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猛暑のサマーガーデンを元気に彩る! 7月に咲く人気の花20選

猛暑のサマーガーデンを元気に彩る! 7月に咲く人気の花20選

Molly Shannon/Shutterstock.com

本格的な夏が到来する7月。毎年梅雨明け前後から猛烈な暑さがやってきて、庭の植物も休みがちになりますが、そんな猛暑や日差しに負けずに咲いてくれる花もたくさんあります。この記事では、7月に見頃を迎える植物の中から、ガーデニングでも人気の草花や、街中や公園などでよく見かける樹木を20種類、花言葉とともにご紹介します。

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目次

ペチュニア
ナス科一年草/主な花色:赤・ピンク・青・紫・白・黄・複色/開花期:3~11月

ペチュニア
写真/3and garden

開花期間が長く、春から秋にかけて花壇や寄せ植え、ウィンドウボックス、ハンギングバスケットなどを彩ってくれるペチュニアは、夏のガーデンには欠かせない存在。品種のバリエーションが豊富で育てやすく、成長が早くてこんもり茂り、真夏もあふれんばかりにたくさんの花を咲かせてくれます。近年は、より花数が多く、丈夫で育てやすい園芸品種も多数登場しています。本来は多年草ですが、日本では基本的に一年草として扱われます。雨に弱いため、特に梅雨時は直接雨の当たらない場所で育てるとよいでしょう。泥がはねると病気が発生しやすくなるので注意します。植え付けてからしばらくは摘心を繰り返すことでこんもり育ち、花数も増えます。蒸れが苦手なので、梅雨前や株姿が乱れてきたら半分程度まで切り戻して風通しよく育てましょう。開花期間中は適宜花がらを摘み、追肥を行うと長く楽しめます。ペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」などです。

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タチアオイ(ホリホック)
アオイ科多年草/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・黒・紫・複色/開花期:6月上旬~8月中旬

ホリホック
JakkriT SomsuK Krit/Shutterstock.com

タチアオイは梅雨から夏にかけて、空に向かってまっすぐに伸びる長い茎に、次々に花を咲かせます。草丈は2mほどにもなる大型の植物で、ガーデンでの存在感は抜群。花は一重咲きや八重咲きがあり、下から順に咲き上がります。二年草または短命な多年草とされることが多く、株を更新しながら育てるとよいでしょう。種まきの適期は9~10月、または3~4月。成長の早い植物なので、春まきでも夏前に開花させることができます。根をいじられるのを嫌うので、水はけと日当たりのよい場所で栽培し、移植は控えたほうがよいでしょう。草丈が高くなるのでスペースを確保し、適宜支柱を立てて育てます。タチアオイの花言葉は「豊作」「あなたの美しさは気高い」などです。

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ムクゲ
アオイ科低木/主な花色:白・ピンク・紫・複色/開花期:7~9月

ムクゲ
Photo/LensTravel/Shutterstock.com

ムクゲは高さ3~4mの低木で、庭木や生け垣にも利用されるなじみ深い樹木です。暑い日が続く真夏にも、次々と大きな花を咲かせてくれます。アオイ科らしい整った形の花を、木全体を覆うように咲かせる姿は見事。園芸品種も豊富で、白や紫、ピンクなどの花色に加え、咲き方も一重咲きや八重咲きがあります。丈夫で栽培しやすく、切った枝を土に挿しておけば根付くといわれるほど。ほとんど手がかからず、剪定しなくても樹形がまとまりやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめです。生育旺盛でスペースの確保が必要なので、鉢植えよりも地植えのほうが管理しやすいでしょう。ムクゲの花言葉は「信念」「新しい美」などです。

