うちの自慢のコーデックス、あの人の家の立派なサボテン、多肉がいっぱいのステキなお庭などなど、街の気になる多肉植物を編集部員Kが拝見しにうかがっちゃいます! 今回は大玉の金鯱サボテンが神々しいカリフォルニアドライガーデンを見に行ってきました!

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あなたの多肉植物みせてください! とは

「あなたの多肉植物見せてください!」は、街で噂の多肉植物や、ご自慢の多肉植物について、編集部員Kが直接見に行ってお話を伺うという、連載「多肉植物狂い」のスペシャル企画です。読者から寄せられた情報だけでなく、編集部員K自らの足と嗅覚を使って探し当てたお宝多肉植物も紹介しちゃいます!

今回クローズアップした多肉植物は「金鯱」サボテン

金鯱

今回クローズアップする多肉植物は「金鯱(キンシャチ)」という種類のサボテンです。私Kが、とある店の前を車で通りかかる際にいつも目に飛び込んでくるのがこの巨大な金鯱たち。いつかこの店にお邪魔して、鎮座する金鯱たちと面会したいと熱望していました。そしてこのたび、その想いが叶いました。

金鯱3連星
エントランス左側にはプランツに植えられた金鯱が3鉢。これだけ深底だと巨大な金鯱も存分に根を伸ばせるだろう。

金鯱サボテンとは

自生地での金鯱
自生地メキシコでの金鯱。直径70cm、高さ170cm程の株で、自然条件の厳しい岩場で逞しく生きる姿が伺える。(写真提供:熱川バナナワニ園 清水秀男氏)

金鯱(学名はエキノカクタス属グルソニー)は、メキシコ原産の球状サボテンで、現地の野生の金鯱は、国際自然保護連合の絶滅危惧種を記載するレッドリストに、最高位の「絶滅寸前種」として記載されています。このため現地では厳しい管理下におかれており、分布図なども公開されていません。

現在日本国内で流通しているものは日本で生まれ育ったものですが、タフでスタミナ旺盛なDNAは現地株譲りで、長く育てていると直径が最大で1mを超えることも。そんな大株の中でも、スペインに渡った株の中には100歳を超えたものも現存しています。

黄金のトゲをまとうその巨体から「サボテンの王様」とも呼ばれ、世界中の栽培家から羨望の眼差しを向けられているサボテンです。直径20cmを超える株になると美しい黄色の花を咲かせます。

今回金鯱を見にお邪魔したのは「リノベ不動産」

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今回のサボテンのオーナーは、リノベ物件を中心に全国各地で質の高い案件を幾つも手がける大手不動産会社リノベ不動産を運営する「株式会社WAKUWAKU」。その恵比寿南ショールームにお邪魔してきました。

金鯱にまつわるお話を伺いました

では早速、この見事な金鯱にまつわるお話を伺ってみましょう!

【伺った人】

  • 施主:リノベ不動産 設計・施工マネージメント担当 金子美里さん
  • 空間デザインした人:ubocoデザイナー 弓場久美さん
  • 植えた人:OCEANSIDE GARDEN INC.代表 井坂迪詠さん
伺った3人

以下敬称略

素晴らしいサボテンの勇姿ですね! こちらの金鯱サボテンを植えた経緯をお聞かせください

弓場:私はリノベ不動産が2018年12月に恵比寿南にショールームを作った当初から空間デザインを手掛けているのですが、ファサード(建物の正面デザイン)の植栽は、ロンハーマンなどスタイリッシュな会社を数多く手がけている井坂社長にぜひお願いしたいと思い、幾つかアイデアを出していただきました。でも、最初は井坂社長の推すカリフォルニアドライガーデンの綺麗めなイメージが私の中でリンクしなかったんです。

そこで、井坂社長の手がけられた他の案件を拝見させていただいたんです。そしたら、同じように金鯱がファサードに使われている飲食店の写真を見て、入り口から湧き出るエネルギーの「動」と、ズッシリと構える金鯱の「静」のバランスがすごくいい雰囲気を出していて、あ、これだ! と思ったんです。

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ショールームはその性質上、一般ウケするものが求められます。ですから、あまり奇をてらったものは受け入れてもらえないんですが、ファサードに関してはちょっと遊び心を入れてもいいかなって。そこにあの金鯱がすごくマッチしていたんです。

井坂:日本ではサボテンを使うガーデニングの認知度ってとても低くてね、近年確立してきたスタイルなんですよ。破竹の勢いで成長を遂げているリノベ不動産には、最先端のスタイルであるカクタスガーデンこそ相応しいと考え、そこには王者の風格を持つサボテン金鯱がいいと思ったんです。何しろ100年生きる金鯱ですからね、この先の未来も楽しみなリノベ不動産には相応しいサボテンだと思いました。

