パステルカラーで春らしく! 桃色ユキヤナギのイースターバスケットアレンジ
キリスト教の復活祭であり、春の訪れを祝う日としても欧米で親しまれているイースター。2024年は3月31日がイースターにあたります。イースターといえば、春らしい明るい色彩の花々に、たまご。そんなイースターの要素を取り入れたアレンジを飾ってみませんか? フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが今回ご紹介するのは、桃色ユキヤナギをはじめとするパステルカラーの春の花を詰め込んだバスケットアレンジ。2つの器に花を分け、バスケットに入れる可愛い春の花アレンジです。
目次
2024年のイースター

いよいよ春本番ですね。日差しも力強くなってきました。
そろそろ、2024年のイースターもやってきます。
イースターは、もともとキリストの復活をお祝いする日ですが、欧米では長く厳しい冬が過ぎて春の訪れを大いに喜ぶという意味合いも含まれているようです。イースターを挟んだ連休には、旅行に出かける人も多く、ワクワクソワソワする季節ですね。
イースターは毎年日付が変わる移動祝祭日。教会によっても異なりますが、基本的には春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と決まっています。2024年はというと、3月20日のあとの満月が25日になるので、その次の日曜日の31日がイースターとなります。
桃色ユキヤナギ

イースターというと、パステルカラーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イースターエッグの白と黄色、イースターバニーの白、大きなリボンのピンク、ヒヨコの黄色、優しい花の色、芽吹き始めた新葉の緑色など、柔らかな明るい色彩です。今月ご紹介するアレンジも、明るい春の色をイメージして花選びをしました。

私の好きなユキヤナギは、しなやかな枝に雪が積もっているように真っ白な小花が咲きます。そのユキヤナギのピンクバージョンで、「桃色ユキヤナギ」という花があります。つぼみは濃いピンク色で、咲くとうっすらとピンク色になります。一つひとつの小さな花、一本一本の華奢な枝は儚げですが、まとまるととてもきれいですよね。
白は名残の雪が積もった雰囲気で、こちらのパステルカラーの桃色ユキヤナギは、イースターの時期にぴったりな感じです。
アレンジで使う場合、ユキヤナギは他の花と混ぜるより、1種類だけをまとめたほうが美しさを強調できるように思います。切り花で流通していることもありますので、お店で見かけた際には、ぜひアレンジに取り入れてみてください。
イースターのアレンジに使った花

- 桃色ユキヤナギ
- チューリップ(クラウン咲き)
- チューリップ(八重咲き)
- アリウム・コワニー
- スイセン
- ミモザアカシア

- たまごの殻、たまごのオーナメントなど
- 浅型のバスケット
- カフェオレボウル
- 小さめのガラスの器
- シサル麻
- アルミワイヤー
今回ご紹介するアレンジでは、バスケットの中に花を活ける器を2つ入れ、その周りをイースターらしくたまごで飾ります。ここではカフェオレボウルと小さめのガラスの器を使いましたが、花を活ける器は、どんなものでも大丈夫です。
アレンジの手順
1.バスケットにシサル麻を敷き、花を活ける器として、カフェオレボウルとガラスの器をセットします。
2.器とバスケットの隙間に、たまごの殻やオーナメントなどを置きます。

3.花を活ける器を一度取り出します。器は花を活けた後でバスケットに戻します。
4.それぞれの器に水を入れ、花を活けていきます。
*同じ花をグループにしていく(グルーピング)と、まとめやすく、見た目もすっきりします。
5.桃色ユキヤナギだけをまとめてガラスの器に活けます。

6.カフェオレボウルにはミモザアカシア、チューリップ、アリウム・コワニー、スイセンを活けます。


カフェオレボウルは、そのままでは花が留まりにくいので、アルミワイヤーをクルクル巻いて花留めに使いました。


*アルミワイヤーは柔らかく扱いやすい素材です。両端に輪ゴムやセロハンテープを巻いておくと、器に引っ掛けて傷つけることなく、また滑り防止になります。
7.アレンジしたガラスの器とカフェオレボウルをバスケットの中に戻して出来上がり。


イースター(Pâques)シーズンのパッシー通り

以前、パリの16区、パッシー通りの近くに住んでいたことがあります。この界隈は静かな住宅街で、日本の駐在員家族も多く住んでいました。
パッシー通りは、美しいデザインで有名なビルアケム橋を渡ったところのパッシー駅で降りて、左側に長く伸びる通りです。ブティックやお菓子屋さん、チーズ屋さん、アンティークショップなどが並び、当時はお寿司屋さんなどの日本食レストランもいくつかありました。
イースターの季節になると、お菓子屋さんのディスプレイには、ニワトリとたまごとウサギが飛び交って、黄色、白、ピンクのパステルカラーで明るく楽しいものになりました。通りの真ん中あたりには大型スーパーマーケットがあったのですが、そこでもニワトリの形のチョコレートと大小のチョコレートのたまごが山積みされて、まさにPâques商戦開催中! という感じ。クリスマスと同じくらいに盛り上がっていました。
パッシー通りは、犬を連れてそぞろ歩きをするパリジャン、パリジェンヌがいたり、腕を組んでゆっくりウィンドウショッピングを楽しむ年配のカップルがいたり、とてものんびりしたおしゃれな通りで、私もブラブラ散歩するのが好きでした。
Credit
写真&文 / 海野美規 - フラワー&フォトスタイリスト -

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
- リンク
記事をシェアする
季節のおすすめアイテム
テーブルクランプ -GARDEN STORY Series-
これからの時期のガーデンパーティーにぴったり! テーブルに取り付けるだけで簡単にデコレーションスペースを作れるテーブルクランプ。室内・屋外を問わず使用でき、ガーデンの装飾アイデアが広がります。
編集部おすすめ記事
新着記事
-
樹木

【今が植え時】日陰でも育つ? 庭の主役にしたい「西洋アジサイ&アナベル」正しい選び方と…PR
季節の変わり目を告げる雨の日も、瑞々しく咲き誇るアジサイ。近年は、個性的な花や大きな花房が楽しめる「西洋アジサイ」や、自由に剪定できてドライフラワーにもしやすい「アナベル」や「ノリウツギ」など、魅力…
-
雑草対策

【決定版】春の1回の散布で最長1年間「草むしり」から解放される! 草退治史上※最強除草剤…PR
「せっかくの休みが『草むしり』で潰れる」「駐車場や家の裏の雑草を見なかったことにしている」……こんなお悩み、ありませんか? アッという間に生い茂る夏の雑草に、「草むしりはもうウンザリ!」となってしまう…
-
ガーデン&ショップ

都立公園を新たな花の魅力で彩る画期的コンテスト「第4回 東京パークガーデンアワード」夢の島公園【4月続…
新しい発想を生かした花壇デザインを競うコンテストとして注目されている「東京パークガーデンアワード」。第4回コンテストが、都立夢の島公園(東京都江東区)を舞台に、スタートしています。2025年12月、5人の入賞…