盛夏に次々と開く夏の花 ムクゲ

ユリ
ユリ科多年草/主な花色:白・ピンク・オレンジ・赤・黄・複色/開花期:5月下旬~7月

ユリ
Trubaieva Svitlana/Shutterstock.com

大輪で艶やかな花を咲かせるユリは、初夏の花壇の主役花の一つ。日本にもさまざまな自生種があり、広く親しまれてきた球根植物で、ゴージャスな花から可憐なものまで品種も多数あります。種類によって開花期は異なりますが、基本的にスカシユリ系からテッポウユリ系、そしてオリエンタル系へと咲き継ぎます。品種によっても異なりますが、一般に葉の細いユリは日当たりを、葉の広いユリは半日陰を好むとされるので、環境に合わせて植えてもいいですね。地温が高くなるのは嫌うため、風通しのよい場所で育て、地面に強い直射日光が当たらないようにするとよいでしょう。球根は乾燥しないように注意し、10~11月頃に植え付けます。その際、球根と地面の間に伸びる上根のスペースを十分に確保するため、深植えにしましょう。花後は花がら摘みを忘れずに行い、球根を太らせます。ユリの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」などです。

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アガパンサス
ヒガンバナ科多年草/主な花色:青紫・白・複色/開花期:5月下旬~8月上旬

アガパンサス
Roger Driscoll/Shutterstock.com

涼しげなブルーの花と青々とした細葉で夏の庭を彩ってくれるアガパンサス。手毬状に花が集まるボリュームのある咲き姿は、ガーデンの中でも存在感を放ちます。日本の高温多湿の厳しい気候の中でも丈夫に育ち、ほとんど手がかからず植えっぱなしで何年も咲くコストパフォーマンスのよい植物で、ガーデニング初心者にもおすすめ。日当たりと水はけがよい、乾燥気味の環境を好みます。生育旺盛で根は長く深く張るので、地植えのほうが管理しやすいです。鉢植えで栽培する場合は根詰まりしやすいため、6号以上の鉢に植えるとよいでしょう。基本的には日当たりを好み、半日陰で育てると、花つきは悪くなります。アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」などです。

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ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科つる性樹木/主な花色:オレンジ・黄・赤/開花期:7~8月

ノウゼンカズラの誘引
CoinUp/Shutterstock.com

真夏の暑さにも負けずに、オレンジ色の花をたっぷりと咲かせるノウゼンカズラ。気根を伸ばして自力で這い上り、つるを旺盛に茂らせます。漢字では凌霄花と書くとおり、空に届くかと思うほどつるを伸ばして咲く姿はダイナミックで、サマーガーデンの主役にも。暑さに強く丈夫で放任してもよく開花するので、ビギナーにもおすすめです。植え付け適期は3月中旬〜4月中旬。日当たりと風通しのよい環境を好みます。地植えの場合は根付いてしまえば、ほとんど追肥と剪定のみのメンテナンスでもよく育ちます。ノウゼンカズラの花言葉は「名声」「名誉」などです。

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インパチェンス
ツリフネソウ科一年草/主な花色:白・ピンク・赤・オレンジ・複色 /開花期:5~11月上旬

インパチェンス
Photo/Ole Schoener/Shutterstock.com

開花期間が長く、暑さに負けずに色鮮やかな花をたっぷり咲かせるインパチェンスは、夏を代表する一年草の一つです。酷暑や直射日光に弱い難点もありましたが、高温多湿や陽射しに強い改良品種も登場し、より育てやすくなっています。花色や先姿にもバリエーションがあり、暑さに強く夏によく開花するインパチェンス属の種間雑種「サンパチェンス」や、バラ咲き品種が人気です。日当たりと風通しのよい場所を好みますが、半日陰でも育てられるのも嬉しいところ。水を好むので、特に夏場は水切れしないように注意しましょう。株姿が乱れてきたら切り戻しをすると、成長して再び花を咲かせてくれます。開花期間中は花がら摘みと追肥を忘れずに行いましょう。インパチェンスの花言葉は「鮮やかな人」「強い個性」などです。

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ペンタス
アカネ科低木/主な花色:白・赤・ピンク・紫/開花期:5〜10月

