近頃、花や観葉植物などに癒やしを求める人たちが増え、おうちでの植物の栽培がブームになっています。そこで今回は、初心者にも育てやすく、見た目も可愛くて人気のあるアカンサスという花についてご紹介していきます。花の栽培を始めてみたい! アカンサスの栽培を検討している! という方は是非参考にしてみてください!

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アカンサスとは? 花や葉の特徴!

アカンサス
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アカンサスはキツネノマゴ科に分類される多年草の植物であり、葉の形がアザミに似ているためハアザミという和名で呼ばれることもあります。草丈1.5m以上にもなる大型の宿根草で、ガーデンでも存在感がある花です。アカンサスは種類が多く、地中海沿岸では約20種が分布しています。また、ギリシャの国花としても有名です。

モチーフとしてのアカンサス

アカンサス
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アカンサスは古代ギリシャ時代から神聖な植物として愛され、特にその美しい葉は、ギリシャ建築やルネッサンス建築の装飾のモチーフとされてきました。ギリシャ建築では柱頭の先端にアカンサスの葉のモチーフがあしらわれています。その他にも、ルネサンス、バロック、ロココ様式など、さまざまなデザインに形を変えながら多くの装飾に利用されてきました。アカンサスは草姿や花が美しいだけでなく、とても生命力が強い植物です。そうした植物としての姿が、多くの芸術家の心を引きつけてきたのではないでしょうか。

アカンサスの花言葉

アカンサス
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アカンサスは、たくさんの葉が雄大に広がりながら成長する姿が非常に美しく、多くの装飾のモチーフとされてきたことから、「芸術」という花言葉を持っています。その他にも、力強く成長する性質から、ギリシャではアカンサスは不死を象徴する花とされており、「信じがたい生命力」や「離れない結び目」などの花言葉もあります。

ギリシャ神話のアカンサス

ギリシア
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アカンサスは、ギリシャ神話にも登場する花として有名です。神話では、アカンサスという名前の美しい娘が太陽神アポロンからのしつこいプロポーズを断る際、爪でアポロンの顔を傷つけてしまい、それに怒ったアポロンがその娘を植物に変えてしまったとされています。その植物というのが、現代にあるアカンサスというわけですね。

アカンサスの種類

アカンサス
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ここまでアカンサスに関する逸話や特徴などについてお話ししました。ここからは、アカンサスの種類とその特徴についていくつかご紹介していきます。

モリス

アカンサス・モリス
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アカンサスの仲間の中でも、一般的によく栽培されているのがモリスと呼ばれる種です。藤色に近い紫色の額から白い花を咲かせ、そのコントラストが非常に美しい品種です。草丈は1.5mほどと大きめで、葉は濃い緑色で艶があり大きいです。ちなみに、「モリス」というのは柔軟毛という意味があります。

アルバ

アカンサス・アルバ
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続いてご紹介するのはアルバと呼ばれる種です。アルバは先述のモリスとは異なり、額が緑色の品種で、真っ白な花を咲かせます。アルバは「白い」という意味で、花の色に由来します。

スピノサス

アカンサス・スピノシマ
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最後にご紹介するのはスピノサスと呼ばれる小型品種です。アカンサス・モリスと同じく、ギリシャでは柱頭装飾などに用いられていた古い品種です。モリスよりも葉の切れ込みが鋭く尖っているのが特徴です。

アカンサスの生育時期

アカンサス
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アカンサスの開花時期は6月中旬~8月中旬頃で、夏に咲く花です。アカンサスはほかの夏咲き宿根草と同様、これから根が伸長する春、夏の暑さが去って再び生育が始まる秋に植え替えると根づきやすいです。

アカンサスの栽培環境(日当たりや土)

土
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アカンサスは乾燥に強く、日向から日陰まで幅広い環境に適応できるため、とても育てやすく初心者からも人気が高い植物です。どんな環境でも育成は可能ですが、育ちをよくするためには木漏れ日程度の明るさは必要です。使う土は、水はけがよいものならば一般的な草花向けの培養土で育成可能です。その他にも、山野草向けの土などもおすすめです。春〜秋に雨が少ない地中海性気候の地域で自生する植物なので、生育期に多湿にならない方がよく育ちます。庭植えにするのであれば、植え場所をよく耕して小粒の軽石などを1㎡あたり7〜10ℓ程度混ぜ込んでおいたり、やや高植えにするとよいでしょう。

アカンサスの育て方のポイント

ポイント
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上記の通り、アカンサスは環境への適応力が高く、初心者でも育てやすい植物です。

さて、ここからはアカンサスを栽培する際のポイントについてもう少し詳しくご説明します。

植え付け・植え替え

アカンサス
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アカンサスの植え付けには春と秋が適しています。また、ポット苗の場合はほぼ年間を通して植え付けが可能です。植え付けの際には、生育スペースを十分に確保し、株元にはバークチップなど敷いておくと良いでしょう。アカンサスは植え付けから4~5年、あるいはそれ以上の期間植え替えが必要なく、そのまま植えっぱなしで育てることができます。鉢植えで育てる場合は、根詰まりを起こしているようなら植え替えを行うべきでしょう。

水と肥料

水やり
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アカンサスは乾燥に強く、頻繁な水やりは必要ありません。ただ春と秋の成長期には、極端に土を乾かさないよう、葉の萎れ具合を見て適度に水をあげましょう。過度な水やりは避けましょう。肥料については、鉢植えで育てる場合は春と秋の成長期にのみ少量与えましょう。庭植えであれば、肥料はほとんど必要ありません。

アカンサスの増やし方

種まき
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アカンサスは、株分けや根伏せ、種まきなどの方法で増やしていくことができます。

株分け:適期は3月中旬~5月中旬か、または9月中旬~11月中旬頃です。その際、葉は萎れる前に予め切り取っておくのがポイントです。

根伏せ:適期は早春、または秋です。太い根を選び、10cm程度の長さに切り取ります。深さ10cmほどの植え穴を掘って底に置き、その上に土を被せましょう。そうすると早ければ2ヵ月ほどで新たな芽が出てきます。

種まき:適期は5~6月頃です。7.5~9cm程度のポットに1粒ずつ種をまきましょう。3~4年後には花が咲きます。

アカンサスが育てやすい理由

簡単
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アカンサスは非常に育てやすい植物として知られていますが、その理由にはさまざまなことが挙げられます。まず、アカンサスは耐寒性が高く、-10℃程度の温度まで耐えることが可能なため、極度の寒冷地以外は冬越しの際に対策が不要です。さらに病害虫が発生する心配もほとんどありません。しかし、水はけの悪い環境で育てると根腐れを起こしやすいので、その点だけは意識するようにしましょう。

モチーフとしても愛されてきたアカンサス! 洋風の庭にぴったり!

アカンサス
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いかがだったでしょうか。この記事では初心者でも育てやすいアカンサスについてご紹介してきました。アカンサスは昔からギリシャで愛され、装飾のモチーフとされてきた美しい花です。皆さんも是非、アカンサスを栽培してその美しい姿に癒やされてみてはいかがでしょうか?

Credit

文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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