生花に砂糖をまぶして保存する方法を「クリスタライズドフラワー」と呼びます。花びらに砂糖の粒がキラキラ輝いて、見た目に美しく、金平糖のようなシャリシャリとした食感も楽しいお菓子です。冬から春、花壇や寄せ植えで活躍してくれるパンジーやビオラを素材に、クリスタライズドフラワーのつくり方をご紹介します。

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<クリスタライズドフラワーのつくり方>

卵白は薄すぎず、厚すぎず塗るのがコツ。

材料/花(オーガニックで育てたもの)、卵白(1個分)、細目(微粒)グラニュー糖(適量)、細い絵筆、キッチンペーパー、クッキングシート

  1. 花は花茎ごと摘んできます。作業する時に茎があったほうが、花びらに触れずに済むためキレイに仕上がります。
  2. 花はサッと洗ってキッチンペーパーの上に重ならないように並べ、乾かしたら、クッキングシートに移動します。
  3. 卵白を泡立たないように溶きほぐします。
  4. 茎を持って、細い絵筆で花びらの両面に③を塗っていきます。
  5. 細目グラニュー糖を一つ一つ指で丁寧にふりかけていきます。ここで使うグラニュー糖は「細目」や「微粒」といった、通常のグラニュー糖より粒子の細かいものを使うと、ボテっとならずにキレイに仕上がります。砂糖をかけたら軸をカットします。
  6. 冷蔵庫や日陰の涼しい場所で1日以上乾かしたら完成。

 

一輪一輪、卵白を塗ったらすぐに砂糖をまぶします。茎は砂糖をかけるまで切らないで残しておくと作業がスムーズです。
バラの花びらのクリスタライズドフラワー。いろいろなエディブルフラワーでつくれます。

 

<ビオラの花飾りつきカップケーキ>

材料(カップケーキ6個分):生地(卵2個、砂糖60g、薄力粉30g、バター大さじ1、牛乳大さじ1)、クリーム(マスカルポーネチーズ100g、生クリーム100cc、砂糖小さじ2、ココアパウダー小さじ2)、クリスタライズドフラワー

  1. オーブンを170℃に予熱します。バターを液状に溶かしておきます。
  2. 卵を卵黄と卵白に分け、卵白に砂糖を混ぜてツノが立つまでしっかりあわ立てます。
  3. 卵黄を加えて混ぜ合わせた後、牛乳も混ぜ合わせます。
  4. 薄力粉を入れて下からサックリ混ぜ合わせ、溶かしバターを入れ軽く混ぜ合わせます。
  5. カップの8分目まで生地を流し込んで、オーブンで20分程度焼きます。
  6. クリームの材料をすべてボウルに入れ、しっかりツノが立つまで混ぜ合わせます。
  7. 生地が焼けたら冷ましてから⑥を絞り、クリスタライズドフラワーを飾ったら完成。

 

クリームにココアやマロンクリームなどで少し色をつけるとクリスタライズドフラワーが引き立ちます。

 

<アレンジ・お花のクッキー>

焼いたクッキーの上に生花をのせ、クリスタライズドフラワーの要領通りにすると、花がクッキーにプレスされます。卵白にバニラエッセンスや洋酒を混ぜておくと、卵の匂いが気になりません。クッキーにつける時は茎をあらかじめ取り除いてから卵白を塗ります。

Credit

取材&文/3and garden

ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

 

Photo/ 1-3,5-6)SewCream/ 4)NADKI/ 7)Simxa/ Shutterstock.com
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