ペンタス
写真/小川泰弘

春から秋まで長期間にわたり、整った星形の小花をまとまって咲かせるペンタスは、暑さに負けずによく開花するので、花が少なくなりがちな真夏の花壇や寄せ植えなどで活躍します。寒さに弱く一年草扱いされることが多いですが、掘り上げて室内で管理すれば比較的簡単に越冬し、温度と日当たりに気をつければ冬でも花が咲くことも。植え付けの適期は5~7月で、日当たりと風通しのよい場所を好みます。過湿や蒸れに弱いので、梅雨時など長雨が続くと立ち枯れしやすくなります。鉢植えやプランターは、雨の当たりにくい場所に移動するとよいでしょう。花がら摘みを兼ねて切り詰めると、わき芽が伸びてより多くの花が楽しめます。ペンタスの花言葉は「願い事」「希望が叶う」などです。

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マンデビラ
キョウチクトウ科つる性低木/主な花色:赤・ピンク・白/開花期:5~10月

マンデビラ
goumi/Shutterstock.com

ぐんぐんつるを伸ばして、トロピカルな雰囲気の存在感ある花を咲かせるマンデビラ。支柱なしでもコンパクトに収まるものから、フェンスやアーチなどに誘引して大きく育てるものまで、さまざまな品種があります。寒さには弱く、冬場は鉢植えにして室内に取り込むなどの作業が必要ですが、上手に管理すれば翌年もまた開花を楽しむことができます。マンデビラの植え付け適期は5~6月。日当たり、風通しのよい環境を好みます。冬越しさせる場合は寒くなる前に室内に取り込み、日当たりがよく暖かい場所で越冬させ、遅霜の心配がなくなった5月頃に屋外に出しましょう。マンデビラの花言葉は「固い友情」「情熱」「危険な恋」などです。

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エキナセア
キク科多年草/主な花色:赤・ピンク・オレンジ・黄・白・緑/開花期:6月中旬~8月

カラフルなエキナセア
badboydt7/Shutterstock.com

まん丸でトゲトゲしたイガグリのような大きな花心と細い花びらが特徴のエキナセア。花心は咲き進むにつれて盛り上がり、花びらは徐々に下を向いて、ロケットのようなユニークな姿になります。種類によってはハーブとしても利用され、ドイツでは医薬品としても扱われています。丈夫で育てやすく、花の少なくなる夏に元気に咲いてくれるだけでなく、寒さにも強く容易に冬を越して年々株が太ります。そのためある程度スペースを取って植えるとよいでしょう。花後はイガグリ状の球の形が長く残るので、ドライフラワーとして利用したり、そのまま秋まで残してオーナメンタルな雰囲気を楽しんだりできるため人気上昇中。エキナセアの花言葉は「優しさ」「あなたの痛みを癒やします」などです。

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ポーチュラカ
スベリヒユ科一年草/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・紫・複色/開花期:5〜10月

ポーチュラカ
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ぷくっとした多肉質の茎葉を持つポーチュラカは、暑さや乾燥に非常に強い植物。他の花の元気がなくなる真夏の8月にも、ピンクや黄色など明るい花色で元気に咲いてくれます。基本的に午前中にしか咲きませんが、最近は午後にかけて長く咲く品種も登場。匍匐(ほふく)性なので、グラウンドカバープランツとしてもおすすめです。ちなみに、マツのように細い葉を持つマツバボタンもポーチュラカの仲間です。日当たりの悪い場所や天気の悪い日には花を咲かせないので、日当たりのよい場所で育てましょう。ポーチュラカの花言葉は「いつも元気」です。

ジニア(ヒャクニチソウ)
キク科一年草/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・緑・複色/開花期:5~11月

ジニア
kornnphoto/Shutterstock.com

「百日草」という名でも親しまれるとおり、長い期間次々と花を咲かせるジニア。生育旺盛で育てやすく、夏の厳しい暑さや強い日差しにも負けないので、夏花壇の彩りに使いやすい花です。ヒャクニチソウにはお供え花の印象もあるため、ちょっと敬遠しがちな人もいるかもしれませんが、カラフルな花がガーデニング素材としても人気で、さまざまな花形や草姿の品種が流通しています。ジニアの花言葉は「不在の友を思う」「遠い友を思う」「別れた友への想い」「絆」「いつまでも変わらぬ心」「古き佳き時代」「幸福」「注意を怠るな」などです。

