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観葉植物のプロに聞く! 育て方の基本とおすすめ観葉植物10選【観葉植物基礎講座Vol.1】

観葉植物のプロに聞く! 育て方の基本とおすすめ観葉植物10選【観葉植物基礎講座Vol.1】

生活空間に癒やしを与えてくれる観葉植物。一つ置くだけでインテリアも格段におしゃれになります。でも初心者には、種類や価格、サイズや育て方など、分からないこともたくさんありますよね。今回は観葉植物のスペシャリスト「オザキフラワーパーク」に、初心者が聞きたい観葉植物のあれこれをまるごと聞いちゃいます!

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観葉植物ってどんな植物?

Houseplants
rattiya lamrod/shutterstock.com

観葉植物は“インテリアグリーン”とも呼ばれ、室内での栽培が可能な植物です。リビングルームや玄関に置けば空間が一気に明るい雰囲気になり、ベッドルームに置けば癒やしをもたらしてくれます。さまざまな種類があり、葉の形や樹形そのもののバリエーションも多彩なため、収集するのも楽しみの一つです。個性豊かな観葉植物は、ただ眺めているだけでもあっという間に時間が過ぎていきます。

育て方は決して難しくはありません。特に、水やりを毎日行う必要がないため、置き場所と水やりのコツさえつかめば、誰でも簡単に育てることができます。

忙しい毎日に癒しを与えてくれる観葉植物、ぜひお部屋に加えてみませんか?

観葉植物の選び方のポイント

店頭で観葉植物を選ぶ際のポイントは、見た目など直感で決めるのもいいのですが、葉がしおれていないか、虫がついていないかなど、よく観察することが大切です。その植物の名前をネットで検索すると、写真がたくさん出てきます。それらの写真と実際の商品の葉の色や茎の状態を見比べてみることにより、現在のコンディションの良し悪しを判断することもできます。

ルテンベルギアナム

また、サイズ感も品種や樹形によって大きく異なるため、どのくらいの大きさの観葉植物をどこに置きたいのか、あらかじめイメージしておくとよいでしょう。

「オザキフラワーパーク」では厳選した商品を徹底した管理のもと販売していますが、上記のポイントなどを自身の目線でもチェックして、納得した上で購入することをおすすめします。

観葉植物の育て方

植物を育てるための道具

【必要な道具】

観葉植物を育てるためにはさまざまな道具が必要となります。中でも、次の9つのアイテムは、観葉植物を栽培するためには最低限揃えなければなりません。

  • 水やりに必要な「ジョウロ」
  • 葉水に必要な「霧吹き」
  • 植え替えの際に土を盛るための「スコップ」
  • 植え替えに必要な「鉢(根腐れを防ぐためにも必ず底穴があいているものを選びましょう)」
鉢底穴
  • 鉢からもれ出る水が床などを汚さないようにする「受け皿」
受け皿
  • 植え替えの際に最初に鉢に入れる「鉢底ネット」。鉢底の穴から害虫が侵入したりや土が流出するのを防ぐ効果がある。
鉢底ネット
  • 鉢底ネットの上に敷く「鉢底石」。鉢内の水はけと通気性を確保するため。
鉢底石
  • 植物を植えるための「用土」
  • 成長に欠かせない「肥料」

【あると便利な道具】

  • 鉢カバー

買ってきた観葉植物の植え替えをするのが難しい場合には、購入時の無機質なプラスチック鉢を目隠しする鉢カバーを使うのがおすすめ。重量のあるタイプを選べば、背が高く安定性に欠ける植物でも安心。厚手の麻袋を巻き付けるだけでも、ちょっとおしゃれな鉢カバーになります。

アーバンプランツポット

このカラフルな鉢カバーは「オザキフラワーパーク」でも売れ筋の商品『アーバンプランツポット』。ウッドパウダーとストーンパウダーを混ぜたリサイクルプラスチックを使用しているため、環境に意識の高いお客様からも大人気。また、直接植え込む鉢としても使用できます。

  • 水分計

観葉植物は土が常に湿っているのを嫌うため、土の水はけは重要です。そこで便利なのが、鉢内の土がどの程度湿っているのかを視覚化してくれる水分計。感覚よりも確実性を重視する方にはおすすめです。

サスティー
売れ筋の水やりチェッカー(水分計)『サスティー』。
サスティー2
土に挿しておくだけで窓の中のリフィルが「色の変化」で水のやりのタイミングを教えてくれる。
  • 竹串

