスタとビリルビンの関係を研究することが、がんや糖尿病の治療薬に進化をもたらすのではないかと期待されており、私たちにも遠からず恩恵をもたらすかもしれません。
すごいですね、オーガスタ!
名前の由来
まずは、学名の「ストレリチア・ニコライ」の由来について解説します。
属名の「ストレリチア」は18世紀英国の国王ジョージ3世の妻のシャーロット(シュトレリッツ)妃に敬意を表して付けられました。
シャーロット妃は芸術分野のパトロンとしても知られ、また英キューガーデン(王立植物園)の拡大に貢献したアマチュア植物学者でした。
小種名の「ニコライ」は19世紀ロシアの皇帝ニコライ1世の三男で、ロシア帝国植物園(現ロシア科学アカデミー植物園)を管理していた大公ニコライ・ニコライエヴィチへのオマージュを込めて、後年になりロシアの植物学者レーゲルにより付けられたとされています。
また、ストレリチアの名前の由来でもあるシャーロット王妃が、ドイツのメクレンブルク=シュトレリッツ大公家出身であり、大公家の世嗣カール・ミヒャエル公がロシア出身であったことも、ストレリチア・ニコライの誕生に大きく影響しているともいわれています。
和名のオーガスタの由来は諸説あり、正確なところは分かっていません。
ただ、学名を命名したレーゲルのフルネームがエドゥアルト・アウグスト・フォン・レーゲルであり、そのミドルネームのアウグストが由来であるという説が濃厚です。
ちなみにアウグストはラテン語で、アウグストゥス=尊厳あるもの、巨大なものを意味しているため、その生涯で3,000以上の植物を発見し命名したレーゲルの偉業と、ストレリチア・ニコライのダイナミックな樹形にインスパイアされて、いつの間にかオーガスタと呼ばれるようになったのかも、などと勝手ながら想像します。
オーガスタの種類
ストレリチア属にはオーガスタのほかにも、レギネ(レジーネ)や、希少種のアルバ(和名:白極楽鳥花)、ユンケア(別名:アフリカの砂漠バナナ)など、少ないながらもいくつかの種類があります。
ちなみに、植物学的にはオーガスタといえばアルバのことを指すのですが、アルバは絶滅危惧種のため流通しておらず、このため市場ではストレリチア・ニコライがオーガスタとして流通しています。
オーガスタの育て方
置き場所と日常のお手入れ
オーガスタはレースのカーテン越しの柔らかい光が当たる場所での管理がおすすめです。
ほかの多くの観葉植物同様、オーガスタも亜熱帯出身のため、太陽は大好きなのですが直射日光は苦手です。
昨今の暑夏の陽射しは異常なほど強く、わずか数分レースのカーテンが開いていたために葉焼けしてしまうこともあリます。直射日光には十分注意してください。
耐陰性が強いため、外光が届かない室内でも栽培は可能ですが、間のびして葉が開かなかったりする可能性があります。せっかくの大きく美しい葉を楽しむためにも、お日様の恵みだけはしっかりと与えてあげましょう。
また、お日様の恵みだけでなく、風の恵みも与えてあげましょう。
植物が健康に育つためには風も必須で、この場合の風は、植物が揺れるような風ではなく、風によって植物を取り巻く空気が流れることが重要。
エアコンを使用していないときは窓を開けておけばよいのですが、そうもいかないときに役に立つのがサーキュレーター。
サーキュレーターが室内の空気を循環させることにより、オーガスタも自然界にいるような気持ちで、日々を過ごすことができます。
ただし、エアコンやサーキュレーターの風を直接当てるのはNGです。
詳細はこちらの記事で解説しています。
【観葉植物などの栽培に役立つサーキュレーターの使い方をプロが徹底解説!】
葉水も、日常のお手入れでは欠かせません。
オーガスタは葉が大きいので、ホコリが溜まりやすく、放置しておくと生育不良や病気の原因にもなるため、予防措置として葉水は毎日あげることをおすすめします。
加えて、葉水のたびに葉を拭いてあげましょう。すると、美しい葉をいつまでも維持することができます。
その際、葉面洗浄剤を使用すると、葉の色艶も増し、オーガスタの魅力が倍増するので、さらにおすすめです。
【オザキフラワーパークでも爆売れの商品、住友化学園芸の葉面洗浄剤「MY PLANTS」をオーガスタで試す!】
ストレリチア属には、成功、自由、不死、忠誠心、愛、思慮深さ、楽観主義など、多くの花言葉があり、オーガスタは風水的には人と人との良好な関係を築き、大きな葉は金運を招くともいわれています。
ゆえに、リビングや、オフィス、施設など、人が集う場所に置く方もとても多いです。
ペットのいるご家庭では置き場所に要注意!
