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暑さに強いおすすめ観葉植物5選! 育て方や涼しげに飾るポイントも

暑さに強いおすすめ観葉植物5選! 育て方や涼しげに飾るポイントも

New Africa/Shutterstock.com

緑がそばにあると癒やされたり、室内装飾に潤いを与えてくれるなど、居心地のよいインテリアのアイテムとして、いま取り入れる人が急増中の観葉植物。とはいっても、種類によって性質はそれぞれ違うため、年々暑くなる夏に枯らしてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。この記事では、暑さに強い観葉植物のおすすめの種類や、育てる際のポイントを詳しく解説します。

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暑さに強い観葉植物とは

観葉植物
merrymuuu/Shutterstock.com

観葉植物の耐暑性や耐寒性が強いかどうかは、原産地の気候や自生環境によって変わります。例えば、砂漠地帯では日中は暑くても夜間は気温が下がるため、砂漠地帯原産の植物は耐暑性だけでなく耐寒性も高くなっています。

観葉植物として人気が高いもののグループに熱帯地方原産の植物がありますが、じつは原産地では最高気温が30℃を少し超えるくらいまでしか上がらないことが多く、日本の真夏のように35℃を超えることはほぼありません。そのため、日本の酷暑には耐えられない場合があり、注意が必要です。

暑さに強い観葉植物のおすすめ

観葉植物
dropStock/Shutterstock.com

それでは、暑さに強い観葉植物にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではその中から、育てやすくておすすめの種類をご紹介します。

パキラ

パキラ
Mid Tran Designer/Shutterstock.com

パキラは暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすい植物です。販売されている苗はサイズ展開も豊富で、手のひらにのる小さなものから、インテリア・アイテムとして強い存在感がある大株のものまであるので、置き場所に合わせたちょうどいいサイズに出会えます。

育てる際は、カーテン越しに日が当たる程度の明るい場所に置き、直射日光は当てないようにします。水やりは土の表面がしっかり乾いてからたっぷりと。冬は水やりを控えめにします。葉水もすると、より綺麗に保てます。

パキラには「発財樹」という別名があり、縁起がよい観葉植物ともいわれています。

サンスベリア

サンスベリア
Chavanilla/Shutterstock.com

サンスベリアは、熱帯地方・亜熱帯地方が原産で、乾燥に強く、手入れが比較的簡単な植物です。葉は厚みがあり、独特の模様が入ることから、「虎の尾」という別名もあります。葉からマイナスイオンを放出することから空気洗浄効果が期待できるともいわれ、室内栽培に人気の種類です。

最低気温が10℃以下になると休眠状態になるので、寒い日は水やりを控えめにします。ただし、10℃以上のときに水が不足すると葉がシワシワになってしまうので気をつけましょう。

ポトス

ポトス
Khaohom Mali/Shutterstock.com

ポトスは熱帯地域原産のつる性植物です。

日当たりのよい場所を好み、冬ならば直射日光に当たっても問題ありません。耐陰性もあるので、日光が当たらない場所でも電球の明るさで育てることができます。

水を好むので葉水なら毎日与えても問題ありませんが、水やりは根腐れを起こさない程度にし、過湿になりすぎないように注意します。土を使わず、水耕栽培で育てることもできます。

モンステラ

モンステラ
Maxfluor/Shutterstock.com

モンステラは深い切れ込みの入った大きく艶のある葉が特徴的な観葉植物です。

乾燥や日陰、寒さにも強いので置き場所を選びません。ただし、室外で育てる場合は5℃を下回ったら室内へ移動しましょう。販売されている苗は、ミニサイズから2mほどにもなる大型のものまでサイズが豊富にありますので、置き場所に合わせて選べます。

ガジュマル

ガジュマル
Maxfluor/Shutterstock.com

ガジュマルは、沖縄では精霊キジムナーが宿り、幸せを運ぶ観葉植物といわれています。

日光を好むので、日当たりのよい場所に置くとよく育ちますが、耐陰性もあります。

寒さには弱いので、屋外で育てる場合には冬は室内に入れましょう。また、多湿を好むので、乾燥が気になる日にはスプレーなどで葉水をするのも効果的です。

暑さに強い観葉植物を育てるポイント

観葉植物
Alliance Images/Shutterstock.com

ここからは、暑さに強い観葉植物を上手に育てるためのポイントについて、ご紹介します。

置き場所

観葉植物
Mid Tran Designer/Shutterstock.com

暑さに強い観葉植物であっても、急に直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こすことがあるので、暗い場所から日当たりのよい場所に移動させる場合は、徐々に慣らすようにして様子を見ながら移動するとよいでしょう。