お料理で使う竹串も、鉢の中の水分を測る簡易的な水分計代わりに使えます。根を傷つけないよう、できるだけ鉢の縁に近い位置に刺してください。

竹串
  • プラスチックシリンジ

いわゆる注射器の胴体部分。胴体に目盛りが記されているので、液体肥料などを希釈する際の計量に役立ちます。

シリンジ
  • 剪定や、果樹の収穫に使用する園芸用ハサミ

植物以外で使用しているハサミを植物のカットに用いると、切断面から雑菌が入り込む可能性があります。植物が病気になるリスクを回避するためにも、園芸専用のハサミを使うことをおすすめします。

鋏
  • サーキュレーター

サーキュレーターは、同じ送風機でも、涼を取るために「拡散する風」を送る扇風機とは異なり、部屋の空気を循環させるのに最適な、遠くまで届く「直進する風」を作り出すためのもの。観葉植物は室内で栽培するため、サーキュレーターを用いて部屋の空気を回してあげると、使用しない場合に比べ、病害虫にも強く健康に育つため、近年は観葉植物を楽しむ方の間で人気が高まっています。

サーキュレーター
  • リーフクリン

部屋で栽培する観葉植物の葉には、室内のホコリや、調理の油飛沫など、さまざまな堆積物が蓄積されていきます。それらは水を弾くため、一気に落とそうとすると逆に葉を傷めてしまいます。日頃から汚れをまめに拭き取っていれば、葉はいつまでも健康で艶やかな葉色を保ちますが、手入れが滞ると本来の輝きや手触りを失ってしまいます。そこで、健康な葉を取り戻すために役立つのが洗浄剤の『リーフクリン』。定期的に使うと、汚れを寄せ付けず、日常のお手入れも楽になります。

リーフクリン

買ってきたらまず最初にやること

モンステラ
franz12/shutterstock.com

「観葉植物の選び方のポイント」でも説明したように、事前に商品の状態を確認するのがベストですが、お持ち帰りの際や配送時にトラブルがないとも限らないので、自宅に到着したら、まずは植物が傷んでないか、害虫が付着していないかなど、購入した商品のコンディションをチェックしましょう。

植え替え

植え替え
Ali Efe Yilmaz/shutterstock.com

お店で購入した観葉植物は植え替えずにそのまま観賞することもできますが、自前の鉢に植え替えて楽しむのもいいでしょう。ただし植え替えは基本的に厳冬や盛夏は避け、春、もしくは晩夏から初秋に行ってください。また、下記に該当する場合は、株のためにも早めに植え替えを行ってください。いずれの場合も、使用する土は市販の「観葉植物用の土」で構いません。

  • 土の水はけが悪くなっている

お店で購入した観葉植物は、長い間、同じ土に植えられているため、土の劣化により水はけが悪くなっていることがあります。鉢から少量の土をすくい上げ、ドロッとしている場合は、現在の鉢より1〜2回り大きな鉢へ植え替えてください。

  • 鉢底から根が飛び出している
根飛び出し

観葉植物の多くは成長が早く、2〜3年もすれば鉢の中は根でいっぱいになり、やがて鉢底から根が飛び出してしまうことも。このように根が鉢の中で詰まっている場合、土から必要な栄養を取り込むことができずに株が窒息してしまうので、まず株を鉢から取り出し、手で根をほぐして古い土を落とします。傷んだ根や伸び切った余分な根は切るなど整理をしてから、現在の鉢より1〜2回り大きな鉢に植え替えてください。

植え替えの際に必要以上に大きな鉢に植えると、土の量が多い分、水が鉢内にまんべんなく行き渡らずに乾燥してしまったり、またその逆で、水分がなかなか蒸発せず鉢内が過湿状態になるなど、健康な根の成長を妨げることにつながります。このため、植え替えの際は必ず、現在の鉢より1〜2回り大きな鉢を使うようにしてください。

一回り大きな鉢に
Stanislava Yaneva/shutterstock.com

植え替えたあとは水をたっぷり与えて、土に根を馴染ませてください。植え替え直後は用土に含まれている肥料で十分。液体肥料などをすぐに与えるのは控えてください。植え替えで根がストレスを受けているため、そこにいきなり肥料を与えると根に過度の負荷をかけることになります。液体肥料による追肥は、植え替えから2週間程度経過してからにしましょう。

植え替えは、一般的には植物の成長期である春か秋に行います。夏は植物が暑さで弱っていたり、冬は植物が休眠中だったりするため、土の水はけ改善や、根詰まり改善といった目的以外では、できるだけ避けたほうがよいでしょう。また、特に問題がなくても、2〜3年に1回は株の成長のためにも植え替えを行いましょう。

