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もうすぐクリスマス。立派なモミの木のツリーがなくても、クリスマスツリーの雰囲気が楽しめるアレンジメントをフラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが教えてくれます。3種類のスギ、コニファー類を使ってつくるナチュラルなツリーですよ。

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枝ものアレンジのクリスマスツリー

デパートや街のあちらこちらでクリスマスの飾りを見かけるようになっています。やはりクリスマスシーズンには、ツリーやリースを準備したくなりますね。憧れのモミの木のツリーを真似して、スギやコニファーの枝ものを使ったツリーをつくりませんか。お花屋さんで手に入るヒムロスギのほか、コニファーなどを何種類か混ぜると、なんだかちょっと、森の中の木立のような雰囲気になりますよ。

材料

ヒムロスギ 2本

コニファー‘ブルーバード’ 1本

コニファー コノテヒバ 1本

(枝ぶりによって本数を調整してください)

土台となる器(商品名:コイムバウム 花材資材を扱う通販サイトで購入可能)

吸水スポンジ

つくり方

1.土台になる器に吸水スポンジをセットします。

今回使用した器は、木の皮をバウムクーヘンのようにぐるぐる巻いたものです。水が染みないように、吸水スポンジはビニール袋に入れてセットしました。

2.ツリーをイメージして、円錐になるようにつくります。

まず、中心となる枝を選び、吸水スポンジの中央に挿します。この場合、先端がきれいなコニファー‘ブルーバード’をメインにしました。高さは器の2~2.5倍くらいに。土台がどっしりしたもの、また飾るスペースによって、もう少し高くスラリとしたツリーにしてもいいですね。

底辺となる円の直径が大きめですと、正面からツリーを見た場合、正三角形のようになりますし、小さめですとすらっとした二等辺三角形に仕上がります。

一番底辺に近い枝は、器の縁に沿ってテーブルに平行、またはやや下がり気味に入れて、器とツリーが分離しないように(浮き上がって見えないように)します。

3.高さと底辺を決めたら、3種類のスギ、コニファーを円錐形になるように挿していきます。器をぐるぐる回しながら入れていくと、立体的になっていきます。

4.仕上げに、オーナメントやマツボックリなどを飾って完成です。

このままドライになりますが、生き生きとしたグリーンを保ちたい場合は、吸水スポンジに水を補充したり、枝葉に霧吹きをしてください。

手づくりのクリスマスツリーをぜひお楽しみください!

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Credit

アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki)

パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://www.annegarden.jp

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