- TOP
- 花と緑
- おすすめ植物(その他)
- バレンタインに再認識! チョコレートカラーの花をコレクション
バレンタインに再認識! チョコレートカラーの花をコレクション
バレンタインが近づくと、お店には可愛らしいさまざまな形のチョコレートが並び、空気まで甘い香りを漂わせているよう。あの濃厚な色を見ると、それだけでカカオの味わいを想像してしまいます。ここでは、まるでチョコレートを思わせるような色の花や葉を持つ植物を集めてご紹介します。庭の一角に、チョコレート色の花壇をつくるのも個性的!
シックな装いが魅力 チョコレートカラーの花々
口に入れると豊かな風味を残してとろけるチョコレート。日々のティータイムのおともから、ちょっと高級な自分へのご褒美まで、さまざまな場面にフィットする人気のスイーツです。チョコレートの味わいはもちろん、あのまろやかなブラウンカラーは色としてもシックでとても魅力的。花壇や寄せ植えの彩りとしてはもちろん、花屋で偶然並んでいるのを見つけたらバレンタインの贈り物に添えても素敵。花や葉にはチョコレートカラーもあることを、バレンタインにちなんでご紹介します。
チョコレートコスモス
チョコレートの名を持つこのコスモスは、その名にふさわしい濃厚なチョコレートブラウンの花を咲かせます。さらにその花からはチョコレートを思わせる甘い香りが漂うというおまけつき。バレンタインの季節には切り花としても出回るので、手に入れやすく贈り物に添えるのにもぴったりです。丈夫で育てやすいので、ガーデンにも向いています。
バラ
数ある花の中でも、愛の告白という場面で最もよく登場する花が、バラ。バラの中には、チョコレートカラーのものもあります。色や花姿のバリエーションが豊富なバラは、茶色系の色合いも幅広く、‘チョコフィオーレ’はミルクチョコレートのような柔らかいココア色のミニバラ、‘テラコッタ’はレンガのような赤茶色のシックなつるバラと、好みに合わせて選ぶことができます。
オダマキ
花色、花姿が豊富で育てやすく、初夏に可愛らしい花を咲かせるオダマキ。シックな茶色の花をつける西洋オダマキ‘ビリディフローラ’は、そのユニークなカラーとナチュラルな雰囲気が魅力です。日向でも半日陰でもよく育ち、こぼれダネでも増えるので、ガーデニングにも取り入れたい花の一つです。
チューリップ
明るく鮮やかな色彩の多いチューリップにも、ブラウンカラーを持つ品種があります。写真は珍しい茶色系のチューリップ‘ブラウンシュガー’。咲き進むにつれて次第に淡い色へと変化していきますが、咲き始めの頃はオレンジを帯びた茶色のシックな色合いで、春の花々との相性もよく、ガーデンの彩りとしてオススメです。
カレンジュラ
カフェオレのようなブラウンカラーのつぼみから、柔らかなクリーム色の花を開かせるカレンジュラ‘コーヒークリーム’は、そのアンティークな印象のニュアンスカラーと、つぼみから花への色の変化の面白さから、とても人気の高い植物。寄せ植えや花壇の彩りにオススメしたい可愛らしい花です。
大胆な存在感 チョコレート色のカラーリーフ
さまざまな色合いが魅力のカラーリーフの中には、チョコレートカラーを持つものもあります。観賞できる期間が長く、株全体が色づくのでインパクトが強いカラーリーフは、ガーデンのコーディネートに使うと全体の印象がぐっとレベルアップ。形の可愛いクローバーなどは、贈り物に添えてもいいですね。
ヒューケラ
カラーリーフとして人気の高いヒューケラには、もちろんチョコレートカラーの葉を持つものも。コンパクトな草姿でカラーバリエーションが豊富、手をかけなくても育ち、日陰でも栽培できるので、ガーデナーにとってはとても頼りになるカラーリーフ。耐寒性が強く、耐暑性もあるので、一年中楽しむことができます。
クローバー
誰でも一度は経験がある四つ葉のクローバー探し。可愛いラッキーチャームである四つ葉のクローバーは、プレゼントに添えるのにもぴったりです。最近では、クローバーの園芸品種が豊富に出回っていて、ココアを振りかけたような茶色の葉を持つ品種も。生育旺盛で背が低いクローバーは、グラウンドカバーとしても人気があります。個性豊かで育てやすいので、ガーデニングビギナーにもオススメ。
カンナ
エキゾチックな印象のカンナの大きな葉は、ガーデンでのインパクト抜群! カンナ‘トロピカーナ’のように艶のある濃厚なブラウンカラーのほか、季節の変化につれて色が変わる品種もあり、個性的なカラーリーフとして活躍します。ほかの植物の元気がなくなる夏にも美しい姿を保ち、鮮やかな花を咲かせるのも嬉しいところ。
ニューサイラン
幅広で長く鋭い葉を伸ばし、迫力のある印象を与えるニューサイランは、寄せ植えや花壇で存在感を発揮すること間違いなしのオススメ植物。多彩な葉色の中には濃厚な銅葉もあり、フラワーアレンジに利用すれば、シックでモダンな印象に。大きめの鉢に単独で植えるだけでも、目を引き付けるフォーカルポイントになります。
カラー(オランダカイウ)
紫がかったような濃厚な色合いのカラー‘ホットチョコレート’。なかなか目にする機会のない、珍しい色合いのこのカラーは、スタイリッシュで独特の雰囲気を持ち、アレンジメントの材料として人気があります。湿り気のある土壌を好むので、栽培するときは水もちのよい土を使うのがポイントです。
Credit
文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
Photo/ 1)flowermedia/ 2)seramo/ 3)Oliveshadow/ 4)Ivanita2017/ 9)Elena Rostunova/ 10) Peter Turner Photography/ Shutterstock.com
全国の花ファン・ガーデニング
ファンが集う会員制度です。
新着記事
-
園芸用品
満開のバラの庭をつくる秘訣 新発売の有機肥料「マイローズばらの天然有機肥料」でバラをも…PR
初夏、一年でも最も庭が華やかになる季節です。特にガーデンの主役として存在感を放つバラの花も最盛期を迎え、日々ガーデナーの目を楽しませてくれています。満開のバラをより美しく咲かせるためには、日々の手入…
-
土作り
【失敗しない!】トマト、キュウリ、ナス…家庭菜園の人気野菜は「連作障害」対策をPR
トマトやナス、ピーマンは家庭菜園の定番人気野菜。昨年、栽培したという方も多いのでは? 今年も同じ野菜を育てるならば、植え付け前に「連作障害」対策が必須です。同じ場所で同じ野菜を繰り返し栽培することで…
-
ガーデン&ショップ
見渡す限りバラが咲く! 特別な時間を過ごせるバラ園「横浜イングリッシュガーデン」 ロー…PR
バラ咲く季節はもうすぐです! 希少なアンティークローズから最新品種まで多数のバラをコレクションする「横浜イングリッシュガーデン」では、バラの開花に先駆けて「ローズ・フェスティバル2024」(4/20(土)~5/26…