初夏から晩秋まで咲き続ける、バリエーション豊富な一年草ジニア

ニチニチソウ
キョウチクトウ科一年草/主な花色:白・赤・ピンク・紫・複色/開花期:5~11月

ニチニチソウ
Photo/ Treetree2016/Shutterstock.com

夏の花壇ではとてもポピュラーなニチニチソウ。高温や直射日光への耐性が強く、排気ガスにも強いので、車道沿いの花壇にも心配なく使える植物です。艶のある葉も美しく、初心者でも育てやすい夏のガーデンで頼れる存在です。矮性や匍匐(ほふく)性などの品種があるほか、近年では小輪の花やフリンジ咲きなど可愛い新品種も多く登場し、バリエーションも豊富です。梅雨入り前に摘心を行い、開花期間中は必要に応じて追肥をすることで、より花付きよく楽しめます。ニチニチソウの花言葉は「楽しい思い出」「生涯の友情」「友情」などです。

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アゲラタム
キク科一年草/主な花色:青・白・ピンク/開花期:5~11月

アゲラタム
Khairil Azhar Junos/Shutterstock.com

ふわふわとした青や白の花が涼しげなアゲラタム。カッコウアザミという和名でも親しまれ、夏花壇に爽やかさをプラスしてくれる一年草の一つです。他の草花とも合わせやすく、花壇やコンテナガーデンのアクセントとして活躍します。矮性種から高性種まであるので、花壇後方の植栽や縁取り、コンテナ栽培など、シーンに応じて使い分けるとよいでしょう。本来は多年草ですが、寒さに弱く日本では一年草として扱われます。蒸れると株が傷むので、水はけのよい土に植え付け、枯れた花や葉をこまめに摘み、適宜刈り込みながら風通しよく育てます。肥料は控えめにし、大きくなりすぎたら切り戻しをしましょう。アゲラタムの花言葉は「信頼」「安楽」などです。

トレニア
アゼトウガラシ科一年草/主な花色:青・紫・ピンク・白・黄・複色/開花期:4~10月

トレニア
Pseudolithos/Shutterstock.com

「夏すみれ」という和名のとおり、少しスミレに似た雰囲気の愛らしい小花を夏に咲かせるトレニア。初夏から晩秋まで長く咲き継ぎ、他の花とも合わせやすいので、夏のガーデンで広く活躍してくれます。種類によっては這うように広がるタイプもあり、花壇の縁取りやグラウンドカバーにも利用できます。草姿が乱れてきたら、深めに切り戻しをして若返りをはかりましょう。暑さには強いですが、直射日光が当たり続けると弱ってしまうことがあるので、西日が当たる場所は避けたほうが無難です。トレニアの花言葉は「ひらめき」「可憐」「愛嬌」などです。

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ハイビスカス
アオイ科低木/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・複色/開花期:5~10月

ハイビスカス
Aygul Sarvarova/Shutterstock.com

トロピカルな花といえば、真っ先にイメージされる、真っ赤なハイビスカス。夏が似合う南国の花として人気がありますが、じつは春から秋まで、意外と長期間にわたって咲き続けます。花の美しさに加えて食用やハーブとしても利用され、ビタミンCやカリウムなどを含むことからハーブティーにも人気の植物です。暑さに強いイメージがありますが、品種によっては真夏の猛暑で開花が止まることも。暑さで株が弱るようなら、半日陰に移動するとよいでしょう。寒さには弱いので、冬は室内に取り込んで冬越しさせます。ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」などです。

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ゼラニウム
フウロソウ科多年草/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・紫・複色/開花期:3月~12月上旬

