寒さが厳しくなる冬は、お家での手仕事がオススメ。アクセサリー作家の永田直美さんが、スパンコールを使ったお花モチーフのアクセサリーのつくり方を教えてくれます。初心者でも30分程度でできるので、ちょっとあいた時間でつくれますよ。ハンドメイドのオリジナルアクセサリーで、おしゃれを楽しんでみませんか。
ちょっとゆがんだ形が可愛いお花モチーフ
フエルトを土台にして、ビーズやスパンコールを縫いつけていくアクセサリーです。基本的に針と糸で縫い進めて完成させるので、特別な道具がいらず初心者でもつくりやすい手法です。中央にパールやビーズを配して花心をつくり、周囲にスパンコールで花びらを形づくっていくデザインや、刺繍糸とビーズで花びらを彩っていくデザインなどがあります。どちらもきっちりとした形に仕上げなくても大丈夫。小さな子どもが描いた花のように、ちょっとゆがんでいても可愛いので気楽に楽しんでくださいね。一番簡単にできるスパンコールのアクセサリーのつくり方をご紹介します。
<材料>
針、糸、フエルト、スパンコール、4㎜パール、ピアスパーツやブローチパーツ、クラフトボンド
<作り方>
① フエルトを仕上がりより一回り大きく、丸く2枚切り抜きます。
② 切り抜いたフエルトの1枚の中央に4㎜パールを縫いつけます。
③ ②の周りにスパンコールを連続刺しします。
<スパンコールの連続刺しの方法>
A. まず、糸を通した針をフエルトの裏から表へ出して糸を引きます。スパンコールの山側から穴に針を通します。最初に針を出した箇所からスパンコールの半径分の長さのフエルトを針先で拾って、最初に糸を出したすぐ横から針を出して糸を引きます。
B. スパンコールの穴に左側から針を通して、糸を引き締めながらスパンコールを左に倒して表を向けます。
C. 2枚目もスパンコールの山側から針を通し、半径分の長さのフエルトを拾って、1枚目のスパンコールの端から糸を引き、Bと同様に左からスパンコールの穴に針を通し、糸を引き締めながらスパンコールを左に倒します。
D. A〜Cを繰り返し、最後にフエルトの裏側でしっかり玉どめしたら連続刺しの完成。
F. 2枚のフエルトをクラフトボンドでしっかり貼りあわせ、周囲をキレイにカットすれば完成です。刺した糸を一緒に切ってしまわないように注意してください。連続刺しでピアスサイズなら30分もあればでき上がります。スパンコールを2周、3周と大きく華やかにすることもできます。アンティークスパンコールを使ったり、花心の素材を変えたり、アレンジを楽しみながらつくってみてくださいね。
Credit
制作/永田直美 (ながた なおみ)
アクセサリー作家。ワイヤーや天然石を使った華奢で大人カワイイ普段使いのアクセサリーが人気。アレルギーのある方にも比較的安心な14KGF素材を中心に使用。「ワイヤーレースジュエリー」、「モードジュエリーメイキング」技能認定、日本シードビーズ協会「ジュエリーエンブロイダリー刺繍」技能認定。
出張アクセサリー教室をしています。https://ameblo.jp/naomi06031014/
naomi’sオンラインショップ https://naomishand.thebase.in
photo/3and garden
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