花壇がいつも同じ色合いになっていませんか? ガーデンにとって、一株でも存在感のあるモダンな色や模様を持った植物がたくさんあります。個性ある植物をオーソドックスな花にプラスして、もっとファッショナブルなボタニカルライフを!

Print Friendly, PDF & Email

ナチュラルな印象を与えるグラス

すっと長く伸びた葉を持つグラス類は、普通の葉や花など丸い形が目立つガーデンの中で、直線を感じさせる貴重なアクセント。また、すっきりとした細長い葉だけでなく、ふわふわとした形や枝垂れるもの、鮮やかに色づくものなど、さまざまな種類がある穂状の花もグラス類の大きな魅力です。わずかな風をとらえてさらさらと揺れるグラス類の姿は情緒豊かで、ガーデンに取り入れるとナチュラルな印象が際立ち、風が吹くたびに景色に動きが生まれます。寄せ植えに取り入れれば、繊細な細い葉が華やかな花々を引き立てる存在として活躍。丈夫で育てやすい品種が多いのも嬉しいところです。豪華な花々に比べ、一見地味に思えますが、爽やかな葉姿や柔らかな花姿を持ち、和風の庭にも洋風の庭にもしっくりとなじむグラス類は、ガーデニングに欠かせない存在です。

宿根草の取り揃えが豊富な栃木・那須の「コピスガーデン」のグラス類のコーナー。

グラスの特徴

ふわふわとした穂を持つものや、細い葉を風に揺らすもの。ガーデンに登場するグラスにはさまざまな種類がありますが、そのほとんどがイネ科に属しています。そもそも、英語のgrassにはイネ科の植物という意味もあります。イネ科の植物の大きな特徴は、平行に葉脈が走る細長い葉を持ち、根はひげ根で穂状花序(すいじょうかじょ)をつけること。この科に属する植物は非常に種類が多く、10,000種余りを数えます。

 

風に揺れるグラス類の植物

ホルデウム・ユバツム(ジュバタム)

初夏につけるふさふさした穂は、ピンク色を帯びた優しいクリームグリーン。次第に黄金色に咲き進みます。風になびくと柔らかな曲線を描き、グラス類の中でも穂の美しさから人気が高い種類。

 

Eag1eEyes/Shutterstock.com

パンパスグラス

草丈1~3mに達する、ススキに似た大型のグラス。長く伸びた茎の先につける、白やピンクのふわふわとした大きな花穂は、秋のグラスガーデンの主役としてインパクト抜群。切り花やドライフラワーとしても人気があります。

 

Varran/Shutterstock.com

ラグラス

「ウサギの尾」を意味するラグラスは、初夏につけるふっくらとした柔らかな白い穂が愛らしく、フラワーアレンジの花材としても活躍します。‘バニーテール’は草丈20~40㎝ほどで穂も小さい矮性種。こぼれダネでもよく増えます。

 

Nicky Rhodes/Shutterstock.com

カレックス

風になびく細い葉と、バリエーション豊かな葉色が魅力的なカレックス。緑葉のほか、赤銅色や明るい黄緑色、銀白色、斑入りなど、さまざまな色が楽しめます。丈夫で育てやすく、花壇や寄せ植えのアクセントにおすすめです。

 

グラス類を取り入れて、変化に富んだガーデニングをぜひ、楽しんでください。

Print Friendly, PDF & Email