オーガスタには葉にも茎にも、動物にとって血糖異常をもたらす成分が含まれているため、猫や犬などのペットの手の届かない場所で管理してください。
成分に含有する消化管刺激物は嘔吐や下痢、腹痛を引き起こすことがあるため、万一ペットがオーガスタを口にした場合は速やかに動物病院を受診してください。
本記事おける観葉植物のペットに対する安全性は、下記「アメリカ動物虐待防止協会」のANIMAL POISON CONTROL/Toxic and Non-Toxic Plants List (ペットに対する有毒無毒リスト)を引用しています。
ASPCA/Toxic and Non-Toxic Plants List
夏の管理温度、冬の管理温度
夏は人間が過ごしやすい25~30℃くらいが適温です。
室温が40℃近くまで上がると根が傷むことがあるため、不在時の室温には気をつけてください。
冬は管理環境が5℃以下にならないよう注意してください。
5℃近くまで気温が低下するようになったら、ココヤシファイバー(椰子の繊維)やバークチップ(赤松の樹皮片)で土表面を覆う「マルチング」がおすすめです。
マルチングは保温効果があるため、冬場の土中の根の保護に有効ですが、見た目もオシャレになるため一石二鳥ですよ。
水やり
生育期の春~秋は、土の表面が乾いたら、鉢底から余分な水が流れ出るくらい、たっぷりと与えます。
この余分な水が、土の中の老廃物などを押し流してくれます。
冬が近づくにつれ生育が緩慢になるため、株の耐寒性を高めるために水やりの頻度を調節します。
夜間、外気の最低気温が10℃を下回る11月から12月頃は、土の表面が乾いたことを確認してから2〜3日後に水やりをします。
あげ方は生育期同様に、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。
厳冬の1〜2月は週1回程度でも問題ないでしょう。
室温が暖房と加湿器で常に快温適湿な場合であっても、日照時間により株は季節の変化に対応するスイッチが入り、根が吸水パフォーマンスを落とすため、冬季に生育期同様の水やりを行うと根腐れを起こす場合があります。水のあげすぎにはくれぐれも注意してください。
肥料/活力剤等
春~秋には観葉植物用の錠剤肥料を与えます。錠剤肥料を置き肥する際、錠剤が幹に触れていたり、幹に近い場所に置くと、正しい効果が得られなかったり、根が肥料焼けを起こす場合があります。
必ず鉢の縁に近い場所に、用法に定められた量を施肥してください。
剪定
古い葉や傷んだ葉は根元付近で剪定します。ただし、剪定した場所から新たに新芽が出てくる植物ではありません。
オーガスタは左右対称に芽を出して葉を展開していく植物なので、剪定する場合は外側の古い葉を切り、中央の葉は病気などの場合を除き、基本的に残しておきます。
株は葉を切られた分、新たな芽を出そうとパワーを消費するため、成長力が鈍化に向かう秋〜冬は避け、必ず3月から7月の間に行ってください。
増やし方
オーガスタは根が丈夫なため、容易に株分けで増やすことができます
株分けに適した時期は、根が成長に向かう春から梅雨前です。根のパフォーマンスが衰える秋〜冬に株分けを行うと、子株はもちろん、親株も枯れるリスクがあるため避けてください。
また株分けは、子株が瑞々しく、健康である場合のみ可能です。
株分けの方法は、いったん株を鉢から引き抜きます。
親株を残し、外側の子株だけを丁寧に分離するのですが、分離しやすいように、抜いた株から余計な土をシャワー等で落としてください。
前述のようにオーガスタは根が強く、分離の際、多少なら根を切っても、またすぐに再生するため問題はありません。ただし、ハサミに雑菌がついていると切り口から感染してしまう可能性があるので、ハサミは事前に刃を消毒してからご使用ください。
※コンロの火で刃をあぶり殺菌する方法もありますが、高価な園芸鋏は刃が赤くなるまであぶると切れ味が落ちるので注意してください。
分離したら親株を元の鉢に戻し、子株を新たな鉢に植えます。
植えたら、すぐに水やりはせず、48時間程度置いてから水やりをします。
その際、発根を促すために「メネデール」を規定量希釈してあげると、成長が促進されます。
植え替え
2〜3年に1回は土のリフレッシュのため、新しい用土に植え替えを行いましょう。土は観葉植物用の培養土で大丈夫です。
オーガスタは根の発育がよいため、2〜3年すると鉢内が根でいっぱいになります。