アイビーゼラニウム
Vika Lilu/Shutterstock.com

乾燥に強く丈夫なゼラニウムは、夏場でも高温多湿になりにくいヨーロッパでは栽培しやすく、プランターや吊り鉢、ウィンドウボックスなどあらゆる場所で活用され、街並みを彩っています。ゼラニウムはペラルゴニウム属の植物の総称で、主に多肉質の茎を持つ四季咲きのゼラニウム、下垂するように育つアイビーゼラニウム、葉に香りのあるセンテッドゼラニウム、ゴージャスな一季咲きのペラルゴニウムという4つのグループに分けられます。どれも丈夫で育てやすい植物です。日光を好み、高温多湿を嫌うので、日当たりと風通しのよい場所で管理しましょう。花がらは適宜取り除き、株姿が乱れてきたら新芽を残して切り戻します。凍結すると枯死するので、寒冷地では霜が降りる前に室内に取り込む必要がありますが、暖地では防寒対策をすれば戸外での越冬も可能です。ゼラニウムの花言葉は「尊敬」「信頼」「真の友情」などです。

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コレオプシス
キク科多年草/主な花色:黄・ピンク・赤・オレンジ・複色/開花期:5~10月

コレオプシス ‘スター クラスター’
写真/荻原範雄

夏から秋にかけて、明るく豊富な花色で楽しませてくれるコレオプシス。よく分枝してこんもりとしたコンパクトな草姿になります。コスモスにも似た可憐な花が風に揺れる姿も風情があり、ナチュラルガーデンにぴったり。丈夫で育てやすく、公園などの公共緑地でも利用されています。暑さにも寒さにも強い宿根草ですが、一部の品種は寒さに弱く一年草扱いされます。コレオプシスの植え付けの適期は春と秋。日当たりと水はけのよいところであれば、土を選ばず、種類によってはやせ地でもよく育ちます。コレオプシスの花言葉は「夏の思い出」「真心」「一目ぼれ」「上機嫌」などです。

マリーゴールド
キク科一年草/主な花色:黄・オレンジ・白・赤・複色/開花期:4~12月

マリーゴールド
Grigoriy Pil/Shutterstock.com

オレンジや黄色などのビタミンカラーが元気をくれるマリーゴールド。春から冬までと開花期がとても長く、一度植え付ければ手をかけずとも元気に育ち、花壇の定番として愛される人気の花です。また、マリーゴールドはセンチュウなど害虫を寄せ付けない効果もあるので、コンパニオンプランツとして家庭菜園に取り入れるのもおすすめ。日本でガーデニング素材として利用されるものは一年草が多いですが、中には多年草の品種もあります。日当たりと風通しのよい場所を好み、種まきからでも簡単に育てることができます。マリーゴールド全般の花言葉は「勇者」「可憐な愛情」などです。

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トケイソウ
トケイソウ科つる性多年草/主な花色:白・赤・ピンク・黄・紫・複色/開花期:5~10月

トケイソウ
Esin Deniz/Shutterstock.com

トロピカルな雰囲気の個性的な花姿が人気のトケイソウ。夏から秋にかけて繰り返しよく咲きます。パッションフラワーという英名でも呼ばれますが、このパッションは「情熱」ではなく、「キリストの受難」という意味で、花の形を「キリストの受難」に見立てた名称です。ちなみに、トロピカルフルーツのパッションフルーツはトケイソウの一種。つるを絡ませながら成長するので、フェンスや壁面、オベリスクなどに仕立てるとよいでしょう。暑さに強い一方、寒さには弱いので、耐寒性の強い品種以外は鉢植えにして冬越しを。トケイソウの花言葉は「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」などです。

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7月に見頃を迎える人気の花を育てよう!

今回は、7月に咲くガーデニングで人気の花を20種類ご紹介しました。ここで取り上げた花以外にも、7月に見頃を迎える花はまだまだたくさんあります。ぜひお気に入りの花を見つけて、7月のガーデニングを楽しんでみてくださいね。

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