プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラ花コーデを教えていただきます。

Print Friendly, PDF & Email

夏の終わりの頃から、花屋さんで、パンパスグラスを見かけるようになりました。

パンパスグラスはここ数年とても人気で、最近ではスーパーの束売りコーナーに並んでいることもあります。水に入ったフレッシュな状態のもの、ドライになったものと、売られているパンパスグラスは2種類。私はフレッシュでもドライでも、手ごろな価格のときに買っています。

パンパスグラスはドライの状態だと、さらに長もちです。アトリエでは、昨年や一昨年のものも飾っています。

そのまま飾っているだけでも様になるうえ、リースやスワッグ、ブーケと、さまざまなアレンジに活用できるのも、パンパスグラスの魅力です。昨年はハロウィンの魔女のホウキを、パンパスグラスで作って楽しみました。

今年はパンパスグラスで「フラワータペストリー」を作ります。

合計1,000円! タペストリーの材料はこちら

パンパスグラスが欲しくて近所の花屋さんをのぞいたら、ドライのパンパスグラスが300(税抜)で売られていて、安くてびっくり! 迷わず購入しました。

パンパスグラス

これはとってもお買い得! パンパスグラスさえあれば、フラワータペストリー作りの成功は間違いなしです

次にダイソーで、こちらを購入してきました。

アレンジ材料

写真右から、ファブリックポスター、支柱ポール、その下がレースのリボン、それからダイソーのドライフワラーブーケです。左端が、パンパスグラス。

ファブリックポスターは布製で2枚入り。1枚あたりのサイズは13.5×18.3cm。イラストが違うのもいいですね!

ファブリックポスター

最近100均では、こういったファブリックポスターを見るようになりました。大きいものから小さいものまで、サイズはいろいろ。インテリアのワンポイントになるものがプチプラで購入できるなんて、魅力的です。

支柱ポールは2本入りでした。

リボンと支柱ポール

レースのリボンは、白をセレクト。ダイソーには、ほかに生成りがありました。レースリボンの種類は、100均でも豊富です。

ブーケタイプのドライフラワーは、1セット200円。これを2セット購入です。

ドライフラワーブーケ

長い葉のユーカリが入っているのがポイントで、私がイメージしている作りたいものにぴったり。ほかにデージーやスターチス、ブルーファンタジアが入っていました。

パンパスグラスを合わせて、ちょうど1,000円(税抜)で材料が購入できました!

リボンと支柱ポールで、吊るための下準備

フラワータペストリー作りは、まず、下準備から。

ファブリックポスターも支柱ポールも2つあるので、2種類のフラワータペストリーを作ることにします。

1つは全面にアレンジするタイプ、もう1つはファブリックポスターの柄を生かすタイプです。

どちらのタイプも、支柱ポールにレースのリボンを結んで吊り下げ部分を作ります。

手作りタペストリー

リボンの長さは45cmほどにカットしました。それを支柱ポールにしっかり結んで、飾ったときに落ちないようにします。

花材を敷き詰めて、ガーリーな仕上がりに

全面にアレンジするタイプのほうから作っていきます。

ファブリックポスターを1枚取り出し、グルーで、レースのリボンを付けた支柱ポールに貼っていきます。

手作りタペストリー

ファブリックポスターが支柱ポールから落ちないように、グルーをたっぷりと付けました。

材料をカットします。パンパスグラスは、だいたい1015cmくらいの長さになるようにしました。

パンパスグラスの手作りタペストリー

ユーカリは、枝から葉をはずしておきます。

カットしたパンパスグラスを、グルーでファブリックポスターに下のほうから貼っていきます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

このとき、ファブリックポスターよりパンパスグラスのほうが少し長めになるようにしました。

パンパスグラスはグルーを付けてどんどん重ねて固定し、上のほうへ進んでいきます。

貼るときは、パンパスグラスに直接グルーを付けてからファブリックポスターに貼ったり、ファブリックポスターにグルーを付けてからパンパスグラスを貼ったり。やりやすい方法でOK

パンパスグラスの手作りタペストリー

グルーは、パンパスグラスが落ちてこないように少し多めに付けることがポイントです。パンパスグラスを貼りながら、時々ユーカリを入れていきます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