そのように鉢内が過密になると、酸欠と栄養不良に陥ってしまいます。
このため、2〜3年に1回植え替えをし、その際に手揉みで古い根をふるい落とすことにより、根と土の両方をリフレッシュし、株をさらに成長させることができます。
病害虫
室内の空気循環が悪いとカイガラムシが発生する場合があります。
カイガラムシは樹液を吸って成長し、その結果植物を枯らしてしまう害虫です。
活動期は発見しにくく、十分に養分を吸って死骸となった状態で発見されることが多いため、とても厄介。
そうなると葉についた死骸を歯ブラシやピンセットで取り除く必要があります。しかし、これがまた取れにくいのです。
しかし、取りにくいからといって放置してしまうと、他の病気を誘発する恐れがあります。
厄介なカイガラムシがつかないよう、春先や晩秋に予防策を講じましょう。
薬剤を使う方法としては、「クロチアニジン」という成分が入っている薬剤を株全体に散布します。当該成分が葉の内部に浸透し作用するため、予防効果は絶大です。
【注意】薬剤の使用は屋内では行わず、ゴム手袋、マスクをして屋外で行ってください。
カイガラムシは前述のように、空気循環が悪いと発生しやすい害虫です。
薬剤散布に抵抗がある方は、サーキュレーターを使用して部屋の空気を循環させることで、カイガラムシの発生を防ぐことができます。
オザキフラワーパークのおすすめオーガスタ4選+1
毎回さまざまなおすすめ観葉植物をチョイスしていただいている後藤さんに、今回はおすすめのオーガスタを4品と、オーガスタ以外のストレリチア1品を選んでいただきました。
オーガスタは広めのリビングや店舗での見栄えがよいため、オザキフラワーパークでは大型で高価格の商品から飛ぶように売れていくそうです。
※下記の商品をお求めの際は、事前に店頭在庫をご確認ください。
大型タイプ
大型タイプは、高さが185cmほどで、管理場所の環境さえよければ(日照と風が理想的な状況)、どんどん伸びていきます。このぐらいの大きさの商品が一番売れゆきがいいですね。
オーガスタらしいオーガスタ感を味わえる、まさにオーガスタ好きにおすすめのオーガスタです。何回でも連呼しますよ(笑)。
それぐらいおすすめの株です。
中型タイプ
高さ1mの中型の株は、場所を選ばずに置けるのが魅力ですね。
葉の大きさ、密度、色、すべての面において優秀な株で、大株に成長したときの姿が楽しみです。
こちらの商品も、オーガスタらしさがギュっと詰まった、とてもよい株です。
小型タイプ
高さ60cmの小型タイプは、室内でちょっとした棚や、陽当たりのよい玄関などに置くと、とても見栄えがしますよ。
お値段も手頃で、このサイズだと合わせる鉢もたくさんあるので、鉢もコーディネートして買われるお客様が多いですね。
小型タイプ(手乗りサイズ)
まさにミニチュアオーガスタといった趣のある、とても可愛らしい手乗りサイズです。とはいっても、ちゃんとオーガスタの“映え”を心得た、とても美しい姿をしています。
1,000円でお釣りがくるという価格も魅力的で、一人暮らしの方や、これからオーガスタを始める方のマイ・ファースト・オーガスタとしても大人気です。
ストレリチア・レギネ
オーガスタではありませんが、同じストレリチア属の親戚にあたるレギネもご紹介します。
レギネはオーガスタに比べ、葉が若干シャープで、色はややシルバーがかったコーティングがあり、スタイリッシュな印象です。
育て方は前述の基本どおりで大丈夫ですが、オーガスタよりは耐寒性が劣るため、冬場の夜間は室温が高くても冷気が滞留する窓辺からは離して管理したほうがよいです。
後藤さん’sスタイリング
縦185cm(鉢含む:以下同) 横 (最大広がり幅)125cm価格13,000円(税込)
+
鉢カバー 直径38cm 高さ38cm価格11,000円(税込)
+
受け皿 直径34.5cm 価格1,100円(税込)
=合計価格25,100円(税込)
樹形が格好いいオーガスタを活かすために、鉢カバーにはシンプルさを求め、色合いも温もりと落ち着きの中に洗練された主張が垣間見えるオレンジイエローのFRPという特殊プラスチック製のものをチョイスしました。
今回は鉢カバーとして使用しましたが、鉢底穴があるため、そのまま鉢として植え込むこともできます。
Instagramで楽しもう! オーガスタとインテリア
インテリアとの親和性も高く、お部屋のイメージを確実にワンランク上げてくれるオーガスタ。
Instagramで#オーガスタと検索すると2.3万もの投稿が!