金鯱

弓場:最初は予算との兼ね合いもあって、施主としてはこのファサード案は要検討だったんですが「ここでやらないとダメです! この機会を逃す手はないですよ!」って、私がけしかけたんです(笑)。

Kなかなか情熱的な素地があったんですね(笑)。

金子:弊社もその熱意にかなり突き動かされました。

弓場:絶対目を引くファサードになるって確信していたので、このプロジェクトにはかなりの信念を持って臨みました。

Kその目論見は当たりましたね! おしゃれなヘアサロンとかにありがちな鬼面角(トゲなし柱サボテン)と違い、黄金のトゲを全身にビッシリとまとった大きな金鯱が与えるインパクトは「あの大きなサボテンのあるお店」と、目にした人の脳裏に焼きつくと思います。

弓場:私自身が学生時代の9年程を米西海岸で過ごしていて、その時に見たホテルのファサードなどがやはり脳裏に焼きついていて、あのパッションみたいなものを今回は再現したいと思いました。

井坂:弓場さんがそんなに熱く進めてくださっていたとは(笑)。

弓場:もう4年も経つんですねぇ。最初はこんな感じで、何もない状態だったんですよ。

before&after

K:うわ、ホントだ! えらい変わりようですね。

やはりアメリカやメキシコのドライガーデンを意識されたのですか?

井坂:そうですね。石組みの感じは僕の中ではアメリカのジョシュアツリー国立公園をモチーフにしています。組むというよりは、石を上から自然な形で落とすような感覚っていうのかな、経年で石が沈み込んでいったりするようなナチュラル感を出したかったんです。うちの施工する石組みって、大体がそんな感じですね。

under construction
under construction

弓場:この石を組んでる時はおもしろかったですね。食い入るように眺めていました。結構こだわっていましたよね? ああ、こうだ! いや違うこうじゃない! って。でも、どこが違うんだろうって思って見ていました(笑)。

井坂:(爆)いや、あの時はね、自然に形成された石はそんな風にならん! こうなんだ! っていうこだわりがね、出ましたね。

K:そのこだわりの結果、あの素晴らしいファサードが生まれたのですね! 確かに石とサボテンの佇まいがジョシュアツリー国立公園の一部を切り取ってきた感じに見えます。

ジョシュアツリー国立公園
井坂さんがモチーフにしたジョシュアツリー国立公園(米カリフォルニア州)

【ジョシュアツリー国立公園とは】

ロサンゼルスから車で東へ2時間ほどの場所にある、ジョシュアツリー(日本では「青年の木」として知られている)の自生する砂漠地帯のことで、キャンプ場としても有名。編集部員Kも車でアリゾナ州フェニックスに向かう途中に訪れたことがある。

ショールームに来るお客様の、金鯱ファサードへの反応ってどんな感じですか?

金子:休日は人通りも多くなるので、気になって覗きに来られる方も結構いらっしゃいますね。お子さんが興味を示されることもあり、やはり何かと目には留まりやすいのかと思います。

K留まりますとも(笑)。ちなみに今までに、あのサボテン売ってくれ! とか、私のように植物屋さんと間違えた人が訪ねてくる、なんてことはなかったんですか?

金子:売ってくれというお話はないのですが、あのファサードの様子が気に入ったので、うちもこんな風につくりたい、と商談に発展したことはありますね。

弓場:あ、それ覚えています。その方、幾つものCMを手掛けている広告関係の著名な方で、自分のマンションのエントランスもあんな感じにストーリー性のあるものにしたいというお話だったんですが、地主さんとの兼ね合いもあって実現には至らなかったんですよ。せっかくあのファサードから派生したお話だったので残念でした。

K確かに残念ですね。でも、あのファサードが似合う家って、結構限られてきますよね。

井坂:確かにそうですが、私は都内でも結構手掛けていますよ。ドライガーデンはコンクリート系の家にはとてもマッチするんです。パームスプリングス(カリフォルニア州にある保養地)あたりの邸宅は非常にそういうのが多いです。すごくおしゃれですよね。

パームスプリングスの金鯱
金鯱の自生地をそのまま模したかのようなパームスプリングスの邸宅のフロントヤード。

弓場:サボテンって強い素材と良く合いそうですよね。

井坂:某大手串カツ屋さんの社長の家はすごいですよ! もう、パームスプリングスです(笑)。

K:うわ、気になる〜、ぜひ見てみたいですね!

ファサードのサボテンの日頃のメンテナンスってどうされているのですか?