置き場所

置き場所
New Africa/shutterstock.com

観葉植物を置く場所は、レースのカーテン越しなど、優しい光が差し込み、なおかつ風通しのよい所が理想的です。直射日光は避け、室内に置く場合は、エアコンの風で葉が揺れない位置を選びましょう。

  • 直射日光を避けるべき理由

直射日光は紫外線が強く、その紫外線によって植物の細胞が傷むと「葉焼け」を起こしてしまいます。葉焼けは、葉がやけどをした状態になることをいい、光合成ができなくなってしまいます。他の葉や茎に広がるようなことはありませんが、その葉が緑を取り戻すことはないため、せっかくの美しい見た目に影響を及ぼします。

伊藤ハイブリッド
葉の白く変色してしまっている部分が直射日光で葉が焼けた「葉焼け」の状態。
  • エアコンの風を避けるべき理由

エアコンは、夏場の冷風、冬場の温風共に、植物に直接当たると過度の乾燥が起きてしまいます。これにより、葉が水分を蒸散させる働きに障害が起き、枯れる原因となります。

水やり

水やり
Pavel Gulea/shutterstock.com
  • 水やりの方法

観葉植物は、基本的には毎日水やりをする必要はありません。土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。

鉢底から流れ出るまで水をやるのには理由があります。それは鉢内の根にまんべんなく水が行き渡ることで、根と土の間の空気を押し流し、そこに水分と同時に新鮮な酸素が供給されるからです。したがって、土の表面が湿るくらいの“ちょいあげ”ではなく、水やりは“たっぷりと、しっかりと”を心掛けてください。また、根をいたわるためにも、水やりにはジョウロの使用をおすすめします。

  • 水やりでやってはいけないこと

土の表面が湿っている状態でさらに水を与えたり、受け皿に水が溜まっている状態が続くと、根腐れを起こす原因となるので注意してください。受け皿に水

  • 水やりの目安

土が乾くサイクルは観葉植物の品種や管理状況によっても異なるため、一概にはいえません。大切なのは日々の観察で、土が乾いているか湿っているかは、目視でも、触った感覚でも確認できます。

また、竹串を使えば鉢内の土の状態も確認することができます。この場合、抜いた串に土が少ししか付いていなかったり、あるいはまったく付着していなければ、それが水やりのタイミングです。逆に、土がべったり付着している場合は、水やりはもう少し待ったほうがよいという目安となります。より確実に土の状態を知りたい場合は、市販の植物用の水分チェッカーなどを利用するとよいでしょう。

この状態を踏まえた上で、水やりをします。観葉植物の成長期でもある【春・秋】は午前中に、【夏】は夕方の涼しくなった時間に、【冬】は多くの品種が休眠期に入ってしまうため、鉢の中の土が完全に乾いてからさらに1〜2日待ち、午前中の暖かいタイミングで、水やりを行ってください。

葉水

葉水
Media_Photos/shutterstock.com

葉水とは、霧吹きなどを用いて葉を水で湿らすことです。土への水やりと異なり、葉水は毎日でも構いません。むしろ毎日行うことで、葉からの水分の吸収を活発にし、葉の色艶を良好に保つことができます。冬場は空気も乾燥しがちなので、積極的に行うと葉の健康維持に効果的です。ただし、冬場の夜間の葉水は冷えの原因にもなるため注意してください。

管理温度

温度計

多くの観葉植物は高温多湿を好むので、20℃以上で栽培するのが理想です。冬場は日中窓辺に置きますが、日没と共に気温が急激に下がるため、夜間は窓辺から遠ざけるようにしましょう。外出などでそれができない場合は、最初から部屋の中央に置いておくとよいでしょう。一方、夏場は熱がこもった部屋に放置しておくと蒸れて腐ることもあるため、風通しのよい場所に置くか、サーキュレーターなどで部屋の空気を循環させるのがおすすめです。

ちなみに、夏の直射日光は葉焼け防止のためにも厳禁ですが、品種によっては冬の直射日光でも葉焼けを起こすものがあるため、購入時に店頭スタッフに品種ごとの管理方法を確認してください。

肥料

肥料は5〜10月の成育期に与えます。肥料の種類は大まかに分けると、水で薄めて“追肥”として使う「液体肥料」、土の上に置いておくだけで1〜2カ月効果があり“置肥”として使う「錠剤肥料」、同様にまいて使う「粒状肥料」の3種類があります。それぞれパッケージに書かれている用法・容量に従って与えてください。