巷のプランツラバーたちがどのようにオーガスタを楽しんでいるのか、ちょっとのぞいてみましょう。
これからご自宅に迎える方は、インテリアコーディネートの参考になるかも。
(写真左)ayamame_plantsさん邸のオーガスタは、このときお迎えしたばかりとのこと。
おしゃれにディスプレイされたウンベラータやゴムの木などの先住プランツたちも、喜んで新しい家族を出迎えてくれているようですね!
今はテーブルに乗る中型サイズのオーガスタですが、1〜2年もしたら、きっと圧倒的な存在感を誇るのでしょうね。とにかく、植物たちがみんな楽しそう!
(写真右)tiare_homeさん邸のオーガスタはなかなかの株立ち。
陶製とおぼしきスクエア鉢のソイルカラーがオーガスタのグリーンを絶妙に引き立てていますね。
背後で存在感を放つバイクとのコラボレーションがこれまたオシャレですねぇ!
ここでお酒飲みたいです(笑)。
(写真上)g_____k.a.rさん邸のオーガスタは、高い天井に向かって、これでもか! というくらいに伸びていますね。
天井高にこれだけ余裕があると、まだまだ大きくなって、ゆくゆくは開花が期待できそう!
大型のシーリングファンがお部屋の空気を撹拌してくれるので、オーガスタもさぞ居心地がよいでしょうね。
伸びていく先の天井がウッドというのも、家主さんのこだわりを感じさせます。
う〜ん、このうちの子になりたい(笑)。
編集後記
いかがでしたか、オーガスタ特集。
昔ゴルフを嗜んでいた私的には、オーガスタというとゴルフトーナメントの聖地、米ジョージア州の「オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ」が一番はじめに思い浮かびました。
ゴルフコースのオーガスタはグリーンの難度が悶絶級なんですが(もちろん回ったことはない)、グリーンはグリーンでもインドアグリーンのオーガスタは誰でも気軽に育てることができて、しかもそのおしゃれな樹形は、タイガーウッズや石川遼をも虜にしたとかしないとか。
私的には今回、オザキフラワーパークの後藤さんにオーガスタの魅力を解説していただいたことにより、ゴルフ場のオーガスタよりも、ストレリチア・オーガスタが「オーガスタ」の第一イメージになりました。
読者の皆さんの心に、ストレリチア・オーガスタがホールインワンすると嬉しいです。
記事協力
『オザキフラワーパーク』
1961年に東京は練馬区石神井で創業以来61年、人気の観葉植物からニッチな珍奇植物まで、全国屈指を誇るその品揃えは「買える植物園」としての異名を持つ。植物や園芸グッズの豊富さもさることながら、アクアリウムや爬虫類の生体販売も行っているため、近隣はもちろん、全国各地からお客様が途絶えることなく来店する話題の超大型園芸店。編集部スタッフもプライベートで足繁く通う。
東京都練馬区石神井台4-6-32
TEL : 03-3929-0544
URL https://ozaki-flowerpark.co.jp
営業時間:9:00~19:00
Credit
文&写真(クレジット記載以外) / ガーデンストーリー編集部
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