秋は春咲き球根の植え時です。チューリップやヒヤシンスなど、春に咲く球根花は、前年の秋に植えつけます。球根はそれ自体に植物が育つための栄養をたっぷり蓄えているため、初心者でも失敗なく花を咲かすことができます。早春から春の盛りまで、開花順で春の球根花をご紹介します。

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春に咲く球根花にはたくさんの種類があります。早いものだと、2月頃から咲き始めます。どんな花があるか、開花の順を追って見ていきましょう。

 

2月中旬〜

スノードロップ/「雪の雫」という名の通り、まだ周囲に雪が残る頃から咲き始めます。白のベル型の花には、八重咲き品種などもあります。草丈10〜25cm

 

キバナセツブンソウ/ケープを着たような花姿が愛らしい花です。彩りの少ない2月の庭で、日に向かって開く黄色の花がよく目立ちます。草丈10〜25cm

 

2月下旬〜

チオノドクサ/花心が白に抜けるブルーの花は、一度球根を植えると植えっぱなしでも毎年繰り返し咲いてくれます。草丈15cm前後

 

クロッカス/ぷっくりとした花を咲かせます。紫や白、黄色など豊かな花色があります。品種によって開花期に2カ月ほどの幅があります。草丈10cm前後

 

ミニアイリス/アヤメを小さくしたような花が咲きます。ブルーや紫、黄色、白、ピンクなど花色のバリエーションが豊富です。草丈10〜20cm

 

プスキニア/透明感のあるアイスブルーの小花を咲かせます。花びらにブルーのラインが入るのが特徴です。草丈10〜15cm

 

スノーフレーク/スノードロップによく似ていますが別の種類です。花びらの縁に淡いグリーンのドットが入る可愛い花です。草丈20〜40cm

 

3月初旬〜

スイセン/何百という園芸品種がある春の代表的な球根花。早生種は1月頃から咲き始めます。香りのよいものも多数あります。草丈20〜50cm

 

ムスカリ/ブルーの小さなつぶつぶの花を咲かせます。とてもよい香りがします。紫色が代表的ですが、白やピンクなどもあります。草丈10〜25cm

 

アネモネ・ブランダ/原種系のアネモネで白や紫の小さな花を咲かせます。切り花で人気が高い、大きな花のアネモネ・コロナリアは5月頃から咲き始めます。草丈15cm前後

 

シラー/星形の可愛らしい花にはブルーや白があります。植えっぱなしでよく増え、次第に群生して咲くようになります。草丈15cm前後

 

3月中旬〜

チューリップ/春を代表する球根花で、何千種類という園芸品種があります。早生種は3月中旬から、晩成種は5月いっぱいまで咲きます。草丈15〜50cm

 

ヒヤシンス/クルンと反り返る花をたくさん咲かせます。ブルーやピンクに加え、オレンジや黒などの新品種も。甘い香りを振りまきます。草丈20〜30cm

 

4月上旬〜

フリチラリア・メレアグリス/細い茎にランプのような花を咲かせます。花色には赤紫色の市松模様や白色があります。草丈25cm前後

 

イフェイオン/ハナニラの別名でも知られます。星形の愛らしい花を咲かせます。自然の林床で自生している白花もあります。草丈10〜20cm

 

ラナンキュラス/切り花でも人気のラナンキュラス。写真は地植えで丈夫に育つと注目を浴びているラックスシリーズです。草丈30〜40cm

 

Illustaration/Lisla Photo/ 1)Sarycheva Olesia/ 2)prdyapim/ 3)Kennerth Kullman/ 4)Lipsett Photography Group/ 5)StudioPortoSabbia/ 6)Vitalijus Satilovskis/ 7)ArtSvetlana/ 8)skyfish/ 9)Flower_Garden/ 10)Neirfy/ 11)Tamara Kulikova/ 12)Anastasiya Matrosova/ 14)Aleksey Stemmer/ 15)Alexander Erdbeer/ 16)Peter Turner Photography/ Shutterstock.com

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