トップへ戻る

初心者も安心! 寄せ植えも楽しめる新品種バラ「Zepeti(ゼプティ)」

初心者も安心! 寄せ植えも楽しめる新品種バラ「Zepeti(ゼプティ)」

今秋プレデビューのバラを、いち早くご紹介! フランスのバラの名門ナーセリー「メイアン社」が作出した「Zepeti(ゼプティ)」は、ザ・プチの名の通り、テーブルに飾れて寄せ植えでも楽しめるコンパクトサイズ。春から晩秋まで繰り返し咲き続ける驚きの連続開花性で、バラにつきものの病害虫の悩みからも解放してくれる画期的な品種です。ベランダや窓辺でも育てられ、いつもあなたの側で可愛い花を見せてくれますよ。

Print Friendly, PDF & Email

バラのある暮らしのスタートに最適の「Zepeti(ゼプティ)」

バラZepeti

バラのある暮らしに憧れつつも、「スペースがない」「手入れが難しそう」とためらっている人は少なくないでしょう。確かにバラの中には屋根を覆い尽くすように咲くつる性のものや、背丈以上の大株になるものも少なくありません。そうしたバラたちは、圧巻の景色をつくってくれる一方で、剪定や誘引などの手入れにかなりの労力が必要。バラの中にはもっとコンパクトで、身近に置いて親しみながら花を楽しめる種類もあります。新品種のバラ「Zepeti」は、まさにそんな花。剪定などしなくても、自然にこんもり茂って形よくまとまります。お行儀のよい樹形なので、テーブルに飾るのにもぴったり。

病害虫に悩まなくていいストレスフリーなバラ

バラZepeti

バラを育てるのが難しそうと思われる原因のもう一つは、病害虫。葉が真っ白になるうどん粉病や黒いポツポツが現れる黒点病など、バラには被害を受けやすい病気や虫があり、対策しないと枯れるケースも。ただし、バラの品種によって耐性には優劣があります。オーガニック大国のフランスで生まれた「Zepeti」は、薬品なしでも育てられる丈夫さが魅力。暑さにも寒さにも強く、その強健性が評価され、ヨーロッパのバラのコンテストではゴールドメダルを獲得しています。日本での2年間にわたる試験栽培では、たとえ病気が発生しても回復できる高い自己治癒力が確認されており、消毒などの手間もありません。

ほとんど一年中咲いている驚異的な連続開花性

バラZepeti

バラの開花周期は、大きく分けて春の1回だけ咲く一季咲きと、一年を通して繰り返し咲く四季咲きの2つがあります。「Zepeti」は後者で、春から晩秋まで次から次へと花を咲かせるうえに、一輪の花が終わるまでの期間は約20日間という抜群の花もちのよさを誇ります。花が終わるときも花びらがパラパラと散らず、茎についたまま花がらとなって褪色していくので、それをカットするだけでOK。フラワーアレンジのように、窓辺やテーブルに飾って楽しめます。

寄せ植えに新風を巻き起こす新しいバラ

バラZepeti

コンパクトでよく咲く「Zepeti」は、寄せ植えの花材としても注目されています。花の女王と称されるバラは単体で鉢植えされることが多く、あまり寄せ植えの花材には用いられてきませんでした。しかし「Zepeti」は花径3cmほどで、ダークグリーンの艶やかな葉も小ぶりなので、他の草花とも好相性。小ぶりながらも鮮やかな朱色の花はパッと目を引き、素朴な愛らしさとバラとしての気品を兼ね備え、使い方次第で主役にも脇役にもなってくれます。寄せ植えをするときは、トゲが刺さらないよう手袋は必須です。

バラZepetiの寄せ植え

コツいらず! 初心者も安心の「Zepeti」の育て方

バラZepeti

バラの栽培手引書には、咲かせるためのいろいろなコツやルールが書かれているものですが、「Zepeti」を育てるにあたって知っておきたいのは、以下の3つのみ。

1.買ってきたポット苗は植え替えましょう。

どんな植物もそうですが、ポット苗のままでは健全に育ちません。ポット苗は輸送用の小さな仮の環境なので、きちんと生育できる場所を用意してあげましょう。鉢なら1回り以上大きいものを。地植えにする場合も、ポットより一回り大きな穴を掘って植えましょう。土はバラ専用のものでなくても、一般的な培養土でOKです。冬期に氷点下以下になる場合、鉢植えは軒下や室内へ移動しましょう。

2.定期的に肥料を施すと花がよく咲きます。

「Zepeti」はもともと次々に花をあげる性質を持っていますが、それには体力が必要なので、ときどき肥料を与えて応援してあげましょう。鉢植えなら月に1〜2回、水やりの際に液肥をジョウロに混ぜる程度でよいでしょう。水も肥料も与えすぎないほうが健康に育ちます。水やりは、鉢土がしっかり乾いてから、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりやれば十分です。地植えは、基本的に根付いたら水やりの必要はありません。肥料も株元に置き肥を規定量施すだけでOK。あとはお日様が十分当たれば(半日以上の日照)、機嫌よくいつも花を咲かせてくれるはずです。

3.年に1回、冬期にバッサリ剪定を。

12〜1月に全体の半分くらいの高さになる程度にバッサリ切ります。切る場所は枝葉が出ている少し上。翌春には新しい枝が出てきて、再びたくさんの花を見せてくれるでしょう。剪定はこの1回のみで、普段は茶色くなった花がらを切るだけでOK。

来春本格デビューの「Zepeti」を要チェック!

Zepeti

「Zepeti」はpetit(プチ)というフランス語に由来する名前。プチは小さいという意味で使われるほか、恋人や子どもなど愛すべき相手にも使います。いつでも愛らしい花を見せてくれる「Zepeti」は、まさにそんな存在になりそう。来春の本格デビューに先駆け、ホームセンターや園芸店にも少しずつ並んでいます。見かけたら要チェック!

「Zepeti」お問い合わせ
https://zepeti-rose-mbflora.jp

ガーデンストーリークラブでも「Zepeti」仲間が増えています!

バラZepeti

ガーデンストーリークラブは当サイトから生まれた花好きさんが集まるコミュニティ。アンバサダー会員には「Zepeti」のほか、最新の園芸グッズのモニタープレゼント特典があり、クラブ会員サイト内で栽培レポートなどを交換中です。また、植物につきものの栽培のお悩みにも専門家が回答してくれる掲示板も大好評。初めてガーデニングをする方も充実したガーデンライフが送れるようサポートします。あなたも仲間になりませんか?

特典いっぱい! 花&庭ファンが集う「ガーデンストーリークラブ」会員募集中!

Credit

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

Print Friendly, PDF & Email

人気の記事

連載・特集

GardenStoryを
フォローする

ビギナーさん向け!基本のHOW TO