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サステナフラワーで作る#カンカンフラワーアレンジ♪ プチプラ花コーデVol.112

サステナフラワーで作る#カンカンフラワーアレンジ♪ プチプラ花コーデVol.112

プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラ花コーデを教えていただきます。

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 #カンカン弁当の、花バージョンにトライ

お菓子が入っていた可愛い缶を、私は捨てられずに取っておくタイプです。小物を入れたり、花をアレンジしたりと活用しています。百貨店やウェブを見ていると、デザインに凝ったお菓子缶が増えているよう…。

少し前に、あるテレビ番組で、小さい頃から缶を集めている方が、さまざまな缶を紹介していました。SNSでは「#カンカン弁当」といって、缶にお弁当を詰めるのがたくさん紹介されています。

ちょうどそんな番組を観たときに、100均で300円の缶に出合いました。わざわざ缶を買わなくても…と思いつつ、かわいくてついつい手に取りました。長方形と丸いもののどちらにするか、さんざん迷い、長方形を購入。

今回はこの缶で「#カンカン弁当」ならぬ「#カンカンフラワーアレンジ」を作ってみます。

花と好相性! カラフルな糸とボタンを購入

100均で見つけた缶は意外に大きくて、幅約18cm、奥行き約11cmでした。

花をこの缶にアレンジするなら、結構な量が必要です。そこで、他の素材も入れてアレンジし、プチプラに仕上げることにしました。

同じく100均で見つけた、18色入りのカラー糸を使ってみます。カラー糸はこんなに入っていて100円!

缶とカラー糸

いろいろな色が入っていて花と合わせやすいうえ、何本も使えるので空間を埋めるのにも役立ちます。

もう一つ用意したのは、以前ダイソーで購入したボタン。こちらは、5色ほどのボタンが入っていました。

サステナフラワーがお得! 質と量に感動

花はスーパーの束売りコーナーで見つけたこちら。「サステナフラワー」358円(税抜き)です。

サスティナフラワー

このサステナフラワーは、スーパーなどで売れなかった花を組み直し、お手頃価格にしてまた売り場に届けているものなのだそう。こんなにたくさんの花が入っていました。

サステナフラワー

向かって左から、カスミソウ、カーネーション、ガーベラ、アカシア、キク、ナデシコ、アオモジ、なんと7種類7本! とってもお得です! 計算すると、1本あたり約50円でした。花もまだまだ新鮮で、その質と量に感動です。

サステナフラワー

とってもお得なサステナフラワー。これからも見つけたら買っちゃいます!

缶にアレンジするポイントは下準備にあり

カンカンアレンジの準備をしていきます。缶には吸水スポンジを用意して、セットしていきます。

カンカンフラワーアレンジ

①缶の幅に合わせて、吸水性スポンジをカッターでカット。

カンカンフラワーアレンジ

②缶のサイズに吸水性スポンジを合わせたら、次にスポンジの高さを考えます。

用意した花の中で、一番丈が長い花を基準に決めていきます。今回はカーネーション。これを缶の横に、吸水スポンジと一緒に置いて、必要な高さを見ます。

カンカンフラワーアレンジ

今回は、だいたい1cm強あればよさそうです。

③カットしたら、スポンジを吸水させます。

吸水は鉢皿を使いました。鉢皿に水を入れてその上に吸水性スポンジをポンッと置き、水を含むのを待ちます。このとき、スポンジを手で押してしまってはいけません。スポンジが自然に水を含んで沈むまで、このままにしておきます。

カンカンフラワーアレンジ

④吸水できたら、アルミホイルを用意して缶にセット。

カンカンフラワーアレンジ

アルミホイルの上に吸水性スポンジを入れます。缶に花をアレンジする場合、缶から水が漏れたり、缶が錆びたりする場合があります。アルミホイルは、缶に水がつかない工夫です。

これで、花をアレンジする準備が完了。

グルーピングで存在感を出す、アレンジ方法

花をアレンジしていきます。

アレンジは、メインになる大きめの花からスタート。今回は、ガーベラとカーネーションが缶の中心にくるよう、吸水性スポンジに挿します。このとき、茎をまっすぐに挿すことがポイントです。

カンカンフラワーアレンジ

ここで、糸を用意します。

カンカンフラワーアレンジ

 糸をどんなふうに、どこに置くかを考えます。置き場所が決まったら、そこに別の吸水性スポンジをセットし、高さを出しました。ここが糸の置き場所になります。

カンカンフラワーアレンジ

 水を含んでいるスポンジをセットしたので、糸が濡れないようにスポンジの上にアルミホイルを敷きました。

カンカンフラワーアレンジ

 その上に糸を並べます。ガーベラがピンクなので、ピンクと相性がよさそうな色の糸を3本並べました。

カンカンフラワーアレンジ

アレンジを続けます。黄色いキクを入れました。

カンカンフラワーアレンジ

 隙間にはアカシアを加えます。

そしてまた糸を置く場所にアルミホイルを敷き、糸をのせていきます。

カンカンフラワーアレンジ

先ほどと同様の手順を繰り返します。

カンカンフラワーアレンジ

糸は縦にも入れてみたいと思い、今度は3本の糸をアルミホイルでまとめました。

カンカンフラワーアレンジ

これを缶の中に立てて入れ、隙間に花を詰めます。

カンカンフラワーアレンジ

最後に、ボタンを糸の上にのせて完成。

カンカンフラワーアレンジ

アレンジは、グルーピングといってそれぞれの仲間同士でまとめる方法です。それぞれの花の存在感を強調し、まとまった印象を作ることができます。

糸は、18色の中から今回の花色に合うものを使用。

フラワーアレンジをしながら、クッキーを詰めたり並べたりするような感覚を味わえました。

今回の材料をご紹介

  • サスティナフラワー(束売り)…358円 
  • 缶(スクエア缶)…300円*キャンドゥ
  • カラー糸18色セット…100円*ダイソー
  • ボタン…100円*ダイソー
  • 吸水性スポンジ…100円*ダイソー

合計958円(税抜)

ほかに、アルミホイルとハサミとカッターを用意。

缶のアレンジは、サプライズの演出が簡単

クッキー缶にリボンをつけたら、プレゼントにも使えそう。

カンカンフラワーアレンジ

お菓子と見せかけて、フタを開けたら花が!

カンカンフラワーアレンジ

と、ちょっとしたサプライズになります。

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