パンパスグラス、パンパスグラス、ユーカリ…といった感じで、パンパスグラスを多めにします。

黙々と作業をしていると、気づいたら上のほうまでパンパスグラスとユーカリを貼っていました。

パンパスグラスの手作りタペストリー

支柱ポールのあたりまで貼ったら、ここでストップ。次は残りのドライフラワーをアレンジしていきます。

ドライフラワーは、花の茎をハサミでカットします。

パンパスグラスの手作りタペストリー

花だけになったドライフラワーをどう配置しようか、実際に花を置きながら考えていきます。

デージーは2輪あったので、花同士を上下に少しずらして貼ることにしました。

パンパスグラスの手作りタペストリー

配置が決まったら、こちらもグルーでしっかりと固定します。

デージーの横に、スターチスやブルーファンタジアなどを貼って、空いていた空間を埋めて完成

パンパスグラスの手作りタペストリー 

作成時間は20分ほどでしょうか。

黙々と作業していたので、完成したときは達成感でいっぱいになりました! フラワーアレンジって、この黙って作業する時間がいいんですよね。私はこのような作業をしている時間は「無」になることが多く、その「無」の時間がとてもリフレッシュになります。

さらに完成したものがかわいいので、フラワーアレンジってやめられない!って、毎回思っています。

さて、1つめは材料も気力も使ったので、2つめは簡単にできるものを作っていきます。

英字とミニ花束で、ナチュラルな壁飾り

今度は、英字タイプのファブリックポスターを使います。この英字部分を生かすので、パンパスグラスやユーカリは、残った分で十分足りそうです。

パンパスグラスの手作りタペストリー

1つめと同様、支柱ポールにグルーで、ファブリックポスターを貼っていきます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

ドライフラワーは、まとめていた麻紐を外します。麻紐は、あとで使うので取っておきます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

残っていたユーカリやスターチス、それからパンパスグラスを片手でまとめて小さなブーケを2つ作ります。

パンパスグラスの手作りタペストリー

2つのうち、1つは少し大きめで丈を長めにしたいので、長さがある花材を集めて束ねます。

束ねたら、②の麻紐を使って、この小さなブーケをまとめます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

 ブーケがバラバラにならないようにしっかり縛って、余分な麻紐はカットしました。

もう1つの、小さめブーケも同じ作り方で束ねます。

パンパスグラスの手作りタペストリー

出来上がった大小のブーケを2つ並べると、こんな感じに。私は大小で作りましたが、同じ大きさのもの2つでもOKです。

ブーケをグルーで、ファブリックポスターに貼っていきます。まずは置いてみて、バランスを見ましょう。

パンパスグラスの手作りタペストリー

1つのブーケは左から、もう1つは右からと、大小のブーケの束ねた部分が重なるように置いてみました。

これをグルーで固定します。

パンパスグラスの手作りタペストリー

固定するときはブーケにしっかりとグルーを付けて、40秒ほど手で押さえます。すぐに手を離すと土台の部分からブーケが離れてしまう場合があります。

グルーが冷めて固定できたのを確認したら、手を離しましょう。グルーの種類や室内の温度によって、固定までの時間は変わるので(季節、エアコンの使用状況にもよります)、必ず確認しながら行ってください。

しっかりとブーケが接着できたら、残っていたレースのリボンをブーケとブーケの間にグルーで付けて完成です。

パンパスグラスの手作りタペストリー

こちらの作業は、10分もかからずできました。

完成したフラワータペストリーを並べてみました

パンパスグラスの手作りタペストリー

雰囲気の違うフラワータペストリー。1つはガーリーで、もう1つは英字を効かせてナチュラルに。同じ材料を使っているので、一緒に飾っても違和感はありません。

今回の材料をご紹介

・パンパスグラス…300

・ファブリックポスター…100円*ダイソー

・支柱ポール…100円*ダイソー

・レースのリボン…100円*ダイソー

・ドライフラワーブーケ…200円×2セット*ダイソー

合計1,000(税抜き)

ほかに、グルーガン、グルースティックとハサミを用意。

英字ペーパーはおしゃれ度が上がるアイテム

リースやスワッグ、また今回のフラワータペストリーなど、壁にフラワーアレンジを飾る際に、何か物足りないと感じたときは、英字で書かれたペーパーなどを一緒に飾ってみましょう。

先日、ダイソーとセリアでとても素敵なペーパーを見つけました。

少し茶色がかっているものは、セリアで購入したインテリアペーパー。白はダイソーで見つけたアートポスター(A4)です。

英字ペーパー

一袋に3枚前後入っていて、こんなにおしゃれで素敵なアイテムまでが100円で手に入ることに、ちょっとびっくりしました。

フラワータペストリーは、最初はこんなふうに飾っていました。

手作りタペストリー

何か欲しいなあと思い、ダイソーのアートポスターを一緒に飾ってみたら…。ちょっとおしゃれ度が上がった気がします。私の気分も上がりました

パンパスグラスのタペストリー

英字ペーパーは1枚あるだけで、雰囲気がとても変わるのでおすすめです。

Credit

記事協力


川守由利子
『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。
花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
http://bouquet-doux.com
https://www.instagram.com/bouquetdoux_flower

Print Friendly, PDF & Email