今年のクリスマスシーズンは、どんな飾りを楽しみますか? 今年の秋は比較的ゆっくり季節が進んでいるので、庭のバラもまだ花を咲かせているというローズライフコーディネーターの元木はるみさん。今回は、そんな元木さんの庭で咲く晩秋のバラの花や、赤やオレンジに色づいたローズヒップを利用して、2タイプのクリスマス飾りの作り方を教わります。
目次
クリスマスムードを盛り上げるローズヒップ&クリスマス花材

上写真は、我が家の庭で毎年、ちょうど11~12月に綺麗に色付き、アレンジメントやドライにして利用できるロサ・ムルティフローラ・アデノカエタ(別名:ツクシイバラ)のローズヒップです。

庭の恵みに加えて、園芸店などで11月頃から毎年店頭に並ぶポインセチアは、1鉢購入しておくとクリスマスのアレンジメントにも利用でき、とても重宝します。今年は、ポインセチア‘プリンセチア・ホワイト’を選びました。
バラが主役のクリスマスリースの作り方
【用意するもの】
- 直径20cmのオアシスリース 1個
- コニファーの枝(ボールバード) 2~3枝……オアシスに挿しやすいように細かくハサミで小分けしておく。
- ポインセチア(‘プリンセチア・ホワイト’) 3輪
- バーゼリア(シルバーブルニア) 5輪
- ローズマリー 3本
- ローズヒップ(ツクシイバラ) 数本
- バラの花 数輪
- 電池式キャンドル
【作り方】
1. オアシスリースを、水を張ったボールに入れ、十分に水を吸わせておきます。
2. 庭から摘んできたバラの花やローズヒップ、その他の植物は、水を張ったボウルの中で切り、水揚げしておきます。

3. リースには永遠の意味があります。永遠の時を刻むことに因み、時計回りになるよう、オアシスリースにコニファーの枝を挿していきます。まず、目印になる4本を挿します。

4. コニファーの枝と枝の間に次の枝を挿していくと、バランスのよい形になります。

5. バランスを見ながら、全体に挿していきます。

6. 内側にも挿しておきます。

7. コニファーの枝を挿し終えたら、目印となるよう、3カ所にクリスマスのハーブといわれるローズマリーの枝を挿します。

8. ローズマリーの枝と枝の間に、バラの花茎を挿し、隙間にローズヒップを挿します。そして、ローズマリーを挿した位置には、ポイントになるようポインセチアを挿します。

9. シルバーブルニアをバランスよく配置し、バランスを見ながらバラの葉を挿して出来上がりです。壁にもたれかけるように飾っても絵になります。周囲に松ぼっくりやローズヒップを散らすとリッチな雰囲気になります。

10. 電池式のキャンドルを灯せば、一気にクリスマスのムードに。
飾っていてバラの花が萎れたら
バラの花は、どうしても、一緒に挿したほかの植物より早く萎れたり散ってしまいます。萎れた花は取り除き、また新しいバラを庭から摘んで取り替えましょう。
私は、毎年この作業を2~3回、繰り返しながら、クリスマスを迎えています。花を取り替えることで、色や形、香りや雰囲気の変化を楽しむことができます。

萎れたバラの花を取り除いた状態。

庭から摘んできたバラの花は、花茎を短く切り、水を張った器に浮かべて水揚げ。

何をどこから挿していいのか迷うときは、花を3グループに大まかに分けておくと挿しやすいです。

今度は、水平に置いてテーブルに飾るクリスマスリースに変身!
ローズヒップの灯り飾りの作り方
【用意するもの】

- ローズヒップ 数本
- コニファーの葉 数枚
- 電池式キャンドル
- ガラスの容器
【作り方】

1.ガラスの容器の中に電池式キャンドルを入れ、隙間にローズヒップとコニファーの葉を入れていきます。

2.キャンドルを灯せば、ローズヒップやコニファーのシルエットが浮かび上がる、オリジナルの灯り飾りが出来上がりです。
*電池式であっても長時間灯すと花材が熱くなることがありますので十分お気をつけください。

バラの花とローズヒップ、そして、少しこの季節ならではの旬の植物をプラスして、クリスマス飾りを作りましょう。今年の締めくくりも花を身近に、クリスマスシーズンを楽しく心豊かに過ごしませんか。
Credit
アレンジ作成・写真・文 / 元木はるみ - 「日本ローズライフコーディネーター協会」代表 -

神奈川の庭でバラを育てながら、バラ文化と育成方法の研究を続ける。近著に『薔薇ごよみ365日 育てる、愛でる、語る』(誠文堂新光社)、『アフターガーデニングを楽しむバラ庭づくり』(家の光協会刊)、『ときめく薔薇図鑑』(山と渓谷社)著、『バラの物語 いにしえから続く花の女王の運命』、『ちいさな手のひら事典 バラ』(グラフィック社)監修など。TBSテレビ「マツコの知らない世界」で「美しく優雅~バラの世界」を紹介。
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