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ハーブの葉や花びらでカラフルに! まんまるハーブ氷の作り方

ハーブの葉や花びらでカラフルに! まんまるハーブ氷の作り方

爽やかな香りが楽しめるハーブを氷の中に閉じ込めた「まんまるハーブ氷」を作ってみませんか? ハーブはお好みのものでいいですし、作り方もとっても簡単。暑い季節にぴったりですよ。作り方や、ハーブ氷に向くハーブの種類なども併せてご紹介します。

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ハーブってなに?

ハーブってなに?

いつの間にか日常的に使われるようになった「ハーブ」という言葉。もともとハーブとは、ラテン語の「herba(ヘルバ)」=「草」を意味していて、暮らしに役立つ香りのある植物の総称です。

西洋からやってきたおしゃれなもの、というイメージがあるかもしれませんが、ハーブは人の暮らしとともに発達してきた古い歴史があります。祈りや儀式などにも使われてきた記述があり、ハーブの効能が科学的には分からない時代には、魔術のように扱われてきました。面白いですね。

現代では植物の持つ成分や、人間の身体に作用する仕組みも解明されつつあり、ますますハーブの活用の幅は無限大に! 特にストレスにさらされている現代人にとって、ハーブは味方になってくれます。

ガーデニングという趣味のひとつとしてハーブを育てている人も少なくありませんが、育てるだけにとどまらず、それらの効能や使い方の知識があれば、食べたり飲んだりしながら、自分自身で心身のバランスを整えることができます。楽しく簡単にハーブを暮らしの中に取り入れる方法をご紹介します。

簡単ハーブの楽しみ方「まんまるハーブ氷」を作ってみよう

今回は、夏におすすめのハーブの使い方「まんまるハーブ氷」をご紹介します。

簡単ハーブの楽しみ方「まんまるハーブ氷」を作ってみよう

ハーブを製氷皿に入れて、凍らせただけのものなのですが、まんまるに氷を作れる製氷皿を使うと、ボリュームがあり見た目も華やかなハーブ氷になります。一緒に作ってみましょう。製氷皿は100円ショップで購入できます。

ハーブ氷を作るときのハーブの選び方と注意点

ハーブ氷を作る際におすすめのハーブは、香りがよく、葉が柔らかく、口に入れた時に食べても違和感のないものからスタートしてみるとよいでしょう。ミント類やレモンバームなどがおすすめ。レモングラスやローズマリーなど葉が固いものはあまり向きません。バラの花びらや、ハーブのお花などもおすすめですよ。

続いて、ハーブを使用するときに注意する点をまとめます。

決められた部分を使いましょう

ハーブとひと口にいっても、とても多くの種類があります。ハーブ氷を作る前に、食べられるものかどうか、どの部分を飲食できるのかを把握しておきましょう。また、体調や体質によって、注意が必要なハーブもありますので、ご注意くださいね。

食用のハーブを選びましょう

使用するハーブは、食用に栽培されたものを使いましょう。その点、自分で育てたものなら、そのあたりの管理もしやすいですよ。特にハーブは、栽培が簡単な種類もありますので、まずは栽培をスタートしてみてくださいね。

食用のハーブを選びましょう

こちらは今回、ハーブ氷に使用するローズとカーリーミントです。

新鮮なものを選びましょう

ハーブは新鮮なものを使いましょう。葉の色がみずみずしいものを選んでください。虫がいないかどうかもチェックします。新芽は使いやすくておすすめです。

まんまるハーブ氷を作ろう

それでは、まんまるハーブ氷を作っていきましょう。

【準備するもの】

◯フレッシュハーブ 適量
*今回はローズの花1本/カーリーミントの葉15cm・3本

◯水 適量

◯まんまる氷が作れる製氷皿

【作り方】

1. ハーブのサイズを確認します

ハーブのサイズを確認します

ローズは外側の花びらを15枚ほど取り、残りの花心部分はそのまま使います。カーリーミントの葉は1枚ずつにするものと、3cmくらいの花芽を用意しました。これはお好みでOKです。

2. 水を用意します

水は、一度沸騰させてから冷ましたものを使うと、氷に透明感が出て、中のハーブがよく見えます。今回はミネラルウォーターを使用しました。

3. 製氷皿にハーブと水を入れます

製氷皿にハーブを入れ、製氷皿の半分まで水を入れます。ハーブを好きな向きや位置に配置し、一度凍らせます。

4. 続いて製氷皿に水を入れます

続いて製氷皿に水を入れます

製氷皿に水を足します。蓋に小さな穴があいていて、ここから余分な水はあふれ出る仕組みになっています。これでしばらく凍らせましょう。

5. 完成です

完成です

ただのお水ですが、美しい見た目に、ちょっと気分も上がります。ハーブがほんのり香る程度の使用量なので、炭酸水やジュースにもおすすめです。夏の暑さ対策に、ぜひお試しくださいね。

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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