日本は四季がはっきりとしているので、もともと美しく紅葉する植物がたくさんあります。美しい花とともに組み合わせてみるとさらにガーデンの価値が上がります。紅葉が生まれる理由と紅葉が楽しめる樹木を見ていきましょう。

Print Friendly, PDF & Email

紅葉の美しい樹木を活かす

四季のある日本だからこそ紅葉を楽しむ

秋になると紅葉をする植物を、もっと活かしましょう。日本は四季がはっきりとしているので、もともと美しく紅葉する植物がたくさんあります。短い期間ですが、ガーデンの秋らしい景色として、花の少ない時期にこの色彩はより楽しさを増すことになります。

日差しを浴びて、より鮮やかな赤色が輝くモミジ
日差しを浴びて、より鮮やかな赤色が輝くモミジ

 

紅葉はどのようにしてできる?

秋が深まり、夜と昼間の温度差が大きくなると、葉のつけ根に水分や養分が詰まり、離層ができます。すると、葉に合成された糖分がどんどん蓄積され、この糖分から赤い色素のアントシアンが新たに合成されていきます。そして緑色のクロロフィルは、どんどん分解されてしまいます。結果として、緑色の色素がなくなり、赤い色素が増えていきます。これが一般にモミジなどが色づく「紅葉」とよばれる現象です。

黄金ニセアカシアとベニバスモモの美しいコントラスト(兵庫県 但馬高原植物園)
黄金ニセアカシアとベニバスモモの美しいコントラスト(兵庫県 但馬高原植物園)

 

カラーリーフプランツの活用

カラーリーフプランツとは、一般に葉色の美しい植物をさします。欧米ではさらに、葉の形の面白さを楽しむ植物を含めフォリッジプランツと呼び、美しい花とともに組み合わせることが一般的になっています。晩秋より紅葉する植物も、ある意味カラーリーフプランツといえます。

赤・オレンジ色の紅葉が美しい樹木

イロハモミジ
イロハモミジ カエデ(ムクロジ)科 カエデ属

 

ナナカマド
ナナカマド バラ科 ナナカマド属

 

黄色の紅葉が美しい樹木

イタヤカエデ
イタヤカエデ カエデ科 カエデ属

 

ニセアカシア
ニセアカシア マメ科 ハリエンジュ属
Print Friendly, PDF & Email