庭木として代表的な常緑樹、キンモクセイの花でシロップをつくり、その甘い香りを生かしたふわふわのシフォンケーキをつくります。オレンジ色の可愛い花が混ざって、見た目の可愛らしさも魅力です。米粉を使うことで、オイルなしでもふわっと軽い仕上がりになりますよ。
グルテンフリーでローカロリーの米粉を使用

材料
卵4個、米粉75g、砂糖(30g+20g)、塩少々、キンモクセイシロップ50g(既製品もありますが、キンモクセイシロップのつくり方は「甘く香ってかわいい、キンモクセイシロップの作り方」でご紹介しています)
【point!】小麦粉を使う場合は、グルテンを抑えて生地に粘りを出さないために、通常はオイルを使用します。一方、グルテンフリーの米粉ならカロリーカットにもなるうえ、フワフワが長もちするのでオススメです。
準備
オーブンを170℃に予熱する。
卵を卵黄と淡白に分け、それぞれ大きめのボウルに入れる。
つくり方
- ボウルに卵白、塩少々を入れて泡立てる。泡が均一になってきたら、砂糖30gを2〜3回に分けて入れ、ツノがピンと立ち、固めのメレンゲになるまでしっかりと泡立てる。【point!】メレンゲの固さの目安は、ボウルを逆さにしても落ちてこない程度です。
- 別のボウルで卵黄、砂糖20g、キンモクセイシロップを混ぜる。そこに米粉を一度に入れ、手早く混ぜ合わせる。
- 2に1のメレンゲ1/2を入れ、ボウルの底をすくうよう下から上に持ち上げながら混ぜる。生地が馴染んできたら残りのメレンゲも入れ、同じように下から上に持ち上げながら混ぜる。均一に混ざったら、素早くシフォン型に流し込み、10㎝くらいの高さから一度落として膨らみを均等にする。
- オーブンで30〜35分焼いたら竹串を刺し、生地がついてこなければ焼き上がり。
- 焼き上がったら10〜20㎝くらいの高さから落として焼き縮みを防ぐ。型に入れたまま、台の上に逆さに伏せて冷ます。
- パレットナイフを型の縁に差し入れて一周し、型から外す。底部分にもナイフを入れて底板を外す。


キンモクセイの花。鉢植えでも育てられます。
併せて読みたい
・秋は美容ケアの替え時!シミ・シワ肌からエイジレス美肌へ導く次世代美容オイル
・10月下旬までがチャンス! 植え替えで花数2倍! 秋の庭を鮮やかに彩るガーデンマムとウィリアム・モリスの鉢
・カボチャのおばけ、ジャック オー ランタンがいっぱい!横浜イングリッシュガーデンでハロウィンと秋のバラ園を楽しもう!
Credit
制作&レシピ/本間のぞみ
福島県会津若松市生まれ。デザイン事務所のアシスタントを経てガーデニング雑誌編集部に入社。庭のある暮らしや食に関する記事をつくる中で、さまざまな食のプロに出会い魅了され、和菓子店、ベーグル店、ビストロなどで経験を積む。現在2人の子どもを育てながら、地元の母がつくった会津野菜や食品を使ったレシピの提供、また不定期でoisixのグループ会社「ふらりーと」の社食弁当も提供中。
Photo/3and garden
新着記事
-
ガーデン&ショップ
都立公園を新たな花の魅力で彩る「第3回 東京パークガーデンアワード」都立砧公園 【1月の様子】
新しい発想を生かした花壇デザインを競うコンテストとして注目されている「東京パークガーデンアワード」。第3回コンテストが、都立砧公園(東京都世田谷区)を舞台に、いよいよスタートしました。2024年12月には、…
-
ガーデン
「第3回 東京パークガーデンアワード 砧公園」 ガーデナー5名の“庭づくり”をレポート!
第3回目となる「東京パークガーデンアワード」が、東京・世田谷区にある都立砧公園でキックオフ! 作庭期間は、2024年12月中旬に5日間設けられ、書類審査で選ばれた5名の入賞者がそれぞれ独自の手法で、植物選びや…
-
宿根草・多年草
豪華に咲く!人気の宿根草「ラナンキュラス・ラックス」2025年おすすめ品種ベスト5選PR
春の訪れを告げる植物の中でも、近年ガーデンに欠かせない花としてファンが急増中の「ラナンキュラス・ラックス」。咲き進むにつれさまざまな表情を見せてくれて、一度育てると誰しもが虜になる魅力的な花ですが、…