ハイポネックス
液体肥料『ハイポネックス』。ボトル背面の説明書きに従いキャップなどで計量して水で薄めて使います。写真のようにシリンジを使うと計量が一目瞭然で便利です。
マグアンプ
粒状肥料『マグアンプK』(大粒)。これは「元肥」といって、植え替えの際に土に混ぜ込んで使います。

「活力剤」を併用するのも効果的です。数本単位で売られている緑色のアンプル状のものや、『メネデール』や『リキダス』などが代表的です。ただ、活力剤は人間でいう栄養ドリンクみたいなものなので、活力剤を肥料として使うことはできません。あくまでも、暑い夏を乗り切るためや、ちょっと元気がないな、という時に使うものなので、肥料とは分けて考えてください。

メネデール
植物活力剤『メネデール』。ボトル背面の説明書きに従い、キャップで計量して水で薄めて使います。

植物は、生きていくために必要な炭素・酸素・水素の3元素を空気中や水から吸収します。そして、葉緑素の元になる【チッソ】、花や実の成長などを助ける【リンサン】、根を丈夫に育て、株全体の健康を維持する【カリウム】といった成長に欠かせない栄養素は「肥料」から得ることで成長していきます。肥料はこれらの3大要素や他の微量要素の含有量が法律で定められています。これらの成分が定めた量に満たなかったり、鉄分など、特定の栄養素のみにスポットをあてたものが「活力剤」とされています。

オザキフラワーパークで初心者に人気の観葉植物10

1:フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータ

熱帯アフリカが原産で、ゴムの木の仲間の「フィカス・ウンベラータ」は、葉がハートの形をしていて、とても可愛らしい観葉植物です。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺、あるいは、直射日光が午前中のみ入ってくる場所。ただし、盛夏の直射日光は避けること。

  • 水やり

土の表面が乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。

  • 育て方のポイント

葉が大きいので、こまめな掃除と葉水で潤いをプラスする。

2:フィカス・アルテシマ

フィカス・アルテシマ

インドや東南アジアが原産の「フィカス・アルテシマ」もゴムの木の仲間です。樹高がかなり高くなるため、ラテン語で最も背が高いことを意味する「アルテシマ」と名付けられました。黄色の葉が部屋を明るくしてくれます。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺、あるいは、直射日光が午前中のみ入ってくる場所。ただし、盛夏の直射日光は避けること。日光を大変好むので、明るい環境で育てることで、美しい葉の発色が維持できる。

  • 水やり

土の表面が乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。

  • 育て方のポイント

葉水を葉の表裏に行うことで、健康に育つ。

3:フィカス・ベンガレンシス

フィカス・ベンガレンシス

こちらもゴムの木の仲間「フィカス・ベンガレンシス」。くっきりした葉脈のある美しい葉のフォルムとユニークな樹形が大人気の観葉植物です。インドのベンガル地方が原産のためこの名がつきましたが、現地では菩提樹(霊樹)を意味するバニヤンツリーとも呼ばれ、どこか神秘的な魅力も秘めています。初心者にもおすすめ!

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺、あるいは、直射日光が午前中のみ入ってくる場所。ただし、盛夏の直射日光は避けること。

  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから2〜3日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

葉水を葉の表裏に行うことで健康に育つ。

4:シェフレラ

シェフレラ 
中国南部や台湾などを中心に分布し、オリエンタルな佇まいが人気の「シェフレラ」。成長がとても早く、新芽も続々と出てくるため、ボリュームのある樹形を楽しむことができます。生命力が大変強く、とにかく丈夫なことから、初心者でも失敗の特に少ない観葉植物です。
  • 推奨する置き場所
陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺。直射日光は可能な限り避けること。
  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから2〜3日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

定期的な葉水で健康に育つ。

5:モンステラ

モンステラ

葉が大きいので、1鉢あるだけで南国気分が楽しめる「モンステラ」。熱帯アメリカが原産で、一度見たら忘れないギザギザの葉は、観葉植物の中でも1、2を争う人気。店舗やオフィスでも目にする機会が多いのではないでしょうか。そのダイナミックなフォルムとは裏腹に、じつはつる性の着生植物。原産地では椰子の木などに着生しています。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光は可能な限り避けること。

  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから2〜3日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

こまめな掃除と葉水による潤いをプラスする。

6:パキラ

パキラ 

大変丈夫で、容易に成長するため、観葉植物の入門には最適な「パキラ」。 太い幹から、まるで打ち上げ花火のように飛び出した大ぶりの葉は、インテリアグリーンとして不動の人気を誇っています。原産地の中南米ではパキラを売ったらリッチになったという伝説もあるため、マネー・ツリーとも呼ばれ、幸運をもたらす木としても珍重されています。

