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免疫力アップや抗酸化作用…ハーブの持っている力を徹底解剖!

免疫力アップや抗酸化作用…ハーブの持っている力を徹底解剖!

ハーブは、ラテン語で草を意味する「Herba(ヘルバ)」に由来した、生活に役に立つ香りのある植物の総称です。ハーブを体内に取り入れることで、美容に役立ち、心身の健康も維持してくれます。
ハーブはどんな作用を持っているのか、詳しくご紹介しましょう!

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ハーブにはどんな力があるの?

ハーブの歴史はとても古く、紀元前にまでさかのぼります。宗教儀式に使われたり、病気やケガを治す薬草として使われたり、料理に使われたり…と、人々はその時代や場所に合った形で生活の中に取り入れ、役立ててきました。

近年、ハーブの持つ成分や効能の研究も進められ、美容面で優れた作用を発揮することや、健康維持・促進に繋がる作用がたくさんあることも分かってきました。

ハーブは、どんな力を持っていて、どんな風に身体に作用し、美容と健康に繋がっているのかを、徹底解剖していきましょう!

ハーブの持つ力その1:自己治癒力を高める

人間は生まれながらにして、ケガや病気を治す力「自己治癒力」を持っています。神秘的なものでもなんでもなく、本来生物に備わっている力で、自然治癒力とも呼ばれます。

誰でも一度は経験していると思いますが、転んですりむいた時、かさぶたができて、そのうち治る…というのも、自己治癒力のおかげ。病気やケガをしても、元の状態にもどる働きを持っているから、治るのです。

この自己治癒力を常に高めておくことで、病気になりにくい・ケガが治りやすい状態を保つことができます。

ここで、風邪を例に挙げてみましょう。風邪をひきやすい人と、風邪もひかないという人の差は、どこにあるかというと、自己治癒力が関係してきます。

人は、体内に入ってきた風邪やウィルスなど、異物から体を守ろうとする防御システムを持っています。これが「免疫」と呼ばれるものです。免疫は自己治癒力の一つで、この免疫力が高い人は、風邪やウィルスが体に入ってきても、はねのけることができたり、風邪をひいても症状が軽く済む、回復が早い、といった体の状態を保つことができるのです。

多くのハーブには、免疫力を上げる作用があるため、自己治癒力を高めて、病気にかかりにくい身体づくりの役に立ってくれますよ。

ハーブの持つ力その2:抗酸化作用

呼吸をし、食事をする…そんな当たり前のことで、体の中に「活性酸素」というものが生まれます。活性酸素は強力な酸化力を持っていて、体の細胞を酸化させ、さびつかせてしまうのです。

人間は、もともと、そんな活性酸素を除去するシステムを持っていますが、現代人は、食品添加物・農薬・ストレス・大気汚染などが影響し、活性酸素が増えすぎてしまい、処理しきれない状況です。この活性酸素が原因となり、体内や肌の老化を加速させたり、病気を引き起こすといわれていますので、うまく活性酸素を除去したいですよね。

そこで活躍してくれるのが、ハーブです。

活性酸素を無害化する働きを「抗酸化作用」と呼びますが、ハーブには、この抗酸化作用を持ったものがたくさんあるのです!

特に、フラボノイドが豊富に含まれていて、抗酸化作用が強いといわれているのが、ローズマリー。

他にも、ルイボス・タイム・セージなども、抗酸化作用の強いハーブです。積極的に体内に取り込んでいきたいですね。

ハーブの持つ力その3:ビタミン・ミネラルの補給

多くのハーブには、ビタミンCやビタミンB、鉄分やカリウムなどのミネラル、食物繊維など、美容と健康に役立つ栄養素が含まれていますので、現代人の食生活に不足しがちな栄養素を、ハーブから摂取することができます。

また、日々ハーブティーを飲むことにより、ハーブに含まれる栄養素を、体に吸収しやすい状態で、素早く取り込むことができるのも、魅力の一つです。

いかがでしたか?

食生活が乱れていたり、ストレスを感じる現代を生きる私たちにこそ、ハーブは役に立つ植物です。心身を癒して、健康や美容をサポートする一つのツールとして、うまく日常生活に取り入れながら、健康を維持していきたいですね!

ハーブを有効に摂取できるオススメの方法が、ハーブティー。1日1杯を続けることで、ハーブの力を体内に取り込むことができ、嬉しい作用にも繋がります。

おいしいハーブティーの入れ方については、『おいしいハーブティーの入れ方をマスターしよう!』の記事でご紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。

<注意点>

自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。

また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

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