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クレマチスの魅力とは?3つの咲き方とフェンスと相性のいい品種

クレマチスの魅力とは?3つの咲き方とフェンスと相性のいい品種

ガーデナーたちからの人気が高まってきている「クレマチス」ってご存知ですか。クレマチスは、アネモネやオダマキなどと同じキンポウゲ科で、クレマチス属のつる植物を指します。クレマチスの魅力は、多様な特性があることなんです。今回は、クレマチスの魅力と種類をご紹介します。

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クレマチスの魅力

クレマチスの人気が年々高まってきています。クレマチスもバラと同様、非常に多くの品種があります。いきなり品種を覚えていくよりも系統を少し理解しておくとそれぞれの品種の良さを活かした演出ができます。クレマチスは、アネモネやオダマキなどと同じキンポウゲ科で、センニチソウ属(=クレマチス属)のつる植物です。一般的に、クレマチス全体を「テッセン」と呼ぶこともありますが、正式には、属名の「クレマチス」と呼びます。

つる性の特性を活かしてフェンスやアーチなどに絡ませて演出できることが人気の理由の一つとしてあげられます。ガーデンの中で、バラの開花シーズンと異なる品種を植えることにより、クレマチスの立体演出への期待は高いといえます。花の咲き方で、大きく3つに分けられます。『新枝咲き』『旧枝咲き』『新旧両枝咲き』3つの性質を理解しておくと、剪定の失敗をすることなく美しい演出をすることができます。

■新枝咲き
咲き方・特長:新しく伸びた枝に花が咲く新枝咲き(四季咲きが多い)
剪定:前の年に伸びた枝は大部分が冬に枯れるので強剪定をする
系統:インテグリフォリア系・テキセンシス系・ビチセラ系・ビタルバ系

■旧枝咲き
咲き方・特長:前年に伸びた古い枝に花が咲く旧枝咲き(一季咲きが多い)
剪定:古い枝から新枝を伸ばし花を咲かせるので、古い枝を残しながら弱剪定
系統:モンタナ系・シルホサ系・アーマンディー系・フォステリー系・アトラゲネ系

■新旧両枝咲き
咲き方・特長:新旧両枝の先端に花がつくタイプ(四季咲きが多い)
剪定:新枝咲きと同様に、花後に早めの剪定をするとよい
系統:遅咲き大輪・フロリダ系・アトラゲネ系・タングチカ系

クレマチス モンタナ系(旧枝咲き)
モンタナ系(旧枝咲き)

 

ラティスやフェンスに適したクレマチス

ジャックマニー系
ジャックマニー系。新枝咲き。初夏から晩秋まで咲きます。大輪系

 

モンタナ系
モンタナ系。旧枝咲き。春に壁面を花で覆い尽くすほどのボリュームになります。

 

フロリダ系
フロリダ系。新旧両枝咲き。中国原産のテッセンを元とした品種群。
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