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空気が乾燥する冬に! 抗菌作用も期待できるキンカン・ハーブはちみつ漬けでからだケアをしよう

空気が乾燥する冬に! 抗菌作用も期待できるキンカン・ハーブはちみつ漬けでからだケアをしよう

キンカンが収穫・出荷される時期になりました。最も美味しく、たくさん出回る旬の時期は1月中旬から3月上旬まで。そこで今回は、キンカンとハーブをブレンドしたはちみつ漬けを作っていきます。皮ごと食べられる金柑は、そのままビタミンCが摂れますし、抗菌作用のあるタイムと、体を温める作用のあるショウガを一緒に入れることで、一石二鳥以上の作用が期待できますよ。おいしく健康ケアを始めましょう!

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庭植えにおすすめ! キンカンの育て方

庭に植える樹木としておすすめしたいのが、果樹。ブルーベリーやカキ、ミカンなどは比較的簡単に実がなって、収穫が楽しめる果樹です。

なかでも、今回の主役・キンカンは、ミカン科キンカン属の常緑低木で、大きくなりすぎないのが魅力。樹高は2~3mほどと手に届くサイズ。これなら、収穫も管理も楽にできる大きさですね。受粉樹も必要なく、1本で実が付きます。

日当たりがいい場所を好むので、日向に植えます。初夏に花が咲きますが、これが素晴らしく甘い香りなんです! その後、実をつけ、緑の実が黄色からオレンジ色へと変わっていったら、収穫時期です。

キンカンとはちみつとハーブの効能をすべて1つに!

簡単にできるキンカンはちみつを作りましょう。ここに、ハーブを加えてアレンジします! それぞれに効能があるので、ご紹介していきますね。

キンカン

キンカンには、のどや扁桃腺の炎症を抑え、痛みを軽減する作用がある「ヘスペリジン」が含まれています。ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、青みかんなどの柑橘類の皮やすじに多く含まれている栄養素。キンカンは丸ごと食べられる柑橘ですので、ヘスペリジンも効率的に摂取できますね。

また、抗酸化作用や末梢血管を強化する作用があり、しなやかで強い血管を保ち、毛細血管への血行を促進します。血圧やコレステロール値を低下させるともいわれていますよ。

はちみつ

じつは、はちみつは、歴史が古い生薬。中国最古の薬物書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』には「気を益し、中を補い、痛みを止め、毒を解し、衆病を除き、百薬を和す」とあります。

さらに、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなど150種類以上の成分が含まれていて、栄養素も豊富なんです。消化吸収力を高め、胃痛や腹痛を緩和する作用があり、食欲不振や疲れがある時におすすめです。

また、高い殺菌効果を持っていて、空気が乾燥する冬場は、積極的に取り入れたいですね。加熱や加糖をしていない、純粋はちみつを選ぶとより効果的です。

ハーブ(ドライ/フレッシュ)

ハーブ(ドライ/フレッシュ)

今回は、キンカンとはちみつの中に、2種類のハーブを入れます。1つは、乾燥したショウガです。乾燥ショウガに含まれるショウガオールには、胃を内側から温め、身体の深部からぽかぽかにしてくれる作用があります。冬の寒い時期には、乾燥ショウガがおすすめ!

自分で生のショウガから作ってもいいのですが、湿気の多い日本では、自然の風での乾燥は難しいので、私はドライハーブとして売られているものを使っています。

2つ目は、タイム。タイムには抗菌作用や鎮痙作用があります。風邪が流行る冬には、予防のためにも、積極的に摂りたいハーブです。咳き込んだ時の気管支痙攣も和らげてくれますよ。

タイムは単体で使うと独特な香りがしますが、はちみつに漬けることで使いやすくなるので、キンカンはちみつに入れるのは、おすすめの使い方です。

今回はフレッシュ(生葉)を使用しましたが、ドライでもOK! ドライ(乾燥)ハーブは料理用スパイスコーナーで販売されています。

キンカンハーブはちみつの作り方

それではさっそく作っていきましょう。材料はこちら。

【材料】

◯キンカン 500g

◯はちみつ 500g

◯タイム(生葉) 7cm5本程度/乾燥を使う場合は小さじ1程度

◯ショウガ(乾燥) 3片程度

◯保存瓶

【作り方】

1. キンカンを水で軽く洗って、しっかり水分を取ります。

キンカンを水で軽く洗って、しっかり水分を取ります

2. タイムは枝から葉を取り外しておきます。

タイムは枝から葉を取り外しておきます

3. 金柑のヘタを取り、6~8等分にカットし、種を取り除きます。

金柑のヘタを取り、6~8等分にカットし、種を取り除きます

4. 煮沸消毒した保存容器にキンカンを詰めます。

煮沸消毒した保存容器にキンカンを詰めます

5. 瓶の中にハーブを入れて、はちみつを注ぎます。

瓶の中にハーブを入れて、はちみつを注ぎます

6. はちみつが全体にまんべんなく漬かったことを確認して、蓋をします。

はちみつが全体にまんべんなく漬かったことを確認して、蓋をします

7. 翌日になると、水分が出てきて、さらさらな液体になりますので、瓶の中をしっかり混ぜましょう。完成です。

完成

キンカンハーブはちみつを適量カップに入れ、お湯を注いでお飲みください。植物のある暮らしで、おいしく、自己治癒力をアップして、冬を乗り切りましょう。

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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