金子:逆に私がメンテの仕方を伺いたいくらいです(笑)。すごく丈夫だとは思うので基本的に放置していますが、それで大丈夫なんでしょうか?

金子

井坂:大丈夫です! 要は、日本の降水量がソノラ砂漠(数多くのサボテンが自生する米西部からメキシコに北部に広がる砂漠)よりも5倍くらいあるので、それを考慮して土も1/5の水はけ率で作っていますから。つまりあのファサードは都心の降雨量でちょうどソノラ砂漠と同じ感じになるので、基本放置で大丈夫です。逆に、下手に水をあげると根腐れしちゃうので、たまに草むしりをする程度でOKです。

肥料に関しては『マグアンプK』などの遅効性肥料を年1回、春頃かな、明記してある用法用量の1/3くらいをあげると、サボテンの肌艶が良くなりますよ。

マグアンプK
遅効性肥料『マグアンプK』

ファサードの金鯱が今回思いがけなくクローズアップされましたが、それに関しての感想をお聞かせください。

金子:私は、こんな取材依頼がいただけるんだと、ただただ驚きでした! 今日どんなお話をされるのかも全然想像できなかったです。

弓場:私は、ファサードに関してはすごく思い入れが強かったので、驚きもありましたが、やはりすごく嬉しかったですね。

金鯱ファザ
このファサードに3人の想いが込められている。

井坂:僕がドライガーデンにインスピレーションを受けて12年くらいになります。きっかけは12年前、アリゾナでハーレーダビッドソン屋を開業している友人を訪ねて旅行した際のことです。金鯱が惜しげもなくあちらこちらに植えてあるデッカい庭が幾つもあるのを目の当たりにして、なんだこれは!? とびっくりしたんです。それまであった、芝生に椰子の木といったステレオタイプのカリフォルニアガーデンのイメージが覆され、めちゃくちゃ格好よくって、これは絶対流行るな! いや流行らせなきゃ! っていう想いで仕事をしてきたんです。

そんな中で、弓場さんからこのお話をもらって、こうやってクローズアップされたんですから、それはもう感激ですよ!

一目見てくれれば魅力は伝わるとは思いつつも、それを広めるのって一人の力ではどうにもならない部分もあるので、この機会をいただいたことにはとても感謝しています。isaka

植物とお客様にまつわるエピソードがあればお聞かせください。

金子:賃貸にお住まいのお客様でグリーンが好きな方は一定数いらっしゃいまして、中には自分の居場所がなくなってしまうくらい、グリーンを軸にしたリノベーションをされた方もいらっしゃるんです。住空間の6割くらいをグリーンのための場所にと希望された方なので、床材にビニール系や石系の素材をセレクトして、植物をどこに無造作に置いても気にならないような、メンテナンス性を重視したインナーバルコニーを作ったということがありました。そんな中にご自分のベッドスペースがあるという、グリーン沼落ちぶりがなかなかのお客様でしたね。

Kもう森の中に住んじゃえ! って感じですね(笑)

金子:まぁレアケースですが(笑)、そこまでいかなくても、最近は新型コロナの影響もあってか、観葉植物を取り入れたいというお客様もたくさんいらっしゃるので、小さいスペースであってもインナーバルコニーを作って、その窓際に植物を置く想定で設計を行ったこともありました。このように、グリーンに関するニーズにもお応えできるように私たちも提案させていただいてます。

また、そういった施工事例から、自分たちもこういうふうにグリーンを楽しみたいな、とインスパイアされる弊社スタッフも結構いますね。

インナーバルコニー施工例
観葉植物を楽しめるように設けられたインナーバルコニー施工例。水やりの際に水がこぼれても大丈夫なように、床材にはキッチンと同じ塩ビタイルを採用している。

ちなみに、皆さんは何か植物を育てているんですか?

金子:私の家には180cm程の大きめのゴムの木がありまして、昨年私も中古マンションを購入して自分で設計してリノベしたのですが、賃貸の時よりも天井が高くなったせいか、グングン伸びて天井ギリの240cmまで届いちゃったんです。

弓場:う〜ん、私は毎年何かしらやってみて、今は合計10鉢くらいはあるんですけど、そのうち4鉢は年末に枯らしちゃって・・・。また今年も枯らしちゃったな、何がいけないんだろう、なんか私の手って植物栽培に向かない性質なのかな、根本的にガーデニングが向かないのかな、って、結構ナーバス入ってます。私や主人の実家が農業や林業に関係しているので、10年後はそちらに関係した仕事を、とも思っているのですが、なんか心配です。