室内でも直射日光は避け、カーテンやブラインドで強い日差しを遮ります。ただし、カーテン越しの光でも種類や状況によっては葉焼けしてしまうことがあるので、定期的に葉の状態をチェックすることを心掛けましょう。

葉焼け防止には、風通しのよさも重要なポイントです。定期的に換気して風を通したり、サーキュレーターなどで風を循環させることも葉焼け防止に効果的です。なお、冷たいエアコンの風は直接当たらないようにします。エアコンの風が当たり続けてしまうと、極端な暑さと寒さ、乾燥で弱ってしまいます。

水やり

観葉植物
bearmoney/Shutterstock.com

夏は水分が蒸発しやすく、水切れを起こしやすい時期です。

水やりの基本は、土の表面がしっかり乾いたらたっぷりと与えること。量は鉢の底穴から水が流れ出すくらいが目安です。水を与えすぎると根腐れを起こすので、頻度が多すぎないように注意しましょう。時間は涼しい朝か夕方に。土の水分量の見極めが難しい場合は、水分計を使うのもおすすめです。

水やり後に受け皿に溜まった水は、必ず捨てておきましょう。

スプレーで葉に霧吹きをする「葉水(はみず)」も効果的です。これは葉の色艶がよくなるだけでなく、乾燥を好むハダニなどの病害虫を防ぐ効果もあります。

冬越しの注意点

観葉植物
Tatiana Buzmakova/Shutterstock.com

観葉植物は、原産地や自生地によって耐寒性が異なります。

耐寒性が弱い植物をベランダなどの屋外に置いている場合は、冬には室内に移動させます。部屋の中でも窓のすぐ近くは気温が低くなるので、寒さに弱いものは窓から離れた場所に置きます。

観葉植物で涼しさをプラスする飾り方ポイント

観葉植物
Ground Picture/Shutterstock.com

ここからは、観葉植物によってより涼しく感じさせる夏のインテリアにおすすめな演出方法をご紹介します。

水耕栽培

水耕栽培
P_WON/Shutterstock.com

水耕栽培とは、土を使わずに水だけで育てる方法のことです。

ガラスやコップ、花瓶など透明の器に水を入れ、観葉植物の茎を挿せば、水のきらめきに茎や白い根が透けて見えて、とても涼しげです。部屋に土を持ち込むと汚れるのでは、と気になる方にもおすすめの育て方です。

水耕栽培の場合は、水をできるだけ清潔に保つため、1〜3日程度で取り換えましょう。茎から発根したらハイドロボールなどを入れた鉢に移し替え、大きくなったら土で育てるなど、段階的に栽培方法を変え、大きく育てる方法もあります。

ハンギングプランター

ハンギング
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ハンギングプランターとは吊り下げたプランターのことです。

部屋の壁面や天井などの空間を有効活用できるうえ、おしゃれな雰囲気が演出できるのも魅力です。つる性の観葉植物は、葉を垂らすと見た目に動きが出て、見栄えもよくなります。

ガラス製のハンギングプランターに入れて窓辺に吊すと、光が透けて部屋に葉影が映し出され、軽やかな雰囲気になります。

空調が効いている室内環境なら、吊すことで風通しがよくなるため、観葉植物の生育環境の改善としてもよい飾り方です。

プランターカバーを使う

観葉植物
M88/Shutterstock.com

鉢を隠すためのプランターカバーにもさまざまなデザインのものが増え、選ぶ素材によって涼しさを演出することができます。

籐や藁、竹などを編んだバスケットはナチュラルな雰囲気で、軽やかでカジュアルな印象を与えてくれます。ブリキや鉄、銅などの金属製のものなら、モダンな雰囲気や洗練された印象をプラスすることもできます。カバーによって植物の印象が変わるので、季節や部屋の模様替えのタイミングで取り替えるのもおすすめです。

暑さに強い観葉植物で夏も爽やかな緑のある生活を

観葉植物
New Africa/Shutterstock.com

室内に緑があると、爽やかな雰囲気や潤いのあるインテリアの演出ができます。暑さに強い観葉植物を選んで、置き場所や水やりのポイントを押さえ、涼しげな演出を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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