編み込み
ゴージャス感漂う、幹を編み込んだタイプも人気。
  • 推奨する置き場所
陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光は可能な限り避けること。
  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから4〜5日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

葉が大きく、かつ複雑な形をしているので、こまめな掃除と葉水で潤いをプラスする。

7:ガジュマル

ガジュマル

多数に分岐した幹の形が一つひとつ異なるため、株を選ぶ楽しみがある「ガジュマル」。ゴムの木の仲間で、国内でも沖縄などで自生している株を見ることができます。愛嬌のある名前の由来は、この足がたくさん絡まっているようなユニークなフォルムから、「絡まる」が訛って「ガジュマル」になった、という説があります。また、生命力も大変強く、沖縄ではガジュマルの大木に聖霊が宿るという言い伝えもあり、どこか神秘的な観葉植物です。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光は可能な限り避けること。

  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから4〜5日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

こまめな掃除と葉水による潤いをプラスする。

8:サンセベリア

サンセベリア 

葉が多肉質なため多肉植物としても人気の「サンセベリア」。乾燥に強いので水やりの手間も少なく、初心者にもおすすめです。多肉植物であることから、水不足で葉がシワシワになってもそう簡単に枯れることはありません。熱帯アフリカなどが原産地で、シュッとした形の葉は、単色、あるいは横縞の入ったものなどがあり、好みに応じて色を選べるのも人気の理由です。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光は可能な限り避けること。

  • 水やり

多肉植物は過湿を嫌うため、竹串などを使い、土の表面のみでなく鉢内の土全体が完全に乾いたことを確認してから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は鉢内の土全体が完全に乾いてから4〜5日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント
水やりのタイミングに注意を。

9:エバーフレッシュ

エバーフレッシュ

規則正しく並ぶ細葉の涼しげな風情が魅力的な「エバーフレッシュ」。和名では「アカサヤネムノキ」という通り、ネムノキの仲間なので、夜になると葉を閉じて眠りにつきます。また、春から夏にかけて小さな薄い黄緑色の花を咲かせるため、花も楽しみたい人におすすめです。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光に当てることは可能だが、徐々に慣らしてから当てるのが望ましい。

  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから2〜3日経過後に同様に与える。

  • 育て方のポイント

エバーフレッシュは水切れするとすぐに落葉するので、竹串や水分計を利用するなど、土のコンディションには細心の注意を払うこと。

また、こまめな掃除と葉水で潤いをプラスする。

10:ソフォラ

ソフォラ

ニュージーランド原産のマメ科の常緑樹「ソフォラ」。細い枝に小さな葉の生えている姿はダントツの可愛さで、「オザキフラワーパーク」でも大人気。

ソフォラ
葉の形がなんとも可愛らしい。

ただし、乾燥も過湿も嫌うという、ちょっと気難しい一面もあるため、水やりには気をつかって育てる必要があります。

  • 推奨する置き場所

陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が好ましいが、耐陰性が高いので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能。直射日光は極力避ける。

  • 水やり

土の表面が完全に乾いたタイミングで、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。冬は表面が完全に乾いてから同様に与える。水切れに弱い品種なので、土のコンディションはこまめにチェックを。

  • 育て方のポイント

ソフォラは水切れするとすぐに落葉するので、竹串や水分計を利用するなど、土のコンディションには細心の注意を払うこと。また、葉水を表裏に行うことで健康に育つ。

おわりに

観葉植物は、本来は外で育つ植物を家の中で育てるわけですから、それなりに学ばなければいけないこともあります。しかし、初心者でも簡単に育てられるのが観葉植物の魅力。一度に多くのことをマスターしようとは考えずに、楽しみながら育てていく過程で、いろいろなことを覚えていけばいいかと思います。こうして一つの小さな扉を開くことで、観葉植物への興味が尽きることなく湧いてくるはずです。

オザキフラワーパークでは、どんな些細な質問でも常時受け付けてくれます。スタッフの皆さんがお客様一人ひとりの、今日の「分からない」を、明日の「楽しみ」に変えるお手伝いをしてくれるので、この機会にぜひ観葉植物の世界に足を踏み入れてみませんか?

お話を伺ったのは…オザキフラワーパーク観葉植物担当 後藤さん

後藤さん

「観葉植物のことならなんでも聞いてください!」と、今回お世話になったオザキフラワーパーク観葉植物担当の後藤さん。

今後も後藤さんに観葉植物のあれやこれ、聞いちゃいます! 乞うご期待。

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