K:その辺のお悩みはガーデンストーリーの記事で解決できるものも結構あるので、ぜひ見てみてください。と宣伝です(笑)。

弓場:多肉って実際育ててみると、意外と一番難しいじゃないですか。でもお店で「これ一番手がかからないよ」って紹介されるのが多肉なんですよね。毎年多肉に綺麗に花を咲かせる知人とかに聞いてみると、やっぱりちゃんとマメにお世話をしているんですよね〜。

井坂:ただね、多肉系は、サボテンもそうですけど、家の中で栽培してほしくないですね。外で育ててこその多肉なんですから。

K:正論ですね。結局、家で栽培するにしても元は自然のものなので、風のない室内の空気をサーキュレーターで循環させるなど、より自然の状態に近づけることは大事だと思います。室内栽培の場合、植物の発する声に耳を傾けることは大事ですよね。

井坂:そう、耳を傾ければ絶対に「喉乾いたから水ちょうだい!」って言ってきますから(笑)。特にサボテンは意志が強いように思います。

逆鱗丸
サボテン:「そろそろ水を・・・」

弓場:私もそのレベルに行きたい〜(笑)。あと、エアプランツなんかも結構難しいですよね。仕事では本物とフェイクの両方とも扱う機会が多かったんですが、オフィス系になると、エアプランツを誰がお世話をするのか、っていう話にもなってくるので、本物の導入に躊躇することもありましたね。

Kエアプランツって、お世話が必要なんですか?

井坂:実は必要なんですよ! エアプランツもね、10年くらい前に“水が全然いらない植物”って触れ込みで入ってきて、えらく流行りましたが、つい最近になってじつは水が大好きな植物だった、っていうのがわかりましたからね。なので、昔そういう触れ込みでエアプランツを入れた人に対して訴訟起こしてもいいと思います。

一同:(爆笑)

チランジア
実は水好き。但し気孔が閉じている日中は吸水できないため、夕方から夜にかけて霧吹きでの水やりを。

井坂:でもね、結局サボテンもそうなんですよ。先達から伝承されてきた育て方の中には正しくないものがとても多いんです。でもインターネットが当たり前の時代になってようやくメキシコの論文とかも読めるようになり、それで正しい知識が拡散されていったんです。

やはり大事なのは、正しい知識で植物に寄り添うことじゃないかと思います。なので、僕みたいな植物屋が言うのもなんですが、正しく育てる環境が整えられないのであればフェイクも全然アリだと思うんですよ。

K:弓場さんさすがですね! 植栽を頼んだ人選としては井坂さんは最高だと思います。

井坂:ありがとうございます(笑)。観葉植物だとね、亜熱帯の森林特有の、無風で日陰といった条件下でも育つものが多いから室内は向いてると思うけど、多肉はね、基本は太陽が大好きですからね。外で育てられる環境を作ってあげるのが一番かなと。そういった意味では、ここのエントランスは最高の立地だよね。

とにかく、多肉は今またブームなんで、正しい情報を模索しながら育てるという、植物目線で考えられるブームであってくれればいいと思いますよ。

私は植物を趣味にしてから30年近くになりますが、植物が何か言いたいことがある時、なんかわかるんですよね。長年やっている農家さんも同じことを言ってるんです。なので、お客様が植物を購入して、配達の車に乗っける時の植物達のあの不安な感じもわかるんですよ(笑)。植物も犬や猫と同じなんです。

K:もうね、私が家を建てる時は井坂さん以外考えられない!

一同:(爆笑)

サボテンたち、ファサード、会社。3つの将来はどうなっていると思いますか?

金子:サボテンにお友達が増えたらいいですね。かたわらにアガべを植えたりするのも面白いかも。会社の成長とともにファサードもアップデートできたらなと思います。

K:シンボルツリーならぬシンボルカクタスの金鯱は100年生きるわけですから、会社もぜひ100歳目指してください。

金子:ありがとうございます。今回こうしてグリーンがテーマになりましたが、弊社で中古の戸建てをお求めのお客様の中には、お庭も含めてやりたいという方もいらっしゃいます。しかし今は、まだマンパワー不足でお庭の提案までは手掛けられないので、いつかその方面のプロとの提携なども含めて、将来的にはグリーンの提案も手掛けていければな、と思います。インテリアの提案とグリーンの提案がうまい具合に噛み合って、それを住宅ローンにまとめてお客様が購入できれば一番安心だと思うので、会社としても、将来を見越して今のトレンドを積極的に取り入れていきたいと思います。

