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- 日陰で植物を育てるならシェードプランツがオススメ。種類や役割は?
半日陰や日陰での成育に最適なシェードプランツ。日陰の庭でも、シェードプランツを取り入れることで、「落ち着き」や「安らぎ」「癒やし」といった効果の高い素敵なシェードガーデンに生まれ変わります。
日当たりの悪い庭も素敵に変身。シェードプランツを育てる
シェードプランツとは?
半日陰や日陰に最適な植物
半日陰、日陰の庭のことをシェードガーデンといいます。私たちの暮らす環境には半日陰や日陰の空間が多く存在します。玄関前が北側にあったり、日が当たる南側であってもビルなどの建物で直射日光が遮られたりしている場所では、シェードプランツが有効です。
欧米のガーデンセンターではアオキ、ヤツデ、ツバキ、ヒイラギ、ナンテン、シャクナゲ、アセビなどの陰樹と一緒に、シェードペレニアル(半日陰、日陰の宿根草)の売場が定番化されているほど、人気が高い植物たちといっても過言ではありません。

芝生と樹木の境界に色や形の異なるシェードプランツをふんだんに使っています
シェードプランツの役割とは?
日当たりの悪い庭も素敵な演出が可能に
自然の森には、日当たりのよい場所よりも半日陰や日陰の場所の方が多く存在します。このような場所に生息する植物たち(シェードプランツ)を使った演出することで、あきらめていた日当たりの悪い場所が、素敵なシェードガーデンになります。
安らぎ、癒やしの効果もあります
シェードガーデンの人気は、半日陰や日陰の場所が意外と暮らしの中に多いというだけではなく、「落ち着き」「安らぎ」「癒やし」といった効果が、日なたの庭よりも高いからでしょう。ちょうど、森の中で森林浴をしているような空間になるからです。
自然の景色をとりこんできた日本の坪庭では、落ち着いた情緒あるシーンになっています。逆に日なたを好む植物たちには、明るく「感動」や「元気」「躍動」を感じることが多いでしょう。


日なたの庭より少し遅れて花のピークを迎えます!
シェードガーデンにも四季があります。日なたのガーデンよりも少し遅れて、6〜10月にかけて、花のピークを迎えます。ヤマブキ、ホタルブクロ、アジサイ、ギボウシ、フウチソウ、ヒューケラ、アジュガなど、落ち着いたシェードガーデンにアクセントをつけるためにも必要不可欠な植物です。特に初夏から秋にかけての暑さの厳しい季節、シェードプランツは涼しさを感じさせてくれるので、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

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