秋色の花をテーブルに飾り、ようやくやって来た秋の日をお部屋でも楽しんでみませんか? フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが作るのは、季節の花にプラスして、枝を使った野趣あふれるアレンジ。浅い器を使ったパターンと、食欲の秋に美味しいクッキーなどの缶を利用したパターンの2種類をご紹介します。可愛いテーブルアレンジで、秋の食卓を彩ってみましょう!
目次
秋本番に楽しむアレンジメント

ようやく秋らしい陽気になってきました。
深まる秋をイメージしたアレンジメントを楽しみませんか。
今回ご紹介するのは、水盤のような浅い器を使ったテーブルアレンジ。器を使ったアレンジと、クッキー缶を使ったアレンジの2種類を作りました。アレンジでは、枝を垣根のように見立ててみました。野趣あふれる様子を表現するため、あえてラフな感じにしています。
垣根の中の花は、ここではケイトウ、コスモスなどを使いましたが、秋の花でお好きなものを選んでくださいね。
浅い器のアレンジに使った花


- ミツマタ(ドライ)栗色 2本
- コスモス
- フジバカマ
- ケイトウ
- ハゲイトウ
- ノブドウ(ツル)
- ヤマゴボウ
- ブリキ製の浅い器
浅い器のアレンジの手順
1.器に吸水性スポンジを敷き詰めます。
2.ドライのミツマタの枝を器の縁に沿って入れます。垣根のように垂直に。

太い枝、細い枝、長い枝、短い枝、ランダムに入れます。
3.つるを垣根に絡めるように入れていきます。せっかくの垣根が隠れない程度にしましょう。

4.花は、大きなケイトウから入れます。


5.次に、コスモス、フジバカマ、ヤマゴボウをそれぞれ入れます。

花は垂直に挿していきます。高低差をつけて、整えすぎず、少し無造作な感じになるようにしましょう。
出来上がり。

クッキー缶を使って

浅い器がなくても、クッキー缶や箱などを使ってアレンジできます。
今回は、W15×D9×H6cmの大きさのクッキー缶でアレンンジしてみました。
小さめのクッキー缶ですので、コンパクトに仕上がります。ランタナをメインに可愛らしく。
クッキー缶のアレンジに使った花

- ミツマタ(ドライ)栗色
- ランタナ
- ミニバラ
- キバナコスモス
- キャットテイル
- マンリョウの実
- キンモクセイ

クッキー缶のアレンジの手順
浅い器のアレンジと同じ手順です。
1.缶の中に吸水性スポンジを敷き詰め、ドライのミツマタを缶の縁に沿って挿して垣根のようにします。

2.ランタナ、ミニバラは垂直に入れます。マンリョウの実とキャットテイルは垣根から飛び出すように挿して、アクセントに。



出来上がり。

缶のデザインが素敵なマロンクリーム

秋のスイーツの主役は、なんといっても「栗」ですよね。洋菓子、和菓子を問わず、栗ほど秋のお菓子の素材として愛用されているものはないのではないでしょうか。栗好きにはとても嬉しい季節です。私も栗のお菓子には目がなくて……ただ茹でただけの栗も、栗蒸し羊羹も、渋皮煮も、モンブランも、そして甘〜くて美しいマロングラッセもおいしいですよねぇ。

マロンクリームの缶としてよく知られているクレマン・フォジェ。この缶のデザインを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
クレマン・フォジェは、1882年、フランスの栗の名産地の小さな町で、マロングラッセのメーカーとして創業。マロンクリームは、残ったマロングラッセのかけらを再利用するために開発されたとか。栗はヨーロッパ産のものを、そして保存料や着色料は使わずに作られているそうですよ。140年もの間、世界中で愛されてきたのですね。
それと、発売当時から同じなのかは分かりませんが、この栗と葉っぱのデザインがとても可愛らしく素敵なのです。テキスタイルパターンにしても、きっとおしゃれ! と、私は缶を見るたびに思います。クリ坊やのマロノも、ちょっとかわいいです。
マロンクリームは、トーストにぬったり、パウンドケーキの生地に入れたり、アイスクリームに添えたり、手軽に栗の風味を味わえます。そしてこのクリーム、かなり甘いです! 確かにマロングラッセのように甘いです! でも、この甘さがくせになる感じなんですよね。

Credit
アレンジ作成・写真・文 / 海野美規 - フラワー&フォトスタイリスト -

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
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