K:そのあたりワンストップでできたら夢が広がりますよね。夢を実現させるための会社、素敵だと思います。金鯱たちもきっと応援してますよ。

最後に、ガーデンストーリー読者にメッセージをお願いします

金子:弊社は”自分らしい暮らし”を一人ひとりのお客様に提案しているところが強みなので、ちょっと今のお住まいに不便を感じてるとか、住む人はもちろん、グリーンにとってもっといい環境にしたいな、というところでリノベーションに興味がある読者様は、ぜひお声がけいただければ嬉しいです。

弓場:私は、結構幅広いジャンルの空間デザインを手掛けているんですが、どのデザインでも必ずグリーンは必須で、人に癒しを与えるグリーンって人間社会において不可欠な要素だと思っています。仕事を通してグリーンについて学ぶこともたくさんあって、そのたびに人は自然と共にあるというメッセージも受け取ります。読者の皆さんには、グリーンを使ったいろんな空間作りを楽しんでいただけたらなと思います。

井坂:今の日本は文化の多種多様化が定着してきて、今までの、ハワイアン風とか“○○風”といったものが廃れて、よりリアリティが重視されていると思います。ここ十数年で私たちを取り巻く多くのものが変わって、今や、かつては育たないと言われていた地中海地方やカリフォルニア地方の植物も、皮肉にも地球温暖化の影響で太平洋側沿岸地域であればガンガン育ってくれるので、昔憧れたリアリティのある庭造りに、ぜひみんな挑戦してみてください。

K今日は貴重なお時間をありがとうございました。

リノベ不動産のご紹介

リノベ不動産

不動産と建築とITテクノロジーを融合させて、お客様一人一人の自分らしい暮らしを実現するプラットフォームになっているリノベ不動産。

物件の仲介から、リノベーションの設計と施工・工事までを一気通貫のワンストップで提供する新しいタイプの不動産会社です。専任の不動産営業マンがお客様の家探しから一緒に行い、自分らしい暮らしとは何か、どんな暮らしを実現したいかにとことん寄り添いながら、リノベーションデザインと施工を行い、そのクオリティの高さは、お客様はもちろん、業界内でも高い評価を受けています。

また、ITを駆使し全国のフランチャイズ加盟店に本部の培ったノウハウを共有しているので、最寄りの店舗で高品質なサービスを受けられるのも同社の魅力です。

【リノベ不動産】
URL https://renovefudosan.com
目黒区三田2-4-4 YAMAZAKI BLDG
PHONES 03-6303-3025

おわりに

サボテンと不動産会社、一見して繋がりのない両者が交わり合った時、いったいどんな話題が生まれるのかと興味津々でしたが、期待を上回り、植物の話やデザインの話に花が咲いたとても楽しい取材となりました。

リノベーションか・・・話を伺っていると、私もそろそろ賃貸を卒業してこちらでいい感じの物件を、と考えてしまいました。もちろん庭はジョシュアツリー国立公園風で(笑)。と、私は妄想するだけですが、なんとなんと偶然にも編集部にこちらで実際にリノベ物件を購入したスタッフがいたのです! しかもそれが事例として紹介されていて、その時の担当が今回お世話になった金子さんだという・・・この偶然にはご本人たちもびっくりでした。いやはや、世の中狭いですね〜。

[編集部スタッフ邸の事例]

というわけで賑やかな第一回目となったこの企画ですが、次回はあなたの多肉植物を拝見しに伺っちゃいますよ〜!

Credit

Profilepix

Text / 編集部員K
フリーランスのロックフォトグラファーを経て2022年4月にガーデンストーリー編集部に参加。サボテンを愛し5年、コーデックスに魅せられ3年、この仕事との出会いを神に感謝し、精力的に取材、執筆を行う。
飼い猫「ここちゃん(黒猫♂3歳)」に日々翻弄されている。

Photos / 1,2,5〜7,13〜16,18:ガーデンストーリー編集部
4,8~10:uboco弓場久美
17,20:株式会社WAKUWAKU
11(Joshua Tree National Park):Dennis Silvas/shutterstock.com
12(Palm Springs):Krista Hillary/shutterstock.com
19(Tillandsia):Montree studio/shutterstock.com

Special Thanx to

株式会社WAKUWAKU 金子美里
URL https://wakuwaku0909.co.jp/
目黒区三田2-4-4 YAMAZAKI BLDG
Phones:03-6303-3025

uboco 空間デザイナー弓馬久美
御殿山土地建物株式会社 uboco事業部
東京studio
東京都文京区白山2-13-4
ubocodesign@gmail.com

OCEANSIDE GARDEN INC. 代表取締役 井坂迪詠
URL https://www.oceanside-garden.net
Facebook https://www.facebook.com/oceansidegarden/
千葉県木更津市港南台4-16-1
Phones:0438-53-7251

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